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タグ 内田樹

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統一教会、安倍国葬について他 - 内田樹の研究室

2022/09/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 1155 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 安倍国葬 統一教会 研究室

あるネットメディアからインタビューを受けた。もう公開されているので、少し長い別ヴァージョンをあげておく。 ―これから安倍系右翼はどうなると思いますか? 内田 おっしゃっている「安倍系右翼」という言葉の定義を僕は知らないのですけれど、言いたいことは何となくわかります。それが「安倍晋三という個人の求心力... 続きを読む

安倍元首相銃撃の報に接して - 内田樹の研究室

2022/07/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 581 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 安倍元首相銃撃 研究室

信濃毎日に寄稿したもののロングヴァージョン。 この信濃毎日の「今日の視点」の私の連載分は金曜日の正午が締め切りなので、参院選の結果がわからない段階だったけれども、「参院選の歴史的意味」というタイトルですこし長めのタイムスパンの中でこの選挙の歴史的意味について思うところを書いた。 原稿を書き上げた直... 続きを読む

桜を見る会再論 - 内田樹の研究室

2020/02/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 718 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 研究室 申し開き フツウ 犯人 証拠

もうこの話をするのにも飽き飽きしている。「桜を見る会」についての話である。 どうして「飽き飽き」しているかというと、ふつうの人間の受忍限度を超えて、この話が続いているからである。 続く理由は簡単で、ふつうは申し開きのできない証拠をつきつけられて「申し訳ありませんでした。私がやりました」として「犯人... 続きを読む

ドイツのあるジャーナリストの日本論 (内田樹の研究室)

2015/04/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 610 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ジャーナリスト 門外漢 ドイツ 対立 安倍政権

ドイツのある新聞の東京特派員が過去5年間の日本の政府と海外メディアの「対立」について記事を書いている。 安倍政権の国際的評価がどのようなものかを知る上では貴重な情報である。 でも、日本国民のほとんどは海外メディアが日本をどう見ているのかを知らない。 日本のメディアがそれを報道しないからである。 しかたがないので、私のような門外漢がドイツの新聞記者の書いたもボランティアで日本語に訳して読まなければな... 続きを読む

コミュニケーション能力とは何か? (内田樹の研究室)

2013/12/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 776 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip コミュニケーション能力 活字 研究室 寄稿 土木学会

土木学会というところから「コミュニケーション能力について」の寄稿を頼まれた。 9月に書いて送稿したものが活字になって今日届いた。 学会誌なので、一般読者の目に触れる機会はないと思うので、そこに書いたものを採録しておく。 「コミュニケーション能力」とは何か 就活している学生が「これからはもっとも重視されるのはコミュニケーション能力だそうです」と言うので、「うん、そうだね」と頷きながらも、この子は「コ... 続きを読む

最低賃金制の廃止について (内田樹の研究室)

2012/12/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 712 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 廃止 研究室 エスタブリッシュメント 公約 マスメディア

日本維新の会が選挙公約として「最低賃金制の廃止」を打ち出し、波紋を呼んでいる。 公約発表時点では、私の知る限りどの新聞もこの公約について主題的に検討しなかった。 無視したのである。 その後、ネット上で反対論が噴出して、それを承けてはじめて報道するに至った。 この問題についてのマスメディアの無関心と危機感の希薄さが気になる。 これまで繰り返し書いているとおり、現在日本のエスタブリッシュメントは政官財... 続きを読む

人々が「立ち去る」職場について (内田樹の研究室)

2012/10/24 このエントリーをはてなブックマークに追加 562 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 人々 職場 研究室

大阪府教委は23日、来春採用の府内の公立学校教員採用試験で、平均倍率が4倍で史上2番目の低さだったと発表した。 中学理科では倍率が2倍を切り、府教委は「水準に達する人材が確保できなかった」と異例の追加募集を行う。 大阪維新の会の主導で厳しい教員評価などが盛り込まれた条例の施行後、初の採用試験。大阪府では橋下前知事時代から給与カットが続き、小中学校教員の平均基本給が全国平均より月約2万8千円低いこと... 続きを読む

「学力と階層」解説 (内田樹の研究室)

2012/08/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 505 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 学力 下流志向 アイディア 解説 研究室

苅谷剛彦さんの『学力と階層』が朝日文庫から文庫化されて出た。その解説を書いた。 苅谷さんの「意欲格差」や「学習資本」というアイディアに私はつよい影響を受けており、『下流志向』や『街場の教育論』で展開した考想は苅谷さんの『階層化日本と教育危機』がなければ書かれなかったはずのものである。 その感謝をこめて書いた解説である。とりあえずこれを読んでから、書店に走ってください。 最初に読んだ苅谷剛彦さんの本... 続きを読む

仕事力について (内田樹の研究室)

2012/05/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 603 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 適性 エッセイ 適職 研究室 コンパクト

4月に一ヶ月間、毎週一度朝日新聞の求人欄の上のコラムに「仕事力」というエッセイを連載しました。いつもの話ですけれど、就活する学生たちに対して言いたいことをわりとコンパクトにまとめてあるので、そういう立場にいる方はぜひご一読ください。 自分の適性に合った仕事に就くべきだと当たり前のように言われていますが、「適職」などというものがほんとうにあるのでしょうか。 僕は懐疑的です。 「キャリア教育」の名のも... 続きを読む

