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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users挫折は必然だった「雨傘革命」――香港財界は10年前も、民衆より北京政府を選んだ:樋泉克夫 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
香港行政長官選挙制度の民主化を求める大規模デモ「雨傘運動」は2014年9月26日に始まり、79日間続いた後、同年12月15日に終わった[2014年10月24日、香港](C)EPA=時事 1期目の習近平政権を揺るがせた香港の「雨傘革命」は、はじめから挫折を運命づけられていた革命だと言える。「自由を求める民衆vs.強権政治」とい... 続きを読む
アメリカは「制度のアップデート」が必要だ――ハーバード大学の有名教授に踏み込んだ発言をさせる危機感:砂原庸介 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際
民主主義を支える規範は、共和党の強硬な姿勢と、それに対抗する民主党の規範破りで徐々に失われていった[ホワイトハウス近くのエリプス広場で集会に出席するドナルド・トランプ大統領(当時)=2021年1月6日](C)EPA=時事 共和党のドナルド・トランプ前大統領と民主党のカマラ・ハリス副大統領が争うアメリカ大統領... 続きを読む
「債務ブレーキ」が深刻化させるドイツのインフラ危機――崩落した橋と遅延だらけの鉄道、ボロボロの道路:駒林歩美 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
ドイツでは交通インフラが老朽化し、列車の遅延や橋の崩落が社会問題化している。高速道路は全体の半分、鉄道網は4分の1以上に改修が必要だが、連邦政府の資金調達環境は厳しく国営ドイツ鉄道の株式売却も取り沙汰される。運輸大臣は財政規律に厳しい自由民主党(FDP)から出ており、積極的なインフラ投資を求める社会民... 続きを読む
独裁者はなぜ間違えるのか?――「バカだから」では説明できない毛沢東・習近平の判断ミス:高口康太 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
中国共産党の秘密主義は国家機密の定義が非常に曖昧かつ広範なのが特徴だ[2024年3月5日、北京で開幕した全人代で政府報告を聞く習近平総書記=中国・北京](C)XC2000/shutterstock.com 「あいつはバカだからさ」 こうしたストレートな習近平総書記批判を耳にする機会が増えた。コロナ対策では爆発的な感染拡大が起き... 続きを読む
世論を背にするイスラエル、「ハマスと心中するつもりはない」ヒズボラ――エスカレーションとジレンマの危うい構図:曽我太一 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報
ネタニヤフ政権にとっては、イスラエル北部から避難している6万人以上の住民を帰還させるためにも、ヒズボラをレバノン南部のリタニ川の北まで押し戻すことが最大の課題となった。世論も6割以上が攻撃強化を支持しており、民間人を巻き込むポケベル爆破作戦などで事態をエスカレートさせているのはイスラエル側だ。一方... 続きを読む
深圳・男児刺殺事件と「日付」のタブー――日本人が気付いていない現代中国の歴史感覚:安田峰俊 | ブックハンティング | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
諸葛孔明や元寇などがどうとらえられ、活用されているかは中国人の歴史感覚を知る大きなヒントだ[東京電力福島第一原発の処理水放出が始まった昨年秋、中国人民抗日戦争記念館前を中国国旗を手に歩く子どもたち=2023年9月3日、中国・北京](C)時事 今年9月18日、中国広東省深圳市で日本人学校に通う10歳の男児が男に... 続きを読む
逆視点シミュレーション「台湾有事」――中国軍から見た着上陸作戦の困難さについて:滋野井公季 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
台湾では陸軍3個師団と2個旅団に加え、220万人の予備役を動員する計画が進行している[市街戦を想定して行われた台湾陸軍の訓練=2022年1月6日、台湾南部・高雄](C)時事 日米台など守る側の視点から台湾有事にアプローチする優れたシミュレーションは多いものの、中国側の視点――特に「上陸してから制圧するまで」に注... 続きを読む
「報道の自由度ランキング」世界10位ドイツの現実 イスラエル批判をめぐるメディアのジレンマ:曽我太一 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
10月8日、ドイツの大手メディアはイスラエルの国旗を掲げて「全面的な連帯」を表明した(アクセル・シュプリンガーのXより) ドイツの大手メディアはイスラエルに批判的な報道をする際、「反ユダヤ主義」の烙印から逃れるためにフリーランスのジャーナリストを使うと、あるジャーナリストは指摘した。ガザから移住した元... 続きを読む
