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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users今週の本棚:加藤陽子・評 『帝国図書館 近代日本の「知」の物語』=長尾宗典・著 | 毎日新聞
(中公新書・1012円) 人々の「知」の裾野を支える機関と実感 本と図書館が大好きな我らが同志にとって、たまらない本だ。 国会の隣にある国立国会図書館東京本館。この場所を知らない人でも、今やオンライン登録しさえすれば、約184万点のデジタル化済みの図書や資料が、自らの端末で全部読める時代となった。国会図書... 続きを読む
国葬と教団問題から考える「分断の政治」 安倍政治的なものの総決算:朝日新聞デジタル
岸田文雄首相が決断した安倍晋三元首相の国葬に国民の賛否は割れ、世論の分断を生みました。安倍氏の銃撃事件後には、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」と安倍氏や自民党議員との接点が次々と明るみに出ています。長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)と杉田敦・法政大教授(政治理論)、加藤陽子・東京大教授(日本... 続きを読む
コロナ敗戦から考える「危機の政治」と「政治の危機」 :朝日新聞デジタル
「コロナ敗戦」「インパール2020」――新型コロナウイルス感染拡大への政府の対応や東京オリンピック開催に至るまでの曲折は、先の大戦になぞらえられることも少なくない。戦後76年の夏、長谷部恭男・早稲田大教授(憲法)、杉田敦・法政大教授(政治理論)、そして日本近現代史研究で知られる加藤陽子・東京大教授の目に... 続きを読む
加藤陽子の近代史の扉:学術会議問題の政治過程 世論が政府の姿勢「変えた」 | 毎日新聞
6月15日の衆院本会議で、枝野幸男立憲民主党代表が内閣不信任決議案の趣旨説明を行った。否決前提の演説は、実のところ、野党側の所信表明のような役割を果たす。演説を聞いて驚いたのは、幾多の政権構想中の1項目ではあったが、日本学術会議問題で菅義偉首相が任命を拒否した6人を任命し直すと述べた部分である。 早速... 続きを読む
学術会議、任命拒否の5人は連携会員に 加藤陽子氏は希望せず | 毎日新聞
日本学術会議の会員候補として推薦されながら、菅義偉首相に任命されなかった6人の研究者のうち、5人が学術会議の「連携会員」「特任連携会員」として活動に参加することになった。梶田隆章会長ら執行部は残る1人の加藤陽子・東京大教授(歴史学)にも特任連携会員への就任を打診したが、任命拒否問題が解決していないと... 続きを読む
声をつないで:「どうせ女は…」加藤陽子さんが今も許せない「グロテスク」な言葉 | 毎日新聞
「私、へこたれていませんよ」。張りのある朗らかな声が印象に残った。歴史学者の加藤陽子・東京大教授だ。日本近代史の優れた研究者として知られるが、政府に任命拒否された日本学術会議の新会員候補6人のうちの一人となり、昨秋は「渦中の人」になった。それでも前向きに自らの道を究める加藤さん、女性として苦労した... 続きを読む
加藤陽子の近代史の扉:学術会議の自律性保障 日本側が磨いた学問の自由 - 毎日新聞
敗戦からほどない1949年に日本学術会議は設立された。第1回総会において、科学者の戦争協力を反省し、科学こそ文化国家・平和国家の基礎となるとの決意表明がなされたことについては、昨今の報道などにより、かなり世に知られるようになってきた。 ただ、戦争協力のくだりを読むと、わずかだが胸のうずきを覚える。... 続きを読む
加藤陽子の近代史の扉:学術会議「6人除外」 「人文・社会」統制へ触手 - 毎日新聞
発足直後の世論調査で6~7割超の支持を得た菅義偉内閣。行政改革やデジタル庁など重要案件が待つ今、なぜわざわざ、日本学術会議の新会員候補名簿から6人を除外して決裁するという批判を浴びるまねをしたのか。目的と手段の点で整合的ではなく見え、政治分析の玄人筋も首をひねる事態となった。 少し回り道をしよう。... 続きを読む
日本学術会議に対する菅政権の干渉と無批判に礼賛する大衆民主主義が生み出すファシズム。立憲民主主義の破壊を許してはいけない | ハーバー・ビジネス・オンライン
10月1日、日本学術会議が推薦した新会員候補105人のうちの6人を、菅義偉内閣が任命しなかったことがわかった。このニュースは赤旗が取り上げたのをきっかけに、各報道機関でも報じられ、批判を呼んでいる。 任命されなかった6人は、歴史学者の加藤陽子、政治学者の宇野重規をはじめ、いずれも人文・社会科学が専門の学者... 続きを読む
「前例ない決定、菅首相がなぜしたかが問題」学術会議任命外された加藤陽子氏コメント - 毎日新聞
