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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users黄金頭さんへ(ベンゾジアゼピン系薬物についての返信) - シロクマの屑籠
こんにちは、黄金頭さん。熊代です。 今日はいくらか精神科医っぽいスタンスで返信させていただけたら思います。 1月17日のbooks&appsの寄稿記事、興味深く拝読しました。 物心ついた頃から社交不安症に当てはまっていそうだったこと、それがベンゾジアゼピン系抗不安薬によって改善したこと等について、黄金頭さんらし... 続きを読む
超絶研究者なのに子育てもこなす、キュリー夫人は「チートマザー」
これから、最近読んだキュリー夫人の書籍に感心するやら、ドン引きするやら、とにかく驚いてしまった話を書くのだけど、books&appsの読者の方の多くは「キュリー夫人の伝記なら読んだことがある」「内容はもう知っている」と思うんじゃないかと思う。 私自身、そうだった。実際に、以下の本を読んでみるまでは。 私がこ... 続きを読む
「俺が借りなきゃ誰が借りる」──図書館の利用、それと貢献 - シロクマの屑籠
blog.tinect.jp 黄金頭さんがbooks&appsで図書館利用について文章を書いてらっしゃった。エッセイと呼んで似合いの文章だと思う。はてなブログのエッセイストとして、はじめのほうに名前の挙がるブロガーではないだろうか。 図書館の利用については私にも来歴があり、思い入れがある。 触発されてそれを書いてみたくなっ... 続きを読む
個人による日本随一のブログコレクション、books&apps。 - シロクマの屑籠
はじめに断っておくと、これは、books&appsを賛美する文章だ。2023年現在、ブログ文化の精髄として、ブロガーの書いてきたものの一番おいしいところを集めたコレクションとして、books&appsは唯一無二の発信場所になっている。 今回、そのbooks&appsを讃えるいい機会が巡ってきた。いい機会とは、books&appsの大将であり... 続きを読む
おれもおまえも地球も猫に征服されている | Books&Apps
ネコチャン おれの好きなネット用語がある。いや、ネット用語とも言えないか。 たまにネットで見かける字面である。それが「ネコチャン」だ。 かわいい猫動画などにただ一言「ネコチャン」と書かれていたりすると、「うわー、この人、猫に脳みそやられてんなー」と思う。 「猫ちゃん」でも「ネコちゃん」でもない、「ネ... 続きを読む
私の上を通り過ぎていった、性格がちょっと壊れてしまっていた人達の思い出
ちょっと前に安達さんが実力も謙虚さもない年配者は、もう居場所がない。 | Books&Appsという記事を書いていた。 この記事を読んで、僕は今まで出会ってきた異常性格者達の事が頭を通り抜けていった。 みなさんも具体的に何人か思い浮かぶと思うのだが、世の中には物凄く性格が悪い人がいる。 もちろん…人によって合う合... 続きを読む
我が家では「コロナがおさまったらやりたいことリスト」を作るようになった。 | Books&Apps
コロナ禍で子どもの「あれがしたい」「これがしたい」に「その内ね」と言わざるを得ないケースが激増した現状、子どもの願望、欲望をどうやってメンテナンスし続けるか、ということを、ここしばらく考え続けています。 この記事で書きたいことは、大体以下のような内容になります。 ・「経験」「体験」の質と量は、人生... 続きを読む
それにしても、親ガチャというスラングが響く社会の、なんと暗いことだろう! | Books&Apps
最近、親ガチャ、というネットスラング(俗語)を見かけることが増えた。 親ガチャというスラングは、ソーシャルゲームなどのガチャにかこつけて、望ましくない親元に生まれたことを呪ったり嘆息したりするために使われる。 私の観測範囲では、親ガチャというスラングは前から使われていたし、実際、googleトレンドでも201... 続きを読む
これからランニングをやってみようという人が、知っておいたら役に立ちそうな知識たち。 | Books&Apps
