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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersマウントを取ってくる人は自信がない弱い人なので、恐れるに足りません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「マウントを取ってくるママ友との付き合い方を教えてください」 職場や習い事の場、クラスメイトなど、どこにでも自分の自慢ばかりしてくる「うざい人」はいます。そうした人と、積極的に関わりを持とは思わないでしょう。けれど、それがママ友で関わらざるをえない相手だったら……? 『嫌われる勇気』... 続きを読む
何でも賛成したり意見をいわなかったりする人は「優しい人」ではありません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「本当の意味で『優しい人』とは、どんな人なのでしょうか?」 自分に有害な影響を与える人と一緒にいたいと思う人はいないでしょう。また、自分がそんな人間になりたいとも考えないはずです。では、「優しい人」ならどんな行動をするのでしょうか? どんな意見でも受け入れてくれる人? 相手が必要... 続きを読む
過去に下した決断が正しかったどうかを考えても、意味がありません | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「50代独身です。やりがいのある仕事もあり友達もいるので日々の生活を楽しんではいますが、将来のことを考えると、ふとこれでよかったのだろうかと思ってしまいます」 今が不幸というわけではないけれど、人と同じような道を歩んでこなかったことに一抹の不安を覚える。もちろん、これから方向性を変... 続きを読む
経済的に苦しいと思うなら、お金に無関心でいることです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「経済的に苦しい状態から脱出できず、辛いです」 止まらないインフレ、それに伴う値上げ、それなのに変わらない給料──お金に余裕を持って暮らしたい、たまにはちょっとした贅沢をしたい、将来のために貯金したい、それなのに稼いださきから出ていくという現実。 経済的なゆとりがないと、精神的にもぎ... 続きを読む
相手の意見に賛成できなくても、極力理解するように努めることです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「どうしたら衝突せずに自分と考えの異なる人の意見を尊重し、受け入れることができますか」 他人と自分の意見は常に同じではない、ということはわかっていても、仕事や家族、恋愛関係で意見が食い違って揉め事に発展することはあるでしょう。こうした些細なことで、いちいち喧嘩に発展させないための... 続きを読む
読書メモ:『なぜ美を気にかけるのか :感性的生活からの哲学入門』&『近代美学入門』 - 道徳的動物日記
なぜ美を気にかけるのか: 感性的生活からの哲学入門 作者:ドミニク・マカイヴァー・ロペス,ベンス・ナナイ,ニック・リグル 勁草書房 Amazon 『なぜ美を気にかけるのか』は美学の入門書でもあるが、そのなかでも「美的価値」や「美的感性」「美的生活」の問題を扱っており、「優れた芸術の定義とは何か」といったトピック... 続きを読む
【翻訳が出ました】ロペス、ナナイ、リグル『なぜ美を気にかけるのか:感性的生活からの哲学入門』 - 昆虫亀
翻訳が出ました。 ドミニク・マカイヴァー・ロペス、ベンス・ナナイ、ニック・リグル著 『なぜ美を気にかけるのか:感性的生活からの哲学入門』 森功次訳、勁草書房、2023年 なぜ美を気にかけるのか: 感性的生活からの哲学入門 作者:ドミニク・マカイヴァー・ロペス,ベンス・ナナイ,ニック・リグル 勁草書房 Amazon 原著... 続きを読む
何かを上達させたいなら他人と比較せず、失敗を恐れないことです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「何事においても、うまくこなすことができません。そんな自分に嫌気がさします」 何でも器用に物事をマスターする人がいる一方で、何をやってもダメな自分。それでもモチベーションを保って、前向きに取り組み続けるにはどうしたらいいのでしょうか。 哲学者の岸見一郎先生に聞いてみました。 運動、... 続きを読む
