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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users夏川草介、初翻訳本『城砦』で探った「著者が本当に書きたかったこと」
『神様のカルテ』『スピノザの診察室』などでも知られる、医師であり作家の夏川草介さんが、忘れられた名著、A.J.クローニンの『城砦』を新翻訳。当初はクローニンに敬意を払ってできるだけ忠実に訳していたが、本人が書きたかったけれど書ききれていないんじゃないかと思うところがあったという。翻訳にあたって意識し... 続きを読む
「スピノザ 人間の自由の哲学」 スピノザの人生、思想、哲学とは何なのかを分かりやすく教えてくれる。「入門書」の銘に偽りなし。 - うさるの厨二病な読書日記
スピノザ 人間の自由の哲学 (講談社現代新書) 作者:吉田量彦 講談社 Amazon ちゃんと「入門」書だった。 スピノザについて、前から知りたいと思っていたので読んでみた。 哲学の入門書は「入門」と銘を打っていても、とても「入門」レベルではないことも多い。 自分が求める「その人物と思想の入門書」は ①最初に、その... 続きを読む
國分功一郎『近代政治哲学』(ちくま新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
4月18 國分功一郎『近代政治哲学』(ちくま新書) 7点 カテゴリ:政治・経済7点 社会契約論を中心とした近代政治哲学を読み直し、そこに現在の民主主義の問題点の原点や突破口を探ろうという試み。 構成としてはボーダン、ホッブズ、スピノザ、ロック、ルソー、ヒューム、カントを順にとり上げていくスタイルなので教科書的に見えますが、小平の都道建設問題に積極的に関わった著者の問題意識が色濃く反映されています... 続きを読む
無知な人が知ったかぶりをすることのみじめさについて - The Red Diptych
國分功一郎の『スピノザの方法』を先日読み終えたので、この書物に関する書評の類をいろいろ読んでいたのだが、その中で、とんでもないものにぶちあたってしまった。そこで論じられている内容がどうこうという以前に、ごく単純に間違った理解に基づく記述が見られるのだ。 その書評は何かというと、『新潮』4月号に掲載されている、福嶋亮大という人が書いたものだ。「内容がどうこうという以前に」と書いたが、はっきりいって内... 続きを読む