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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users脱炭素に踊らされたドイツの「悲惨すぎる末路」…国際競争力が地に落ち、産業の空洞化も深刻、過度な中国依存が裏目に(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
脱炭素に踊らされたドイツの「悲惨すぎる末路」…国際競争力が地に落ち、産業の空洞化も深刻、過度な中国依存が裏目に ドイツにとって「脱中国」は夢のまた夢 たとえば世界一の化学コンツェルンであるBASFは100億ユーロを投資し、その生産拠点の多くをドイツから中国の湛江市に移した。これは、過去にドイツ企業が中国で... 続きを読む
積荷のEVが発火…!? 「自動車運搬船火災事故」を機にドイツで噴出した“EV危険かもしれない論”の危険性(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
積荷のEVが勝手に燃え出した? 7月26日未明、北海のオランダ沖で、3783台の車を積んだ自動車運搬船「フリーマントル・ハイウェイ」が火災を起こした。その中には498台のEVが含まれており、その1台から発火したと言われている。 最初、船員が消火を試みたが成功せず、避難の途中に1人が死亡。残りの22人は30mの高さから海... 続きを読む
ロシアからガスを絞られて、焦ったドイツ「石炭火力を2024年までフル稼働」の衝撃(川口 マーン 惠美) @gendai_biz
ロシアからガスを絞られて、焦ったドイツ「石炭火力を2024年までフル稼働」の衝撃 CO2は「毒ガス」ではなかったのか? いったいなぜ、こんなことに!? 昨年9月の総選挙前、緑の党から首相候補として出馬していたアンナレーナ・ベアボック氏は、気候危機はまさに今、進行中で、「それについて話し合っている暇などない」。... 続きを読む
公開レイプ、中世のような拷問部屋…ウイグルの強制収容所を逃れたあるカザフ人女性の証言(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
長いあいだ書こうと思って、どうしても書けなかった。草思社から出ている『重要証人: ウイグルの強制収容所を逃れて』という本についてだ。 なぜ、書けなかったかというと、ちゃんと読めなかったからで、正直にいうと、今でも完璧には読んでいない。あまりにも残酷そうなところに差し掛かると、自己防衛本能が働き、「こ... 続きを読む
日本人が理解していない「独メルケル政治」の恐ろしすぎる本質(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
なぜ、今、突然… 中国企業はEUや日本のあらゆるところで、現地企業と同じ条件で投資できるが、その反対は不可だ。そのため、競うように中国に進出していた外国企業は、さまざまな不平等に屈しなければならなかった。 そこで、その状況を少しでも是正しようと、投資条件を平等にするための協定を目指して、EUが中国と交渉... 続きを読む
豊田章男社長の「警鐘」…カーボンニュートラルで日本経済は沈没する(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
豊田章男社長の悲壮感 今、EUはCO2削減に突っ走っている。2050年までのカーボンニュートラル(CO2の排出分と吸収分を±ゼロにすること)の達成が神聖なる目標だ。 すでに、産業も、交通も、建設も、教育も、とにかくすべての活動がCO2削減、もしくは温暖化防止対策と結びつけられており、金融機関でさえ、CO2を多く排出す... 続きを読む
中国べったりのEUが一転「ファーウェイ排除」に動き出した理由(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
EUの手のひら返し 次世代の移動通信システム「5G」の導入に当たり、「EUは中国のファーウェイ社を締め出すことはしない」ということが決まったのが今年1月の末。つい最近の話だ。ファーウェイにとっては間違いなくありがたい決定だったはずで、これを後押ししたのは、もちろんドイツだった。 ここ数年、中国企業のダンピ... 続きを読む
ドイツに帰ってやっと分かった「日本のコロナ感染者数が少ない理由」(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
不気味なほど静かなフライト 7月22日の夜10時半、羽田空港は人影もまばら、お化けが出そうなほどシーンとしていた。新型コロナウイルスの世界的な大流行により当初の予定が狂ってしまい、5ヵ月も日本に滞在していた私は、ようやくこの夜、フランクフルトに向かって発とうとしていた。 都内では次第に街の活気も戻り、電... 続きを読む