「趣味とは、結果を出すものでなく理由もない。けれど、生き方は変わります」 | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「趣味がほしくていろいろ試していますが、好きになれるものがありません」 誰から強制されることもない「趣味」は、好きになろうと意気込んだところで夢中になれるものでもありません。どうしたら、趣味が見つかるのでしょうか。 哲学者の岸見一郎先生に聞いてみました。 何か趣味を始めるのに特別な... 続きを読む
#02 「働く意味」を考えることで、あなたの毎日は幸せになる | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
アフター5に全力を注ぎ込み、次の週末の予定に頭を巡らせながら1週間をやり過ごす。それでも楽しい休みは一瞬で過ぎ去り、日曜日の夜からだんだん憂鬱になってくる……。 そうやって日々を過ごすこともできるけど、それではあまりにもつらすぎる。この負のサイクルから抜け出すためには、いったいどうしたらいいのか。岸見... 続きを読む
「死」を意識するから、今日という日を丁寧に生きられるのです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「平穏な日々を過ごすことができて満足しています。でも、この幸せがいつまで続くのかと思うと怖いです」 幸せだからこそ、その幸福を失いたくなくてふと不安になることはないでしょうか? 同じ状態が永遠に続くわけではないとわかっているから、怖くなる。けれど、哲学者の岸見一郎先生はそれを恐れ... 続きを読む
パートナーの気持ちが変化したことに、理由はないのです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「パートナーから、いきなり距離を置きたいといわれました。どうしたら、その人とよりを戻すことができますか」 自分はうまくいっていると思っていたのに、相手はそうではなかった。いきなり断ち切られた2人の関係に修復の余地はあるのでしょうか。 哲学者の岸見一郎先生に相談してみました。 どんな対... 続きを読む
常に新しい工夫をしていれば、「今の仕事には将来性がない」と思い煩う必要はない | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
今回のお悩み 「自分が好きだと思える仕事についています。けれど、将来性がないので今後どうしていくべきなのか悩みます」 テクノロジーが目覚ましい発展を遂げるなか、自分の仕事がいつまで存在するのか、このまま稼いでいくことができるのか、不安になることがあるかもしれません。 哲学者の岸見一郎先生に、そんな将... 続きを読む
#03 「怖い上司はあなたが作り出している」 | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
「仕事が遅い」とどなられて、「あれはどうなっているんだ」とつめられて、挙句の果てには「本当に使えないやつだな」と人前でなじられる……。こんな会社に入ったつもりじゃなかった。こんな上司さえいなければ、もっと仕事もやりやすいのに。 こんな経験をしたことがある人は、実は少なくないのでは? “教育”という名の... 続きを読む
50代からも、変わらず楽しい人生を送ることはできます | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
今回のお悩み 「どうしたら、50代以降を今まで以上に楽しく生きられますか?」 人間の寿命は延びるのは嬉しいことであるけれど、だからこそ長い将来のことが不安になってくる。 20代を謳歌しすぎて、年を重ねた今、自分にはお金も家族もキャリアもないことに気がついた──そんな風にならないために、今から何ができるでし... 続きを読む
書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
社会科学の哲学入門 作者:吉田敬勁草書房Amazon 本書は科学哲学の中で特に社会科学の哲学についての入門書だ.私は社会科学についても哲学についてもあまり詳しくはない.そして最近読んだ進化政治学の本においては著者が実在論にずいぶんコミットしているものの私が理解している科学哲学の実在論とはややニュアンスが異... 続きを読む
仕事で「行き詰まった」と感じるのは、仕事を投げ出すためです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
【今回のお悩み】 「仕事で行き詰まっています。どうしたらいいですか?」 仕事でうまくいかない、思うような結果がでない──そんなフラストレーションに苦しんだ経験は、誰にでもあるはずです。そうした時期を、どうやって乗り切ればいいのか。 哲学者の岸見一郎先生にアドバイスしてもらいます。 仕事をしていて行き詰... 続きを読む
