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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users現在のロシアは「ポストモダンの独裁制」。真実などどこにもなく、すべてがでっちあげの「モダンの偽物」で合理的な人間も陰謀論者になる世界【橘玲の日々刻々】(ダイヤモンド・ザイ
サンクト・ペテルブルクのマクドナルド。ウクライナ侵攻により撤退が決まった。(2011年9月) (Photo:@Alt Invest Com) ウラジミール・プーチンがロシアのメディアで、スカイダイビングをしたり、深海に潜ったり、鍛えられた筋肉を見せつけるなど、ハリウッド映画のヒーローのように演出されていることはよく知られて... 続きを読む
現在のロシアは「ポストモダンの独裁制」。真実などどこにもなく、すべてがでっちあげの「モダンの偽物」で合理的な人間も陰謀論者になる世界【橘玲の日々刻々】
現在のロシアは「ポストモダンの独裁制」。 真実などどこにもなく、すべてがでっちあげの「モダンの偽物」で 合理的な人間も陰謀論者になる世界 【橘玲の日々刻々】 ウラジミール・プーチンがロシアのメディアで、スカイダイビングをしたり、深海に潜ったり、鍛えられた筋肉を見せつけるなど、ハリウッド映画のヒーロー... 続きを読む
ウクライナ侵攻の背景にあるプーチンの「ロシア・ファシズム」思想。ロシアは巨大な「カルト国家」だった橘玲の日々刻々】
ウクライナ侵攻の背景にある プーチンの「ロシア・ファシズム」思想。 ロシアは巨大な「カルト国家」だった 橘玲の日々刻々】 プーチンによるウクライナへの全面侵攻を予測できた専門家はほとんどいなかったというが、歴史家のティモシー・スナイダーは間違いなく、その数少ない例外の一人に入るだろう。 2014年、ロシア... 続きを読む
"アカデミズムのサラブレッド"で新進気鋭の社会学者だったアリス・ゴッフマンは、なぜ「キャンセル」されたのか?【橘玲の日々刻々】
"アカデミズムのサラブレッド"で新進気鋭の社会学者だった アリス・ゴッフマンは、なぜ「キャンセル」されたのか? 【橘玲の日々刻々】 エスノグラフィー(参与観察)は文化人類学や社会学で行なわれるフィールドワークの一種で、研究者が調査対象者と行動と共にし、同じ立場でさまざまな経験を記録する手法をいう。前回... 続きを読む
ニューヨークの有名クラブで日々繰り広げられているアメリカの富裕層とエロス資本との深淵な関係とは?【橘玲の日々刻々】
ニューヨークの有名クラブで日々繰り広げられている アメリカの富裕層とエロス資本との深淵な関係とは? 【橘玲の日々刻々】 「ガールズ」の第一条件は若さで、身長は最低175センチ以上、ドレスサイズは4(ウエスト63センチ)以下 クラブでは、「ガール(girl)」と「ウーマン(woman)」の間にはっきりとした境界線がある... 続きを読む
ニューヨークの有名クラブで日々繰り広げられているアメリカの富裕層とエロス資本との深淵な関係とは?【橘玲の日々刻々】
私はクラブカルチャーにはなんの知識もないが、そんな人間でもアシュリー・ミアーズの『VIP グローバル・パーティーサーキットの社会学』(みすず書房)はとても面白く読めた。ニューヨークの有名クラブや、映画に出てくるようなアメリカの富裕層のパーティで、いったい何が行なわれているのかようやくわかったからだ。... 続きを読む
「人生100年時代」という人類史上未曾有の「超長寿社会」にどう備えるべきか?【橘玲の日々刻々】
アンドリュー・スコット、リンダ・グラットンの『LIFE SHIFT2(ライフシフト2) 100年時代の行動戦略』(東洋経済新報社)を正月休みに読んでみた。「人生100年時代」が現実のものになることを説いて日本でもベストセラーになった『LIFE SHIFT(ライフシフト)』の続編で、著者の一人グラットンは安倍元首相から「人生1... 続きを読む
せっかくインフレになりそうなのに税金を使ってまでデフレを維持しようとするのはなぜ?【橘玲の日々刻々】
せっかくインフレになりそうなのに 税金を使ってまでデフレを維持しようとするのはなぜ? 【橘玲の日々刻々】 「ガソリン価格の高騰」を抑えるために、岸田政権は石油元売り各社に補助金を出すことを検討しています。こうした補助金は前例がなく、予算が数千億円規模になる可能性もあって、効果や公平性に疑問の声があが... 続きを読む
人の心はなぜ「壊れやすい」のか?進化医学の観点から考える【橘玲の日々刻々】
嫌なことやつらいことがあったあとに、「なぜこんなに落ち込むんだろう?」と思ったことはないだろうか。あるいは、家族や友人がうつ病などで苦しんでいるのを見て、“心の病い”を理不尽に感じたひともいるだろう。精神科医であり、進化医学の提唱者でもあるランドルフ・M・ネシーの『なぜ心はこんなに脆いのか 不安や抑... 続きを読む
