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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersお得意様に寄り添うSIerは「見事なタコツボ組織」、人月商売をDXしたら何になる?
先日、某大手SIerの人から「木村さんは日本企業のタコツボ組織を色々と批判しているが、当社ほど見事なタコツボ組織は他にはないですよ」という趣旨の話を聞かされた。要するに、事業部門間の連携が全くなく「隣は何をする人ぞ」状態だということだ。それどころか、同じ事業部門内であっても部署ごとにバラバラ。日本企... 続きを読む
最も重要なのは「とっとと失敗しようぜ」、アジャイル開発は人月商売の毒が回ったか
正直言って、日本のIT業界はここまでまずい状況だとは思わなかったぞ。以前からこの「極言暴論」で日本のIT業界のご用聞き商売や人月商売の愚かしさ、そして多重下請け構造の人でなしの構造を問題にしてきたが、今回の問題は別の話だ。技術者の発想が硬直化しているというか、ご用聞き商売や人月商売に毒されてしまって... 続きを読む
人月商売のIT業界に迫る「2025年の崖」、SIer幹部の本音が漏れるお先真っ暗な未来
「SIビジネスはパートナー企業(下請けITベンダー)の単価の低さを自分たちの利益に転換するという、世界に類のない変なビジネスモデルである」。この一文について読者はどう思うだろうか。「いつもの『極言暴論』の書き出しじゃないか」と言われてしまえばその通りなのだが、実はこれは私の言葉ではない。ある大手SIer... 続きを読む
IT業界に身を置く技術者は転職の好機 人生を変えよ
この記事の3つのポイント IT技術者は転職のチャンスがあれば人生を変えるべき 人材不足が深刻化し、企業が中途採用を増やす今は好機 多重下請け構造で劣悪な労働環境からの脱却を 技術者、特に人月商売のIT業界で多重下請け構造に絡め取られ苦吟してきた技術者にとっては、人生を変える最大のチャンス到来だな。人生を変... 続きを読む
公取委にまた叱られた、下請けの技術者を「搾取」し続けるIT業界の懲りない面々
日本は41年ぶりのインフレなのだという。物価が適度に上がるのは経済を回す上では結構なことだが、個人としては収入が増えなければ生活は厳しくなるばかり。だから今の日本では、賃上げが最重要課題の1つだ。我らが人月商売のIT業界でも、大手SIerなどでは大幅な賃上げが期待でき、ほくほく顔の読者も多いことだろう。だ... 続きを読む
人月商売のIT業界だけじゃない、「人材使い捨て国家」ニッポンの悲惨な末路
人材を湯水のごとく投入して無駄遣いしてきたこの商売は、つくづくくだらないビジネスだと思うぞ――。この「極言暴論」の読者なら何の商売の話かは説明不要だろう。「いくらITベンダーの人月商売に批判的だからといって、システム開発や保守運用の仕事をくだらないと言うのか」と怒る人もいるかと思うが、実際に技術者を... 続きを読む
空前の技術者不足を笑う、SIerは人月商売のIT業界の「黒歴史」に終止符を打つべし
日本は今「空前の技術者不足」とやらが続いている。深刻な問題と騒いでいる人は多いようだが、何を言っているの。とっても良いことじゃないか。もちろんAI(人工知能)分野など最先端領域を担う技術者の不足は深刻だが、人月商売のIT業界における技術者不足は、逆に良い影響しか思い浮かばない。「このままでは供給責任... 続きを読む
子会社系ベンダーが幅を利かせる人月商売のIT業界、「IT利用産業」でしかない現実とは
日本のIT業界は、経済界全体からすると二流、三流扱いもされていないどころか、「IT産業」というカテゴリーすら存在しないのだな――。伊藤忠商事が伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)を完全子会社化するとの発表を聞いたとき、そう感じた。別に、伊藤忠商事やCTCにイチャモンをつけているわけではないぞ。日本のデジタ... 続きを読む
富士通の中計に見る人月商売IT業界の終焉、それにしても時田社長は「持っていない」
