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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users「現場を知っていること」は本当に「良いこと」なのか!?:「おまえは現場をわかっていない」というフィードバックが、相手に1ミリも刺さらない理由!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 -
「現場を知っていること」は本当に「良いこと」なのか!?:「おまえは現場をわかっていない」というフィードバックが、相手に1ミリも刺さらない理由!? 「現場を知っている」「現場を知らない」という言葉があります。 ・ ・ ・ 我が国は「現場志向(Genba)」の強い国のひとつなのかもしれません。 「あいつ、現場がわか... 続きを読む
あなたの周囲では「刺激になりました症候群」や「ためになりました病」が感染拡大していませんか? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
学部や大学院の授業では、授業終了後に、「ふりかえり」や「感想」などを求めることが多くなっています。 学んで何を感じたのか。自分にとって、どういう意味があったのか。場合によっては、どのようなことを疑問に思うのかを、自分の言葉で書くのが、この手の「振り返り」です。 振り返りでは、様々な学生が、思い思い... 続きを読む
能力が低いひとほど、セルフアウェアネス(自己認識)が狂ってしまうのはなぜか?:ダニング=クルーガー効果について考える | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
能力が低いひとほど、セルフアウェアネス(自己認識)が狂ってしまうのはなぜか?:ダニング=クルーガー効果について考える 能力の低いひとは、自己認識がうまくできない 能力が低いひとほど、自分の能力を高めに見積もるバイアスがかかる ・ ・ ・ これは「ダニング=クルーガー効果」としてよく知られているものだそ... 続きを読む
あなたの会社の「HRテック系サーベイ」が現場を1ミリも変えない理由!? : データによる組織開発が「コケる」5つの理由!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LA
あなたの会社の「HRテック系サーベイ」が現場を1ミリも変えない理由!? : データによる組織開発が「コケる」5つの理由!? 組織や職場の「現状」を、組織調査などの手段をもちいて、何らかのかたちで「見える化」すること 見える化したデータを用いて、組織メンバーが「対話」を行うこと 対話を通して、自分の組織や職場の... 続きを読む
「心理的安全バブル」にご注意を!! : 心理的安全とは「チームで仲良くぬるま湯につかること」ではない! | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
「心理的安全バブル」にご注意を!! : 心理的安全とは「チームで仲良くぬるま湯につかること」ではない! 「最近、”心理的安全”が大事とも言いますので、やっぱりチームで仲良くしなきゃね」 「”心理的安全”が、とにかく重要ですので、安心・安全な労働環境をつくらなきゃね」 ・ ・ ・ ここ数年のことでしょうか・・・心... 続きを読む
ふりかえりとは「先生の言ったことを丸写しすること」ではない!? : 「ためになった病」と「刺激的症候群」にご注意を! | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA
ふりかえりとは「先生の言ったことを丸写しすること」ではない!? : 「ためになった病」と「刺激的症候群」にご注意を! 昨今の授業では、よく学生や生徒に「ふりかえり」を求めます。今日はその話題。 ちょっと前のことになりますが、あるところで、学生諸氏の書いた「ふりかえり」を読んでいて、奇妙なことに気がつきま... 続きを読む
成果のでるチームはサクッと答えられる「6つの問い」とは何か? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
あなたのチームには「2つのストーリー」がありますか? ・ ・ ・ よきチームには、異なるレベルの2つのストーリーがあるように思います。 2つのストーリーとはアワストーリー(Our Story)とマイストーリー(My Story)です。 目標に対して、それを追求しなければならない理由を表現し、人々を動機づける意味づけのこ... 続きを読む
「箇条書き」ばかりしていると「頭が悪くなっちゃう」のはなぜか? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
「箇条書きは、やめてください。極力、文章にしてください」 ・ ・ ・ 僕は、自分のゼミ生や大学院生に、このように指導をすることがあります。 大学院の場合は、これに加えて、論文指導のときは、パワーポイントなどを用いた「プレゼン」も禁止します。ゼミへの提出書類は、すべてワードで文章で打ち込んだものを準備し... 続きを読む
オッサンとは、自分のことを「問題の外側に置く思考法」である!? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
満員電車に乗っていると、3ヶ月に1度くらい、満員電車の中でブチ切れる乗客に、出くわします。 「なんで、電車が、こんなに混んでるんだ!ブツブツブツ」 こういう乗客に出くわしたときは、なるべく近くに寄らないようにします。 だって、怖いので(笑)。 クワバラ、クワバラ。 同じように、人材開発の仕事をしていると... 続きを読む
