タグ Medエッジ
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users米研究者が「STAP細胞」の再現に成功!? | Medエッジ
12月12日、私は東京で、研究倫理に関するシンポジウムを傍聴していました。 少し疲れてスマートフォンを覗いてみると、ある情報がソーシャルメディア上で飛び交っていることに気づきました。 「STAP細胞はやっぱりあったのか!?」 「小保方さんは正しかったことを海外の研究者が証明し、論文が『ネイチャー』に掲載された!」 結論から述べると、ここで飛び交った情報にあるような理解は誤りです。 「損傷」... 続きを読む
「ウシ白血病ウイルス」と乳がんに関連あり | Medエッジ
このたび、人間の胸の組織を分析したところ、「ウシ白血病ウイルス感染」と乳がんに関連性があると分かった。 ほぼ全ての牛乳に存在 米国カリフォルニア大学バークレー校/デイビス校の研究グループが、オンライン科学誌プロスワン(PLoS One)で2015年9月2日に報告。同大学も紹介している。 研究グループによると、ウシ白血病ウイルスは、乳牛/肉牛の血液細胞や乳腺に感染して白血病やリンパ腫を引き起こす「... 続きを読む
「南京虫に気をつけろ」、海外で急増中 | Medエッジ
海外で虫刺されと言えば、蚊も問題になるが、南京虫も問題になる場合があるようだ。 トコジラミという虫で、寝ているときに刺してきて、強いかゆみを引き起こす。 このところ米国では虫が急増中で、「来襲」が増えているという。日本からは外務省も米国に限らず海外での被害に注意を促している。 予防策もあるようで、海外滞在の際には参考にしたい。 帰ってきた南京虫 今回、米国ベイラー医科大学の研究者が南京虫対策... 続きを読む
忘れるまでの時間の秘密、脳で短期記憶を担う「海馬」で確認 | Medエッジ
忘れるまでの時間はどうやって決まるのか。 神経細胞を直接見て確認した研究が報告された。神経細胞から飛び出すとげが延びて、ほかの神経細胞とつながる場所である「シナプス」の入れ替わりのサイクルが記憶を保つ期間と連動しているようだ。 精神や神経の働きを考えるヒントになる。 海馬の記憶保存期間は約1カ月 バイオ医療分野における世界的な拠点である、米国スタンフォード大学Bio-Xを含む研究グループが、有... 続きを読む
リスのブリーダー3人が謎の死亡、新型の「ボルナウイルス」を脳から確認 | Medエッジ
ドイツで脳炎を起こすと見られる新型の「ボルナウイルス」と見られるウイルスが確認されたようだ。 リスを育てるブリーダー3人が相次いで謎の脳炎で死亡。そこからウイルスの発見につながった。 ドイツの研究グループが、有力医学誌であるニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン誌2015年7月9日号で報告した。 脳からウイルス 2011年から2013年にかけ、リスのブリーダー3人がよく似た症状の脳... 続きを読む
バラクーダなど魚による中毒「大幅上方修正」、米国の研究グループ | Medエッジ
バラクーダなど熱帯の魚の持つシガテラ毒によって病気になった人が思いのほか多いと海外から報告されている。 地球温暖化で北上の可能性も指摘されており、場合によっては被害の範囲も広がりかねないようだ。日本も無縁ではないかもしれない。 一般的な食中毒 米国のフロリダ大学の研究グループが、米国熱帯医療・衛生学会の発行するアメリカン・ジャーナル・オブ・トロピカル・メディシン・アンド・ハイジーン誌のオンライン... 続きを読む
認知症の謎に?!脳は学習するたびにDNAをいちいち破壊していると判明、MIT発見 | Medエッジ
人は学習したり、記憶したりするときに、脳の中でDNAを破壊していると分かった。 うまく直せない場合はダメージが残ってしまうことになる。認知症の謎にもつながるかもしれない。 米国マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究グループが、有力科学誌のセル誌オンライン版に2015年6月6日に報告した。 遺伝子を活発にしている なぜDNAを破壊するプロセスがあるかといえば、重要な遺伝子の働きを活発にできるか... 続きを読む
小児性愛の傾向がある人に特徴、「福耳ではない」「口の中の天井が深い」「左利き」など、カナダの研究結果 | Medエッジ
小児性愛の傾向のある人は顔に関係した特徴や左利きの傾向など、発達と関係した特徴があるという研究報告が出ている。 カナダのウィンザー大学を含む研究グループが、国際性研究学会(IASR)の公式誌で性科学分野の有力誌アーカイブズ・オブ・セクシャル・ビヘイビアのオンライン版で2015年6月10日に報告した。 140人を評価 小児性愛は、大人になってからも、子どもに対して過剰な性愛の感情を抱くことを言う。... 続きを読む
