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新着順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users小野和俊のブログ:総務省「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」がすごい件
ベンチャー支援をしている知人から、総務省のプロジェクトでこんなんつくりましたということで、「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」という資料が送られてきたのだが、これが無料で配布されている資料とは思えないほどの非常に充実した内容で、いつか会社を始めるかもしれないと思っている人にはきっと役に立つだろうと思ったのでブログで紹介したいと思う。 「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」は218ページにわた... 続きを読む
小野和俊のブログ:プログラマーの開発速度は「はまる」時間の長さで決まる
プログラミングを始めてから今日に至るまで、 様々なタイプのプログラマーと開発を共にしてきたが、 驚くべき速度で高い品質のソフトウェアを作り上げるプログラマーには、 一つの共通の特徴があるように思える。 それは、「はまる」時間が極端に短い、ということである。 私自身、「風のプログラマー」を指向しており、開発速度を重要視している。 例えば平成14年未踏ソフトウェア創造事業「PICSY」では、 発表直前... 続きを読む
SIについて私が思ったこと。そしてSIerにおけるモダン開発について : 小野和俊のブログ
ひとことで言えば、「レビュー文化は良くない」ということになるだろうか。 Slack導入 、そして同時期に開始した服装の自由化、 バイモーダルという考え方 の浸透、AIやブロックチェーンを活用したPOC等の取り組みによって、SIerとしてのセゾン情報システムズは、社内の雰囲気もずいぶんと変わってきた。 しかし、こうした取り組みだけではどうにもならないものも少なからずあった。 そのひとつは、「悪い報告... 続きを読む
小野和俊のブログ:プログラマー面接時の技術的な質問事項(アプレッソ版)
技術者・SE・プログラマ面接時の技術的な質問事項というエントリをはてブで見かけたのだが、私もjavaプログラマーの面接を割とよくやっているので、よく質問する内容をまとめてみた。 (ちなみに、基本的にコーディング面接の形態を取っている) プロジェクトの性質にもよると思うが、私の場合には、情報処理技術者試験的に基礎が満遍なく抑えられているかどうかよりも、 すぐ答えが見つからないような課題に対して、きち... 続きを読む
小野和俊のブログ:UX/UIデザインガイドライン
このところ、アプレッソの中でも、MIJS製品技術委員会でも、自分たちのソフトウェアのUX/UIをブラッシュアップしていくためにどんなことができるのかをディスカッションしている。 世の中にはすでにUX/UIデザインガイドラインとして各社の推奨する指針をまとめたものが公開されているので、プログラマーであれデザイナーであれ、ソフトウェアの画面設計に何らかの形で携わるのであれば、基礎知識として主要なものに... 続きを読む
小野和俊のブログ:徹夜をしてはいけない理由
どうしても昨日までに仕上げなければならない仕事があったので、一昨日は徹夜で開発をした。一人で飲んだり、人と飲んだり、布団の中で考え事をしたり、徹夜をすること自体は悪いことではない。しかし、徹夜で仕事をするのは可能な限り避けた方が良い。 ベンチャーを始めてからの最初の2年は、年末年始を含めて365日1日も休まず仕事をした。徹夜なんて当たり前である。そんな私だったが、会社が3年目に入る頃に休息の重要性... 続きを読む
小野和俊のブログ:海外旅行でホテルを格安で予約する
今回夏期休暇でヨーロッパに行ってわかったことは、海外のホテルは予約の仕方によって随分と値段が違うということだった。 私はIT系の職種につく人間でありながら、今まで個人で海外旅行と言えば旅行代理店で航空券予約とともにセットでホテルを予約してしまっていて、まあ手間を考えればこれで良いのではと思って、ネットでもっと良い方法があるのではないかと調べることをしていなかった。 今回、泊まりたいホテルがホテルリ... 続きを読む
小野和俊のブログ:IT業界の大企業での生々しい話を5つほど
先日某所で講演をする機会があったのだが、 そこでお会いした大企業に所属されている方からの発言でいくつか印象的なものが あったので、ブログに書くことにした。 中にはぐったりしてしまうような内容のものもあるのだが、 会社が大きくなるとこういうことが起こりえるのだという自分への戒めも込めて。 1. 2ch へのアクセス禁止で開発効率が大幅に低下 とある大手 SI の方の話。 会社で 2ch へのアクセス... 続きを読む
