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タグ 動物日記

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読書メモ:『なぜ美を気にかけるのか :感性的生活からの哲学入門』&『近代美学入門』 - 道徳的動物日記

2023/11/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 130 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 近代美学入門 哲学入門 読書メモ リクル 生活

なぜ美を気にかけるのか: 感性的生活からの哲学入門 作者:ドミニク・マカイヴァー・ロペス,ベンス・ナナイ,ニック・リグル 勁草書房 Amazon 『なぜ美を気にかけるのか』は美学の入門書でもあるが、そのなかでも「美的価値」や「美的感性」「美的生活」の問題を扱っており、「優れた芸術の定義とは何か」といったトピック... 続きを読む

リベラリズムにとって「手続き」と「平等」が大切な理由(読書メモ:『リベラリズム:リベラルな平等主義を擁護して』) - 道徳的動物日記

2023/08/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 111 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip リベラリズム 邦訳 上旬 平等主義 ジョン・ロールズ

リベラリズム: リベラルな平等主義を擁護して 作者:ポール・ケリー 新評論 Amazon ジョン・ロールズなどの特定の思想家の解説本や思想史の本ではなくリベラリズムの「理論」への入門書が数少ないことには先日にも言及したが、今月の上旬にめでたく邦訳が出版されたポール・ケリーの『リベラリズム:リベラルな平等主義を... 続きを読む

【2023年版】キャンセル・カルチャーのなにが問題か - 道徳的動物日記

2023/06/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 178 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip カルチャー www.loft-prj.co.jp 要約 問題

www.loft-prj.co.jp 本日開催の「左からのキャンセル・カルチャー論」に備えた、要約・メモ的な記事。もっと早く書きたかったんだけど、開催数時間前とかなりギリギリの公開になってしまった。 1・(法律的な)手続きを無視した攻撃であること 英語で書かれたキャンセル・カルチャー批判本のひとつに、アラン・ダーショ... 続きを読む

「Z世代の絶望」を真に受ける必要はあるのか? - 道徳的動物日記

2023/03/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 117 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 絶望 Z世代 スミス 勿体 終末論

先週から「経済学101」にて、経済学者ノア・スミスによる、主にZ世代の若者たちが唱える「終末論」について批判的に分析した記事、および若者たちの不幸の原因をスマートフォン(とソーシャルメディア)に見出す記事が、翻訳されて投稿されている。どちらも大変おもしろいのだが、あまり読まれていないようで勿体な... 続きを読む

ミソジニー論客たちのエコーチェンバー - 道徳的動物日記

2023/02/27 このエントリーをはてなブックマークに追加 258 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip エコーチェンバー

お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門 作者:北村 紗衣 文藝春秋 Amazon 大して話題になっている問題でもないが、つい気になってしまってTwitterで言及してしまったので、ブログのほうでも考えを残しておく。 togetter.com 上記のTogetterにもまとめられているように、2月25日から、山内... 続きを読む

読書メモ:『現代思想入門』 - 道徳的動物日記

2023/02/17 このエントリーをはてなブックマークに追加 249 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 現代思想入門 読書メモ 千葉雅也 思想 哲学

現代思想入門 (講談社現代新書) 作者:千葉雅也 講談社 Amazon 大学生から大学院一年生の頃までのわたしはいっちょまえに「哲学」や「思想」に対する興味を抱いており、哲学書そのものにチャレンジすることはほとんどなかったが、様々な入門書は読み漁っていた。現代思想については難波江和英と内田樹による『現代思想の... 続きを読む

インセンティブから目を逸らして社会を語るな(読書メモ:『自己責任の時代:その先に構想する、支えあう福祉国家』) - 道徳的動物日記

2023/02/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 114 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip インセンティブ サンデル 謝辞 読書メモ 福祉国家

自己責任の時代――その先に構想する、支えあう福祉国家 作者:ヤシャ・モンク みすず書房 Amazon タイトルが想像できるように、近年に蔓延している(とされる)、いわゆる「自己責任論」を批判する本。 また、著者のヤシャ・モンクの教師のひとりがマイケル・サンデルであるらしく、「謝辞」でも真っ先にサンデルの名前が... 続きを読む

「だれを好きになるか」を批判の対象にしていいのか?(読書メモ:『すごい哲学 世界最先端の研究が教える』 - 道徳的動物日記

2023/01/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 200 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 批判 読書メモ トピック 世界最先端 研究

世界最先端の研究が教える すごい哲学 総合法令出版 Amazon 十数人以上の若手日本人哲学者が「サステナブルなファッションを選ぶにはどうしたらいいか?」や「小説を読むことで人はやさしくなれるのか?」といった具体的かつ詳細なトピックについて、(主に海外の)最新論文を紹介しつつ3〜5ページで短く論じる、とい... 続きを読む

