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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersオーウェル『1984年』序文からわかる、ピンチョンのつまらなさとアナクロ性 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary トマス・ピンチョンのオーウェル『1984年』序文は、まったく構造化されず、思いつきを羅列しただけ。何の脈絡も論理の筋もない。しかもその思いつきもつまらないものばかり。唯一見るべきは、「補遺;ニュースピークの原理」が過去形で書かれていることにこめられた希望だけ。だが、考えて見れば、ピ... 続きを読む
6/26 プリゴジンの乱に対するプーチン弁解の見方 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary 6/24プリゴジンの乱についてプーチンが6/26に出した玉音放送は、プーチンが今回の騒乱で何を気にしているかがうかがえる。ワグネルがほとんど何の抵抗もなしにモスクワの手前に到達できたし、また一部では歓迎すらされたというのを大変気にしている模様。同時に、自分たちがそれに対して無策でおたつ... 続きを読む
教養とは:漁父の辞と水処理 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary 教養というと、実学に関係ないステータス財なのか、それとも実学にも役立つべきベースなのか、みたいな議論が起こる。だがその区別がない場合もあるし、それが理想かもしれないという気もする。大学の上水道学の講義で、屈原の漢詩「漁父の辞」に水処理の基本原理が描かれていると、まさに我田引水で... 続きを読む
プーチン本その3:『オリバー・ストーン オン プーチン』:ストーンが頼まれもしない反米提灯かつぎをする情けない本/映画 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary 『オリバー・ストーン オン プーチン』(文藝春秋、2018) は、同名のプーチン連続インタビューシリーズの文字版。2015-2017という、プーチンやロシアをめぐる各種の大きな事件が次々に起きた時代で、本当であればまたとない情報源となれたはず。ところが、オリバー・ストーンは自分がしゃしゃり出て、... 続きを読む
『史記』に学ぶべき知識人の役割とは - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary 司馬遷『史記』に登場する焚書坑儒は、儒者どもが体制批判したせいだとされるが、実は穴に埋められた儒者たちにもそうされる十分な原因があったのかもしれない。かつて儒者を厚遇していた始皇帝だが、封禅の儀式のやりかたに結論を出せず、しかも後から揚げ足をとって悪口を述べた儒者の役立たずぶり... 続きを読む
Anderson "Che Guevara":壮絶な調査に基づく空前絶後のフェアなゲバラ伝 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary すさまじく分厚いゲバラの決定版伝記。綿密で詳細な調査とインタビューはとにかく圧巻。キューバで長年暮らして関係者の資料を大量に閲覧、ゲバラ懐柔役だったはずの老練なソ連外交官から、恋する乙女まがいの赤面するようなコメントをモスクワで引き出し、最後の部隊の生き残りにスウェーデンまで出... 続きを読む
ストーレンハーグ『エレクトリック・ステイト』拙訳についての論難は不当だと思うのです。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary シモン・ストーレンハーグ『エレクトリック・ステイト』の山形の翻訳について、アマゾンレビューで悪口が出ているけれど、山形自身は不当だと思う。その主張と山形の言い分は以下の通り。 話者が二人いるのを、一人だと誤解している! → まさか。一人称を見なさい。訳し分けてます。 それをごまかすた... 続きを読む
統計の不備と、各種統計の「相関」の話 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
Executive Summary 統計の信頼性について疑問を呈した柳下毅一郎のツイートを、山形は一蹴した。が、その後勤労統計の集計方法の不備が露見した。ここから、統計は捏造であり、それが相関しているならすべての統計が捏造だ、という極論が出た。しかし統計は、一かゼロか、完璧かすべて捏造か、というものではない。また... 続きを読む
人工知能を100年間研究し続ける大学が予想した人工知能と生活する2030年の姿とは? - GIGAZINE
By Michael Shaheen 人工知能の技術は急速に発展してくると、「人工知能の進化によって人間の暮らしはどんどん豊かになるのか?」という点が気になってきますが、人工知能の研究を100年にわたって続けているスタンフォード大学が、人工知能と共生する2030年の世界はどのようになっているのかをまとめたレポートを公開しました。 Executive Summary | One Hundred Ye... 続きを読む
亀倉雄策『曲線と直線の宇宙』を読んで腰が抜けた話【五輪エンブレム騒動】
こんにちは。デザイン芸人「デザインや」です。 要約:Executive Summary 亀倉雄策(1915-1997)のエッセイ集『曲線と直線の宇宙』(1983)を、図書館へ行って読んできました。 読んでいる途中で、何回か腰が抜けました。 そこに、ほぼ「答え」が書いてあったからです。 なんだこれ。 ほぼ「答え」一覧 ほぼ「答え」が書いてあったのは 絵とデザインの違い デザイナーとは・デザインとは ... 続きを読む
意外!マイクロソフト「新しくなったWindows」のCMがアレな理由を調べてみたら、想像以上だった
こんにちは。出典マニアの調査報告です。 要約:Executive Summary 1)とある違和感をきっかけに、マイクロソフトの「新しくなったWindows」のCMについて調べてみたら、次の3つのことがわかりました。 「元ネタ」がある 撮影は「日本国外」 メインの役者さん以外は、みな「使い回し」 1点目までは予想範囲でしたが、2、3点目については、想像を上回っていました。 2)自覚のない田舎者は、... 続きを読む
メディア・パブ: 激変する広告業界,今後5年間のシナリオは?
広告業界は激動の時代に突入したようだ。過去50年間の変化を上回る地殻変動が,これからのわずか5年の間に,広告業界に訪れるとIBMが予測している。 “The End of Advertising as We Know It”というタイトルのレポート(Executive SummaryのPDF)を,IBMが公表した。これまでの広告モデルが終焉すると主張している。このレポートの中で,今後5年間に繰り広... 続きを読む