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新着順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users製パン業界が「無添加」表示の自粛へ舵を切った理由|食の安全|JBpress
2019年3月26日、山崎製パンは「『イーストフード、乳化剤不使用』等の強調表示に関する当社の見解」を発表し、こうした表示の製品は、消費者にイーストフードや乳化剤は不要で、安全性に問題があるかのような誤解を与えるとの理由から、強調表示する企業に自粛を呼びかけた。あわせて、このような強調表示がされているパ... 続きを読む
昆虫よりもウニのほうがヒトに近い生物である理由|食の安全|JBpress
ウニ。食材のイメージからは想像できないような外見を持つ。私たちヒトとは似ても似つかぬ姿をしているが・・・。 私たちが日ごろ食べているもののほとんどは生物である。そして、多くの食材の直系の祖先は私たち人類より先に地球上に現れている。なぜヒトは「その食材」を食べることになったのか。その疑問を解くカギは... 続きを読む
コーヒーとお酒の飲み合わせはタイミングに要注意|食の安全|JBpress
コーヒーや各種お茶に含まれる「カフェイン」の作用に光を当てている。話を聞いているのは、カフェインの作用について研究し、『カフェインの科学』などの著書も出す元東京福祉大学教授の栗原久氏。前篇では、カフェインの持つパフォーマンス向上、気管支拡張、強心や利尿などのさまざまな作用について知った。ただし、... 続きを読む
ぜいたくな「家庭の味」だった昭和のドーナツ|食の安全|JBpress
1935(昭和10)年創刊の月刊誌『栄養と料理』(女子栄養大学出版部刊)の2号目から付録についたのが1枚の小さなカード「栄養と料理カード」。健康に留意したおいしい料理が誰でも作れるように、材料の分量や料理の手順、火加減、加熱時間、コツなど納得のいくまで試作を重ね、1枚のカードの表裏に表現。約10×13cmの使い... 続きを読む
日本よ、“食料を失う日”のために備えよ|食の安全|JBpress
日本の食料安全保障をめぐる状況にはどういったリスクがあり、どのような対策がありうるのか。12月6日に「 『グローバル食料争奪時代』を見据えた日本の食料安全保障戦略の構築に向けて 」という報告書を公表したマッキンゼー・アンド・カンパニーの山田唯人氏に話を聞いている。 前篇 では、世界全体では今後の食料需給は深刻に逼迫するおそれは少ないながらも、グローバルな「食料争奪」時代が訪れ、日本が中国など各国に... 続きを読む
おしりの拭き方から考える「冬の食中毒」対策|食の安全|JBpress
「食中毒は夏場が本番!」と思いきや、近年は冬場の対策が大切である。というのも、食中毒事件数の3分の1、また食中毒患者の半数以上がノロウイルスによるものであり、その発生が11月から翌年3月にかけての冬場に集中するからである( 参考 )。食品従事者にとって、冬場はノロウイルスとの闘いの時期でもある。 続きを読む
「卵、食べてもいいんだ」と気づいた日本人|食の安全|JBpress
日本人は卵を年に329個食べているそうだ。ほぼ1日1個。メキシコ、マレーシアについで世界第3位だという。 「卵、そんなに食べてたっけか」と、驚く人もいるだろう。でも、実感がわかないとしても、それなりの理由は思い浮かぶ。 卵料理はあまりに多様なため、卵を摂っている意識が起きにくいのだ。茹でる。混ぜてから焼く。そのまま焼く。生でかける。炒める。とじる。そしてほかの食材と混ぜあわせる・・・。 仮に、卵の... 続きを読む
衝撃の事実!歯磨きは食事の“前”にすべきだった|食の安全|JBpress
――これは食後に必ずやった方がよいのでしょうか? 西野 いいえ。これも大きな誤解なのですが、 プラークを取り除くための歯磨きは、できれば食後でなく食前にすべきです。 ――なぜですか。 西野 食前に歯磨きをして口の中の菌を減らしておけば、食事で糖質が与えられても菌が減っていて酸が生じにくくなるからです。 手洗いは、食事の後でなく食事の前にしますよね。手についた菌を取り除いてから食事をするわけです。口... 続きを読む
衝撃の事実!歯磨きは食事の“前”にすべきだった|食の安全|JBpress
いつまでも美味しく食べ続けるためにも、歯はとても大切だ。しかし歯のケアについて、多くの人がもっている常識は果たして正しいものだろうか。前篇に続き、予防歯科や医療技術に詳しい歯科医に聞いた。 前篇 では、「虫歯になったら悪くなる一方」という常識がくつがえされた。糖質と菌がもたらす酸によってカルシウムやリンが溶け出した歯を、唾液が再石灰化してくれる。この力を頼りにすれば、虫歯の自然治癒も可能だというの... 続きを読む
