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新着順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersゲーム音楽はどこから来たのか――ゲームサウンドの歴史と構造 | ele-king
田中 “hally” 治久(著) 2024/10/22 本体 2,400円+税 ISBN:978-4-910511-79-5 Amazon ゲーム音楽の歴史と本質を知るための最良の手引き 第一人者による積年の研究の集大成 いまわたしたちの目の前にあるゲーム音楽は、 なにがどうなった結果としてそこにあるのだろうか? 『コンピュータースペース』『ポン』『アメイ... 続きを読む
♯8:松岡正剛さん | ele-king
たとえば林檎を描くとする。赤い林檎をそのまま正面から描くか、ひと口かじったそれを描くか、あるいは緑の林檎にするか、それとも半分に割った林檎にするか、その描き方にはいろいろある。編集者というのは、「(ほかの描き方も複数あるが)今回はこの林檎でいこう」だ。35年前に松岡さんから聞かされたこの喩えが、い... 続きを読む
R.I.P. Tadashi Yabe | ele-king
去る7月24日夜明け前、DJ・プロデューサーの矢部直氏が心筋梗塞のためこの世を去った。周知のように彼は日本のクラブ・ジャズ・シーンを切り拓いたひとりで、その功績はとてつもなく大きい。また、彼は日本で暮らしながらも、その窮屈な制度や慣習に囚われないラディカルな自由人というか、まあとにかく、破天荒な男だっ... 続きを読む
interview with John Cale | ele-king
Home > Interviews > interview with John Cale - 新作、図書館、ヴェルヴェッツ、そしてポップとアヴァンギャルドの現在 ジョン・ケイルほどの充実したキャリアがあると、どこから話をはじめればいいのかわからない。ウェールズの小さな村ガーナントで、近所の教会でオルガンを弾き、地元の炭鉱労働組合の図書館が収蔵... 続きを読む
interview with tofubeats | ele-king
次の一手がどんなものになるのか、2年前からほんとうに楽しみにしていた。というのも、前作『REFLECTION』があまりにも時代のムードと呼応していたから。いや、むしろ時代に抗っていたというべきかもしれない。「溺れそうになるほど 押し寄せる未来」なる表題曲の一節は、以前からあった「失われた未来」の感覚がパンデ... 続きを読む
Sisso | ele-king
ロシアのウクライナ侵攻を一貫して支持しているチェチェン共和国は先月、子どもたちの未来のために音楽のテンポに制限を加え、BPM80以下もしくは116以上の音楽を取締りの対象にすると発表した。イスラム教というのは突拍子もなくて何を制限するのか予想もつかないけれど、どうしてまたそんなことを思いついちゃうのかな... 続きを読む
♯5:いまブルース・スプリングスティーンを聴く | ele-king
ブルース・スプリングスティーンに“レーシング・イン・ザ・ストリート”という曲がある。『Darkness on the Edge of Town(町外れの暗闇)』、日本では『闇に吠える街』という邦題で知られている1978年のアルバムのA面最後に入っている曲だ。アメリカという国おいて、車、そしてストリート・レースとは庶民的な、いや、労... 続きを読む
KAPSOUL | ele-king
LAを拠点に活動する日本人DJ/ビートメイカー、KAPSOULのファースト・アルバム『ASCENT』がリリースされる。すでに20年以上のキャリアを誇る彼は、これまで日米のさまざまなアーティストにトラックを提供してきており、たとえばそのなかにはデトロイトのハイ・テックのメンバー、キング・マイロが含まれていたりする。20... 続きを読む
interview with Keiji Haino | ele-king
俺はラリーズに関しては、皆がけなすとほめたくなるし、絶賛すると批判したくなる。そういうフラットな立場でずっと接してきた。なにごとも、神話化されることが嫌いだし。 灰野敬二さん(以下、敬称略)の取材を始めてからちょうど3年が経った。周辺関係者インタヴューも含めて今なお継続中である。この取材は、「灰野... 続きを読む
exclusive JEFF MILLS ✖︎ JUN TOGAWA | ele-king
子どものころTVを観ていたら「宇宙食、発売!」というコマーシャルが目に入った。それは日清食品が売り出すカップヌードルのことで、びっくりした僕は発売初日に買いに行った。ただのラーメンだとは気づかずに夢中になって食べ、空っぽになった容器を逆さまにして「宇宙船!」とか言ってみた。カップヌードルが発売され... 続きを読む
R.I.P. Damo Suzuki | ele-king
「今」だけを生ききった旅人 松山晋也 昨日(2024年2月10日)の深夜にダモ鈴木さんの訃報をツイッターで知った時、まっさきに思ったのは、やっぱりダモさんの最新インタヴューもとっておくべきだったな、ということだった。2020年秋に私の編集・監修で出た『カン大全――永遠の未来派』には、本人の回顧録『I Am Damo Suz... 続きを読む
♯3:ピッチフォーク買収騒ぎについて | ele-king
音楽メディアにおける批評の時代は終わり、いまは「ファンダム」(ファン文化)の時代だそうだ。言葉の使い道は賞賛のためか、さもなければ人気者にぶらさがって、売れているものがどうして売れている(=どうして成功している)のかを分析し解説すること──ではないようだ。要するに、ファンダムこそが音楽の販売促進の... 続きを読む
誰がために音楽は鳴る | ele-king
平日の朝の9時台の渋谷行きの電車のなかといえば、そりゃあもう、その1時間前よりは空いているため多少はマシだが、それでもまだ混んだ車内は最悪な雰囲気で、ゲームやメルカリやYouTubeやなんかで時間を潰す勤め人や学生、座席に隙間なくそれでも眉間に皺を寄せた人たちは居心地悪そうに座り、たまにいびきをかいてい... 続きを読む
レイヴ・カルチャーの思い出 | ele-king