「仕事を減らして空き時間をつくっても、仕事がどんどん増えていく」ちょっぴり背筋が寒くなる理由とは何か? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
「仕事を減らして空き時間をつくっても、仕事がどんどん増えていく」ちょっぴり背筋が寒くなる理由とは何か? 「業務改善をして空き時間が生まれたら(残業を減らしたら)、何をしますか?」 「そうですね・・・仕事をしますかね」 ・ ・ ・ 昨年度から、中原研究室では、横浜市教育委員会と、いわゆる「教員のみなさまの働き方」に関する共同研究(調査研究)を開始させていただいていました。 せんだって、この調査結果の... 続きを読む
中途採用社員が決して口にしてはいけない、たったひとつの「言葉」とは何か? | 立教大学 経営学部 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
「ではの神(デワノカミ)」という言葉がございます。 主に、海外赴任から帰ってきた日本人の、ある「振る舞い」を「揶揄」する言葉として用いられるものですが、ご存じでしょうか。 そうですね・・・ アメリカ「では」・・・なのに、日本は・・・であるからケシカラン 海外「では」・・・・・なのに、日本は・・・であるから遅れている といった具合に言葉が用いられます。 「アメリカでは」「海外では」という具合に、海外... 続きを読む
「試行錯誤が減少する社会」のゆくえ!? : あなたの組織はどの程度「試行錯誤」を許容していますか? | 立教大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する | NAKAHARA-LAB.net
日本列島が「試行錯誤減少社会」になってきているような気がします。 ・ ・ ・ 人材開発にとって、もっとも重要な学びの契機になるのは、言うまでもなく、「試行錯誤(トライアンドエラー)」 です。 はじめてやる業務に挑む。そこで、失敗やつまづきを含めた、いろいろな経験をするーすなわち 「試行錯誤」を繰り返す。そのことを折に触れて、振り返る。 こうした「試行錯誤」を繰り返すことー経験学習をつむことが、中長... 続きを読む
立教大学経営学部への「異動」のお知らせ!:東京大学を「卒業」します! | 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
良質のアウトプットは「出がらしのお茶っ葉」からは生まれない!? | 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
「良質なアウトプット」を行うために必要なものは、「十分なインプット」と「適度なスループット」を確保すること です。 ここで 「十分なインプット(input)」とは、「自己の外部から、世の中の最先端を走る知識を、十分仕入れること」 を意味します。 一方、 「適度なスループット(throughput)」とは、「外部からたくわえた知識を自分のなかで咀嚼したり、他人と対話しながら、自分の腹におとすこと」 ... 続きを読む
あなたのイベントやワークショップを「衰退」させる「古参プロ問題」とは何か? | 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
イベントやワークショップなどを開催する立場におりますと、 「古参プロ(Old Pro)問題」 をいかに乗り越えるか、ということが、次第に、大きな問題になってくる場合がございます。 ここで「古参プロ問題」とは、 あるイベントやワークショップやコミュニティに繰り返し参加していただいている常連さんがあまりに「固定化」し、次第に、「新規参入者を抑制してしまう」までに権力を有し、実際にそのような行動をとって... 続きを読む
ところで「理論」って何ですか?:「理論」を知っていると得する4つの理由!? | 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
「理論」とは何ですか? そう他人に聞かれたら、あなたは、なんと「説明」しますか? ・ ・ ・ わかっているようで、わかっていないものに 「理論とは何か」 ということがあります。 先だって、國分康孝氏の「カウンセリングの理論」を再読する機会がありました。この本は、國分先生が、折衷主義の立場から古今東西のカウンセリング理論を解説している名著なのですが、その一説に、「理論についての説明」がありました。 ... 続きを読む
東京大学より、英語学習・無料オンラインコース「English Academia」がリリース!どなたでも学べます! | 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する
東京大学より、英語学習・無料オンラインコース「English Academia」がリリース!どなたでも学べます! 東京大学から、また 新しい英語学習・無料オンラインコース がリリースされました。 名づけて、 「English Academia」(イングリッシュ・アカデミア) https://utokyo-ea.com/ です(パチパチパチ!)。 このコースは、 どなたでもご利用いただけ(学生であっ... 続きを読む
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 世の中に蔓延する「つぶしがきく幻想」を冷静に考える!?:いったん学んだことだけで、一生食いっぱぐれないのは可能か?
