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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「不自由な自営業者」たちが追い込まれる貧困の泥沼…これは日本の未来か(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
「ギグ」とは何か 「ギグエコノミー」というバズワードが流通し始めてからそれなりの時間がたつ。ウーバーのドライバーなど、新しいプラットフォームの出現とともに語られることも多いこの言葉だが、「ギグ」には元々「単発の仕事」や「日雇い」という意味があり、そのカバーしうる範囲はさらに広大である。 例えば、『... 続きを読む
「貧困の再発見」から10年、日本社会はどう変わったのか(大西 連,望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長である大西連さん。20代の頃から10年近く「貧困」の相談支援の現場を経験し、現在では政策提言なども行う気鋭の若手活動家である。 先月に刊行した『絶望しないための貧困学』(ポプラ新書)は、2015年刊の初の単著『すぐそばにある「貧困」』(ポプラ社)を新書化し... 続きを読む
法令違反が7割超、ブラック企業を次々に生み出す技能実習制度の構造(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/6)
政府は今年4月に「特定技能」という在留資格を新設し、外国人労働者の受け入れを一層加速している。しかし、そのことに気を取られて忘れてならないのは、様々な問題を抱えた「技能実習」という制度がそのまま残っているという現実だ。 4月以降も、例えば岐阜の婦人服製造業者の社長が実習生を時給405円で働かせていた疑... 続きを読む
「切りやすい人々」とは誰か? 「移民の時代」と「人間の条件」(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
「平成」とは何だったのか もうすぐ終わる「平成」という時代は、この国でも外国人が大きく増えた「移民の時代」として記憶されることになるだろう――。 「昭和」の実質的な終わりを昭和63年とすると(昭和64年は7日で終わった)、その年の在留外国人数が94万人で100万人にも満たなかったということは今こそ思い起こされ... 続きを読む
「切りやすい人々」とは誰か? 「移民の時代」と「人間の条件」(望月 優大) | 現代新書 | 講談社(1/2)
「平成」とは何だったのか もうすぐ終わる「平成」という時代は、この国でも外国人が大きく増えた「移民の時代」として記憶されることになるだろう――。 「昭和」の実質的な終わりを昭和63年とすると(昭和64年は7日で終わった)、その年の在留外国人数が94万人で100万人にも満たなかったということは今こそ思い起こされ... 続きを読む
2019年、日本が「移民」を絶対無視できない根本的理由(望月 優大) | 現代新書 | 講談社(1/3)
日本はもうすぐ「在留外国人300万人時代」に突入する。技能実習、収容問題、そして4月1日に新設される特定技能――いま「日本の移民」を捉えるためのヒントはどこにあるのか。話題書『ふたつの日本――「移民国家」の建前と現実』(講談社現代新書)の「はじめに」を特別公開! 新しい事態に日本人はとまどっている 「私たち... 続きを読む
追い込まれる長期収容外国人…「帰るに帰れない人々」をどう捉えるか(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
外国人労働者の受け入れ拡大を目指す政府の入管難民法改定案。今週から国会での審議が始まるとされ、注目度が高まっている。 その一方で、近年法務省・入国管理局の施設に長期間(6ヵ月以上)収容される外国人の数が増えていることをご存知だろうか。2016年末は313人だったそれが、わずか1年半後の18年7月末には709人へ... 続きを読む
はてなブックマーク - 世界に広がる「“弱者の大義”に憤る人々」とどう向き合うか(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
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世界に広がる「“弱者の大義”に憤る人々」とどう向き合うか(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(4/4)
トニーはヤーセルに似ている ケムニッツの極右デモの話から始めて、ドゥエイリの映画からもヒントをもらって話を進めてきた。ここで最初の問いに戻ろう。世界中で広がる「“弱者の大義”に憤る人々」に私たちはどのように向き合っていけば良いのか。 この映画が素晴らしく、そして恐ろしいのは、ドゥエイリがインタビュー... 続きを読む
世界に広がる「“弱者の大義”に憤る人々」とどう向き合うか(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
「“弱者の大義”に対する憤り」とも言うべき現象が世界中に広がっている。巷ではポピュリズムが広がっているとも言われるが、その多くがこの憤りを養分にしている。 つまり、この憤りへの向き合い方を考えなければ、ポピュリズムにしろ社会的な分断にしろ正しく対処することができないのではないか。対処の方法を誤れば、... 続きを読む
中国政府の検閲に協力?グーグルが「邪悪になるな」の理想を捨てる日(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
グーグルが中国市場向けに「検閲版」の検索エンジンおよびアンドロイド向け検索アプリを準備しているとの情報がリークされた。 このスクープを報じたのは「ジ・インターセプト」。エドワード・スノーデンの告発を世に伝えたグレン・グリーンウォルドや、CIAや民間軍事会社といったテーマでの深い取材で知られるジェレミ... 続きを読む
日本政府はなぜ「移民政策ではない」という呪文を唱え続けるのか(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
6月5日、政府の経済財政諮問会議で「骨太の方針2018(=経済財政運営と改革の基本方針 2018)」の原案が公表された(以下、 方針原案 )。 深刻な人手不足への対応策として以前より各所で報じられていた「2019年度からの外国人労働力の受け入れ拡大」の方向性に関してもその概要が記されている。 注目すべきは、方針原案の中で二度にわたって「移民政策とは異なるものとして」、「移民政策とは異なるものであり... 続きを読む
私が生まれた地球には、私の属する場所がない。ロヒンギャ青年の証言(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
2017年8月25日に発生した大規模なロヒンギャ難民危機。命の危険を感じてミャンマーのラカイン州マウンドー郡から隣国バングラデシュへと逃れた21歳の青年から話を聴くことができた。 彼は涙を流すでもなく、自らの境遇を淡々と語った。その境遇が、彼を21歳とは思えぬほど成熟した存在へと変化させているように思えた。努めて明るく話す口調の中に、時折深いため息が混じっていた。 彼の身の安全のために、そして今も... 続きを読む
働かせるが定住はダメ…政府が新創設する「外国人在留資格」の問題点(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
人口減少が進む日本で、労働力不足は大きな課題である。近年ではコンビニ等で見られるように外国人労働者が急増し、移民に関する議論も盛んになってきた。 しかし、外国人技能実習制度の問題もたびたび指摘されている。そんな状況で、日本政府は新たな在留資格をつくろうとしている。 日本の移民文化・移民事情を伝えるウェブマガジン「 ニッポン複雑紀行 」編集長・望月優大氏が、その狙いを解説し、問題点を整理する。 外国... 続きを読む
「難民キャンプにはカフェもある」地べたから見えたロヒンギャの現実(望月 優大) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
ロヒンギャ難民危機の発生から約半年が経つが、難民キャンプに流入した70万もの人々の具体的な「生活」のイメージを持てている方は少ないのではないかと思う。かく言う私もそうだった。 今回、医療支援のために日本から現地入りしている国際NGO「世界の医療団(MdMジャパン)」のスタッフにインタビューを行うことで、難民キャンプという巨大な「社会」の内部の状況がより詳細に見えてきた。 情報やお金の流通、電気やガ... 続きを読む