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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「南武線スマホ紛失」海外の発見者は人生激変 | 海外 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
日本の鉄道車両や運行システムの優秀さが世界で認められ、さまざまな国に輸出されている。筆者も2016年8月24日に「鉄道最前線」で配信された記事「 南武線でなくしたスマホが海外にあったワケ 」で、インドネシアに日本の鉄道ノウハウが輸出され、根付いている姿をレポートした。 だが、その現場では今、ある悩みが生じているという。 中古車両は安定調達が難しい 舞台は2017年3月。首都ジャカルタ近郊を走るジャ... 続きを読む
テレ東「路線バス旅」ヒットの裏に国鉄民営化 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
テレビ東京系列の人気番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。2007年にスタートして以来、旅を続けてきた俳優の太川陽介さんとタレントの蛭子能収さんのコンビが今年1月2日、通算25回目の放送を最後に番組を卒業した。太川&蛭子コンビ最後の旅は、福島県の会津若松市から秋田県の由利本荘市を目指すコース。3泊4日という制限時間の最終日、山形県のJR余目駅で、土休日ダイヤの壁に阻まれ、残念ながらギブアップとなっ... 続きを読む
北陸新幹線「小浜ルート」と原発の意外な関係 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
北陸新幹線長野~金沢間が開業してから9カ月が経った。空前の北陸観光ブームが起きて、輸送人員は在来線特急時代の3倍となり、ホテル・旅館も高稼働率を記録している。 残るは金沢~敦賀~大阪間。特に、敦賀~大阪間の大阪延長ルートの扱いが大きな問題となっている。敦賀から福井県小浜市付近経由で新大阪駅へ向かう「小浜ルート(若狭ルート)」、琵琶湖西岸沿いに京都駅に至る「湖西ルート」、米原駅で東海道新幹線と接続す... 続きを読む
認知症患者の鉄道事故は、家族の責任なのか | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
2015(平成27)年11月10日、ある鉄道事故の民事訴訟に関して、最高裁判所(以下「最高裁」)が訴訟当事者に対し弁論を開くと通知した旨の報道に接した。 この裁判は、2007(平成19)年に発生した認知症患者の鉄道事故につきJR東海がその遺族に対して損害賠償を請求していたものである。2014(平成26)年4月24日に名古屋高等裁判所(以下「名古屋高裁」)が判決を下していたが、その後不服申立がなされ... 続きを読む
相鉄、ネイビーブルーで挑むメジャーへの道 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
相鉄グループの「デザインブランドアッププロジェクト」でネイビーブルー1色の塗装にリニューアルされる9000系電車。2016年春からデビューする(写真提供:相鉄) シルバーにブルーとオレンジのラインが入った現在のデザインから、「YOKOHAMA NAVYBLUE(ヨコハマネイビーブルー)」と名づけられた深みのある紺一色へ。神奈川県の大手私鉄、相模鉄道(相鉄)はグループ創立100周年を迎える2017年... 続きを読む
山手線「新型車両」は、なぜいま必要だったか | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
JR東日本の山手線は不思議な路線である。莫大な旅客運輸収入を計上し、営業利益も相当あることは間違いないにもかかわらず、表面的には割合つつましやかな路線、言い換えれば「ケチくさい」路線であるからだ。 同社によると、山手線の正式な区間である品川-新宿-田端間20.6kmで2014年度に得られた旅客運輸収入は1053億5100万円であったという。1km当たりの旅客運輸収入を求めると51億1412万600... 続きを読む
日本はこうして「インド新幹線」を勝ち取った | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
「日印新時代の始まり。歴史的な首脳会談となった」——。安倍晋三首相は記者会見の壇上で誇らしげに語った。 日本とインドは12月12日の首脳会談で、インドの高速鉄道案件において日本の新幹線方式を採用することで合意した。受注確実といわれたインドネシアの高速鉄道案件を土壇場で中国にさらわれた日本政府としても、一矢報いた格好だ。 今回、日本が受注するのは、インドに複数ある高速鉄道計画のうち、インド最大の都市... 続きを読む
「前面展望列車」は鉄道少年「最高の憧れ」 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
鉄道の旅は、流れゆく車窓の風景も楽しみの大きな要素。そのために、列車の最後尾に連結する「展望車」が昭和初期から特急「富士」「平和」などに使われてきた。その後、前面展望タイプの列車も多く登場し、それは鉄道少年たちの憧れとなった。前面展望列車の数々の名車と共に、展望車の意外なルーツなどを解説してゆきたい。 日本初登場は名鉄パノラマカー 昭和36(1961)年、日本で初めて運転台を2階に設置して、1階最... 続きを読む