ギャンブルに必勝法はある!その手法と残酷な現実とは?【橘玲の日々刻々】
「ギャンブル必勝法はあるのか?」は誰もが知りたいと思うだろう。数学者でサイエンスライターでもあるアダム・クチャルスキーは、『ギャンブルで勝ち続ける科学者たち 完全無欠の賭け』(草思社文庫)でこの問いに挑んだ。その答えは「必勝法はあるし、それで大儲けしている者がいる」だが、それはあなたが想像するよ... 続きを読む
欧米や日本のような「リベラル能力資本主義」では「上級国民(エリート)」と「下級国民」に社会は分断される【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
欧米や日本のような「リベラル能力資本主義」では 「上級国民(エリート)」と「下級国民」に社会は分断される 【橘玲の日々刻々】 ブランコ・ミラノヴィッチは元世界銀行主任エコノミストで、世界の格差を検証し、グローバル化が中国やインドなどで膨大な中間層を生み出し、産業革命以降はじめて「北(欧米)」と「南(... 続きを読む
職場に山ほどいる「クソ野郎」上司を回避し、自らもならないためのルールとは?【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
出版社で働いていた20~30代の頃の話だが、たまに読者から抗議の電話がかかってきた(会社にいきなり乗り込んでくるひともいた)。その多くは、多少面倒でも、説明すればわかってくれたが、なかにはとてつもなく理不尽なクレームもあった。 そこから、どうやら世の中には一定の数の「かかわりあうとヒドい目にあう」人物... 続きを読む
誰もが知っていながら報じられない「労働者」以前に「人間」としてなんの権利も認められていない非正規公務員の現実【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライ
日本社会には、誰もが知っていながらも積極的には触れないこと(タブーとまではいえない)がいくつもある。共通項は、(1)解決が容易でないかほぼ不可能なことと、(2)それでも解決しようとすると多数派(マジョリティ)の既得権を脅かすことだ。そのため、解決に向けて努力することにほとんど利益がないばかりか、逆に自... 続きを読む
日本のコロナワクチン敗戦の背景にある「メディアの暴力」とは?【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
5月になってようやく日本でも一般のワクチン接種が始まったものの、予約システムの不具合や、国と地方の連携不足など、例によってトラブルが頻発しています。ワクチン開発の目途が立ってから半年以上たつのですから、その間、いったいなにをやっていたのかと批判されても仕方ありません。 しかし、日本の「ワクチン敗戦... 続きを読む
差別をなくそうとするとさらに差別が拡大してしまう不都合な事実【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
従業員の育成に大きなコストをかけている会社は、新入社員に長く働いてもらわないと元がとれません。このとき、女性社員が出産で退職する割合が有意に高いとしましょう。すると「社員教育に熱心な」この会社にとってもっとも合理的なのは、育児と仕事を両立できる制度を整えることではなく(さらにコストがかかる)、男... 続きを読む
「市場原理主義を徹底するとコミュニズムに至る」私有財産に定率の税(富のCOST)を課すと効率的な市場が生まれる【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
「市場原理主義を徹底するとコミュニズムに至る」などというと、なにを血迷ったことをと思われるだろうが、エリック・A・ポズナーとE・グレン・ワイルは『ラディカル・マーケット 脱・私有財産の世紀』(東洋経済新報社)でそう主張している。それもポズナーは著名な法学者、ワイルは未来を嘱望される経済学者だ。原題... 続きを読む
”類は友を呼ぶ”「経済格差」よりやっかいな「ネットワーク格差」【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
わたしたちは言葉を介して社会のなかでコミュニケーションする。同様に市場は、貨幣と商品・サービスを交換する複雑系のネットワークだ。このように現在では、世界を単純な数式で記述するのではなく、ネットワークとして把握しようとする試みがあらゆる分野で行なわれている。 「アメリカは人種によって分断されている」... 続きを読む
支援を求めている「孤独なひと」を、自尊心を傷つけずに支援するのはものすごく難しい「ひとはつねに他者と自分を比較している」【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 |