ROLESCast#012ハマースによる越境攻撃とイスラエル情勢:現状と展望:池内恵,松田拓也 | ROLESCast | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
「先端研創発戦略研究オープンラボ(ROLES)」による動画配信「ROLES Cast」。10月14日収録の第12回では、ROLES代表の池内恵氏と東京大学先端科学技術研究センター・グローバルセキュリティ・宗教分野の特任研究員に着任した松田拓也氏が、同月7日に発生したハマースによるイスラエルへの越境攻撃の初期状況を踏まえ国際... 続きを読む
イスラエル・ハマス武力衝突、石油供給に影響する「2つの可能性」のインパクト:小山 堅 | 21世紀グレートゲーム時代のエネルギー地政学 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報
イランのアミール・アブドラヒアン外相はイスラエルと米国に対し、「ガザへの攻撃を止めなければ混乱がもたらされる」と警告した[10月22日、テヘラン](C)EPA=時事 10月18日にイランが発した対イスラエル石油禁輸の呼びかけに対し、イスラム諸国の同調は今のところ見られない。だが、この武力衝突が石油供給に与える... 続きを読む
川口・蕨の「クルド人」コミュニティで何が起きているのか:室橋裕和 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
埼玉県南部の川口市と蕨市でクルド人のトラブルが相次いでいる。20年以上前にコミュニティが形作られた現地を歩く中で浮かび上がるのは、クルド人親族グループ同士の対立、教育格差、日本に馴染めず不満を募らせる2世といった問題の根深さだ。 複数の親族グループに分かれて、断絶するコミュニティ 7月4日、川口市内の病... 続きを読む
「プリゴジンの乱」は「プーチンの終わりの始まり」のようには見えない:小泉悠 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジンが起こした反乱は、1日で終結したものの、世界に大きな衝撃を与えた。プリゴジンの乱とは何だったのか。 6月23日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジンが引き起こした反乱は世界に大きな波紋を広げた。翌24日には、ベラルーシのアレクサ... 続きを読む
EU「合成燃料」容認は「エンジン車の終焉」にどれだけ影響するか:熊谷徹 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
ベルリンの名所ブランデンブルク門の前で、地面にめり込んだスポーツ用多目的車(SUV)が登場。欧州連合(EU)が目指す内燃機関搭載の自動車規制に反対するドイツに抗議し、環境保護団体グリーンピースが設置した。(C)EPA=時事 「2035年以降はノーエミッションカー(CO2無排出車)以外の新車販売を禁止」というE... 続きを読む
鶴岡路人×東野篤子|「宙ぶらりんのウクライナ」問題をどうするか――二年目に入ったウクライナ侵攻 #1‐1:鶴岡路人,東野篤子 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サ
ウクライナは地理的にはヨーロッパでありながら「東西の分断線を引き直す」という冷戦後の変革の中に入らなかった[2023年4月5日、ワルシャワ](C)AFP=時事 ロシアによるウクライナ侵攻は二年目に入り、現在も激戦が続く。この戦争をどのように捉えればよいのか。ヨーロッパの安全保障を専門とし、新著『欧州戦争とし... 続きを読む
鶴岡路人×東野篤子|「宙ぶらりんのウクライナ」問題をどうするか――二年目に入ったウクライナ侵攻 #1‐1(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース
ウクライナは地理的にはヨーロッパでありながら「東西の分断線を引き直す」という冷戦後の変革の中に入らなかった(C)Review News/shutterstock.com ロシアによるウクライナ侵攻は二年目に入り、現在も激戦が続く。この戦争をどのように捉えればよいのか。ヨーロッパの安全保障を専門とし、新著『欧州戦争としてのウク... 続きを読む
鶴岡路人×細谷雄一|戦争が日本へ突きつける「教訓」とは ウクライナ侵攻から一年 #3:鶴岡路人,細谷雄一 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
2022年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻から一年。アジアでも有事の可能性が懸念される現在、この戦争から日本が学ぶべき「最も重要なこと」は何か。英国外交史と国際政治が専門の細谷雄一氏と、ヨーロッパの安全保障を専門とし、新著『欧州戦争としてのウクライナ侵攻』(新潮選書)を刊行した鶴岡路人氏が、「日本... 続きを読む