吉祥寺に、なぜ「中央特快」が停まらないのか | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
東京武蔵野市の東側にある吉祥寺は、「住みたい街」といったアンケートを行うと、必ず上位にランクインする街である。 2015年にも不動産情報サイト「SUUMO」の「住みたい街」ランキングでは第1位を獲得した。吉祥寺は緑豊かな井の頭公園があるだけではなく、商業施設も充実している。たとえば、東急百貨店やパルコをはじめ、ヨドバシカメラやユニクロなどの専門店、さらにはかつての「ロンロン」からリニューアルした「... 続きを読む
「フリーゲージ」新幹線が抱えている根本問題 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
線路の幅が異なる新幹線と在来線を直通することができ、九州新幹線長崎ルートへの導入が予定されている「フリーゲージトレイン(以下、FGT)」。2014年11月末に車両のトラブルが確認されて以来試験走行を中断していたFGTについて、国土交通省は12月4日、不具合の原因推定と対策案を技術評価委員会に報告、内容が公表された。 トラブルが発生したのは、線路幅の異なる区間を直通するために必要な「軌間可変」のメカ... 続きを読む
新幹線の「車内改札」が今になって終わる事情 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
「きっぷを拝見いたします」。東海道新幹線の車内で仕事などに没頭していたとき、車内改札でハッと現実世界に呼び戻された経験は誰にもあるだろう。何かと不満の多い“恒例行事”だが、鉄道営業法には「乗客は車掌から請求があれば、切符を提示しなくてはいけない」と定められている。 その新幹線の車内改札を、JR東海が廃止すると発表した。2016年3月のダイヤ改正日から実施する。車内改札をやめるのは指定席とグリーン席... 続きを読む
真冬でも暖房を使わない「地下鉄」があった! | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
12月に入り、首都圏でも冷え込む日が増えてきた。電車の中でも、特に早朝や深夜の空いた車内では暖房がありがたく感じられる時期だ。だが、冬でも通勤ラッシュの時間帯には、車内が暑いと感じる人も多いだろう。特に外気が直接吹き込まない地下鉄は、外を走る鉄道と比べて車内の温度が高く、この季節でも送風などが入っていることが多い。 実は、地下鉄には真冬でも暖房を使わない路線がある。「使わない」だけではなく、暖房装... 続きを読む
山手線新車両で「広告の一等地」はどうなる? | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
中吊り広告がなくなる――。そんな噂で話題になったあの車両が11月30日、いよいよ営業運転を始める。山手線の新型車両E235系である。 「外観や広告が話題になっているが、実はこっちが目玉」とJR東日本の深澤祐二副社長が強調するのは、走りながら線路や架線の状態をチェックできる点。とはいえ、利用者はどうしても車内の変化に目が向いてしまう。車内広告に関心が集まるのは、仕方のないところだ。 利用者の多い山手... 続きを読む
あの新幹線メーカーが大赤字に陥った事情 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
2015年度第2四半期(4~9月期)決算で売上高、営業利益、純利益がいずれも過去最高。空前の好決算に沸くJR東海に、一点だけ死角があった。車両製造を行う子会社・日本車輌製造である。 JR東海とは対照的に、同じ期の売上高は2ケタ減。純利益は前年同期の11億円の黒字から、100億円の赤字に転落した。JR東海の同じ期の純利益は1957億円。グループ全体に与える影響は限定的ではあるものの、今後のJR東海の... 続きを読む
「スター・ウォーズ特急」がグッと来る理由 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
今年は南海電鉄にとって創業130周年という節目の年。「誰もが驚くようなイベントがあるのではないか」――。そんな期待を南海は裏切らなかった。ファン待望の夢の列車が、ついに実現したのだ。 11月20日、南海の住ノ江車庫(大阪市)に姿を現したのは、おなじみのブルーではなく、車体を漆黒に塗られた特急「ラピート」だった。 関西国際空港となんばを結ぶ南海電鉄の看板特急は、1994年のデビュー以来、その人気は衰... 続きを読む
北海道新幹線が東海道新幹線より高額なワケ | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
2015(平成27)年10月13日、JR北海道は、2016(平成28)年3月26日に開業する北海道新幹線の特急料金の申請を国土交通大臣に対して行った。申請のあった料金からすると、東京から新函館北斗までの特急料金(指定席)は通常期で大人1万1130円となる。運賃1万1560円を加算すると、合計で2万2690円である。 この価格に対しては、あちこちで「高い」という声が聞こえてきている。競合する羽田から... 続きを読む
小田急や東急並みに混む「新交通」の凄い実力 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