2023年、少し嬉しいかもと思ったのが、日本におけるレイヴ・カルチャー再燃だった。え、まさか、ほんと? 人間歳を取ると無邪気さが減少しシニカルになり、老害化することは自分を見ていてもわかる。文化とは、上書きされ、アップデートしていくものだし、ぼくはこんにちの現場を知らないから、そもそも「再燃」につい... 続きを読む
interview with Meitei(Daisuke Fujita) | ele-king
併し、僕のお話は、明るい電燈には不似合です。あなたさえお構いなければ、ここで、ここのベンチに腰かけて、妖術使いの月光をあびながら、巨大な鏡に映った不忍池を眺めながら、お話ししましょう。 江戸川乱歩「目羅博士の不思議な犯罪」 冥丁の音楽はワームホールである。古びた記憶に通じる小径、商店街にひっそりと... 続きを読む
interview with Adrian Sherwood | ele-king
UKダブ界の巨匠・エイドリアン・シャーウッドのインタヴュー依頼が舞い込んできたとき、かつてないほどの幸運と緊張を感じた。普段は、とくにここ数年はというとポスト・レイヴの風に飲まれ様々なリズムのダンス・ミュージックに取り憑かれており、ようやくダブに興味を持ちはじめたのもつい最近のことである。そんな自... 続きを読む
ジョン・コルトレーン、エリック・ドルフィーを迎えたセックステットの1961年8月のアーカイヴ音源 | ele-king
1961年8月ニューヨークはヴィレッジ・ゲイト、ジョン・コルトレーン・セクステット(エリック・ドルフィー含)完全未発表ライヴ音源発掘。そんな令和一大ジャズ・ニュースに触れて「待ってました」と色めき立つ人が、はたしてどれくらいいるだろうか。狂喜する往年のジャズ・ファンを横目に、それがいったいどれほどの意... 続きを読む
R.I.P. Mark Stewart | ele-king
MOST READ interview with Alfa Mist UKジャズの折衷主義者がたどり着いた新境地 | アルファ・ミスト、インタヴュー (interviews)Liturgy - 93696 | リタジー (review)NAKAMURA Hiroyuki - Look Up At The Stars | 中村浩之 (review)There are many many alternatives. 道なら腐るほどある 第8回 電車の中で寝転がる人... 続きを読む
R.I.P.鮎川誠 | ele-king
MOST READ R.I.P. Tom Verlaine 追悼:トム・ヴァーレイン (news)John Cale - Mercy | ジョン・ケイル (review)interview with Young Fathers 日本はもっとヤング・ファーザーズを聴くべき | アロイシャス・マサコイ (interviews)Boys Age - Music For Micro Fishing (review)Columns ギラ・バンド、ガールズ・バンド、... 続きを読む
坂本龍一 - 12 | ele-king
内田 学(a.k.a.Why Sheep?) 坂本龍一とは何者なのだろう。アーティスト・芸能人・文化人・社会運動家、そうだ、俳優であったことさえある。たしかにそれらのどの側面も彼はもっている。だが、どれも坂本の本質を真っ向から言い当てていないように思う。 では彼の紡ぎ出す音楽は、サウンドトラック・現代音楽・大衆音楽... 続きを読む
高橋幸宏 音楽の歴史 | ele-king
MOST READ R.I.P. Yukihiro Takahashi 追悼:高橋幸宏 (news)Loraine James - Building Something Beautiful For Me (review)Natalie Beridze - Of Which One Knows | ナタリー・ベリツェ (review)Everything But The Girl ──エヴリシング・バット・ザ・ガール、24年ぶりのアルバム『FUSE』のリリースを発表 (news)Colum... 続きを読む
R.I.P. Yukihiro Takahashi | ele-king
MOST READ Cornelius ——コーネリアス、「変わる消える」のアナログ12インチ・シングルをリリース (news)Loraine James - Building Something Beautiful For Me (review)Natalie Beridze - Of Which One Knows | ナタリー・ベリツェ (review)Theo Parrish - DJ-Kicks Detroit Forward | セオ・パリッシュ (review)Everyth... 続きを読む
R.I.P. Vivienne Westwood | ele-king
MOST READ R.I.P. Pelé 追悼:ペレ (news)編集後記 編集後記(2022年12月31日) (columns)Columns 音楽、人生、坂本龍一 (columns)Federico Madeddu Giuntoli - The Text and the Form (review)Shygirl - Nymph (review)Loraine James - Building Something Beautiful For Me (review)ele-king vol.30 ──紙エレキングを... 続きを読む
R.I.P. Pelé | ele-king
ペレは、世界初のサッカーにおけるスーパースターだったが、マラドーナと同じく、いちサッカー選手以上の存在だった。モハメッド・アリやマイケル・ジョーダンなどと並べて語られるように、頂点に上り詰めた黒人でもあった。影響力の大きさから、その無邪気な言動は、ときに政治的にも解釈された。だいたい、戦争を止め... 続きを読む
律動と残響 | ele-king
MOST READ R.I.P. Manuel Göttsching 追悼:マニュエル・ゲッチング (news)Various - Homecore! Miami All-Stars (review)Loraine James - Building Something Beautiful For Me (review)Mansur Brown - NAQI Mixtape (review)Natalie Beridze - Of Which One Knows (review)aus ──長らく音楽活動を休止していた東京のプ... 続きを読む