政府から独立した立場で政策提言をする「科学者の国会」とも呼ばれる「日本学術会議」の新会員の任期が、1日始まった。しかし、菅義偉首相は学術会議が推薦した候補者105人のうち、6人を任命から外した。その一人の加藤陽子・東京大教授が、毎日新聞にコメントを寄せた。 加藤教授は小泉純一郎政権での政府の公文書管理... 続きを読む
加藤陽子『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 | ブクオフ放浪記
それでも、日本人は「戦争」を選んだ (新潮文庫)810円Amazon 同著者の『戦争の近現代史』が大変面白かったので出版時に話題になったこの本も気になってはいた。何故そのとき読まなかったかというと 1.何やら宿命論的なタイトルが嫌 2.『戦争の近現代史』のプロフィール写真は若くて美人(かなり好み)だったのにテレ... 続きを読む
真珠湾攻撃から75年、歴史家・加藤陽子氏は語る「太平洋戦争を回避する選択肢はたくさんあった」
太平洋戦争の開戦から12月8日で75年を迎える。改めて、なぜ日本は戦争へと至ったのだろうか。 日本近現代史が専門の加藤陽子・東京大学教授は近著 『戦争まで』 で、1941年の太平洋戦争の前に、世界が日本に「どちらを選ぶのか」と真剣に問いかけてきた交渉事は3度あったと指摘する。「満州事変(1931年)とリットン報告書(1932年)」「日独伊三国同盟(1940年)」そして「日米交渉(1941年)」だ。... 続きを読む
真珠湾攻撃から75年、歴史家・加藤陽子氏は語る「太平洋戦争を回避する選択肢はたくさんあった」
太平洋戦争の開戦から12月8日で75年を迎える。改めて、なぜ日本は戦争へと至ったのだろうか。 日本近現代史が専門の加藤陽子・東京大学教授は近著 『戦争まで』 で、1941年の太平洋戦争の前に、世界が日本に「どちらを選ぶのか」と真剣に問いかけてきた交渉事は3度あったと指摘する。「満州事変(1931年)とリットン報告書(1932年)」「日独伊三国同盟(1940年)」そして「日米交渉(1941年)」だ。... 続きを読む
山崎拓氏「自民は戦前の大政翼賛会的」 日弁連シンポ:朝日新聞デジタル
「今を戦前にしないために~戦後70年記念シンポジウム」(日本弁護士連合会主催)が8日、東京・霞が関の弁護士会館であった。加藤陽子・東京大教授(日本史学)が「今だからこそ問う~日本はなぜ戦争を止めることができなかったのか」と題した講演で、戦前の歴史と現在を比較して学ぶことの大切さを語った。約350人が参加した。 講演に続く座談会で、山崎拓・元自民党副総裁が「かつてのような活発な議論はなく、自民党は戦... 続きを読む
今週の本棚:加藤陽子・評 『経済の未来−世界をその幻惑から解くために』=ジャン=ピエール・デュピュイ著- 毎日jp(毎日新聞)
(以文社・3150円) ◇現代人の「安全装置」への思い込みを突き崩す 怒っている人は子供っぽく見える。だがそれは、普通の人が怒った場合に限られることを、この本を読んで思い知った。現代フランスの誇る正真正銘の知識人が怒って一書をものした時、その書は痛快を通り越して、読み手に深い感動を与えるものとなる。フランスの思想家が、なぜ江戸前の啖呵(たんか)を切っているのだろうと錯覚させる、テンポのよい訳文は、... 続きを読む
原発もあの戦争も、「負けるまで」メディアも庶民も賛成だった?ー加藤陽子東大教授に聞く【第1回】 - 弓道修行日記
原発もあの戦争も、「負けるまで」メディアも庶民も賛成だった?加藤陽子・東京大学文学部教授に聞く【第1回】 池上 彰 【プロフィール】バックナンバー 2011年8月9日(火) 池上彰さんの新連載、スタートです。池上さんが、さまざまな分野の学者・研究者を訪ねて、日本と世界が直面するさまざまな問題を、各界を代表するプロの「学問の目」でとらえなおす。いわば、大人の大学、それがこのシリーズです。 第1回で... 続きを読む
media debugger - 大日本帝国bot――加藤陽子×佐藤優×福田和也(前編)
以前、扶桑社の「超世代文芸クォリティマガジン」こと『en-taxi』(慶應義塾大学・福田和也ゼミの同人誌的自称クォリティマガジン)で連載中の加藤陽子・佐藤優・福田和也の鼎談を紹介したが(「加藤陽子、「天皇は戦争責任の被害者」史観を語る」)、このシリーズ「歴史からの伝言」の最新号(2011年春号)が凄いことになっている。鼎談のタイトルは「危機下の宰相――原敬と「おとな」の政治」(「Series 歴史... 続きを読む
加藤陽子「十五分で読む日本近代史入門講義」
―3― 一 は じ め に こ の 文 章 を 読 も う な ど と い う 奇 特 な 考 え を も た れ た 方 で あ れ ば 、 日 本 近 代 史 の 入 門 講 義 が 十 五 分 で 読 め て し ま う は ず が な い 0 0 0 0 0 、 そ ん な 馬 鹿 な こ と が ま か り 通 れ ば 世 の 中 苦 労 は し な い は ず 0 0 0 0 0... 続きを読む