「からかい」を批判する - 道徳的動物日記

2022/12/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 223 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip

御田寺圭(白饅頭)の本については、批判的な書評をしたり、「ネット論客」としての彼の議論やビジネスのスタイルを批判したりした*1。 最近になって、わたしに対する御田寺からの人格批判じみた揶揄がいくつか投稿されている(「学術コンプ」と言われたり「アホ」と言われたりするなど)。 俺は、学歴コンプとは別に「... 続きを読む

『「社会正義」はいつも正しい』についての、いくつかの雑感 - 道徳的動物日記

2022/12/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 246 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 社会正義 雑感 リンゼイ ジェンダー 共著

「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて 作者:ヘレン プラックローズ,ジェームズ リンゼイ 早川書房 Amazon 早川書房から翻訳が出版された作家のヘレン・プラックローズと数学者のジェームズ・リンゼイの共著『「社会正義」はいつも正しい』に関して、出版とほぼ同じタ... 続きを読む

フェミニズムの「むずかしさ」に向き合う(読書メモ:『むずかしい女性が変えてきた:あたらしいフェミニズム史』) - 道徳的動物日記

2022/07/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 164 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip フェミニズム 品行方正 思想 みすず書房 劣位

むずかしい女性が変えてきた――あたらしいフェミニズム史 作者:ヘレン・ルイス みすず書房 Amazon 出版社による紹介は下記の通り。 女性が劣位に置かれている状況を変えてきた女性のなかには、品行方正ではない者がいた。危険な思想に傾く者も、暴力に訴える者さえもいた。 たとえばキャロライン・ノートン。19世紀に困難... 続きを読む

"意図に基づいた愛"を実践する方法(読書メモ:『How to Not Die Alone(独身のまま死なないために)』) - 道徳的動物日記

2022/06/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 250 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 独身 意図 読書メモ 洋書 本書

How to Not Die Alone: The Surprising Science That Will Help You Find Love (English Edition) 作者:Ury, Logan Piatkus Amazon 久しぶりに洋書の紹介。 本書のタイトルは How to Not Die Alone: The Surprising Science That Will Help You Find Love (『独身のまま死なないために:愛を探すための驚きの科学』)。... 続きを読む

ネット論客がインテリから相手にされない理由 - 道徳的動物日記

2022/06/23 このエントリーをはてなブックマークに追加 160 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip インテリ ブクマ 書評 賛否両論 御田寺圭

davitrice.hatenadiary.jp 先日にわたしが投稿した、御田寺圭の著書『ただしさに殺されないために~声なき者への社会論』への書評記事にはブクマやSNSなどで様々な反応があった。全体的には賛否両論という感じ。 みんなの反応を見て、反省すべきと思ったところはふたつ。 まずは、書評のタイトルと実際に論じている内容に... 続きを読む

「世の中の理不尽さ」や「不都合な真実」を強調して、それでどうするの?(読書メモ:『ただしさに殺されないために』) - 道徳的動物日記

2022/06/17 このエントリーをはてなブックマークに追加 307 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip

ただしさに殺されないために~声なき者への社会論 作者:御田寺圭 大和書房 Amazon いま執筆を進めている「反ポリコレ本」の参考になるかと思って『ただしさに殺されないために〜声なき者への社会論』を読んでいるけれど、案の定、まったく面白くない。 Amazonレビューにもある通り、「身もふたもない現実」や「不都合な... 続きを読む

社会は「男性の幸福度の低さ」について配慮するべきか? - 道徳的動物日記

2022/03/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 171 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 男性 社会

新版 現代政治理論 作者:W. キムリッカ 日本経済評論社 Amazon 最近はキムリッカの『現代政治理論』をじっくりと読んでいたのだが、最終章の「フェミニズム」の章で、近頃の日本(のネット上)における議論にとっていろいろと示唆に富む箇所があったので、かなり長くなってしまうけど引用する。 フェミニズム政治理論の... 続きを読む

「弱いものいじめ」としてのキャンセル・カルチャー - 道徳的動物日記

2022/02/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 125 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip カルチャー 弱いものいじめ s-scrap 洋書 キャンセル

s-scrap.com 晶文社の連載で先日に書いた内容の続編的なものを書くために、キャンセル・カルチャーに関する洋書をいくつか取り寄せてもらって読んでいる。 そのうちの一冊が『Cancel This Book: The Progressive Case Against Cancel Culture(本書をキャンセルせよ:進歩派によるキャンセル・カルチャーへの反論)』。 ... 続きを読む

「非モテ」は「モテないからつらい」、ではない?(読書メモ:『「非モテ」からはじめる男性学』) - 道徳的動物日記

2022/02/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 439 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 読書メモ 非モテ 男性学 敬意 本書

