タグ マクロ経済学
人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 users若き統計学者の英国: いかにしてマクロ経済学はオワコンになったか
マクロ経済学という分野は、残念ながらもう所謂オワコンになってしまった。正しく言うと、実を言うとDSGEはもうだめです。突然こんなこと言ってごめんね。でも本当です。こんな感じだろう。 結論から言うと、データを見るふりをして実は全くデータを見ておらず、はっきりいってモデル化に失敗したからだ。とくに予測能力... 続きを読む
実質賃金についてどのように考えるか?――「統計不正」と「実感なき景気回復」のあいだ / 中里透 / マクロ経済学・財政運営 | SYNODOS -シノドス-
毎月勤労統計(厚生労働省)をめぐる問題が大きな注目を集めている。この問題は「統計不正」という言葉で一括りにされることが多いが、統計処理の「不正」をめぐる報道には誤解もみられる。そこで、本稿ではこの問題について、実質賃金をめぐる議論を中心に論点整理を行うこととしたい。本稿の主たるメッセージは、 ・こ... 続きを読む
『現代経済学 ゲーム理論・行動経済学・制度論』経済学はどこに向かうべきなのか? - HONZ
経済学とは何か?―こんなシンプルな質問にさえ、今の経済学は答えるのが難しい状況にある。かつて、個々の経済主体の行動から経済全体の動きを理解するミクロ経済学と、GDPなどの集計量から経済全体の動きを扱うマクロ経済学の二つが主流だった頃には、「経済現象を対象とし、それを解明する学問」で済んだものが、20世... 続きを読む
物価はなぜ上がらないのか?――「アマゾン効果」と「基調的な物価」のあいだ / 中里透 / マクロ経済学・財政運営 | SYNODOS -シノドス-
このところ、「物価が上がらないのはネット通販のせい?」という話が注目を集めている。この議論は、6月18日に日本銀行から公表されたレポートを機に盛り上がりをみせているが、足元の物価の弱い動きをめぐる議論とも連動するかたちで、引き続き話題となっていきそうだ。こうしたなか、7月30~31日に開催される金融政策... 続きを読む
日本の財政状況についてどのように考えるか? / 中里透 / マクロ経済学・財政運営 | SYNODOS -シノドス-
日本の財政状況に関する見方については楽観論と悲観論が入り混じり、必ずしも十分なコンセンサスが得られているとはいえない状況にある。「消費増税を延期すると国債暴落」と「借金1000兆円に騙されるな」の間には、やはり大きな隔たりがあるということになるだろう。両者の距離を少しでも埋めるべく、本稿では現在の財政状況をめぐる議論について論点整理を試みることとしたい。 本稿の主たるメッセージをあらかじめ要約する... 続きを読む
マクロ経済学のどこがヤバいのか | 橘玲 公式サイト
新刊 『「読まなくてもいい本」の読書案内』 の第一稿から、紙幅の都合で未使用の原稿を順次公開していきます。これは第3章「ゲーム理論」で使う予定だった「複雑系経済学」の紹介です。 ************************************************************************ 経済学が抱える最大の問題が「合理的経済人」の前提にあることは間違いない。行動... 続きを読む
なぜドイツではケインズ経済学が異端視されているのか? - himaginaryの日記
経済 | 10日エントリではサイモン・レン−ルイス経由でドイツのハイパーインフレへの記憶に関する一つの見方を取り上げたが、そのエントリでレン−ルイスは、なぜドイツではケインズ経済学が異端となっているのか、と問うている。マクロ経済学の教科書は他国と同様にケインズ的であるにも関わらず、経済専門家委員会ではPeter Bofingerしかケインジアンがおらず、しかもこうしたケインジアンが少数派となってい... 続きを読む
エッジが立ったガチ教科書だった「父が息子に語るマクロ経済学」: ニュースの社会科学的な裏側
2015年4月8日水曜日 エッジが立ったガチ教科書だった「父が息子に語るマクロ経済学」 Check Tweet Pocket マクロ経済学者の齊藤誠氏の「父が息子に語るマクロ経済学」を、ふとした切っ掛けで手に取ってみた。タイトルから議論の踏み込みの甘い啓蒙書かと思っていたのだが、想像とは大きく異なるものになっていた。父と子の対話でカジュアルなイメージを醸し出してはいるが、内容はしっかり標準的なマク... 続きを読む
様々なマクロ経済学の世迷言に騙されないための素朴なケインズ経済学 - himaginaryの日記