「時田さん、持っていないよな」。富士通が2023年5月24日に開いた中期経営計画説明会をオンライン視聴した際につくづくそう感じた。2025年度までの3年間を対象とするこの中計は、富士通のDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展だけでなく人月商売のIT業界の終焉(しゅうえん)すら暗示させる、なかなか刺激的な... 続きを読む
ChatGPTは人月商売のIT業界にとっての「死に神」、滅びのシナリオを示そう
本当に想定外の展開だな。何の話かというと、あまりに突然に人月商売のIT業界の崩壊シナリオが描けるようになったことだ。この「極言暴論」の古くからの読者ならよくご存じの通り、私は「人月商売のIT業界死滅論」を何度も掲げ、そのたびに赤っ恥をかいてきた。極めて精巧なロジックで論を展開したのだが、世の中は理屈... 続きを読む
人月商売のIT業界は「プロとは言えない連中ばかり」、仕事が楽しくないから当然だな
人月商売のIT業界において、下請けITベンダーの技術者に対する定番の悪口がある。「できる技術者なんて数えるほどしかいない。プロとは言えないよう連中ばかりだ」というもので、SIerの技術者らが口にするのを何度か聞いたことがある。そんな話を聞くと、私なんかは「それじゃ、あんたはプロの技術者なのか」とツッコミ... 続きを読む
プログラマーに憧れる子供たちに周知せよ、人月商売と本物のIT業界は別物だぞ
世の中の職業をこんなふうに2つに分けてみる。1つは基本的に「この仕事をやりたかった」という人だけで担われている職業。もう1つは「この仕事をやりたかった」という人だけでなく、「仕方なく」「たまたま」という人も数多く流入してくる職業だ。前者の典型は、例えばプロ野球選手だ。実際に「仕方なく」「たまたま」選... 続きを読む
プログラマーに憧れる子供たちに周知せよ、人月商売と本物のIT業界は別物だぞ
世の中の職業をこんなふうに2つに分けてみる。1つは基本的に「この仕事をやりたかった」という人だけで担われている職業。もう1つは「この仕事をやりたかった」という人だけでなく、「仕方なく」「たまたま」という人も数多く流入してくる職業だ。前者の典型は、例えばプロ野球選手だ。実際に「仕方なく」「たまたま」選... 続きを読む
技術者の仕事を自らおとしめる愚か者たち、人月商売の「身分制」に異議あり
人月商売のIT業界の多重下請け構造は「多重ピンハネ構造」だ――。こんな趣旨の記事をこの「極言暴論」で何度か書いてきた。すると、「SIerの技術者と下請けITベンダーの技術者ではやっていることが違うので、待遇に差があって当然だろ」という文句が必ず何件か来る。「私たちが下請け技術者の仕事をつくってやっている」... 続きを読む
公取委が目を付けた日本の恥部、人月商売のIT業界の悪行は元から絶つべし
今回は、2022年6月に公正取引委員会が公表した調査報告書を元ねたとして暴論しようと思う。その報告書とは「ソフトウェア業の下請取引等に関する実態調査報告書」。お察しの通りで、私が取り上げるのだから、当然ここでいう「ソフトウェア業」とは人月商売のIT業界のことだ。人月商売のIT業界をよく知らない人がこの報告... 続きを読む
デジタル庁は人月商売の技術者のたまり場か、「行政のDX」に抵抗する者たちを暴く | 日経クロステック(xTECH)
SIerをはじめとする人月商売のITベンダーの経営者たちは「えらいことになりそうだ」と不安で夜も眠れない日々を過ごしているかもしれない。あるいは逆に「どうせお茶を濁して終わりだろう」と高をくくっているかもしれない。何の話かというと、菅義偉政権が推し進める行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)の件... 続きを読む
「石の上にも三年」は大うそ、身を滅ぼす人月商売から今すぐ足を洗いなさい | 日経 xTECH(クロステック)