最近話題の遺伝子検査、結局遺伝子検査って何がわかるの? | Medエッジ
最近、テレビや雑誌などでよく目にする「遺伝子検査」という言葉。遺伝子を調べるということはなんとなく知っているけれど、実際に何が分かるのかはよく知らない。そんな方も多いのではないでしょうか? 本日は最近話題の遺伝子検査で分かることをご紹介いたします。 遺伝子検査の認知度は既に7割以上 ジャストシステムが男女900人に行ったアンケートによると、なんと72.0%の人が「遺伝子検査サービスの存在を知って... 続きを読む
懐かしいにおいや子どもの顔…思いがけず記憶が蘇るのはなぜか、利根川進氏らが新発見 | Medエッジ
全く忘れていたはずの記憶が、懐かしいにおいをかいだり、子どもの顔を見ていたりして、思いもよらず蘇ることがある。 そのときに働く脳内の重要な仕組みがこのたび発見された。 ノーベル生理学・医学賞を受賞した米国マサチューセッツ工科大学(MIT)利根川進氏らの研究グループの報告で、記憶を失う病気の対策など応用が広がりそうだ。 記憶は脳で保たれる 有力科学誌サイエンス誌で2015年5月29日に報告してい... 続きを読む
そんなにかかるの!? 毛髪対策にかかる金額は? | Medエッジ
深夜のバラエティー番組で取り上げられるなど、最近なにかと話題の髪の問題。 本日は多々ある髪のお悩みの中でも、特に気になる男女の薄毛事情について紹介いたします。 男性の7割以上が薄毛を気にしていた! リクルートライフスタイルが男女2149人に行った薄毛に関する調査によると、髪への不安(ハリ・コシ、毛髪量、ボリューム、髪の細さ、抜け毛等)がある人のうち、20代男性の74.7%が薄毛が気になると回答し... 続きを読む
へその緒を切るのを2、3分遅らせよ、4歳のときの運動能力と社会性評価が高まると確認 | Medエッジ
へその緒を着るのを遅らせると、4歳時点の細かい運動の能力と社会性な評価が高くなると分かった。 生後まもなくの鉄不足を防ぐ スウェーデン、ウプサラ大学のオラ・アンダーソン氏らの研究グループが、有力医学誌の小児科版である」ジャマ(JAMA)ペディアトリクス誌において2015年5月26日に報告している。 へその緒を2~3分ほど遅らせて切る医療行為は、「遅延臍帯(ちえんさいたい)クランプ」と言う。一方で... 続きを読む
アマゾンの植物にうつ症状8割削減の効果、煎じて飲む「アヤワスカ」 | Medエッジ
「アヤワスカ」と呼ばれるアマゾンの読み物にうつ症状を大幅に抑える効果があるようだ。解決の難しいうつ症状を軽くするヒントに? 現地に伝わる煎じた飲み物 ブラジルのサンパウロ大学の研究グループが、同国の精神分野の専門誌であるレビスタ・ブラジレイラ・デ・シキアトリアに2015年1-3月版に報告した。 アヤワスカは、アマゾンの植物を煎じて作る飲み物。 現地では宗教的、医療的な目的で数十年にわたって飲ま... 続きを読む
「ビーフなのに魚」世界初めて魚の油作る肉牛、線虫の遺伝子導入、中国研究グループ発表 | Medエッジ
「ビーフなのに魚」 1回聞いただけではちょっと意味が分からない。そんな研究成果がこの5月11日に中国から発表された。 遺伝子改変技術により肉牛に魚の油を作せるようにして、健康なビーフを実現したという内容だ。 いったいどういうことなのか? 健康効果が続々のオメガ3脂肪酸 中国の西北農林科技大学を中心とした研究グループが、バイオ技術分野の国際誌であるバイオテクノロジー・レターズ誌で報告した。 ... 続きを読む
ネット検索すると、結果もないのに知識が増えたと錯覚、米国エール大学が報告 | Medエッジ
写真はイメージ。記事と直接の関係はありません。(写真:Luis Ascenso Photography/クリエイティブ・コモンズ表示 2.0 一般) ネット検索すると、何ら結果を得られていないにもかかわらず、知識が増えたと錯覚する傾向があると分かった。 米国エール大学の研究グループが、米国心理学会(APA)が発行するジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・サイコロジー・ジェネラル誌オンライン版で2... 続きを読む
加工食品は「薬物乱用と同じ」、純化された物質の依存の点で共通 | Medエッジ
加工食品は薬物乱用と同じだという新説を提示する研究グループが米国で出てきた。 暴論とも見えるが、意外と的を射ているかもしれない。 純化された物質に依存 米国のミシガン大学を中心とする研究グループが、このような食品や食品の特徴が中毒的な摂食に関連している証拠を示す研究を行い、オンライン科学誌であるプロスワン(PLoS One)誌で、2015年2月18日に報告した。 高度に加工された食品には、脂肪... 続きを読む
