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人気順 5 users 10 users 50 users 100 users 500 usersアメリカの小学生が文の構造を見える化し英語文法を血肉化するのに使っている図の描き方 読書猿Classic: between / beyond readers
今日まで使われるこのダイアグラムは、1877年に出版されたAlonzo Reed と Brainerd Kellogg 1877. Higher Lessons in English(→Gutenbergで読める)に登場するものだが、1847年には早くもW. S. ClarkがA Practical Grammarの中でバルーン・メソッドと呼んだ類似の方法が提案されている。 特徴としては、 ・我々が親しん... 続きを読む
今度こそ、続けよう→3日坊主にさよならする技術 読書猿Classic: between / beyond readers
1.優先順位をつける ……すべては実現できない (1)ノートを用意する (2)はじめようとすることを1ページの最初に書く。(例:「英語を勉強する」) (3)(英語を勉強すると)どんないいことがあるかを、なるべくたくさん書きだして、リストにする。 (4)人生でやりたいことを、これもなるべくたくさん書きだして、リストにする。 (5)(3)と(4)のリストを見比べて、「英語を勉強する」が〈人生でやりたい... 続きを読む
大学生が読んだらよいと思う本ー6ジャンル×3冊を易しい順で 読書猿Classic: between / beyond readers
何故だかこんな時期に新入生向けのブックリストのリクエストがあったので作ってみた。 前半は助走と底上げのために大学生なら必須の思考技術・読書技術・表現技術について、後半は自分を広げる意味で自然・人文・社会の学問領域から、それぞれ3冊ずつ選ぶことにした。 はじめてでも楽しめるビギナー向けの選書を心がけたが、各カテゴリーの内では易しい順に3冊を並べてある。 1.思考技術 子どものための論理トレー... 続きを読む
「学生時代に知りたかった」と言われた記事をまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
3月に入ったので、今年もまた新入生向けの記事をはじめよう。 最初は「学生のときに知りたかった」と言われた記事をまとめてみた。 1 大学はどういうところか? 文献学からはじまった → 研究する大学と専門分化した科学の起源 読書猿Classic: between / beyond readersはてなブックマーク - 文献学からはじまった → 研究する大学と専門分化した科学の起源 読書猿Classic... 続きを読む
無料でここまでできる→日本語を書くのに役立つサイト20選まとめ 読書猿Classic: between / beyond readers
(例文/コーパス) ◯KOTONOHA「現代日本語書き言葉均衡コーパス」 少納言 www.kotonoha.gr.jp/shonagon/search_form 現代の日本語の書き言葉の全体像を把握できるように集められた約1億語収録の『現代日本語書き言葉均衡コーパス』をジャンルを指定したり、前後にくる言葉を指定した上で検索できる。用例を探したいときはまずここを当たる。 ◯コーパス検索ツールNINJ... 続きを読む
生まれてはじめて書く人のための、小学生向け小説執筆マニュアル(手順書) 読書猿Classic: between / beyond readers
創作論とか小説の書き方みたいな本について言うと、作家やその周辺の人が書いているせいか、かつてはその困難さを前面に掲げて、結果的に創作行為の神秘性を保守する手合が多かった。 近頃は「誰でも書ける」みたいなのも随分増えたけれど、タイトルだけ付け間違えたようなのが多くて、あいかわらず、もったいぶった文士臭さが抜けてない。 探す場所を間違えたのだと考え、はなっから「創作行為の神秘性」なんて受け付けない... 続きを読む
これは書くことがとことん苦手な人のために書いた文章です→小学生から大人まで使える素敵な方法 読書猿Classic: between / beyond readers
書くことが苦手な人は多いです。 話すことは自然に身についても、書くことは自然にはできるようになりません。 「どんなふうに書いてはいけないか」「悪文とはどういうものか」について説明する本や文章はたくさんあります。 文章を書く上で気をつけるべき「やってはいけないリスト」も山ほどあります。 こうしたものは、一応は書くことができる人が自分の書いたものを手直ししたり、もっとうまく書いたりする助け... 続きを読む
アメリカの小学生が文の構造を見える化し英語文法を血肉化するのに使っている図の描き方 読書猿Classic: between / beyond readers
今日まで使われるこのダイアグラムは、1877年に出版されたAlonzo Reed と Brainerd Kellogg 1877. Higher Lessons in English(→Gutenbergで読める)に登場するものだが、1847年には早くもW. S. ClarkがA Practical Grammarの中でバルーン・メソッドと呼んだ類似の方法が提案されている。 特徴としては、 ... 続きを読む