小野和俊のブログ:スターエンジニアの要素
アプレッソというベンチャー企業の CTO を務めて6年と2ヶ月になる。変化の激しいベンチャーに比較的長い期間身をおいていたので、社内外のいろいろなタイプのエンジニアと仕事をしてきた。 あるエンジニアが参加することで開発チームが短い期間で大きく変わったこともあったし、開発チームのメンバーが15人いた頃よりも、お互い補い合えるエンジニアが5人くらいの頃の方が成果が出たりすることもあった。 そういう経験... 続きを読む
小野和俊のブログ:SlackをSIerに導入した話。そしてSIerの未来
「Slackを入れるとSIerはどうなるのか?」 しばらくブログを休んでいたので少しだけ自己紹介をしよう。アプレッソというベンチャー企業を立ち上げて、セゾン情報システムズという会社にexitした。そしていまはアプレッソの社長として仕事をする傍ら、セゾン情報システムズのCTOの仕事もしている。どちらかというといまはセゾン情報の仕事の比重が高いから、リアルの世界では「セゾン情報の小野」と思っている人の... 続きを読む
もし爆速プログラマーが大企業経営者になったら - 分裂勘違い君劇場 by ふろむだ
と思っていたら、「もし」が現実になっていた。 彼の名は小野和俊。 かつて日本中からスーパープログラマーたちの集まった「未踏ソフトウェア創造事業」で、プログラミング速度で他のプログラマーたちを驚かせたほどの爆速プログラマーである。 『諸君 私はプログラミングが好きだ』という記事 を書いちゃうほどプログラ... 続きを読む
小野和俊のブログ:Twitterの危険性
先日池袋ジュンク堂で行われた「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」のトークイベントの事前打ち合わせの際、はてな伊藤さんとTwitterについて話をしていた。伊藤さんはTwitterをやっていないのだが、その理由は二つあって、一つはトークイベントでも話している内容で、ネットの感覚を前提としてサービスを作ると、一般の感覚とずれてしまうことがある、というものだ。そしてもう一つは、Twitter... 続きを読む
小野和俊のブログ:人を萎縮させるやり方はその人の価値を下げる
はてなの近藤さんのブログの「怒る必要などない」というエントリーで、京都ではてなと同じビルに入っていた歯医者さんの引退飲み会に参加して、引退する彼の「怒る必要などない」という話を聞いたことが紹介されている。 先生が30代の頃は毎日スタッフのミスをメモし、診察時間が終わるとそのスタッフを怒っていたそうです。ところがある時、「怒る必要などない」ということを悟り、対等な人間として接するように変わったそうで... 続きを読む
塾に行かずに中学受験 : 小野和俊のブログ
我が家は小学生の子供が3人おり、みな近所の公立の小学校に通っている。 一番上の長男が生まれたばかりの頃はうちの子供はみんな中学校までは公立がいいんだろうなぁ、と思っていたのだが、長男については友人の親からも「私立の方が向いているのかも」と言われることがあり、親としても何となくそうかもねぇ、などと話... 続きを読む
小野和俊のブログ:成長しないプログラマーの7つの悪習慣
はてブのホットエントリで「成功できない人たちが持つ7つの悪習慣」という記事を見かけたのだが、ライフハック系の本やエントリは胡散臭く感じるところがあってあまり好きではない私から見ても、これは確かに、と思える内容で、プログラマーについても同じことが言えると思ったので、エントリにまとめてみた。 ■ 第一の悪習慣: 人のせいにする ・自分の理解力不足を技術のせいにする。すぐ理解できない技術や、普段自分が使... 続きを読む
小野和俊のブログ:私がシリコンバレーで学んだ5つの教訓
1. 会議を最適化する ミーティングのゴールを明確に設定する。 ミーティングの最後に必ず結論と ToDo を確認する。 ミーティングの回数をできるだけ少なくして時間もできるだけ短くする。 ミーティングのトピックごとに関係する人だけ集めて最少人数で議論を行う。 (途中であなたはこのトピックに関係ないから退席して良いです、と指示がでる) 会議を最適化することで労働時間中の実作業時間を最大化させ、労働時... 続きを読む
小野和俊のブログ:仕事に行き詰ったときのための4つの対策
仕事が思うように進まないということは誰にでもあることで、時としてはそれは集中力の問題やモチベーションの問題といった比較的深刻な問題が原因となっていることもあるわけだが、ちょっとした工夫で状況が一変してしまうこともかなり多い。私がこれまで人から聞いたり、自分で見つけたりしたものの中で、今でも結構役立っているのは次の4つの対策である。どれも当たり前と言えば当たり前だが、意識してやってみると結果がかなり... 続きを読む