毎日3.5キロ走り続ける生活が4ヶ月を突破した。 最初はキツくて全く楽しくなかったこの作業だけど、今となっては毎日の楽しみとなる有様である。 走るのがこんなに楽しいアクティビティだったなんて、走る前は全く想像もできなかった。 人生というのは不思議なものである。 ランニングは楽しいのみならず、肉体的にもよ... 続きを読む
なんでパチンコに人が群がるのかがわかって、いろいろと切なくなってしまった | Books&Apps
「期待値を考えればパチンコは絶対に損をする」 「それなのにパチンコなんてやってる連中は頭が悪いとしか思えない」 かつてこんな感じの言説をよく聞いた。 それを聞いて僕は「確かに」と思う一方、この手の言葉がパチンコをやっている人達に「こいつはなんもわかっちゃいねぇ」という風に全く刺さっていないようにも見... 続きを読む
中国で暮らすと「中国の景気は『路上に捨てられた便器』で判別可能」だと分かる。 | Books&Apps
自分は中国で暮らして3年ほどになるが、日本の知人にしばしば聞かれるのは「中国ってどんな国?」という極めてアバウトな問いである。 何しろやたらと巨大な国だけに、ひと言で答えるのは難しい。 しかし、あえて自分が一番伝えたい点を挙げるなら、次のようになる。 「中国とは、路上を歩いていると捨てられた便器を普... 続きを読む
テロってなんだっけ。磯部涼『令和元年のテロリズム』を読んだ。 | Books&Apps
磯部涼『令和元年のテロリズム』という本を読んだ。 はて、「令和元年のテロリズム」はなんだろうか? あるいは、どれだったろうか? 川崎殺傷事件 取り上げられているのは、まず「川崎殺傷事件」。これについては、あまり記憶になかった。 朝、私立小学校のバス待ちの列に包丁を持った男が襲いかかり、児童一名、その... 続きを読む
「本気ではない人に、いくら教えても、無駄」と言われた時の話。 | Books&Apps
京セラの創業者である、稲盛和夫氏の本を読んでいて、一つのエピソードが目に留まった。 稲盛氏が若いころ、松下幸之助の講演会に出たときの話だ。 働き方―「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 松下幸之助は講演会で、景気が悪くなった時のことを考えて、余裕のある時に蓄えをする「ダム式経営」をしなさい、と述べた。 ... 続きを読む
「映画大好きポンポさん」は本年度最高傑作なので、ぜひキチンと劇場でみる事をオススメします。 | Books&Apps
とても素晴らしい映画をみた。映画大好きポンポさんだ。 恐らく本年度の映画No.1だろう。 可愛い絵柄のアニメーション映画だけど、テーマはゴリッゴリに本格である。 まだみてない人は是非とも近くの映画館に出かけて見るべきだ。 この作品の特徴を一言でいえば”人が人と働く意味”である。 もっと言えば「なんで他人と働... 続きを読む
ちょっと「言語化能力」とダライアス外伝についての話をさせてください。 | Books&Apps
ちょっと「言語化能力」とダライアス外伝についての話をさせてください。 この記事で書きたいことは、大体以下のような内容になります。 ・言語化能力は非常に重要ですよね ・言語化の際に意識するべきなのは「明確さ」と「再現性」 ・その為にテンプレートを用意しておくことが非常に有効 ・ところで私は言語化能力をダ... 続きを読む
今の世の中は、「言語化する能力」が高い人が、有利に事を運べる | Books&Apps
今の世の中は、「言語化する能力」が高い人が、有利に事を運べる。 とくに知的な仕事では、自分の思考を、他者に理解させ、そして動かす力が、とても重要だ。 要求を伝えること アイデアを交換すること 組織や人のつながりを作ること これらすべてにおいて「言語化能力」は、重要であり、「賢さ」の要件の一つであること... 続きを読む
社長の「やっとウチも、社員が自死するほどの会社になりましたね」という発言で、心が折れた。 | Books&Apps
東日本大震災の際、家族全員を津波で失いながらも任務を続けた自衛官がいることを、知っている人はいるだろうか。 その自衛官のお名前は、車両整備中隊長の佐々木清和・1等陸尉という。(当時。以下敬称略。) 陸上自衛隊における中隊長は特別なポストで、部下からは「オヤジ」とも呼ばれ、一人ひとりの隊員と膝詰めで付... 続きを読む