記憶にBGMは効果があるか否か、年齢による違いを検証した結果判明 | Medエッジ
記憶をするときに関係のない音楽が入ることで記憶力が下がるのか。 このたび年齢による差を調べた検証結果が報告された。若者と高齢者では異なる結果になった。 音楽がかかっているか静かか比較 米ジョージア工科大学のサラ・リーブス氏らの研究グループが、高齢者医学の専門誌であるジェロントロジスト誌において2015年1月29日に報告している。 音楽は、私たちが積極的に聞いているかどうかにかかわらず、いたると... 続きを読む
「1日30円」の薬に知られざるがん治療効果を発見、岡山大学の慧眼 | Medエッジ
年頭にがんが免疫機能によって撲滅できる日が近づいているのではと夢を語った(「がん征圧」の初夢、実用見据える「免疫療法CART」「遺伝子エクソーム解析」、西川伸一を参照)。 昨年発表された「キメラ抗原受容体T細胞療法(Chimera Antigen Receptor T therapy:CART)」という技術と、免疫を弱めるシステムに対する抗体治療、抗PD-1、 抗PDL-1、抗CTLA4という抗... 続きを読む
頭への衝撃で脳の処理速度が遅くなる、ボクサー1試合ごとに0.19%のペース | Medエッジ
頭を何度も強く打つと、脳容量が小さくなり、処理速度が遅くなることが分かった。 ボクサーと総合格闘家を対象に検証した結果だ。 米国クリーブランド・クリニックを中心とした研究グループが、ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン誌で2015年1月30日に報告している。 131人を4年間調べる 研究グループは、総合格闘技の選手131人、ボクサー93人、合計224人のプロ格闘家を対象として、... 続きを読む
ヘルスケアへの投資で「米国は窮地に」、米国グループが報告 | Medエッジ
米国は医療分野で積極的に投資が進み、日本をはじめ世界に水をあけている? 新しい研究や技術を推し進める上で、米国は窮地にある。そんな報告が出ている。 資金の伸びが10年滞る 米国ジョンホプキンス大学を含む研究グループが、米国医師会発行で、有力医学誌ジャマ(JAMA)誌2015年1月号で報告している。 米国では医学研究が進展して、さまざまな研究報告が生み出されている。看護や介護などのサービスでも国... 続きを読む
空気が薄いと肺がん発症率が低下、酸素が毒に?! | Medエッジ
米国西部の地域では、標高が高くなるにしたがって肺がんの発生率が減少すると分かった。 酸素でさえも毒となるのかもしれない。 標高1000mごとに7.23人/10万人減少 米国ペンシルベニア大学を中心とした研究グループが、オンライン科学誌、PeerJ誌で2015年1月13日に報告している。 研究グループが米国西部の各郡のがん発生率を比較。 結果として、郡の標高が高くなるにしたがって肺がんの発生率... 続きを読む
女性のセクシュアリティにおける「潮吹き」の正体、7人の超音波分析 | Medエッジ
性行為の最中における女性の「潮吹き」は基本的には性行為の際の不随意性の尿の放出であることが分かった。 議論が分かれてきた フランスのパーリー民間病院の研究グループが、性医療の国際誌、ジャーナル・オブ・セクシュアル・メディシン誌で2014年12月24日に報告したものだ。 性的刺激の際には、一部の女性では尿道から顕著な量の液体の排出が報告されている。いわゆる「潮吹き」と呼ばれる現象である。 現在ま... 続きを読む
iPSに勝るか、ほぼ無限に培養できる「胆管幹細胞」、再生医学に重要な1ページを刻む | Medエッジ
前回紹介した、ヒトの多能性幹細胞から始原生殖細胞を作り出す方法の開発は、再生医学にとって重要な1ページを刻んだ研究だと思う。 同じ号のセル誌には、もう一つ再生医学に大きな貢献を果たす可能性のある論文が報告された。オランダのユトレヒト大学からである。 肝臓の幹細胞を増やし用可能に タイトルは「成人の肝臓から肝細胞と胆管細胞の両方に分化可能な幹細胞の遺伝的に安定な長期培養(Long-term cul... 続きを読む
昨年ドイツ人が日本でデング熱に感染、「デング熱の国内感染、前より存在した可能性あり」 | Medエッジ
9月1日、厚生労働省はデング熱の国内感染者が22人になったと報告。この説明の中で、昨年8月に、ドイツ人が日本でデング熱に感染していたと報告した。 この事実はあまり一般には知られていないが、今年1月に感染症の国際誌であるユーロ・サーベイランス誌で報告されていた。 昨年9月に、ドイツ人は、国内で東京や京都などを訪問。ドイツに帰国後に発熱の症状を起こし、検査の結果デング熱と判明した。 こうした結果... 続きを読む