タグ 白揚社
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users『世界から青空がなくなる日』 自然のコントロールをコントロールする - HONZ
世界から青空がなくなる日:自然を操作するテクノロジーと人新世の未来 作者: エリザベス・コルバート 出版社: 白揚社 発売日: 2024/1/26 アメリカのミシガン湖とデス・プレインズ川をつなぐシカゴ・サリタニー・シップ運河。およそ45kmにわたるその川の一画に、不穏な看板が掲げられている。「危険」、「この先、魚用の... 続きを読む
『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』書評―中世キリスト教会が「現代」を作った - 歴ログ -世界史専門ブログ-
「文化」を軸に"WEIRD"社会の発展を描くビッグ・ヒストリー 『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』ジョセフ・ヘンリック著(白揚社)を読みました。 ご恵投いただいてから読了するのに1ヶ月以上かかってしまったのですが、かなり面白かったです。 上下巻あり、そこそこ値段はするのですが、本書の内容は通常の本の10冊ぶん以... 続きを読む
『宗教の起源』書評 - 宗教はすごく「気持ちいい」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
なぜ宗教ははじまり、なぜ人間に必要とされたのか 『宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー著(白揚社)を読みました。 タイトル通り、なぜ宗教は発生し、なぜ人間は宗教を必要とし、宗教の本質とは何なのかを明らかにしていく本です。 かなり面白かったので、今回ブログでも紹介したいと... 続きを読む
『宗教の起源──私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』 ダンバー数、エンドルフィン、共同体の結束 - HONZ
宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか 作者: ロビン・ダンバー 出版社: 白揚社 発売日: 2023/10/3 ロビン・ダンバーは、彼が提唱した「ダンバー数」とともに、その名が広く知られている研究者である。ダンバー数とは、ヒトが安定的に社会的関係を築ける人数のことであり、具体的には約150と見積もられてい... 続きを読む
うつ病やアルツハイマー病もそれと関係しているのか 『脳のなかの天使と刺客──心の健康を支配する免疫細胞』 - HONZ
脳のなかの天使と刺客: 心の健康を支配する免疫細胞作者: ドナ・ジャクソン・ナカザワ、翻訳:夏野 徹也 出版社: 白揚社 発売日: 2022/9/21 それは脳のなかの「天使」でありながら、ときには「刺客」へと変貌するという。本書の主人公は、非神経細胞のひとつである「ミクログリア」である。 つい最近まで、ミクログリアは... 続きを読む
情報セキュリティの敗北史|白揚社 -Hakuyosha-
サイバー攻撃はなぜ増え続けるのか? 相次ぐ個人情報の大規模漏洩、米・中・露による国家主導のハッキング、企業・病院を標的にして猛威を振るうランサムウェア… IT社会が急速な発展を続ける一方で、私たちの「情報」を取り巻く状況は日に日に悪化している。 数々のセキュリティ対策が打ち出されているにもかかわらず、サ... 続きを読む
友好的なのが何より大事 『ヒトは〈家畜化〉して進化した──私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』 - HONZ
ヒトは〈家畜化〉して進化した―私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか 作者: ブライアン・ヘア,ヴァネッサ・ウッズ 出版社: 白揚社 発売日: 2022/6/3 ヒトの進化において「協力的なコミュニケーション」が大きな鍵を握ったであろうことは、たびたび指摘されるところである。人がひとりでできることは限られている... 続きを読む
ターリ・シャーロット【著】上原直子【訳】事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学 "書評&要約" 動かない他人を動かす条件とは? - こひー書店(cohii book store)
事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学 作者:ターリ シャーロット 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2019/08/11 メディア: 単行本 今回はターリ・シャーロット【著】『事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響の科学』について紹介させてもらいます。 著者:ターリ・シャーロットとは? ... 続きを読む
【書評】そう、人の意見は変えられないのだ!『事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学』 - Under the roof
