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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersエマニュエル・トッド「ロシアの衰退は欧米メディアがもたらした幻想だ」 | 権威主義的な民主主義国家とリベラルな寡頭制国家
ロシア社会は「停滞してなどいない」 ──西洋が衰退している指標の一つとして乳児死亡率を挙げています。この指標は何を示すものなのですか。 私は1970年から1974年にかけてロシアの乳児死亡率が上昇しているのを見つけ、その後、ソ連が乳児死亡率の統計を公表しなくなったので、1976年に出した自著『最後の転落』で、ソ... 続きを読む
エマニュエル・トッド「いま私たちは西洋の敗北を目の当たりにしている」 | 西側諸国は「何も見えていない」
西洋の凋落を証明する「3つの要因」 ──2023年に弊紙から受けたインタビュー「第三次世界大戦はもう始まっている」が、今回の新著を書くきっかけになったと伺っています。すでに西洋は敗北を喫したとのことですが、まだ戦争は終わっていませんよね。 戦争は終わっていません。ただ、ウクライナの勝利もありえるといった類... 続きを読む
エマニュエル・トッドとアラン・マンクが討論「国際秩序が崩れるなか、欧州が採るべき針路」 | 「いまの欧州は自律性を完全に失いつつある」
──アラン・マンクさん、あなたはご自身のことを骨の髄までヨーロッパ人だと自任されています。その場合、ヨーロッパ人とはどういった意味合いを持つのですか。 アラン・マンク 私は第一にヨーロッパ人であり、その次にフランス人なのです。私ほど病的なまでにヨーロッパ人を自任する人はほかにいないはずです。 欧州の... 続きを読む
「欧州はもはやプロジェクトとして破綻している。だから戦争をし出したのではないか」 | エマニュエル・トッドとアラン・マンクが討論
なぜウクライナ戦争は起こったのか? ──トッドさんは米国についてどうお考えですか。 トッド 欧州の指導者階級は、米国と足並みをそろえようと躍起になっています。しかし、いまの米国社会を見ると、歴史上類例のない退行の真っ只中にあります。 米国が欧州にやって来たのは1944年のことですが、あの頃の米国は、世界の... 続きを読む
エマニュエル・トッドが仏紙に断言「第三次世界大戦はもう始まっている」 | 「クレイジーな反逆児野郎」が持論を展開
領土をめぐる限定戦争から、グローバルな経済の衝突へ ──ウクライナでの戦争に関する本を日本では出版したのに、フランスで出版していないのはなぜですか。 日本人が反ロシアなのは、ヨーロッパ人に引けを取りません。ただ、今回の戦争は日本から地理的に遠く離れたところで起きているので、そこまでの切迫感がありませ... 続きを読む
「我々はすでに第三次世界大戦に突入した」エマニュエル・トッドが指摘した世界戦争を激化させる“アメリカの無責任” | 文春オンライン
当初は、ローカルな問題に留まるはずだったウクライナ問題はなぜ国際秩序に大混乱を招くグローバルな問題に発展したのか? ウクライナ問題に関わる大国たちの思惑を、仏の歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏の新刊『第三次世界大戦はもう始まっている』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む) ウ... 続きを読む
累計57万部の「世界の知性」シリーズを創刊 PHP研究所・大岩央が語る、新書思想書の意義
マルクス・ガブリエル、ジム・ロジャーズ、エマニュエル・トッドなど、海外の識者の語り下ろしを邦訳する「新しい翻訳書」が注目を集めている。PHP研究所が2020年に創刊した新書「世界の知性」シリーズだ。 これまでの国内累計発行部数は44万部。製作時から海外展開も視野に入れ、中国・韓国・台湾・タイなどでも翻訳刊... 続きを読む
エマニュエル・トッド「今のフェミニズムは男女の間に戦争を起こそうとする、現実離れしたイデオロギー」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
女性の解放が達成されそうなときになって、ネオフェミニストたちの敵愾心が強い活動が強まっている──。フランスの歴史人口学者エマニュエル・トッドは新著でそう論じる。仏紙「フィガロ」による、男女の関係について新しい視点を示すインタビューを前後編でお届けする。 「あの敵愾心の強いルサンチマンの運動に辟易して... 続きを読む
『エマニュエル・トッド「今のフェミニズムは男女の間に戦争を起こそうとする、現実離れしたイデオロギー」 | 英米流フェミニズムに見られる「激しい怨嗟」の理由』へのコメント
世の中 エマニュエル・トッド「今のフェミニズムは男女の間に戦争を起こそうとする、現実離れしたイデオロギー」 | 英米流フェミニズムに見られる「激しい怨嗟」の理由 続きを読む
エマニュエル・トッド「西洋から家父長制が消えたのではない。最初からなかったのだ」 | 女性の解放による「社会経済的コスト」とは
「男性支配の度合い」は地理的・歴史的に多様 ──西洋では家父長制は消えたということですか。 消えたのではなくて、最初からなかったのです。そもそも家父長制とは何でしょうか。私はどちらかといえば、普遍的な男系支配の制度という言葉を使いたいですね。これは集団のマネジメントにおいて、男性の地位が少しだけ上に... 続きを読む