東京都交通局が運営する新交通システム「日暮里・舎人ライナー」(日暮里~見沼代親水公園間)は、2008年3月30日に開業し、それまで鉄道に恵まれなかった、足立区西部の公共交通の主軸となっている。営業キロは9.7km。全13駅あり、平均駅間距離は約0.8kmである。無人運転方式の列車が、この路線を約20分で走破している。 開業初年度(2008年度)の日暮里・舎人ライナーの1日平均の輸送人員は約4万90... 続きを読む
ホームドア増設で変わる「電車のデザイン」 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
都市部の鉄道で普及が進むホームドア。現在は、高さが電車の窓下あたりまでの「可動式ホーム柵」が主流だ。これまで吹きっさらしだったホームの風景を大きく変えるホームドアだが、電車のデザインにもちょっとした影響を与えつつある。 新幹線や新交通システムではなく、通勤電車などが走る一般の鉄道として国内で初めてホームドアを設置したのは営団地下鉄(現東京メトロ)南北線で、1991年のことだった。以来20年あまり、... 続きを読む
向谷実氏の新幹線シミュレーターが凄いワケ | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
列車の運転を映像や音で疑似体験できる「シミュレーター」。ゲームだけでなく実際の乗務員教習などにも使われる装置だが、なかでも実写による映像とリアルなサウンド、実物に忠実なシステムで知られるのが、鉄道ファンとして知られるミュージシャンの向谷実さん率いる「音楽館」が手がけたシミュレーターだ。20年前にパソコンゲームから始まったその技術は、プロの世界でも導入され、今では世界の鉄道関係者から注目を集めるまで... 続きを読む
外国人が驚く!ニッポンの「鉄道作法」10選 | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
私たち日本人にとっては当たり前の光景であっても、外国人訪問者には意味不明なものや、誤解されているものが多々ある。今回は、外国人が日本の鉄道を利用するにあたって、知っておくべき作法について列挙してみた。 列車に乗る前からこんなに違う 1)改札口の通り方 日本で鉄道を利用するには、閑散としたローカル線の無人駅を除けば改札口がある。この「関門」を通過しなければ、電車や列車には乗れない。しかも、大都会では... 続きを読む
年に一度のノンストップ山手線に乗ってみた | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
途中駅に一切停車しない「ノンストップ山手線」をご存じだろうか。 回送列車であれば見たことがあるという人もいるだろう。だが、乗客が乗っているとしたらどうか。しかも、その乗客たちがホーム上の客に向かって「あかんべえ」をしたら、さすがに面食らうに違いない。 この列車は団体貸切列車「夢さん橋」号。毎年10月第2土・日・月祝の3日間にわたってJR大崎駅南口の自由通路で開催されるイベント「しながわ夢さん橋」の... 続きを読む
全鉄道を効率よく「完乗」できる裏技があった | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
「完乗(かんじょう)」――。なんという甘美な響きだろう。 完乗とは全国の鉄道路線を完全に乗り尽くすことだ。登山でいうなら完全登頂。収集でいうならコンプリート。野球でいうなら完投勝利ということか……。乗り鉄からすれば、「完乗」は一つの目標達成の「輝ける勲章」といっていいだろう。 1冊の本がきっかけで始まった「完乗」の旅 純粋に列車に乗ること自体を楽しむ乗り鉄は、鉄道ファンの中でも代表選手として多くの... 続きを読む
山陽新幹線、連結してみて何がわかったか | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
10月8日、JR西日本の博多総合車両所・広島支所で、珍しい光景が繰り広げられていた。 眼前に停車しているのは、先頭部の連結器カバーが取り外された2つの新幹線車両。片方は500系新幹線で、もう一方が700系新幹線「レールスター」だ。台車に乗せられた500系新幹線に向かって、じわりじわりと700系新幹線が近づいていく。 東海道・山陽ではレアケース 東北新幹線は郡山駅で山形新幹線、盛岡駅で秋田新幹線と分... 続きを読む
注目浴びる「路面電車」、実は非効率だった! | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
都市の道路上に敷設されたレールの上を走る路面電車は、鉄道のなかでもひときわ注目を浴びる存在だ。その度合いは蒸気機関車や寝台列車に匹敵する。 かつては都市の交通機関として人々の移動を支えてきた路面電車も、1960年代から1970年代にかけて多くが廃止となってしまった。それでも1980年代以降、路面電車は何度か見直され、低床式の高性能車両の導入、それに一部の都市では路線の延伸が実施されている。 近年に... 続きを読む
新幹線の「コンセント」は、誰のものなのか | 鉄道最前線 | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
2015年1月にJR全線完乗をするほど鉄道の旅が好きな私。「事前にきっちり計画を立ててかた旅をするのだろう」と思われるかもしれないが、実はそうではない。 ぎりぎりになってから旅の計画を立てるので、全車両指定席の新幹線に乗る場合、通路側のC席もしくはD席(あるいは座席と座席に挟まれたB席)しか座れなかったりする。窓側のA席やE席が満席だからである。 「何が何でも窓側がいい」とは思っていない。通路側の... 続きを読む