NATOの強国ドイツがアメリカに背いてロシアと手を組む理由(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
「Nord Stream 2」とは何か この4年間、ドイツとロシアが渾身の力を込めて進めてきた海底パイプライン・プロジェクト「Nord Stream 2」。この建設をめぐって、米独の対立がエスカレートしている。 同プロジェクトは、アメリカによる制裁ですでに去年から大幅に滞っていたが、今年6月の初め、米上院議会に、さらに厳しい... 続きを読む
「トルコ系ドイツ人」プロサッカー選手、メスト・エジル氏の憂鬱(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
トルコ語のツイートで ドイツの外国人は総人口の13%に上る。すでにドイツに帰化した人を合わせると、4人に1人が外国人、あるいは移民系のドイツ人だ。 その中で一番多いのが、70年代から入り始めたトルコ系の人たちで、すでに300万人にもなる。人口8000万人のドイツで300万人のトルコ系というのは、かなりのインパクト... 続きを読む
ドイツの「エネルギー転換政策」がノルウェーの大自然を絶賛破壊中(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
アウトーバーンの風景 有名なドイツの高速道路「アウトーバーン」の元は、「帝国アウトーバーン」だ。1933年に政権を掌握したヒトラーが即座に取り組んだプロジェクトで、ドイツ全土に全長7000kmの高速道路網の建設が計画された。 当時のドイツは、ヴェルサイユ条約の巨額の賠償金のせいで不景気のどん底にあり、膨大な... 続きを読む
韓国・文在寅の「反日」政策をドイツメディアはどう報じているか(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
ドイツメディアの論調 「ドイツでは、日韓のホワイト国問題、どう報道されていますか?」という質問を、最近、しばしば受ける。一言でいうなら、主要ニュースとしては報道されていない。 しかも、このごろは、朝鮮半島のうち、出てくるとすれば必ず北朝鮮関連なので、「韓国のニュースは聞きませんねえ」などと受け流し... 続きを読む
知的に見えて実は幼稚…夫の「静かなモラハラ」に気づかぬ女性の悲劇(谷本 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
「私が体験したことは、ネットで『モラハラを受けた』と書いている方の経験のように酷くはないし、私の思い過ごしかもしれないけれど…」 「モラハラ」という言葉に出会い、「私の経験はそんなに酷くないけど、もしかすると私の夫もモラハラかも…」と当カウンセリングルームに相談に訪れる方は少なくありません。しかし、... 続きを読む
異常猛暑でCO2削減に驀進する、ドイツ人の「危うい思考回路」(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
「地球が滅びる!」 ドイツで現在、連日、トップニュースとして人々の焦燥感を募らせているのが地球温暖化だ。この10年以内に、CO2を減らすための決定的な措置が為されなければ、取り返しのつかないことになる!「地球が滅びる!」「もう時間はない!」と、どこを見ても危機的ニュースが満艦飾。 その不安に輪をかけるか... 続きを読む
ドイツ銀行破綻で「リーマン級の金融危機」が全世界を襲う可能性(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
全世界で1万8000人をリストラ 来年、創立150周年を迎えるはずのドイツ銀行だが、果たしてそれまで生き延びられるかどうかと囁かれ始めている。 2015年ごろから何度も立て直しが試みられたものの、やり方が中途半端だったせいか、経営は悪化する一方。かつてドイツ一の規模を誇った由緒ある民間銀行が、今では国家の恥と... 続きを読む
ドイツの各州が続々「移民ギャング摘発」に乗り出す深刻な事情(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
悪事のネットワーク ヨーロッパには、都市の一部、あるいは郊外の一角が、外国人犯罪グループの根城となってしまっているようなケースがよくある。観光ガイドなどで、「旅行者は絶対に足を踏み入れないように」と警告されている危険エリアがそれだ。 ドイツも例外ではなく、ベルリンやハンブルク、ケルンなどを始め、多... 続きを読む
ドイツと日本、超高齢大国が抱える「若者にカネが回らない」大問題(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
「福祉国家ドイツ」の闇 ガブレエレ・Dは1960年代のはじめ、次女として生まれたが、母親の手ですぐに施設に預けられた。母親は、長女と三女を里子に、長男を養子に出し、四女は手元で育てた。つまり、5人の子供のうちの4人はいずこかの家庭で育ったが、ガブリエレだけが家庭はおろか、母親もろくに知らなかった。父親は... 続きを読む