支援を求めている「孤独なひと」を、 自尊心を傷つけずに支援するのはものすごく難しい 「ひとはつねに他者と自分を比較している」 【橘玲の日々刻々】 新型コロナウイルス禍で孤独や孤立の問題が深刻化していることを受け、政府は内閣官房に「孤独・孤立対策担当室」を設置しました。 ヒトは徹底的に社会化された動物な... 続きを読む
非大卒の白人はなぜ絶望死するのか?白人労働者階級を苦しめる「全面的な人生の崩壊」【橘玲の日々刻々】 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
世界じゅうで平均寿命が延びしているのに、アメリカの白人労働者階級(ホワイトワーキングクラス)だけは平均寿命が短くなっている。この奇妙な事実を発見した経済学者のアンガス・ディートンとアン・ケースは、その原因がドラッグ、アルコール、自殺だとして、2015年の論文でこれを「絶望死(Death or Despair)」と名... 続きを読む
「脳の特定の箇所に電流を少々流すだけで、人は別の誰かになってしまう」ヒトの脳を直接電極で刺激する「脳深部刺激療法」が、いま「最先端医療」として確立されつつある【橘玲の日々
「脳の特定の箇所に電流を少々流すだけで、人は別の誰かになってしまう」 ヒトの脳を直接電極で刺激する「脳深部刺激療法」が、いま「最先端医療」として確立されつつある 【橘玲の日々刻々】 パブロフのイヌの実験では、ベルの音を聴かされてからエサを与えられることを繰り返したイヌは、ベルの音だけで唾液を出すよう... 続きを読む
人間はチンパンジーよりもアリに似ている。巨大な群れ(社会)をつくる生き物は自然界に社会性昆虫とヒトしかいない【橘玲の日々刻々】|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き
マーク・W・モフェットは昆虫の生態を研究するフィールド生物学者で、「昆虫学界のインディ・ジョーンズ」の異名をもつ。「高校中退後、大学に進学し、近接撮影(マクロ撮影)を独学で修得し、ハーバード大学で昆虫学・生物学の大家E・O・ウィルソンの指導のもと略奪アリの研究で博士号を取得し、社会性アリと森林樹冠に... 続きを読む
アメリカの極端な経済格差は持続不可能だが超富裕層の資産に高率の課税をすれば、多くの社会問題が解決する【橘玲の日々刻々】|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイ
アメリカの極端な経済格差は持続不可能だが 超富裕層の資産に高率の課税をすれば、多くの社会問題が解決する 【橘玲の日々刻々】 雑誌『フォーブス』によると、資産10億ドル(約1000億円)以上のビリオネアがアメリカには705人もいる(2019年)。その一方で、国民の半分ちかくがその日暮らしの生活をしている。この極端... 続きを読む
「差別の科学」として忌み嫌われた「現代の進化論」が、唯一残された「希望」へと変わった【橘玲の日々刻々】|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン
「差別の科学」として忌み嫌われた「現代の進化論」が、 唯一残された「希望」へと変わった 【橘玲の日々刻々】 4年間のトランプ政権下で、リベラルな知識人のあいだに「このままではアメリカ社会は分裂し、崩壊と破滅が待っているだけだ」との悲観論が広がった。こうした絶望は、新型コロナで露呈された経済格差や人種... 続きを読む
「農耕の開始によって定住が始まり、文明が生まれ国家が誕生した」という従来の歴史観はかんぜんに覆された【橘玲の日々刻々】|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイ
「農耕の開始によって定住が始まり、文明が生まれ国家が誕生した」という 従来の歴史観はかんぜんに覆された 【橘玲の日々刻々】 「家畜化」が農耕と国家によって加速した 「農耕の開始によって人口は大きく増えた」というのが常識になっているが、これも正確とはいえない。紀元前1万年には地球上のホモ・サピエンスの数... 続きを読む
「農耕の開始によって定住が始まり、文明が生まれ国家が誕生した」という従来の歴史観はかんぜんに覆された【橘玲の日々刻々】|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイ
「農耕の開始によって定住が始まり、文明が生まれ国家が誕生した」という 従来の歴史観はかんぜんに覆された 【橘玲の日々刻々】 いま古代史が大きく書き換えられつつある。そのきっかけとなったのはトルコ南東部の古代都市ウルファ(現在のシャンルウルファ)近郊で発見された「ギョベクリ・テペ」という巨大な神殿で、... 続きを読む