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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「社会政策」としての殺戮|『ブラッドランド』刊行記念|大木 毅|webちくま
ウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、バルト三国。西欧諸国とロシアに挟まれたこの地で起きた人類史上最悪のジェノサイド。旧ソ連体制下で歪曲・隠蔽されてきた事実を掘り起こし、殺戮の全貌を初めて明らかにした歴史ノンフィクションがついに学芸文庫に入った。今日の世界で『ブラッドランド』をどう読むべきか? 文... 続きを読む
「女性は男性より幸福度が高い」「だから女性の支援は後回し」という議論の危うさ(山本 咲子) @gendai_biz
「女性は男性より幸福度が高い」「だから女性の支援は後回し」という議論の危うさ 適応的選好形成とは何か? みなさんは世論調査に協力したことがありますか? 世論調査には生活の満足度や幸福度を問う質問があり、この調査結果は様々な社会政策に反映されています。 2018年度の調査によれば、現在の生活に対する満足度... 続きを読む
【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である - 白井聡|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
安倍政権の7年余りとは、何であったか。それは日本史上の汚点である。この長期政権が執り行なってきた経済政策・社会政策・外交政策等についての総括的分析は、それぞれの専門家にひとまず譲りたい。本稿で私は、第二次安倍政権が2012年12月に発足し現在に至るまで続いたその間にずっと感じ続けてきた、自分の足許が崩れ... 続きを読む
コロナ禍での自然災害、答えのない課題にともに向き合う〜「BRIDGE KUMAMOTO基金」緊急インタビュー | DRIVE - ツクルゼ、ミライ!行動系ウェブマガジン
#社会政策 コロナ禍での自然災害、答えのない課題にともに向き合う〜「BRIDGE KUMAMOTO基金」緊急インタビュー 2020.07.08 はじめに、この度の九州南部の豪雨により被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様が一日も早く日常を取り戻せるよう、心よ... 続きを読む
日本の公的扶助制度とセーフティネット――国際比較からみた特徴 / 埋橋孝文 / 社会政策・社会保障論 | SYNODOS -シノドス-
1.「最後の拠り所」としての公的扶助制度 公的扶助制度とは、「例外的な困窮に対処し貧窮を軽減しうるように、所得および資産の調査(ミーンズテスト)にもとづいて金銭給付を提供する制度」といわれる。それは「最後の拠り所」であって、わが国では生活保護制度が代表的な公的扶助制度である。この制度は次のような2... 続きを読む
力の発揮を促す社会政策が持続可能な経済政策となる | 「至誠通天」長妻昭 | 長妻昭 | 毎日新聞「政治プレミア」
長妻昭氏=和田大典撮影 「所得の多い家庭の子どものほうが、より良い教育を受けられる傾向があると言われるが、これは問題か?」――。皆さんはどう思うのだろうか。 <国民に本当のことを言わなくなった国はどんな末路をたどるのか?> <「野党は何でも反対」のウソ> 教育格差を問題視しない意識ひろがる 小中学生を持... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 稲葉振一郎さんの『政治の理論』について
稲葉さんから新刊の『政治の理論』中公叢書が送られてきて、早速、二日かけて読んでみた。いろいろな感想が駆け巡っていったけれども、我々の学問的なアイデンティティでいうと、社会政策は政策である以上、最後は稲葉さんが示したような広義の「政治」学に戻っていかなければならない、ということだ。それはある時期には国家学と呼ばれてもいた。この問題意識はどれくらい共有されているかどうか分からないけれども、非常にプラク... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 対抗軸よりも主軸の振り返りが先ではないか?
連合総研のDIO最新号、私もいただきまして、拝読しました。いつもありがとうございます。さて、2016年1月号(311号)をめぐっては、濱口先生が「 労働組合は成長を拒否できるのか? 」という刺激的なエントリを書いて、私もfacebookとtwitterで拡散しました。もちろん、この企画は早川さんだろうなと思って、ともだちの早川さんのいるfacebookにも紹介しているんだから、人が悪いといわれれば... 続きを読む
「下位10%の人材に時間を使うのは生産的ではない」非情な人事システムの理由をジャック・ウェルチ氏が語る - ログミー
元GE(ゼネラル・エレクトリック)社CEOのJack Welch(ジャック・ウェルチ)氏がスタンフォードMBAにて講演を行いました。後半の質疑応答パートでは「社会における企業の位置づけは社会政策にとやかく言うことではなく、社会を動かすこと」「自分らしくいられない職場も、自分みたいな人しかいない職場でも働くべきではない」などの独自の見解や、今までのジャック・ウェルチ氏の失敗談など、多岐にわたるテーマ... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 小池和男先生の研究の概観
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 メンバーシップ型社会はジョブ型社会へ移行するのか
柴田悠「自殺率に対する積極的労働市場政策の効果」: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
