コオロギの声を聴きながら眠るとたまに「作家の死で未完に終わった物語の結末」などが読める『オベロン王の妖精図書館』に迷い込めるという伝説がある

2023/06/06 24 users コオロギ 未完 結末 書物 作家

西洋魔術博物館 @MuseeMagica コオロギの声を聴きながら眠ると、たまにオベロン王の妖精図書館に迷い込むのだそうです。そこには作家の死によって未完に終わった物語の結末や、題名のみが伝わる謎の話を記した書物が揃っているとのこと。なおその図書館は頭の固い者にはただの森にしか見えないと。ヒューム『妖精国年代... 続きを読む

ヒューム「趣味の基準について」：「趣味が良い」ってどういうこと？ : 一文学徒のノート

2022/09/07 11 users 論考 ノート 合意 基準 見方

（注意：この論考はヒュームの趣味論にかんして、LevinsonやMothersillらと同様に発見論的な立場に依拠しています。すなわち、批評家の合意は美を発見するという見方。それに対して、構成論的な立場もありえます。批評家の合意こそが美をつくりだすという立場で、たとえば飯田隆の『新哲学対話』における『アガトン』な... 続きを読む

國分功一郎『近代政治哲学』（ちくま新書）　７点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

2015/04/18 22 users 國分功一郎 山下ゆ ちくま新書 新書ランキング スピノザ

4月18 國分功一郎『近代政治哲学』（ちくま新書）　７点 カテゴリ:政治・経済７点 社会契約論を中心とした近代政治哲学を読み直し、そこに現在の民主主義の問題点の原点や突破口を探ろうという試み。 　構成としてはボーダン、ホッブズ、スピノザ、ロック、ルソー、ヒューム、カントを順にとり上げていくスタイルなので教科書的に見えますが、小平の都道建設問題に積極的に関わった著者の問題意識が色濃く反映されています... 続きを読む

因果関係がないのに相関関係があらわれる４つのケースをまとめてみたよ（質問テンプレート付き） - Take a Risk: 林岳彦の研究メモ

2013/04/17 1280 users 林岳彦 相関関係 因果関係 Take a Risk 研究メモ

どもっす。林岳彦です。ファミコンソフトの中で一番好きだったのは『ソロモンの鍵』です。本当に名作だと思います。 さて。今回は、因果関係と相関関係について書いていきたいと思います。「因果関係と相関関係は違う」というのはみなさまご存知かと思われますが、そこをまともに論じていくとけっこう入り組んだ議論となります。「そもそも因果とは」とか「因果は不可知なのか」のような点について論じるとヒュームから分析哲学（... 続きを読む

REAL-JAPAN » ハイエクの経済学からアーキテクチャの経済学へ：太子堂正称氏との対談（ミュルダールを超えて第十回）

2011/12/26 23 users ミュルダール ハイエク ケインズ アーキテクチャ 対談

猛烈なスピードで対談を繰り広げている「ミュルダールを超えて」あっという間に10回目です。今回は年内最後の対談の掲載になります。テーマは「ハイエク」。時代はケインズの時代ともハイエクの時代ともいえるなかで、本格的なハイエク対談をお送りします。 今回の対談をひきうけていただいた太子堂正称さんは東洋大学経済学部准教授。ハイエクやヒュームなどの経済思想史の研究を中心にしている若手の研究者ですが、同時に時論... 続きを読む