内田樹「呪いの時代に」 ネットで他人を誹謗中傷する人、憎悪と嫉妬を撒き散らす人・・・・・・異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか  | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]

2012/01/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 900 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 憎悪 死角 揚げ足 呪い 嫉妬

自己の正当性ばかりをやたら主張する。他人の揚げ足を取っては喜ぶ。他者の痛みに思いが至らず、幼稚な論理を振り回す。気持ち悪い、変な人間がこの国を跋扈している。あなたの周囲にもいますよね。 呪いをかける人たち 現代日本社会は「呪い」の言葉が巷間に溢れ返っています。さまざまなメディアで、攻撃的な言葉が節度なく吐き散らされている。 現実に、ネット掲示板に「死ね」と書かれ、それにショックを受けて自殺する人た... 続きを読む

困難な時代を生きる君たちへ (内田樹の研究室)

2012/01/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 986 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 戦争 中高生 神戸新聞 みなさん 大災害

神戸新聞の元日配達号に「中高生のために」一文を草して欲しいと頼まれた。 困難な時代を生きる君たちへというタイトルを頂いた。 神戸新聞購読者以外の方の眼には止まらなかったものなので、ここに再録する。 みなさんがこれから生きて行く時代はたいへんに困難なものとなります。 戦争に巻き込まれるとか、大災害に襲われるとかいうことではありません。そうではなくて、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう... 続きを読む

いち若者の立場から、若者が何も主張しない理由を主張してみる - yuhka-unoの日記

2011/10/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 654 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip しわ寄せ yuhka-uno 格差 金持ち デモ

20:01 | 格差と若者の非活動性について (内田樹の研究室) Q1.現在、世界では、経済格差(世代間格差ではなく、金持ちとそうではない人との格差)や社会への不満に対して、多くの若者たちが声を上げ、デモを起こし、自分たちの意見を社会に訴えようと行動しています。翻って日本ではここ数十年、目に見える形での若者の社会的行動はほとんど見られません。これだけ若者たちにしわ寄せが行く社会になっているのに、そ... 続きを読む

格差と若者の非活動性について (内田樹の研究室)

2011/10/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 984 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 格差 諸賢 若者 金持ち 媒体

ある媒体から若者の労働観についてアンケートを受けた。 みじかい回答を期待していたはずだが、やたら長くなってしまったので、たぶんこのままでは掲載されないだろう。 自分としてはたいせつなことを書いたつもりなので、ここに転載して、諸賢のご叱正を乞うのである。 Q1.現在、世界では、経済格差(世代間格差ではなく、金持ちとそうではない人との格差)や社会への不満に対して、多くの若者たちが声を上げ、デモを起こし... 続きを読む

選書しました (内田樹の研究室)

2011/09/29 このエントリーをはてなブックマークに追加 773 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 研究室

技術評論社の安藤さんから「若い読者のための選書60冊」を頼まれた。 本屋さんで『最終講義』の刊行イベントとして、お薦めの本を選んで、それを並べて、あわせて買って頂こうという趣旨のものである。 本を選ぶのはたのしい仕事なので、さくさくと60冊選んだ。 もうフェアは終わってしまい、「どんな本を選んだのか知りたい」という人からメールがあったので、ご参考のために掲げるのである。 こんなのでした。 「日本お... 続きを読む

情報リテラシーについて (内田樹の研究室)

2011/09/16 このエントリーをはてなブックマークに追加 618 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 情報リテラシー 研究室

朝日新聞の「紙面批評」に書いたものを再録する。 長すぎたので、本紙では数行削られているが、これがオリジナル。 「情報格差社会」 情報格差が拡大している。一方に良質の情報を選択的に豊かに享受している「情報貴族」階層がおり、他方に良質な情報とジャンクな情報が区別できない「情報難民」階層がいる。その格差は急速に拡大しつつあり、悪くするとある種の「情報の無政府状態」が出現しかねないという予感がする。このよ... 続きを読む

学ぶ力 (内田樹の研究室)

2011/09/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 548 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 学力 国語 研究室 わたし 文章

「学ぶ力」という文章を書きました。中学二年生用の国語の教科書のために書き下ろしたものです。本が届いて、読んでみたら、なかなか「なるほど」と思うことが書いてあったので(自分で言うなよな)、ここに再録することにします。 中学二年生になったつもりで読んでね。 「学ぶ力」 「学ぶ力」 日本の子どもたちの学力が低下していると言われることがあります。そんなことを言われるといい気分がしないでしょう。わたしが、中... 続きを読む

ネット上の発言の劣化について (内田樹の研究室)

2011/08/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 960 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 劣化 発言 マスメディア 論点 言論