宗教なき社会の「戒律」としての、ドラッカー、自己啓発、心理学 | Books&Apps
先日、旧知のブロガーの方とzoomをやる機会があり、昨今のインターネットや新型コロナウイルス感染症について、いろいろな意見交換をした。 そうしたなかで、何の脈絡か、宗教の代替物の話になった。 たとえばニセ科学が宗教の位置におさまっていたり、ときには科学そのものが宗教の位置におさまっていることがあるよね... 続きを読む
大人も子供も「その問題が何を聞いているのか」の正確な理解が、とても重要だという話。 | Books&Apps
この記事で書きたいことは、大体以下のようなことです。 ・子どもが「この問題わかんない」と言った時は、大体の場合「その問題の意味」「そもそもその問題で何を聞かれているのか」が分かっていない ・その為、「その問題の意味」を自分の言葉で説明出来るようになることが第一目標。これが出来ずに解き方だけ教えても... 続きを読む
「ネット断ち」をした僕が選んだのは、「ひたすらダラダラすること」だった。 | Books&Apps
長年、「ネット依存」だった僕なのですが、最近、「ネット離れ」に取り組んでいます。 とくに「なるべくネットニュースや、ネットで話題の記事をクリックしないように」しているのです。 『News Diet』(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)という本に、こう書かれていました。 あなたがこの1年でむさぼり読んだニュース... 続きを読む
「何者かになりたい」と願う人とそうでない人、どこが違うのか | Books&Apps
先日、私の新しい本『何者かになりたい』がイーストプレスさんからリリースされた。 想定読者は「何者かになりたい」と願わずにいられない人や「何者にもなれない」と悩んでいる人だ。 そうした気持ちをどこかに抱えながら中年期を迎えた人も、潜在的読者かもしれない。 ところで、この「何者かになりたい」「何者にもな... 続きを読む
嫌われていたはずのコンビニは、いつの間にか田舎の若者たちの「社交場」になっていた。 | Books&Apps
田舎のコンビニについての話をしてみたい。 私は東北地方のとある県に生まれて、3歳くらいまでそこで育った、らしい。 らしいというのは、私の子どもの頃の記憶が極めて薄弱で、ある程度はっきりした記憶が残り始めるのは小3の秋くらいから、当然3歳までの記憶など全くなく、「生まれ育った」というのは単なる伝聞だから... 続きを読む
わずか10%の給与カットで「愛社精神」は跡形もなく破壊することができる。 | Books&Apps
世の中の経営者、とりわけオーナー企業の経営トップは「愛社精神」にこだわる人が多い。 しかし誤解を恐れずに言うと、給与所得者として働く労働者に、経営者が考えているような「愛社精神」は存在しない。 にも関わらず、勘違いした会社経営者は的はずれな手段を使って、従業員から会社を愛してもらおうと努力する。 そ... 続きを読む
「自分のような無能は子どもを持つべきではない」という考え方は「世俗のきわみ」。 | Books&Apps
ああ、これこれ。反出生主義って世俗からの離脱とうつるかもだけど、正反対に、能力主義や成果主義や自己責任を厳しく内面化した結果として反出生主義ってあるように思うわけです。そういうの珍しくないんじゃないかな。 https://t.co/YOmevsmwf8 — p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) June 3, 2021 6月上旬にtwitte... 続きを読む
「人殺しの顔をしていない、人殺し」が、怖くてならない。 | Books&Apps
人間の悪意に絶望するのこと ある建築会社が手がけたアパートの階段が壊れて、人が亡くなったというニュースがあった。 さらにその会社が同じような手抜き建築でつくったアパートなどが二百件超あるという。 おれはそのニュースを読んで、とても嫌な気持ちになった。 おれは自分のソーシャル・ブックマーク・サービスに... 続きを読む