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タグ 労働問題研究

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社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 稲葉振一郎さんの『政治の理論』について

2017/01/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 16 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 理論 稲葉振一郎さん メモ帳 政治 社会政策

稲葉さんから新刊の『政治の理論』中公叢書が送られてきて、早速、二日かけて読んでみた。いろいろな感想が駆け巡っていったけれども、我々の学問的なアイデンティティでいうと、社会政策は政策である以上、最後は稲葉さんが示したような広義の「政治」学に戻っていかなければならない、ということだ。それはある時期には国家学と呼ばれてもいた。この問題意識はどれくらい共有されているかどうか分からないけれども、非常にプラク... 続きを読む

社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 対抗軸よりも主軸の振り返りが先ではないか?

2016/01/19 このエントリーをはてなブックマークに追加 15 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 主軸 対抗軸 メモ帳 社会政策 歴史分析

連合総研のDIO最新号、私もいただきまして、拝読しました。いつもありがとうございます。さて、2016年1月号(311号)をめぐっては、濱口先生が「 労働組合は成長を拒否できるのか? 」という刺激的なエントリを書いて、私もfacebookとtwitterで拡散しました。もちろん、この企画は早川さんだろうなと思って、ともだちの早川さんのいるfacebookにも紹介しているんだから、人が悪いといわれれば... 続きを読む

社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 小池和男先生の研究の概観

2014/10/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 16 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 概観 メモ帳 社会政策 歴史分析 研究

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社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 メンバーシップ型社会はジョブ型社会へ移行するのか

2014/09/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 10 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip メモ帳 社会政策 ジョブ型社会 歴史分析

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社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 「就社」社会と新規一括採用

2014/05/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 27 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip メモ帳 社会政策 就社 歴史分析 社会

濱口先生の『若者と労働』を読んでいて、あらためて「就社」社会ということに思いを馳せたわけですが、私から見ると、菅山さんの本はすごく重要な問題提起をしているんだけど、あと一歩というところもあります。それがじつはゴードンさんの本ともつながり、延いては濱口先生の歴史認識にも関わって来ます。 まず、重要なテーゼは「ホワイトカラーとブルーカラーの融合」ですが、これが1950年代に実現されて行ったという見解に... 続きを読む

社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 POSSEの抬頭に思うこと

2013/09/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 13 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 社会政策 歴史分析 パースペクティブ 凋落 マルクス

私が労働問題研究を始めた2000年代の前半、左派の凋落は痛々しいほどだった。原因ははっきりしていて、かつては社会科学の基礎教養とも言うべきだったマルクス経済学が、90年代のソ連崩壊とともに徐々に影響力を失ったからである。「マルクス」まわりの最大の魅力はまさに社会科学万般から哲学に至るまで接合するパースペクティブを持っていたことだった。だから、異分野の対話を行いやすかった側面がある。それにマルクス経... 続きを読む

社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 ポリティカル・ユニオニズムというもの

2013/01/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 12 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip メモ帳 社会政策 歴史分析

年末から戦後の賃金史を考えていて、その絡みで労働運動の歴史も考えていたわけですが、やっぱり賃金を勉強する際に労働組合のあり方という、やや大上段に構えた問題を考えないといけないと思います。私はずっと言っているのは、労働組合は本来、熟練工から始まったのであり、腕があるということこそが交渉力の源なんだ、ということです。それを忘れてしまってはいけない。これは言い換えれば、ビジネス・ユニオニズムと言ってもい... 続きを読む

社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 『日本の雇用と労働法』に寄せて

2011/10/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 17 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 雇用 メモ帳 社会政策 歴史分析 労働法

社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 濱口さんの『日本の雇用と労働法』日経文庫を何度かざっと読みながら、何ともいいようのない違和感があったので、改めて『新しい労働社会』岩波新書と『労働法政策』ミネルヴァ書房を比較しつつ、水町先生の『労働法入門』や野川先生の『労働法』などを横目にみながら... 続きを読む

社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 もうひとつの女工の歴史

2011/02/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 22 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 学術論文 残酷物語 女工 イメージ 実際

Kousyouさんとお約束したのでなぜ女工哀史的史観が一面なのかということをお話ししたいと思います。たしかに、残酷物語がなかったわけじゃありませんよ。実際、非常にキツイ話があったのも歴史的事実だと思います。でも、それはやはり、歴史の一面なんです。 まず、学術論文ではないので、イメージの話をしたいと思います。なぜ、こういう残酷物語、とりわけ左翼史観が優勢になったかと言えば、昔はこういう話が好まれたと... 続きを読む

 
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