「非モテ」からはじめる男性学 (集英社新書) 作者:西井開 集英社 Amazon 第一章で提示される、本書のねらいは以下の通り。 ……登場してから二〇年以上もの間、「非モテ」論は主にネットを中心として議論と考察が繰り返されてきた。その蓄積に敬意を払うと同時に、私は「非モテ」論が限界に立たされているとも感じている。... 続きを読む

社会的制裁のなにがよくないのか - 道徳的動物日記

2021/07/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 515 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 制裁 Twitter anond.hatelabo.jp

anond.hatelabo.jp 普段ははてな匿名ダイアリーの投稿にはあまり反応しないのだけれど、最近の事例についてはいろいろと思うところがあるので、昨日にTwitterに下記のような投稿をした。 社会的制裁を生み出すような道徳感情は集団や社会の秩序を維持したりするうえでは不可欠なはずであり、社会的制裁が望ましい結果を... 続きを読む

89年生まれのわたしにとっての「はてな」 - 道徳的動物日記

2021/07/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 201 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip わたし はてな 本屋 小泉首相 景色

このブログではめずらしく個人的な思い出話。 91年生まれ大反省会をしたい。わたしは91年生まれで今年30になる。若者と括られてきたけど、明らかに今の世代と全く育ってきた景色が違うことを感じる。政治家と言えば小泉首相、まだ日本は経済的にすごいと習ったし、嫌韓本が本屋に並び、ネットは2chにニコニコ、メディア... 続きを読む

「弱者男性」でありたがることのなにが問題か - 道徳的動物日記

2021/05/03 このエントリーをはてなブックマークに追加 144 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 弱者男性 gendai.ismedia.jp 問題 なか 文章

gendai.ismedia.jp ↑ 「弱者男性論」に関するわたしの記事が講談社現代ビジネスに掲載されてからちょうど一ヶ月になるが、この記事をきっかけに「弱者男性論」が盛り上がったようで、SNSや個人ブログに匿名ダイアリーなどで、弱者男性について書かれた文章がいくつも登場することになった。 そのなかでも特に重要なのは... 続きを読む

「愛のあるセックス」はなぜ必要か(読書メモ:『性と愛の脳科学』) - 道徳的動物日記

2021/04/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 1105 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 読書メモ セックス 脳科学 本題 単行本

性と愛の脳科学 新たな愛の物語 作者:ラリー・ヤング,ブライアン・アレグザンダー 発売日: 2015/12/09 メディア: 単行本 この本の概要については先日の記事でさくっと触れているので、いきなり本題から*1。 この本でまず面白かったのが、第4章から第6章にかけて、女性と男性が異性に対してそれぞれに抱く愛情の質の違... 続きを読む

道徳と恋愛は相性が悪い - 道徳的動物日記

2021/03/16 このエントリーをはてなブックマークに追加 446 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 道徳 相性 悪い - 恋愛

道徳形而上学の基礎づけ (光文社古典新訳文庫) 作者:カント 発売日: 2013/12/20 メディア: Kindle版 先日に「性的モノ化」についてあーだこーだ書いたが、それと関連しているかもしれない内容。 フェミニズムとかジェンダー論とかが市井に浸透して、男性たちもそういう考え方を学ぶことによって生じている副作用とか弊害... 続きを読む

「社会学叩き」についての私見 - 道徳的動物日記

2021/02/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 337 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 私見 十年一日 Twitter 社会学叩き 他人事

出勤前に、サクッとメモ的に書いておこう。 Twitterやはてなブックマークをはじめとしたネット・SNS界隈では、十年一日という感じで、相変わらず「社会学叩き」が盛んだ。 といっても他人事ではなくて、このブログでも、過去に、社会学や社会科学の現状について批判するHeterodox Academyの記事を訳したことがある。 dav... 続きを読む

「男性同士のケア」が難しい理由 - 道徳的動物日記

2020/11/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 943 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ケア 男性同士 難しい理由 文脈 単行本

男同士の絆―イギリス文学とホモソーシャルな欲望― 作者:イヴ・K・セジウィック 発売日: 2001/02/20 メディア: 単行本 近頃では、「これからは男性同士でもケアし合わなければならない」と言った主張がちらほらとされるようになっている。 この主張がされる文脈は様々だ。「これまでの社会は女性にケア役割を押し付けてい... 続きを読む

ジェンダー論が男性を救わない理由 - 道徳的動物日記

2020/11/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 246 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ジェンダー論 Ph.D 男性 理由 トマス・ジョイナー

Lonely at the Top: The High Cost of Men's Success 作者: Thomas Joiner Ph.D. 出版社/メーカー: St. Martin's Press 発売日: 2011/10/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 思うところあって、トマス・ジョイナーの『Lonely at the Top: The High Cost of Men's Success(てっぺんで一人ぼっち:男性の... 続きを読む

 
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