経済 | というエントリをデロングが書いている(原題は「Naive Keynesianism to Keep You from Believing Macroeconomic Idiocy of Various Kinds: A Useful Graph for Jackson Hole Weekend: Thursday Focus for August 21, 2014」)。そこでデロングは、... 続きを読む
独習者のためのおすすめ経済学入門テキスト。 - すらすら経済学を学ぶ日記。
2013-12-24 独習者のためのおすすめ経済学入門テキスト。 「ミクロ経済学とマクロ経済学の学部レベルのおすすめの教科書を教えてください。」 えー、Ask.fmでご質問が来ましたので、経済学徒のはしくれ(はじっこ)としていくつかお勧めの本をあげたいと思います。 私は学部では経済学をやっておらず、入門書はいろいろ独学して苦労しましたw そこで初心者が読みやすいのをいくつか。 ①導入編教養としての... 続きを読む
経済学を楽しく学ぶには? 正月休み用読書&動画リスト
お正月休み用のブックガイドと動画をご紹介経済学を専門にやっている学生でもなければ、順を追ってミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学をそれぞれ学ぶよりも僕は経済思想史を勧めたいです。なぜならたとえ経済学が身につかなくても(笑)、歴史、思想、政治、法律、文学、芸術、人間の伝記的知識、語学に数学など、教養を幅広く得ることができるからです。もちろん歴史的に物事をみれると、批判的精神もつきますよ。以下では経... 続きを読む
独協大学の現実
独協大学は めざすにふさわしい大学なのか獨協大学を目指す受験生へ 独協大学の経済学部は 数学の知識がないと 卒業単位が取れません。 マクロ経済学及び ミクロ経済学は 数学の知識が必要です。(そんなことはないと言う人や他のページにその否定が記されているかも知れませんが これは 実際に在籍した卒業生の体験なので事実です) 数学の苦手な人は お勧めしません。 私は 深谷と申しますが 息子は 結局 7年か... 続きを読む
金融日記:経済を真剣に勉強したい人のための良書リスト
2011年06月29日 経済を真剣に勉強したい人のための良書リスト この1,2年ぐらいの間に僕が読んで、とても良かった経済の本をリストアップしておきます。 経済学の教科書 『クルーグマン ミクロ経済学』 ポール・クルーグマン 、 ロビン・ウェルス (東洋経済新報社) 『クルーグマン マクロ経済学』 ポール・クルーグマン 、 ロビン・ウェルス (東洋経済新報社) さすがにクルーグマンは文章がうまく、... 続きを読む
まずこの3つを把握してからなら、何を読んでも腑に落ちるよ↓ 現代のマクロ経済学の3つの流派 ...
"まずこの3つを把握してからなら、何を読んでも腑に落ちるよ↓ 現代のマクロ経済学の3つの流派 1. ネオクラシカル・・・(クラシカル+マネタリズム) ・インフレやデフレは純粋に貨幣的現象であるから 景気後退時には、中央銀行が貨幣量を増加させれば 景気回復する(マネタリズム)。 マネーが重要(Money matters.)。 ・財政政策は民業を圧迫するから、政府は原則的に 小さければ小さいほど良い(... 続きを読む
大切なのは「結果の平等」。だって人生は不平等だから。 『経済は損得で理解しろ!』の、飯田泰之・駒沢大学準教授に聞く(前):日経ビジネスオンライン
―― とかくイメージがつかみにくい経済学の世界で、『経済は損得で理解しろ!』という、異色かつ異例に読みやすい入門書を出されたのが飯田泰之さん。本サイトでは「経済学っぽく行こう!」ですでにおなじみですが、今回は改めて飯田さんに「マクロ経済学」の考え方を、教えていただこうと思います。 飯田 マクロ経済学では、一国の経済成長と景気循環を研究します。 長期的なGDP(Gross Domestic Prod... 続きを読む
アゴラ : 日銀がお札を刷ると「儲かる」のか?
カテゴリ今日のコラム経済 日銀がお札を刷ると「儲かる」のか? (この記事は、週刊isologue(第49号)「会計と図解で考える入門金融論」の一部修正版(見本版)です。 ちなみに記事のタイトルは、公認会計士岩谷誠治氏の著書「借金を返すと儲かるのか?」へのオマージュであります。:-) マクロ経済学や金融論は、数十兆円、千数百兆円といった規模の事象を扱うので、日常のアナロジーで理解するのは難しく、分析... 続きを読む
経済学〔現代経済理解へのガイド〕
このページでは「経済学<現代経済理解へのガイド>」(講師:矢野浩一)の講義資料や学習に有用なリンク等を掲載する。 講師のメールアドレス(質問・要望等): koiti.yano@gmail.com 後期講義資料(資料は毎週火曜日の朝8時頃までにアップロードする)第1回(9月17日)講義資料「マクロ経済学とは何か?、余剰分析」(ダウンロード[PowerPoint 97-2003])第2回(9月24日)... 続きを読む