小野和俊のブログ:梅田望夫氏が言うように、好きなことを貫いて仕事にしていくためにはどのようにすればよいのか
「直感を信じろ、自分を信じろ、好きを貫け、人を褒めろ、人の粗探ししてる暇があったら自分で何かやれ」という梅田望夫氏のエントリは、読み物系のエントリとしてははてなブックマークで過去最高クラスの、1100件を超えるブックマークを記録しました。 梅田望夫氏がこれまでの書籍やブログのエントリで繰り返し発信しているように、好きなことを貫き、好きであるが故に人生のどれだけ多くの時間を使っても苦にならないような... 続きを読む
中小企業基盤整備機構"J-Net21"がすごい件 - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com
economy, government「総務省「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」がすごい件」(@小野和俊のブログ4/14付)のはてなブックマークもまたすごいことになっている件を見たわけですが、この手の情報がこれほどまでに歓迎されるというならば、「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」(以下「総務省手引き」)に勝るとも劣らないものを紹介いたしましょう。それが、独立行政法人中小企業総合事業団基盤... 続きを読む
小野和俊のブログ:プログラマーにとっての読み書きそろばん
基礎的な学力を表す言葉として読み書きそろばんという言葉があるが、 私はプログラミングについても読み書きそろばんに当たるものがあると思っている。 1. 読み まず読みというのは、プログラムを読む能力である。 たまに、人の書いたソースを見て、すぐに 「全面的に書き直さないと使い物にならない」とか、 「グチャグチャですよ」とか、 「気持ち悪い」といったことを口にする人がいるのだが、 多くの場合、なぜその... 続きを読む
小野和俊のブログ:ブラウザ三国志の課金システムを振り返る
1年前に一度引退宣言をしながらも、諸事情により完全には引退せず、先日まで隠居の身で細々と活動していたブラウザ三国志を、4/4の17鯖6期終了のタイミングで完全引退しました。 よく、「ソーシャルゲームはゲームとしてクソ。金ばかり取ろうとして面白くも何ともない。」というような意見を耳にすることがありますが、この指摘については私は2つ意見があります。 確かに現在のソーシャルゲームはコンシュマー機向けの一... 続きを読む
伊藤直也氏・小野和俊氏に聞いた「エンジニア評価」で重要なことは何ですか?|CodeIQ MAGAZINE
伊藤直也氏・小野和俊氏に聞いた「エンジニア評価」で重要なことは何ですか? 2017.01.26 Category: インタビュー Tag: CODE.SCORE , PR , 伊藤直也 , 小野和俊 最近、人事・組織課題にデータやテクノロジーを活用するHR TechやPeople Analyticsに注目が集まっている。 だが、それらをどう実際の人材評価に活用すべきか悩む企業も多い。そこで、伊藤直... 続きを読む
小野和俊のブログ:この先10年で、働くことの意味がきっと大きく変化する
AdSense や各種アフィリエイト、オークションサイトが登場したことで、 物を書く人や情報提供サイトを運営する人、個人で物を仕入れて販売する人たちは 今までにないまったく新しい仕事の仕方の選択肢を手に入れた。 会社に所属したり会社と契約したりしなくても、 コンテンツやサービスを提供したり、 個人で仕入れた物品をネットで販売したりすることによって、 それだけで十分に生活することができる収益を手にす... 続きを読む
小野和俊のブログ:マイクロソフト西脇資哲氏に学ぶプレゼンとデモの秘訣
昨日はマイクロソフトの西脇さんのMIJS会員向けエヴァンジェリスト養成講座に参加してきた。 前職のオラクル時代に一度、現職のマイクロソフトで一度、計二回西脇さんのプレゼンとデモを見てすっかりファンになった私は、その彼がプレゼンとデモの秘訣を披露してくれるということで、これは参加しない手はないだろうと思い、イベントの開催告知が届くや否や、すぐに参加申し込みをしたのだった。 特にエンタープライズ分野の... 続きを読む
小野和俊のブログ:持続可能な成長を実現する「ラストマン」という自分戦略: 八百屋になりたい人が肉屋に入ってしまったらどうするか?
持続可能な成長を実現する「ラストマン」という自分戦略: 八百屋になりたい人が肉屋に入ってしまったらどうするか? 私はその戦略をラストマン戦略と呼んでいる。 大学を卒業してサン・マイクロシステムズに入社してすぐにわかったことは、Java を生み出した会社でソフトウェア開発をやろうと思って入社したのに、日本サンはソフトはほとんどやっておらず、ほぼ100%ハードウェアを販売するための会社だったということ... 続きを読む