#46 好きな人以外どうでもよくなるのは、その関係に本来の「愛」がないからです | 岸見一郎 25歳からの哲学入門
岸見一郎 25歳からの哲学入門 #46 好きな人以外どうでもよくなるのは、その関係に本来の「愛」がないからです 今回のお悩み 「恋愛以外で人間関係に興味が持てません。どうしたらほかの人にも関心を持つことができるでしょうか」 相手が恋愛対象でないと、あまり親交を深めたいと思えない。それが不健全なことだとはわ... 続きを読む
書評 「統計学を哲学する」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
統計学を哲学する 作者:大塚 淳発売日: 2020/10/26メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は応用統計学にも造詣の深い科学哲学者大塚淳による統計学の哲学の入門書になる.序章では本書について「データサイエンティストのための哲学入門,かつ哲学者のためのデータサイエンス入門」だとある. これまで読んだ統計学の哲... 続きを読む
竹田青嗣「自分を知るための哲学入門」感想 哲学は身近で実践的なものであることを教えてくれる。 - うさるの厨二病な読書日記
なぜこの本を読みなおそうかと思ったかというと、笠井潔の「哲学者の密室」のことを思い出し、もう一度読みたいと思ったからだ。 哲学者の密室 (創元推理文庫) posted with ヨメレバ 笠井 潔 東京創元社 2002-04-12 Amazon Kindle 最初読んだときはハイデガーのことなど何も知らず読んだので、イマイチ話の概要がつかめ... 続きを読む
『愛とか正義とか』はスゴ本: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
当たり前だと思っていたことが、あたりまえでないことに気付き、根本から世界が刷新される。もちろん刷新されたのは世界ではなく、わたしだ。OSレベルで無意識のうちにしてきた「考える」を、あらためて知る。読前読後で世界を(わたしを)変えるスゴ本なり。 本書は、哲学・倫理学の入門書になるのだが、そこらの「哲学入門」ではない。「自分で考える」ことを目的とした入門書という意味で、まったく新しい。 なぜなら、そこ... 続きを読む
漫画でわからない哲学入門 | オモコロ
ソクラテス・プラトン・アリストテレスなどが登場する漫画です。実際の史実とは異なる部分がほとんどです。 登場人物 ソクラテス 古代ギリシアの哲学者。町行く人に議論をもちかける「問答法」によって、われわれは知っているつもりのことについて実は何も知らないことを暴いた。 プラトン 古代ギリシアの哲学者。ソクラテスの弟子。ソクラテスを主人公にした対話篇によって多くの書物を残した。真の実在はイデア... 続きを読む
★哲学入門/戸田山和久 - 東京永久観光
今年を振り返ると衝撃的だった本は4冊くらいか。というか、そもそもちゃんと読んだ本がせいぜい4冊くらいではないかという、いっそう衝撃的な事実!ともあれその1冊が上記。しかし、この書名では内容の独創性がまったく伝わらない。たとえば「表象は自然現象である」なんてどうだろう。表象とは何か。ごく簡単に言うと、うちのこれは「猫」だし、となりのあれも「猫」だ、というときの、「猫」がこれやあれをまとめて表象してい... 続きを読む
単なる統計使いを少しだけ誠実にしてくれる「科学と証拠─統計の哲学入門」: ニュースの社会科学的な裏側
2014年7月22日火曜日 単なる統計使いを少しだけ誠実にしてくれる「科学と証拠─統計の哲学入門」 Check Tweet Pocket 戦後、W・エドワーズ・デミングが生産現場に品質管理の概念を持ち込み、最近はデータサイエンティストが名乗る人が大量に蓄積されたデータを分析する事が流行っているので、日本にも学術分野に限らず統計ユーザーは少なく無い。最尤法、階層ベイズ、仮説検定と言った手法が駆使され... 続きを読む
戸田山和久「哲学入門」(1) - 日々平安録
ちくま新書2014年3月 前に「宇宙が始まる前には何があったのか?」の感想で、どうもこの本には理解できないところがあるといったことを書いたところ、この「哲学入門」を読んでみたらというご指摘をいただいた。 それで読んでみたのだが、正直、読むのが非常に苦痛だった。よほど途中で放り投げてしまおうかと思ったのだが、自分がなぜこの本に違和感を感じるのかということを考えてみるのは、自分にとっては意味があるこ... 続きを読む