日本人だけなのかもしれないが、人は「3年」という期間に特別な意味を見いだしてしまうようだ。例えば企業の中期経営計画。大概は3年に設定されている。ビジネス上の取り組みを始めて3年もたてば、何らかの成果や結果が見える。多くのビジネスパーソンはそんなふうに認識しているのかもしれない。 仕事を辞めようとする... 続きを読む
技術者が嫌う「人売り営業」と「伝書バト営業」、なぜ大量発生するのか | 日経 xTECH(クロステック)
人月商売のITベンダーの営業担当者はとんでもなく技術者に嫌われているなとつくづく思う。何せ聞こえてくる罵詈(ばり)雑言がものすごい。「人売り屋の連中め」などはまだまともなほうで、お行儀の悪い「極言暴論」でも紹介できないようなひどい言葉を何度も聞いたことがある。 私は取材の関係で、人格も成績も優れた営... 続きを読む
技術者に迫る「45歳の崖」、なぜ学ぼうとせず転職もしないのか | 日経 xTECH(クロステック)
ありがたいことに、この「極言暴論」は人月商売のITベンダーの技術者、そしてユーザー企業のIT部門の技術者から強い支持をいただいている。IT業界の多重下請け構造などの理不尽やユーザー企業の経営者のITに対する無理解などを無遠慮にバンバン批判するので、技術者からすると「よくぞ言ってくれた」となるだろう。 ただ... 続きを読む
技術者に未来なし、「コーダー」という呼び名に潜む人月商売の闇 | 日経 xTECH(クロステック)
プログラマーとコーダーとの違いは何か。改めてそう聞かれたら、あなたはきちんと答えられるだろうか。まさか「両方とも同じじゃん」なんて思っている読者はいないだろう。だが具体的に何が違うのかを即座に説明できる人もあまりいないはずだ。プログラマーもコーダーもプログラム(コード)を書く仕事である。では何が... 続きを読む
成長できる機会は無い、技術者はもうプロマネを目指すな | 日経 xTECH(クロステック)
この「極言暴論」の記事はIT業界や技術者の間でちょくちょく物議を醸す。「暴論」とうたっているわけだし、人月商売のIT業界の悪弊やユーザー企業のIT部門の駄目さ加減などを徹底的にこきおろしているから、当たり前といえば当たり前だ。 記事や私に対する大概の批判は感情的なものなので、「おいおい、もっと冷静になっ... 続きを読む
たそがれる人月商売、優秀な技術者が片っ端から辞めていく | 日経 xTECH(クロステック)
最近、SIerなど大手ITベンダーの経営幹部に会うと、決まって次のようなぼやきを聞かされる。「若手や中堅の優秀な技術者が相次いで辞めてしまってね。我が社の将来を背負って立つような人材ばかりだから極めて深刻なんだよ。懸命に引き留めるのだが、とても翻意してもらえなくてね」。 「SIerに優秀な技術者っていたっけ... 続きを読む
気色が悪い「顧客に寄り添う」をやめないSIerに再度警告する | 日経 xTECH(クロステック)
日本の人月商売のITベンダーは「顧客に寄り添う」というフレーズが大好きだ。私からすると極めて気色悪い言葉なのだが、SIerだけでなく下請けITベンダーの経営幹部もよく口にするから、もはや日本のIT業界のアイデンティティーと言ってよい。 最近もこのフレーズを聞く機会があった。富士通の社長交代の記者会見で、時田... 続きを読む
ソフト開発の単価は高すぎ、人月商売の生き残り策を伝授する | 日経 xTECH(クロステック)
日本のIT業界について、私がこの「極言暴論」でいつも問題にしているのは、ご用聞き商売であること、人月商売であること、世界に類を見ない多重下請け構造であることの3つだ。ユーザー企業のご用ばかりを聞いているようでは、変革の武器であるITで勝負する企業としては話にならないし、ピンハネが横行してブラック企業で... 続きを読む
栄光のIT企業が人月商売の元締めに落ちぶれた理由 | 日経 xTECH(クロステック)
「木村さんはいつも『スクラッチ開発した基幹系システムなど捨ててしまって、ERP(統合基幹業務システム)製品やクラウドサービスを導入せよ』と言っているが、それって外資系ITベンダーを利するだけじゃない」。最近、ある大手SIerの経営幹部にそう言われた。私からすれば「何言ってんの、このオッサン!」である。ただ... 続きを読む