米国を目指す「移民キャラバン」は、ドイツに来た難民と瓜二つの謎(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
大河のようになって歩く人々 今年10月19日頃、突然、「中米の移民集団がメキシコ入り 米国務長官は阻止要請」(日経新聞オンライン版)とか、「中米の移民3000人北上、メキシコが国連に支援要請へ」(産経新聞オンライン版)というニュースが流れた。 写真を見ると、ホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラの移民(希望者... 続きを読む
ドイツ鉄道がトラブル時に乗客をまるで「ゴミ扱い」にした理由(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
信じられないような話だが… 10月12日、ケルンからミュンヘンに向かって走行中のICE(ドイツ版新幹線)が突然火を噴き、一両が全焼するという信じられない事故が起こった。 乗客約500人は、軽症5人を除き全員無事で救出。翌日、原因は変圧器の故障だったと発表されたが、なぜそんなことが起こったのかは、2週間が経とうと... 続きを読む
なんとフランスの10倍…!CO2排出大国ドイツの「不都合な真実」(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
CO2排出量が減らない理由 ドイツ、ノートライン−ヴェストファレン州のハンバッハというところで、ドイツを代表する電力会社RWEが、褐炭の採掘現場を確保するために森の木を伐採しようとした。 RWEはここでの2045年までの採掘許可を所持している。しかも、森はRWE社の社有森だ。このあたりの石炭は地表に露出しているので... 続きを読む
レントゲンは平気なのに、アレは禁止する…「不思議の国ニッポン」(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
ドイツ人の科学嫌い これまでのノーベル化学賞の受賞者が一番多いのはアメリカで、2位はドイツ。物理学、生理学・医学の分野でも、ドイツはアメリカ、イギリスに次いで第3位。間違いなく、自然科学に秀でた国といえる。 なのに、不思議なことに、ドイツ人には科学に対する拒絶反応がある。たとえば、先進医学に対して。 ... 続きを読む
ドイツの再エネ推進、担当大臣がまさかの「敗北宣言」(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
「国民の経済負担は計り知れない」 ドイツのエネルギー政策に関する話題を二つ。 まず、6月11日のEUの経済閣僚理事会で、興味深い動きがあった。EUの全エネルギー消費における再生可能エネルギーのシェアの目標を、2030年で35%と定めようとしたら、ドイツの経済・エネルギー大臣、アルトマイヤー氏が、それにブレーキを... 続きを読む
米中貿易戦争の裏でドイツと中国が調印した「巨額経済協定」の中身(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
中国とドイツの親密度 7月7日、ドイツの大手一流紙「フランクフルター・アルゲマイネ」に、中国の李克強首相が寄稿した。 文章の中身は、「中国は国際貿易において、自由と公平を重視し、多国間協力体制の強化を支持していること」、「EUの繁栄を望んでいること」。だから、「ドイツ企業は不安を持たず、ドイツやヨーロ... 続きを読む
ドイツの閣僚がどうしても許せなかったメルケル首相の「ある行動」(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
連立政権内の対立 現メルケル政権は、9月の総選挙後、半年近くのジグザグの末にようやく成立したCDU(キリスト教民主同盟)とCSU(キリスト教社会同盟)とSPD(社民党)の連立政権だ。しかし、すでに6月後半より、この政権内が難民政策をめぐって大混乱している。 混乱の原因は、実は、CDU党首であるメルケル首相と、CSU... 続きを読む
ドイツのサッカー選手が巻き起こした「大スキャンダル」その善悪(川口 マーン 惠美) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
「大スキャンダル」勃発 ドイツ出身のプロサッカー選手であるメスト・エジル(Mesut Özil)とイルカイ・ギュンドアン(İlkay Gündoğan)とジェンク・トスン(Cenk Tosun)の3人が、5月14日、ロンドンのホテルでエルドアン大統領と面会し、それぞれサイン入りのユニフォームTシャツを大統領に贈った。 エルドアン大統領自身も若い時に、アマチュア・サッカーの選手として活躍したことがあ... 続きを読む