事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学 作者:ターリ シャーロット 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2019/08/11 メディア: 単行本 本書のタイトルを見た瞬間、「ああ、反ワクチン派の人や、代替医療にハマってしまう人たちのことかな…」というのが頭に浮かんだんだが、まさにそんな内容だった。 ま... 続きを読む
スポーツチームへの指示と政治的党派性の共通点、ほか(読書メモ:『反共感論:社会はいかに判断を誤るか』) - 道徳的動物日記
反共感論―社会はいかに判断を誤るか 作者: ポール・ブルーム,高橋洋 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る この本のメインとなる論旨については、以前に別の記事で紹介しているので、今回は細かいところだけメモする*1。 ・効果的利他主義に対する「国際的な... 続きを読む
事実はなぜ人の意見を変えられないのか|白揚社 -Hakuyosha-
★★★脳科学が解き明かす〈人の動かし方〉の極意★★★ 「銃規制などの議論を呼ぶ話題では、明らかな事実を提示することは、かえって逆効果になるという。本書が指摘するとおり、頭脳が優れている人ほど、自説に合わない情報を自分の都合よく解釈してしまうからだ」(ニューヨーク・タイムズ) 「他人を説得するための優れた... 続きを読む
なぜ小保方晴子氏は「STAP細胞を見た」と思い込んだ?間違った発表をする科学者たち | ビジネスジャーナル
リチャード・ハリス氏 小保方晴子氏が「STAP細胞」をつくることに成功したと発表し、一躍脚光を浴びたのちに、実験過程や論文に不正があったなどとして、一転して理化学研究所を追われることなった騒動から、早くも5年が経過した。 今年3月に上梓された『生命科学クライシス』(白揚社)では、日本に限らず学術研究の世... 続きを読む
新しいマズローのピラミッド ダグラス・ケンリック『野蛮な進化心理学』を読む - 関内関外日記
野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎 作者: ダグラス・ケンリック,山形浩生,森本正史 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2014/07/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (12件) を見る おれは目下のところ進化心理学が好きだ。そして、目に止まったのがこの本だ。思ったほど「殺人とセックス」... 続きを読む
【書評】ドM科学者の異常な愛情『蜂と蟻に刺されてみた』 - Under the roof
蜂と蟻に刺されてみた―「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ 作者: ジャスティン・O・シュミット,今西康子 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/06/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 個人的に、『生物学者の異常な愛情シリーズ』と呼んでる本たちがある。 『バッタを倒しにアフリカへ』や『動... 続きを読む
『反共感論──社会はいかに判断を誤るか』 スポットライトに照らされる人たちとそうでない人たち - HONZ
反共感論―社会はいかに判断を誤るか 作者:ポール・ブルーム 翻訳:高橋洋 出版社:白揚社 発売日:2018-02-02 1987年、アメリカのテキサス州でわずか1歳半の女の子が井戸に落ちてしまった。女の子の名前はジェシカ・マクローア。ジェシカの体は井戸の枠に引っかかってしまい、大規模な救出活動が繰り広げられるものの、なかなか抜けない。ああ、可哀想なジェシカ。救出活動はテレビなどでも盛んに報道され、... 続きを読む
共感しない方がよりよい結果を得ることができる──『反共感論―社会はいかに判断を誤るか』 - 基本読書
2018 - 02 - 04 共感しない方がよりよい結果を得ることができる──『反共感論―社会はいかに判断を誤るか』 科学ノンフィクション 反共感論―社会はいかに判断を誤るか 作者: ポール・ブルーム,高橋洋 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2018/02/02 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 他者にたいして共感するのはいいことだと思われている。ひどいめにあった人... 続きを読む
権利闘争、開発秘話、任天堂、伝説のゲームの裏側──『テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム』 - 基本読書