言われなくても読んでおくべき岩波新書青版をオススメ順に力の限り紹介する 読書猿Classic: between / beyond readers
今回は、すべて直球でいく。 新書は薄くて、安くて、易しい。 あとは内容が伴えば、読書ビギナーに第一推薦できる条件が揃う。 日本の書籍のシリーズものの中で、名著が集中する度合いについて最強なのは、岩波新書の青版である。 これは周知の事実だから、個人運営のマイナー・ブログがわざわざ言わなくてもよさそうなものである。 しかし、言わずもがなのことを言わずに済ますなら、このブログはもう書くこと... 続きを読む
1年あれば学べること/毎日それを飛び越えるための工夫とブックリスト 読書猿Classic: between / beyond readers
1年は52週ある。 ぴあ(株)でサラリーマンをしながら、盛田隆二は週末ごとに原稿用紙で10枚書いて(単純計算だと1年で500枚以上になる)、毎年1作の長編小説を完成させた。 1年は決して長くはないが、それくらいの時間ではある。 1年は8760時間ある。 その半分を生き延びることに費やすと4380時間残る。 残りをすべて学ぶことに費やせる人を(フルタイムの)「学生」というのだが、10000... 続きを読む
子供のとき知りたかった技と考え方をもう一度まとめてみた@読書猿Classic 読書猿Classic: between / beyond readers
前に12歳の少年から、読書猿ブログを読むのにどこから読み始めたら良いか?と質問されたので、「子供の時に知りたかった!」と言われた記事をまとめたものをつくった。 子供のとき知りたかった技と考え方をまとめてみた@読書猿Classic 読書猿Classic: between / beyond readers あれからしばらく経ったのと、「最近になって読書猿を知りました」という人がぽつぽついるので、その... 続きを読む
無料で自宅でやりなおす→小学校の算数から大学数学までweb上教材をリストにした 読書猿Classic: between / beyond readers
先日の記事 誰もがどこかでつまずいた→小学校の算数から大学数学まで126の難所を16種類に分類した 読書猿Classic: between / beyond readers を読んだ人から「やりなおし魂に火をつけるだけつけて放置するのは無責任だ、何をやればいいのか教えろ」という問い合わせがあった。 小学校の算数レベルから微積分など高校+αまで、ついている予備テストをやれば、どの章は飛ばしていいか、... 続きを読む
誰もがどこかでつまずいた→小学校の算数から大学数学まで126の難所を16種類に分類した 読書猿Classic: between / beyond readers
数学嫌いはどこから生まれてくるのか? よく聞かれる「役に立たないから」なる理由は、実のところ良くて後付け悪くて言い訳であって、その実態は、算数や数学につまずいて分からなくなった人たちが、イソップ寓話のキツネよろしく「あのブドウ(数学)は酸っぱい(役に立たない)」と言い広めているのである。 ならば撃つべきは〈算数・数学のつまずき〉である。 以下に示すのは、小学校の算数から大学基礎レ... 続きを読む
文章の型稽古→穴埋めすれば誰でも書ける魔法の文章テンプレート 読書猿Classic: between / beyond readers
ビギナーのための読み方・書き方とそのトレーニングの話を講座を続けよう。 今日は、文章を読むにしろ、書くにしろ、重要になる〈つなぎ〉のコトバをマスターしよう。 〈つなぎ〉のコトバは、文を互いに関連付けて、文章を組み立てる。 しかし〈つなぎ〉のコトバをリストにして並べても、眺めているだけではピンと来ないし、使えるようにもならない。 ことばを知りマスターする近道は、自分で繰り返し... 続きを読む
読めないとはこういうこと→勉強できない子をあぶりだす5つの質問 読書猿Classic: between / beyond readers
例によって体調不良なので短いものを。 読む力が大切だとか、国語力はすべての学力の根本だと、誰もが口にする。 間違っているとは思わないけれど、〈読む力〉や〈国語力〉が具体的にどういうものなのか、ちゃんと話している人たちの間で共有されているのかというと、あまり確信がない。 〈読む力〉がどういうものか説明しようとすると、どんどんと細かい話や、それ自体説明しなきゃならない難しげな概念などたくさん登場... 続きを読む
これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です 読書猿Classic: between / beyond readers
これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です。 勉強にはいろいろなやり方があるけれど、いろんなことをいっぺんに書いてしまうと読むのがたいへんなので、かんたんなものだけを選んで書きました。 ひとつのやり方が分かれば、他のやり方をさがしたり工夫したりできるようになると思います。 覚えよう 覚えることをパカにする人がいます。 丸暗記なんて意味がないと悪口をい... 続きを読む
語学と精読を思考訓練に高める鈴木式6分割ノートがハンパない 読書猿Classic: between / beyond readers