南インドのカレー定食「ミールス」ブームが到来!|食の安全|JBpress
「カレーは健康に良い食べものか」 このように質問されたらどう答えるだろうか。カレーには野菜や肉が具材に使われるほか、体を温めて発汗作用を促す生姜や、滋養強壮を高めるニンニク、さらに胆汁の分泌を手助けするウコンなどといった、何種類ものスパイスが使われている。 スパイス単体の効果を聞けば「カレーは身体によさそうだ」というイメージをもつ方が多いのではないだろうか。 しかし、日本で売られている一般的な市販... 続きを読む
満腹な午後の眠気はどうしたら吹き飛ばせるのか|食の安全|JBpress
昼食をとった後、眠気が急に襲ってくる。どうしてなのか。どうにかならないのか。そんな午後の時間帯の、身近かつ切実な問題を前後篇で取り上げている。 素朴な疑問に答えてくれているのは金沢大学医薬保健研究域医学系教授の櫻井武氏だ。摂食と睡眠という、実は深い両者の関係性を解明してきた。また、覚醒や摂食の制御に関わる脳内物質「オレキシン」の発見者としても知られる。 前篇では、昼食後の眠気の主な原因を櫻井氏に聞... 続きを読む
油を使わなければ真の炒め物にあらず|食の安全|JBpress
中華鍋を火にかけ、油を温めてから野菜を投入。ジャッという威勢のいい音を合図に、素早く鍋を振る。野菜がちょっと色づいてきたところで調味料をまわし入れ、サッとなじませたらコンロの火を消して出来上がり。 中華鍋で野菜炒めをつくるときは、いつも「よーい、スタート!」のかけ声が脳内に響く。野菜を入れてから出来上がりまで気が抜けない。 こんなふうに言うと、いかにも料理上手みたいだが、中華鍋歴はそれほど長くない... 続きを読む
余ったご飯を冷蔵庫に入れてはいけない!|食の安全|JBpress
料理をする男性は近年、増えているようだ。 インターネット調査会社のマクロミルが全国の20~59歳の男性を対象に、料理の実態調査をしたところ、2011年から2012年の1年の間で「料理する人」は77.5%から79.1%に増えたという。より長期間での別企業の比較調査を見ても、やはり料理をする男性は確実に増えているようだ。 しかし、料理をする男性でも、いまだに多数派は「たまに」という人たち。マクロミルの... 続きを読む
ササニシキはなぜ消えたのか?|食の安全|JBpress
炊きたての白く輝くごはんを口にするときこそ、日本人が幸せを感じる瞬間だ。店頭には多種類の米が並ぶが、「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」などのブランドにこだわる人も多い。どのような違いがあるのだろうか。 今年の新米は価格安 新米の季節がやってきた。米穀店やスーパーの店頭に掲げられた「新米入荷」の張り紙に心躍らす人もいることだろう。今年は、西日本の天候不順にもかかわらず、出来高は上々。価格は近年にない低水... 続きを読む
光明が見えてきた「お弁当傾き問題」|食の安全|JBpress
コンビニエンスストアに入り、弁当を選ぶ。惣菜や飲みものも選ぶ。レジで代金を支払いつつ、店員に弁当を温めてもらい、レジ袋に入れてもらう。そして店を出て、家や職場に帰っていく。 ところが、歩いている途中で気づく。手に提げたレジ袋に入った弁当が傾き、容器内でおかずが寄ってしまっていることに。ご飯の領域におかずの汁が入り込み、望んでもいない“汁だく”になっているではないか。 傾き始めたことに気づいて道の途... 続きを読む
牛丼屋から牛丼が消えていく?|食の安全|JBpress
外食チェーン大手の「なか卯」である異変が起こっている。 ところで、そもそもなか卯は何屋と呼べばいいのだろう? 看板には「うどん どんぶり」と書いてあったり、あるいは「牛丼」と書いてあることも。 ただ、やはりなか卯といえば親子丼。他にもカツ丼や季節ものの丼と、バリエーション豊富なうどんを組み合わせたセットで「炭水化物+炭水化物」をがっつり楽しめるのがなか卯の醍醐味だ。 実際、券売機のメニューを眺める... 続きを読む
投獄された「寿司にわさび」の発明者|食の安全|JBpress
日本人は“山菜”を採り続け、食べ続けてきた。里山に入れば、そこかしこに山菜がある。人びとは、それを必要な分、食べてきたし、また、必要な分より多くは採らなかった。そうして日本の山菜食文化は続いてきた。 古くから日本人が親しんできた山菜の1つが「わさび」だ。ぜんまい、わらび、じゅんさいと、日本にさまざまな山菜があるなか、鼻を抜ける辛さを持つわさびは和食の代表的食材と言える。 風味は鮮烈で存在感があるが... 続きを読む