個人的印象だが、ネット上での匿名発言の劣化がさらに進んでいるように見える。 攻撃的なコメントが一層断定的になり、かつ非論理的になり、口調が暴力的になってきている。 これについては、前に「情報の階層化」という論点を提示したことがある。 ちょっと長い話になる。 かつてマスメディアが言論の場を実効支配していた時代があった。 讀賣新聞1400万部、朝日新聞800万部、「紅白歌合戦」の視聴率が80%だった時... 続きを読む

暴言と知性について (内田樹の研究室)

2011/07/05 このエントリーをはてなブックマークに追加 2363 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 知性 暴言 YouTube 研究室 自助努力

松本復興相が知事たちに対する「暴言」で、就任後わずかで大臣を辞任することになった。 この発言をめぐる報道やネット上の発言を徴して、すこし思うことがあるので、それについて書きたいと思う。 松本大臣が知事に対して言ったことは、そのコンテンツだけをみるなら、ご本人も言い募っていたように「問題はなかった」もののように思われる。 Youtube で見ると、彼は復興事業は地方自治体の自助努力が必要であり、それ... 続きを読む

未曾有の災害のときに (内田樹の研究室)

2011/03/13 このエントリーをはてなブックマークに追加 574 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 災害 研究室

3月13日 東日本巨大地震から三日目。 朝刊の見出しは「福島原発で炉心溶融の恐れ」と「南三陸町で1万人行方不明」。 16年前の大震災を超える規模の国家的災厄となった。 これからどうするのか。 このような場合に「安全なところにいるもの」の基本的なふるまいかたについて自戒をこめて確認しておきたい。(1)寛容 茂木健一郎さんも今朝のツイッターで書いていたけれど、こういう状況のときに「否定的なことば」を発... 続きを読む

コピペはダメだよ、について (内田樹の研究室)

2011/01/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 575 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip コピペ 研究室

卒論を読んでコメントをつけて返すという仕事をしている。 疲れる。 ほとんど同じことをどの学生についても書いているからである。 「出典の書誌情報を明記しなさい」 この二年間、ことあるごとにゼミで言っているのだが、ほとんどの学生はそのほんとうの意味は理解していない。 それをたぶん「ズルをしてはいけません」という警告のように聴いているのだろうと思う。 「カンニングするな」とか「授業中私語をするな」とか「... 続きを読む

才能の枯渇について (内田樹の研究室)

2010/12/26 このエントリーをはてなブックマークに追加 782 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 天賦 枯渇 贈り物 成果 授業

クリエイティヴ・ライティングの今年最後の授業で、「才能」について考える。 天賦の才能というものがある。 自己努力の成果として獲得した知識や技術とは違う、「なんだか知らないけれど、できちゃうこと」が人間にはある。 「天賦」という言葉が示すように、それは天から与えられたものである。 外部からの贈り物である。 私たちは才能を「自分の中深くにあったものが発現した」というふうな言い方でとらえるけれど、それは... 続きを読む

『七人の侍』の組織論 (内田樹の研究室)

2010/11/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 768 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 組織論 研究室

どういうタイプの共同体が歴史の風雪に耐えて生き延びることができるか。 これはなかなか興味深い問いである。 前に、住宅についてのシンポジウムの席で、「コレクティブ・ハウス」を実践している人から質問があった。 その人は20世帯くらいで住まいをシェアしている。子どものいる若い夫婦同士はお互いに育児を支援し合って、とても助かるのだが、高齢者の夫婦などはいずれこちらが介護せねばならず、若い人たちは「他人に介... 続きを読む

日本の人事システムについて (内田樹の研究室)

2010/08/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 692 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 進学 bit.ly 今朝 順番 ツイッター

ツイッターで茂木さんが就職活動について書いている。 多くの点で、私も同意見である。 けれども、完全には同意できないところもある。 意見が違うというのではなく、話を「切り出す順番」が違うということなのかも知れない。 それについて考えてみたい。 茂木さんはこう書いている。 「大卒2割、就職も進学もせずという今朝のニュース (http://bit.ly/9IP2QS ) に思うところあり、日本の就職につ... 続きを読む

そんなことを訊かれても (内田樹の研究室)

2010/01/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 569 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 研究室

仕事始めに取材がふたつ。 太田出版の『atプラス』という雑誌と、『週刊プレイボーイ』。 媒体は違うが、たぶんどちらも対象としている読者の世代は同じくらい。 20代後半から30代、いわゆる「ロスジェネ」世代とそれよりちょと下のみなさんである。 生きる方向が見えないで困惑している若い諸君に指南力のあるメッセージを、というご依頼である。 『atプラス』の方はかなり学術的な媒体なので、「交換経済から贈与経... 続きを読む

人間はどうして労働するのか (内田樹の研究室)

2009/12/16 このエントリーをはてなブックマークに追加 581 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 人間 研究室

『日本の論点2010』(文藝春秋)が届いた。 そこに「労働について」一文を寄せている。 こんなことを書いた。 「働くとはどういうことか」 編集部から「働くとはどういうことか」というお題を頂いた。この問いがトピックとなりうるという事実から私たちはさしあたり次の二つのことを推論することができる。 (1)「働くことはどういうことか」の定義について、現在のところ一義的な定義が存在しない(あるいは定義につい... 続きを読む

 
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