「先生、つぶしがきく学部とか、つぶしがきく学問って、あるんでしょうか?」 ・ ・ ・ かなり前のことになりますが、あるところで講演させて頂いた際、ある親御さん(たぶん?)から、講演終了後、ご質問をいただいたことがあります。 小生の拙い話を聴いて下さり、本当にありがとうございます。このやりとりは、かなり印象深い思い出です。 親御さんからのご質問は、「つぶしがきく学部 / 学問」に関するご質問でした。... 続きを読む
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「スーパーメタ社会」を生きるビジネスパーソンに必要な3つの能力とは何か?
ここ数年ほど、様々なビジネスパーソンの皆さんと研修などでお会いして、つくづく感じていることがございます。 お逢いする方々は、皆さん優秀で熱意をお持ちの方々が多く、僕などが壇上で偉そうに言えることはそう多くはありません。 が、実際の問題解決の場面で、彼らに対して、様々なことを講義したり、ワークショップをしたりしているあいだに、皆さんから、ご相談を受けたり、お話をうかがったり、はたまた当方が勝手に感じ... 続きを読む
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 博士論文とは「U字谷の旅」である
今年は、僕の指導する大学院生が、揃いもそろって、数名、博士論文にチャレンジする段になりつつあります。今年は忙しいな、と思いつつ、指導教員として、気が引き締まる思いで一杯です。 というわけで、今日は博士論文の書き方のお話をすることにしましょう。 「てめーごときのペーペーが、D論を語るんじゃない」 と便所スリッパで後頭部をスコーンとやられそうですが、ま、気にせず(笑)、自戒をこめて書いてみましょう。 ... 続きを読む
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 博士論文とは「構造を書くこと」である!?
中原研究室も開設5年。ようやく、研究室所属の大学院生も業績がそろい、ここ1年以内に博士論文を執筆できそうな人が、ボチボチ、でてくるようになりました。 そうなれば、誠にめでたいことであり、指導教員として、気が引き締まることであります。 博士論文というのは、指導学生と教員がタッグを組みながら、各種の段階の審査を通過していく「通過儀礼」のようなものです。「これから1年間は、忙しくなるべな」と思いながら、... 続きを読む
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 仕事を振ると「なぜですか?」と問われる : 「意味や理由」を求める若い世代!? にイラつく理由
企業の人事関係の方とお会いしていると、頻繁に聞かれるボヤキ(最近、ボヤキばかりですね・・・すみません)がこれです。 「最近の新人は、口を開けば、"なんでですか?"。少し仕事を振ると、"これは、なぜやるんですか?"。"なんで?""なんで?""なんで?"の応酬で困ってしまいます。おまえは、"理由"や"意味"なんか知らなくていい、って思うのですが」 これは、いわゆる「最近の若者・・・はダメになった論」で... 続きを読む
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 先行研究をまとめる5つのプロセス、陥りやすい3つの罠
中原淳(東京大学・准教授)のブログです。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 このところ、某書籍の編集を合間を見つけてやっています。この本、中原研の大学院生との共同研究をまとめた専門書で「職場学習の探求」(生産性出版)といいます。おそらく春までには書店にならぶものと思われます。 嗚呼、「これでもか、これでもか、ひぇー、もうカ... 続きを読む