先日書いた 図書館となら、できること番外編/マイナー言語のBookishな学び方 読書猿Classic: between / beyond readers で、ポストする際になって省略した、少年が語学学習に使ってるノートのことを人に話していたら、「むしろそれを書け」と言われたので、簡単に記す。 出典は ・鈴木 暁(1999)「中級フランス語の効果的学習教授法 - 理想的なノートの作り方」『Le... 続きを読む
大抵のことは解決する→質問力をブーストする100のクエスチョン 読書猿Classic: between / beyond readers
問いを作ることは、最も基幹的な知的リテラシーである。 問う力を養うためには数をこなすしかないが、スポーツでいうところの「素振り」に相当するものがあり、実践に向けて問う力の維持・向上に役立てることができる。 いうまでもなく自問自答することだ。 これは、質問の質を高め、思考する力を向上させることのできる数少ないトレーニング方法でもある。 以下に示すのは、自問自答に使える問いの型である。 ... 続きを読む
論文に何を書くべきか→これだけは埋めろ→論文作成穴埋めシート 読書猿Classic: between / beyond readers
こう言い換えろ→論文に死んでも書いてはいけない言葉30 読書猿Classic: between / beyond readers を書いたとき、「あとは穴埋めしたら論文を出力してるものが作れないか」みたいな話があったので、作ってみた。 何であれ、文章を書く骨法は、書きたいことではなく、書くべきことを(そしてそれだけを)書くことである。 問題は何を書くべきかであるが、幸いにして、論文については後... 続きを読む
驚くほど違う→あなたの文章を最適化するたった4つのルール 読書猿Classic: between / beyond readers
文のレベルで,日本語を明確化する工夫について取り上げた著作には,本多勝一(1982)『日本語の作文技術 (朝日文庫)』(朝日文庫)があるが,酒井聡樹(2007)『これからレポート・卒論を書く若者のために』(共立出版)が,さらなる改良に取り組んでいる。 この記事は,両著作についての私的メモの域を出ない。 なお『これからレポート・卒論を書く若者のために』は、井上真琴『図書館に訊け!』(ちくま新書)... 続きを読む
こう言い換えろ→論文に死んでも書いてはいけない言葉30 読書猿Classic: between / beyond readers
「普段、論文を書いていない、というか今まで書いたことがない人は、論文の書き方についてストックがないのだから、例文集から「借文」した方が効率的である」と以前 卒論に今から使える論文表現例文集(日本語版) 読書猿Classic: between / beyond readers という記事に書いた。 今回は、もっと簡潔に土壇場で使える「やってはいけない」リストをまとめてみた。 多くは言うまでもないこと... 続きを読む
ためしてガッテンでも紹介された10秒で心のスイッチを入れる技術 読書猿Classic: between / beyond readers
自分にコトバをかけることで自分の行動をコントロールしたりパフォーマンスを高めたりする方法は、メンタル・トレーニングを受けたスポーツ選手をはじめとして広く用いられている。 言語的自己教示(verbal self-instruction)と総称される技法だが、今回紹介するのは、アタマの中や口で唱えたりするかわりに、自己教示のコトバを書き付けるものである。 書く方法は、それ以外のやり方に対して、次のよ... 続きを読む
今度こそ、続けよう→3日坊主にさよならする技術 読書猿Classic: between / beyond readers
1.優先順位をつける……すべては実現できない (1)ノートを用意する (2)はじめようとすることを1ページの最初に書く。(例:「英語を勉強する」) (3)(英語を勉強すると)どんないいことがあるかを、なるべくたくさん書きだして、リストにする。 (4)人生でやりたいことを、これもなるべくたくさん書きだして、リストにする。 (5)(3)と(4)のリストを見比べて、「英語を勉強する」が〈人生でやりたいこ... 続きを読む
(保存版)覚え方大全/自分で選ぶための53種の記憶法カタログ 読書猿Classic: between / beyond readers
「繰り返し書く」という覚え方を使うことと学業成績の間には、ほとんど関係がない。 これは「繰り返し書く」ことが役に立たないというよりも、成績の良い者もそうでないものも誰もが使うユニバーサルな方法だからだ。 日本の高校生を対象に英単語の覚え方を調べた研究*1によると、「繰り返し書く」やり方については、ほとんどの者が使っていた。そして、それ以外の方法を使う者はわずかだった。 *1 Okada, J.... 続きを読む
人はどんな時どのようにしてダマされるか?−思わず陥る6つのパターン 読書猿Classic: between / beyond readers
◯忙しい人のための要約 1.返報性 人は、他者から何かを与えられたら自分も同様に与えるように努める ・先に与える方がイニシアティブを握る。 ・返礼は贈与以上になることがある(「返礼による搾取」が可能である)。 ・しかも、誰から与えられたかに関係なく作動する。 2.一貫性 人は、自分の言葉、信念、態度、行為を一貫したものにしたい(あるいは他の人にそう見られたい)という欲求がある ・コミットメントによ... 続きを読む