「ご飯か食パンか」の時代に別れを告げる日本の朝食|食の安全|JBpress
今、朝食が脚光を浴びている。“世界一の朝食”として話題となった「bills(ビルズ)」など海外のパンケーキ店の日本進出も相次ぎ、有名店は行列待ちの人気ぶりだ。パンケーキの次はグラノーラの人気に火がつき、朝食ブームはまだまだ続きそうだ。外食産業も、朝食時間帯への新規参入や朝メニューの拡充に力を入れている。朝食ブームの背景を探ってみたい。 “朝活”を背景に活気づく朝食市場 朝食市場活況の背景にあるのが... 続きを読む
英米仏のいいとこ取りが生んだ日本式ショートケーキ|食の安全|JBpress
12月ともなると、街のあちこちでクリスマスケーキのチラシを見かけるようになる。最近は、ブッシュ・ド・ノエル(薪の形をしたチョコレートのロールケーキ)をはじめ、色とりどりに飾りつけられたケーキがたくさんある。そのどれもがおいしそうに見えるのだが、クリスマスケーキをいざ買う段になると、なぜかいつも定番のショートケーキに手が伸びてしまう。 真っ白の生クリームに、あざやかな赤い苺。そこにざっくりとフォーク... 続きを読む
大容量瓶インスタントコーヒーに忍び寄る「絶滅」の危機|食の安全|JBpress
スーパーマーケットやコンビニエンスストアの棚に“密かな変化”が起きているのをご存じだろうか。 以前はインスタントコーヒーの瓶が並んでいたはずの棚を、いつの間にか様々なスティックコーヒーが占拠するようになったのだ。 スティックコーヒーとは、インスタントコーヒーに砂糖や粉末のミルクを加えて、1杯分ずつ小分けし、スティック状に包装した商品。カップにあけてお湯を注ぐだけでカフェオレやカプチーノが楽しめる。... 続きを読む
「お酒の前に牛乳」は効果があるのか? |食の安全|JBpress
気分を良くさせることもあれば、頭を痛くさせることもある。健康をもたらすこともあれば、体をむしばむこともある。人はそれを飲むことだけでなく、それに呑まれることもある・・・。人間にとってお酒とは、このように様々な二面性を持つ存在だ。 お酒に含まれるアルコールが、人に“酔う”などの影響を与えることは、あまりによく知られていることだ。しかし、なぜアルコールが人にとって様々な二面性を持つのか、その仕組みや実... 続きを読む
空前の「こうじ」ブームの裏で メーカーはなぜ悲鳴を上げるのか|食の安全|JBpress
空前の「こうじ(麹・糀)」ブームが続いている。2011年に「塩こうじ」の人気に火がつき、今年に入ってからも相次いで新しいこうじ関連の商品が出ている。 しかし、こうじの原料が不足しているのをご存じだろうか。 こうじブームの裏には、原料となる加工用米の不足と価格高騰に悲鳴を上げるメーカーの姿がある。背景にはコメ政策を巡る錯綜も見られる。日本のコメ政策を振り返りつつ、課題を分析してみたい。 メーカーが関... 続きを読む
体調不良の銀行家を喜ばせた「ドリア」|食の安全|JBpress
焦げ目がついたチーズの香ばしい匂い。ふつふつと音を立てるホワイトソース。スプーンを皿の底まで一気に差し込み、ぐっと持ちあげる。ホワイトソースとご飯がほどよく混ざり合って、スプーンの上で湯気を立てる。 いつも念には念を入れて、フーフーと息を吹きかけながら食べるのだが、それでも口に入れるとやっぱり熱い。かといって、冷めるのを待って食べるだけの辛抱もない。結局、口中を火傷しながら、ハフハフと食べることに... 続きを読む
食卓で毎日使われている「組み換え」の調味料|食の安全|JBpress
食の安全をめぐる関心事は様々だ。「食の安全」を専門家に問うこのシリーズでは、第1弾として「食品添加物」を取り上げ、添加物入りと無添加の食品では人体に害をもたらす影響は「まったく同じ」という結論を得た。 第2弾のテーマは「遺伝子組み換え食品」だ。 ダイズやトウモロコシなどの作物に、細菌などが持つ遺伝子を新たに組み込み、除草剤耐性や害虫抵抗性といった機能を加える。これにより除草剤に強い作物や、害虫に強... 続きを読む
「焼肉」は日本で独自に発展した料理だった|食の安全|JBpress
今回の主題は、焼肉である。 焼肉のルーツといえば、朝鮮半島に決まっているじゃないかと誰もが思うだろう。なのになぜ改めて取り上げるのか、という声が聞こえてきそうだ。 私もこの連載を始めるまでは、焼肉のルーツに関心を持ったことはなかった。だが、この連載を始め、定期的に図書館に通い、食文化の書棚の前を頻繁に行き来するようになってから、ふと気づいたのである。 焼肉をテーマにした本がけっこうあるんだな、と。... 続きを読む