本ブログでも何回か取り上げてきた若手社会学者の柴田悠さんが、『社会学評論』257号に「自殺率に対する積極的労働市場政策の効果――OECD26ヵ国1980~2007年のパネルデータ分析」という論文を書かれています。日本では、1998年以降、貧困や孤立といった社会的状況によって自殺に追い込まれる人々が増えた。憲法第13条において「国民の生命の権利を最大限尊重すべき」とされている日本政府には、社会政策に... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 「就社」社会と新規一括採用
濱口先生の『若者と労働』を読んでいて、あらためて「就社」社会ということに思いを馳せたわけですが、私から見ると、菅山さんの本はすごく重要な問題提起をしているんだけど、あと一歩というところもあります。それがじつはゴードンさんの本ともつながり、延いては濱口先生の歴史認識にも関わって来ます。 まず、重要なテーゼは「ホワイトカラーとブルーカラーの融合」ですが、これが1950年代に実現されて行ったという見解に... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 POSSEの抬頭に思うこと
私が労働問題研究を始めた2000年代の前半、左派の凋落は痛々しいほどだった。原因ははっきりしていて、かつては社会科学の基礎教養とも言うべきだったマルクス経済学が、90年代のソ連崩壊とともに徐々に影響力を失ったからである。「マルクス」まわりの最大の魅力はまさに社会科学万般から哲学に至るまで接合するパースペクティブを持っていたことだった。だから、異分野の対話を行いやすかった側面がある。それにマルクス経... 続きを読む
社会政策:人種による優遇措置を撤廃せよ
(英エコノミスト誌 2013年4月27日号) 政府は人種による優遇措置を取るべきではない。 米連邦最高裁判所の正面に刻まれた「Equal justice under law」の4語(CC-BY-SA-3.0/Matt H. Wade at Wikipedia) 米連邦最高裁判所の正面入り口には、「Equal justice under law(法の下の平等な正義)」という4語が刻まれている。 今、... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 ポリティカル・ユニオニズムというもの
年末から戦後の賃金史を考えていて、その絡みで労働運動の歴史も考えていたわけですが、やっぱり賃金を勉強する際に労働組合のあり方という、やや大上段に構えた問題を考えないといけないと思います。私はずっと言っているのは、労働組合は本来、熟練工から始まったのであり、腕があるということこそが交渉力の源なんだ、ということです。それを忘れてしまってはいけない。これは言い換えれば、ビジネス・ユニオニズムと言ってもい... 続きを読む
『平成24年版厚生労働白書』は社会政策の教科書: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
本日公表された『平成24年版厚生労働白書』は、第1部が「社会保障を考える」と題して、社会政策の根本論から説き起こして、福祉レジーム論や国際比較などを取り混ぜながら、社会保障改革の方向を検討する内容となっており、これはもう、そこらの凡百のろくでもない社会保障論もどきをちらりとでも読んでる暇があったら、これを教科書として熟読玩味した方が百万倍役に立つというものになっています。 http://www.m... 続きを読む
REAL-JAPAN » SF、ベーシックインカム、生存権
12月24日に行われた現代経済思想研究会の「特別セミナー:稲葉振一郎・田中秀臣・山形浩生「SFは僕たちの社会の見方にどう影響しただろうか?」 で、中盤以降、ドライブがかかり始める契機となった、SFと社会政策の基礎、生存権をめぐる論点について、いま僕が思っているところを以下簡単にメモ書きしておきます。 昨日のSFシンポは、生存権と人類絶滅という極限状態という状況を提起したあたりからが、自分でも面白く... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 『日本の雇用と労働法』に寄せて
社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 濱口さんの『日本の雇用と労働法』日経文庫を何度かざっと読みながら、何ともいいようのない違和感があったので、改めて『新しい労働社会』岩波新書と『労働法政策』ミネルヴァ書房を比較しつつ、水町先生の『労働法入門』や野川先生の『労働法』などを横目にみながら... 続きを読む
社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 もうひとつの女工の歴史
Kousyouさんとお約束したのでなぜ女工哀史的史観が一面なのかということをお話ししたいと思います。たしかに、残酷物語がなかったわけじゃありませんよ。実際、非常にキツイ話があったのも歴史的事実だと思います。でも、それはやはり、歴史の一面なんです。 まず、学術論文ではないので、イメージの話をしたいと思います。なぜ、こういう残酷物語、とりわけ左翼史観が優勢になったかと言えば、昔はこういう話が好まれたと... 続きを読む
雇用の流動性をはかれという議論に欠けているもの - 過ぎ去ろうとしない過去
「強い」正規社員の保護をゆるくして雇用の流動化をはかれという声がありますが、前提を忘れていると思います。そもそも、なぜ日本では正規社員の雇用が強く守られてきたかというと、それは貧弱な社会福祉制度とセットでありました。高度成長以来、欧州で行われてきた教育や医療を無償化するなどの社会政策のかわりに、「強い」正規社員の父親が「一家の大黒柱」として教育、医療、介護すべての福祉をカバーする「中流」の「家族」... 続きを読む
macska dot org - 開設1周年を迎える「ミーガン法のまとめ」サイトの懺悔
今年ももうほとんど終わり。去年のこの時期に起きた事件と言えば奈良の少女誘拐殺害事件だけれど、その後も幼い子どもたちに対する性暴力や殺害といった犯罪が繰り返し大きく報道された一年だった。1月に奈良の事件で容疑者として過去にも子どもの性的搾取で逮捕された経歴のある男性が特定されると、「子どもたちを守るため」という口実でミーガン法をはじめとしたネオリベラリスティックな社会政策を求める世論が沸騰する恐れを... 続きを読む