2017 - 12 - 17 権利闘争、開発秘話、任天堂、伝説のゲームの裏側──『テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム』 その他のノンフィクション テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム 作者: ダン・アッカーマン,小林啓倫 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2017/11/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 今年はゲームとともに歩んだ人生録である『... 続きを読む
『テトリス』の歴史を記録した書籍「テトリス・エフェクト」が11月1日に発売。任天堂がソ連に送りこんだ一人の男の視点で綴る | AUTOMATON
白揚社は、『テトリス』の歴史を綴った初めてのノンフィクション作品「 テトリス・エフェクト 世界を惑わせたゲーム 」を11月1日に出版すると発表した。価格は2300円(税別)。著者はテクノロジー系ニュースサイトCNETの編集者であり、アメリカCBSのテレビ番組にテクノロジー専門家として出演もするDan Ackerman氏である(翻訳者は小林啓倫氏)。 正規のパッケージ版だけで1億7000万本以上... 続きを読む
『戦争がつくった現代の食卓 軍と加工食品の知られざる関係』 - HONZ
戦争がつくった現代の食卓 軍と加工食品の知られざる関係 作者:アナスタシア・マークス・デ・サルセド 翻訳:田沢恭子 出版社:白揚社 発売日:2017-07-04 食べること。生命を維持するのに欠かせないだけでなく、日々の楽しみでもある。そんな「食」の背後にどんな歴史があり、どんな技術が注ぎ込まれているのか、私は格別に考えることもなくこの楽しみをただ味わってきた。本書『戦争がつくった現代の食卓』の翻... 続きを読む
『ダイエットの科学 「これを食べれば健康になる」のウソを暴く』 - HONZ
ダイエットの科学 「これを食べれば健康になる」のウソを暴く 作者:ティム・スペクター 翻訳:熊谷玲美 出版社:白揚社 発売日:2017-04-28 高校2年生のことだ。クラスメートのお弁当箱(というかプラスチックの密閉容器)に入っていたのはリンゴだけ。昼ご飯はそれだけだと言う。「リンゴダイエット」だ。おかずとご飯でぎゅうぎゅうのお弁当箱を広げていた私には信じられなかった記憶がある。リンゴダイエット... 続きを読む
【脳と心】『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』 - ビジネス書をビジネスのチカラに
2016 - 12 - 23 【脳と心】『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』 考え方 ビジネス書書評感想 『脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る』ゲオルク・ノルトフ 脳はいかに意識をつくるのか―脳の異常から心の謎に迫る 作者: ゲオルク・ノルトフ,高橋洋 出版社/メーカー: 白揚社 発売日: 2016/11/05 メディア: 単行本 本の目次 序章 第1章 意... 続きを読む
『戦争の物理学』戦史と物理学の歴史の見事な融合 - HONZ
戦争の物理学―弓矢から水爆まで兵器はいかに生みだされたか 作者:バリー・パーカー 翻訳:藤原多伽夫 出版社:白揚社 発売日:2016-02-18 「戦争にまつわる物理学の本を書いている」著者がこう話すと、周りからは「物理学が戦争と何の関わりがあるんだい?」という言葉が返ってきたという。続けて「ああそうか、原子爆弾のことだね」と言われたという。『戦争の物理学』という本書のタイトルを読んで同じように思... 続きを読む
『そして最後にヒトが残った』 - ネアンデルタール人の憂鬱 – HONZ
読了時間: 約 2分51秒 そして最後にヒトが残った―ネアンデルタール人と私たちの50万年史 posted with ヨメレバ 作者:クライブ・フィンレイソン 出版社:白揚社 発売日: 2013-11-09 Amazon 7net honto e-hon 紀伊國屋書店 ”最も強い者が生き残るのではない。最も賢い者が残るのでもない。 唯一生き残るのは変化する者である。” ビジネスの現場において、これ... 続きを読む
『羽―進化が生みだした自然の奇跡』 羽は謎に満ちている – HONZ
羽―進化が生みだした自然の奇跡 posted with ヨメレバ 作者:ソーア ハンソン 出版社:白揚社 発売日: 2013-04 Amazon 7net 鳥を知らない人に、鳥がどんな生き物であるかを簡潔に伝えるには、どうすればよいだろう? 「卵を産む動物」では、カエルやワニも鳥の仲間になってしまう。「クチバシを持つ動物」はいい所を突いているが、イカにもクチバシはある。当然、「空を飛ぶ動物」でもう... 続きを読む
その有能さは、万能か? - 『ニュートンと贋金づくり』 – HONZ
ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪 作者: トマス・レヴェンソン, 寺西 のぶ子 出版社: 白揚社 発売日: 2012/11/30 いつの時代だってスーパースターは大変だ。一つの分野で傑出した能力を発揮すると、他の領域でも通用するものかと普遍性を問われる。 もしもイチローがピッチャーだったなら。もしもファインマンがマイクロソフトに入社していたら。もしもマイケル・ジョーダンが大リ... 続きを読む