パパ活してみた、学生たちの体当たり取材:白戸圭一 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
立命館大学国際関係学部の白戸圭一教授が「ジャーナリズムの実践」をテーマに開いているゼミの学生たちが、「パパ活」の実態を取材した。2人の子を持つ50代のある「パパ」は「刺激的な疑似恋愛を求めて」若い女性とデートし、パパ活をしているある女子大生は「1回3~4万」で肉体関係を持ち「生活費の足しにしている」と... 続きを読む
東急ハンズとその時代――「手の復権」からカインズによる買収まで:加島卓 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
女子高生を対象にした1994年の調査で「好きなファッションビル、総合雑貨店」の1位に選ばれたのは、東急ハンズ渋谷店だった。渋谷文化の象徴として一世を風靡した東急ハンズだが、コロナ禍で巨額の赤字を抱え、最後は競合他社に買収されるに至った。46年前の創業から今日まで、同社が戦後日本の経済・文化史に残した足跡... 続きを読む
インフレ対策の「減税」が「悪手」である理由:「格差社会」の処方箋として「デジタル政府」化を急げ:小黒一正 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
日本経済にインフレのダメージが蓄積されて行く中で、ガソリン価格高騰に応じた「トリガー条項」の凍結解除や消費税率引き下げなど「減税」を求める声が上がっている。7月の参院選に向け政治問題化の気配が漂うものの、実はインフレ対策としての減税は格差を拡大しかねない。低所得の家計にターゲットを絞った施策が必要... 続きを読む
プーチンの「怒り」をウクライナの「怒り」が超える時――「ポストロシア」の国際秩序(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース
プーチンに勝利宣言はできても、ウクライナ人の怒りは永遠に続く (C)Drop of Light/Shutterstock.com 「自由と民主主義」が世界の普遍となった冷戦後グローバリズムの時代から、「怒り」で世界政治が動かされる「ポスト・グローバル時代」の地政学へ。プーチンのウクライナ侵攻はこの転換を象徴するものだと、杉田弘... 続きを読む
大統領が異例の声明:「ブチャ虐殺」がドイツに突きつける「親ロの代償」(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース
肌に粟を生じさせる映像が、世界中を駆けめぐった。ウクライナ政府と欧米諸国は「ロシア軍がキーウ近郊で多数の市民を虐殺した」と非難している。第二次世界大戦中のオラドゥール・シュル・グラヌやバービーヤール、ベトナム戦争中のミライ、ボスニア内戦中のスレブレニツァを想起させる惨劇が、再び起きた。 キーウの北... 続きを読む
非核三原則の見直しと「核共有」は、東アジアの拡大抑止モデルとなりうるか――核をめぐる安全保障課題と日本の対応:村野 将 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サ
TOP > 記事 > 非核三原則の見直しと「核共有」は、東アジアの拡大抑止モデルとなりうるか――核をめぐる安全保障課題と日本の対応 ロシアの核恫喝を目の当たりにして、「核共有」を取り入れよとの議論が俄に脚光を浴びている。しかし、日米の拡大抑止強化で重要なのは、核兵器そのものの共有ではない。日本がNATO型核共有... 続きを読む
ウクライナを切り裂くパワー・ポリティクスの刃(2022年1・2月-1):API国際政治論壇レビュー(責任編集 細谷雄一研究主幹) | API国際政治論壇レビュー | 新潮社 Foresight(フォーサイト) |
「われわれは、このようになるということを分かっていたのだ」と、プーチンの行動を観察し続けたフィオナ・ヒルは国際論壇に向けて矢を放つ。その鋭い批判が射貫くのは、グローバルな国際協調体制という楽観主義に溺れた西側諸国の傲慢さだ。ロシアのパワー・ポリティクスからの挑戦に、自由民主主義が揺れている。 1.... 続きを読む
ポーランド・ベラルーシ国境 白銀の森に「凍結」された移民危機(新潮社 フォーサイト) - Yahoo!ニュース
国境周辺の森はすでに雪で覆われているが、いまなお保護を求める移民は後を絶たない=12月1日、ポーランド東部ハイヌフカ郊外(撮影:村山祐介) ベラルーシから欧州連合(EU)側に大勢の移民が押し寄せる「移民危機」が始まってほぼ半年が経った。冬の到来とともに移民の新たな流入や大規模な衝突は収まったものの、雪... 続きを読む
アフガン崩壊:「最も長い戦争」を強制リセットしたバイデンの「アメリカ・ファースト」:中山俊宏 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト
バイデン政権はアフガニスタンで何を誤ったのか。中山俊宏・慶應義塾大学教授は「撤退の是非そのものではなくて、あくまでそのタイミングと手法」とし、こう言う。「米軍がいれば戦い続けたであろう国軍の正当性を、撤退の決定によって奪い、自ら作り上げた軍隊を自らの手で融解させてしまったことだ」。そして、決定の... 続きを読む