エマニュエル・トッド「今のフェミニズムは男女の間に戦争を起こそうとする、現実離れしたイデオロギー」 | 英米流フェミニズムに見られる「激しい怨嗟」の理由
「あの敵愾心の強いルサンチマンの運動に辟易している」 ──トッドさんの新著『彼女たちはどこからきて、今どこにいるのか?──女性史の素描』(未邦訳)が2022年1月にフランスで刊行されました。この本では「第三波フェミニズム」やジェンダー理論がかなりきつく批判されています。 あなたに言わせれば、そうしたものは男... 続きを読む
エリック・ゼムールが断定「エマニュエル・トッドはジキル博士とハイド氏だ」 | 世界の多様性を描きつつ普遍主義を支持するふたりのトッド
トッド:エリック・ゼムールと私の思考に通底するところがあるのは承知しています。経済の仕組みといった話は二義的でしかないこともお互いわかっていますからね。 バカなENA(エナ、フランス国立行政学院の通称。高級官僚の養成機関だったが、マクロン大統領が2018年に廃止を宣言)出身者たちに立ち向かうところも共通... 続きを読む
「フランスのトランプ」極右のエリック・ゼムールがフランス随一の知性エマニュエル・トッドと激論 | フランス大統領選の有力候補として世論調査で目下2位
エリック・ゼムールとエマニュエル・トッド。どちらも出版の世界で成功を手にし、激しい論争を引き起こしたり、白熱するテレビの討論番組も経験したりしてきた。 フランスを代表する知識人の論客であり、同時に物議をかもす存在であるところも共通する。EU建設への批判では同じ立場だったふたりだが、イスラム教やアイデ... 続きを読む
保守回帰せずとも、シングルマザーが社会の多数派になれば少子化は解決する
これって別に与太話じゃなくて、エマニュエル・トッドみたいな人口学者の大御所も割と大真面目に言ってるんだよね。 教育水準の上昇→女性の社会進出→晩婚化、未婚化で少子化になる、という構造は確かに人口学的な事実なんだけど その解決として安易に保守回帰をすぐ持ってくる類のアンチフェミが見落としているのは シン... 続きを読む
「バイデンは上品なトランプになれ」 バイデン新米大統領にエマニュエル・トッドが期待すること 2021年の世界前編 (1/4) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
Emmanuel Todd/1951年生まれ。政治や社会を、家族構造や識字率などを踏まえた独自の視点で分析。ソ連崩壊やトランプ氏当選などを予見。著書に『グローバリズム以後』など (c)朝日新聞社 大野博人(おおの・ひろひと)/1955年生まれ。朝日新聞でジャカルタ、パリ、ロンドンの特派員や論説主幹... 続きを読む
エマニュエル・トッド「トランプは『決断力のあるオバマ』、そして“重要な大統領”だった」 | クーリエ・ジャポン
トランプの対外政策を評価 フランスの歴史家・人類学者のエマニュエル・トッドが2020年10月7日、フランスのラジオ局「ユーロップ1」の番組でドナルド・トランプ米大統領の功績について語った。トランプは、その対中政策によって歴史に影響を与えた「重要な大統領」だというのがトッドの見立てである。 「トランプは、対... 続きを読む
エマニュエル・トッドのトランプ支持やトマ・ピケティのバラモン左翼批判にも通じるマイケル・サンデルの「能力主義の横暴」 - YAMDAS現更新履歴
courrier.jp 実際にこの記事を読んだのは Yahoo! ニュースなのだけど、そちらは既に消えているのでこちらをリンクする。 既に他の人も指摘しているが、ドナルド・トランプの再選を望むエマニュエル・トッドや、トマ・ピケティの新刊『資本とイデオロギー』におけるバラモン左翼の話に通じるものがある。 先週のアメリカ... 続きを読む
エマニュエル・トッド「外出再開せよ。高齢者を救うために若者を犠牲にすることはできない」 | 政治家は私たちをここまで無防備にしていたのか | クーリエ・ジャポン
ソ連崩壊、リーマンショック、イギリスのEU離脱を予言し、世界にさまざまな警鐘を鳴らしてきたフランスの歴史人口学者、エマニュエル・トッド。彼はこのコロナ時代をどう見ているのか? 仏紙「レクスプレス」がインタビューした。 フランスではロックダウン(都市封鎖)が始まるや否や、都会を脱出する人たちが続出した... 続きを読む
フランスの不満は暴発寸前!? なぜ「ドイツ帝国」はEUで一人勝ちできたか | 川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」 | 現代ビジネス [講談社]
EUはおしなべてドイツの支配下に入っている エマニュエル・トッドの『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる』という本が売れている。センセーショナルなタイトルだが、その分析には、「そうそう、その通り!」と思うところが多い。私の場合、ドイツに住み、ドイツ人の家族がいるため、ドイツ批判には心なしかブレーキがかかるのだが、トッド氏はフランス人、しかもユダヤ人なので、何の遠慮もなく、実に辛辣だ。 トッド氏は、めき... 続きを読む