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2011-2024 この13年間における最高の一冊 - HONZ

2024/07/14 このエントリーをはてなブックマークに追加 1240 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip Facebook chatgpt 終止符 総数 到来

2011年7月15日にオープンしたノンフィクション書評サイトHONZ。本日2024年7月15日をもちまして13年間のサイト運営に終止符を打つこととなりました。 2011年の東日本大震災から、記憶に新しいコロナ禍まで。はたまたFacebookの時代からChatGPTの到来まで。その間に紹介してきた記事の総数は6105本。 発売3ヶ月以内の新刊... 続きを読む

『宗教の起源──私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』 ダンバー数、エンドルフィン、共同体の結束 - HONZ

2023/10/25 このエントリーをはてなブックマークに追加 573 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ロビン・ダンバー ひと 作者 エンドルフィン 人数

宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか 作者: ロビン・ダンバー 出版社: 白揚社 発売日: 2023/10/3 ロビン・ダンバーは、彼が提唱した「ダンバー数」とともに、その名が広く知られている研究者である。ダンバー数とは、ヒトが安定的に社会的関係を築ける人数のことであり、具体的には約150と見積もられてい... 続きを読む

『政治学者、PTA会長になる』これぞ街場の民主主義!政治学者が世間の現実と向き合った1000日の記録 - HONZ

2022/05/24 このエントリーをはてなブックマークに追加 752 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 学説 PTA会長 民主主義 政治学者 世間

政治学者、PTA会長になる 作者: 岡田 憲治 出版社: 毎日新聞出版 発売日: 2022/2/25 「その悩み、○○学ではすでに解決しています」みたいなタイトルの本を見かけることがある。あなたが日々の仕事で直面する悩みや課題は、すでに最新の学説や理論で解決済みですよ、というわけだ。 だが本当にそうだろうか。最新の学説や... 続きを読む

『僕らはそれに抵抗できない 「依存症ビジネス」のつくられかた』誘惑に勝てないのは意志が弱いせいじゃない - HONZ

2019/09/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 614 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 意志 僕ら 誘惑 依存症ビジネス

スティーブ・ジョブズは自分の子供たちにiPadを使わせていなかった――彼はその影響力をもって世界中に自社のテクノロジーを広める一方で、プライベートでは極端なほどテクノロジーを避ける生活をしていた。デジタルデバイスの危険性を知っていたから。彼だけでなく、IT業界の大物の多くが似たようなルールを守っている。... 続きを読む

『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 不都合な真実から目を背ける人たち - HONZ

2019/09/01 このエントリーをはてなブックマークに追加 726 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 論理 数字 無理筋 失敗例 データ

具体的な数字やデータを示してもダメ。明晰な論理で説いてもムダ。そんなとき、あなたはきっとこう思ってしまうのではないか。「事実はなぜ人の意見を変えられないのか」。 実際問題、日々の生活でそんな思いを抱いてしまう場面は少なくないだろう。失敗例がすでにいくつもあるのに、それでもまだ無理筋を通そうとする社... 続きを読む

『死に山 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』ロシア史上最悪の遭難怪死事件に挑む - HONZ

2018/09/07 このエントリーをはてなブックマークに追加 947 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 物知り ディアトロフ峠事件 遭難事故 真相 ウラ

一般に、本は読めば読むほど物知りになれると思われがちだが、実際は逆だ。読めば読むほど、世の中はこんなにも知らないことであふれているのかと思い知らされる。その繰り返しが読書だ。 「ディアトロフ峠事件」をぼくはまったく知らなかった。これは冷戦下のソヴィエトで起きた未解決事件である。 1959年1月23日、ウラ... 続きを読む

とてつもなく変態で、ありえないほど文章がうまい──『動物になって生きてみた』 - HONZ

2017/09/04 このエントリーをはてなブックマークに追加 550 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip カワウソ ザリガニ ツバメ 獲物 水辺

どうやったら、我々人間は動物の感覚にもっと近づくことができるのだろうか? たとえばアナクマのように巣穴で眠り、森を徘徊して獲物を物色する。たとえばカワウソのように水辺に住んで魚やザリガニを食べて生き、ツバメのように空を飛び、糞を撒き散らす。そうやって動物たちと同じように生きたら、彼らがみている世界を追体験できるのではないだろうか? そんな、言っていることはわからないでもないが自分でやろうとは思わな... 続きを読む

『息子が殺人犯になった コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白』わかりやすい原因などない、という現実 - HONZ

2017/07/22 このエントリーをはてなブックマークに追加 549 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 発砲 コロンバイン高校 亜紀書房 スー 自殺

息子が殺人犯になった――コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-16) 作者:スー・クレボルド 翻訳:仁木めぐみ 出版社:亜紀書房 発売日:2017-06-24 コロンバイン高校銃乱射事件。1999年4月20日、コロンバイン高校の学生2人が無差別に発砲を行い最終的に自殺、教師1人と生徒12人が死亡し、24人が負傷した傷ましい出来事だ。発生から1... 続きを読む

『バッタを倒しにアフリカへ』ストイックすぎる狂気の博士エッセイ - HONZ

2017/05/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 587 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 前野ウルド浩太郎 第一線 バッタ博士 本書 博士

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者:前野ウルド浩太郎 出版社:光文社 発売日:2017-05-17 書店内でいやでも目を引く、虫取り網をかまえこちらを凝視する全身緑色のバッタ男の表紙。キワモノ臭全開の本書だが、この著者はれっきとした博士、それも、世界の第一線で活躍する「バッタ博士」である。本書はバッタ博士こと前野ウルド浩太郎博士が人生を賭けてバッタの本場アフリカに乗り込み、そこで繰り広... 続きを読む

本好きなら知らないはずがない!?書評サイト10選 - ぼくら社Blog

2014/06/11 このエントリーをはてなブックマークに追加 773 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip ぼくら社Blog 梅雨入り キャッチコピー ぼくら社副社長

2014-06-11 本好きなら知らないはずがない!?書評サイト10選 古越 幸太の「ひきこも語り」 ぼくら社のこと 今日の書き手:古越 幸太(ぼくら社副社長) 梅雨入りから雨降りの日が続きますね。 こんな季節は、家でゆっくり本を読みたいものです。 どんな本を読むべきか? そんな時は、書評サイトを参考にされてはいかがでしょうか。 HONZ  「読みたい本が、きっと見つかる!」をキャッチコピーに、ノ... 続きを読む

無能な研究者のずさんな仕事……なのか? - HONZ

2014/03/09 このエントリーをはてなブックマークに追加 515 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 仕事 研究者

The New Yorker [US] February 10 2014 作者: 出版社: Conde Nast Publications; Weekly版 発売日: 2014/2/14 除草剤アトラジンをめぐる長年の論争がひとつの山場を迎えているようで、『ニューヨーカー』の2月10日号にホットなレポートが載っていました。アトラジンは日本でも使われている除草剤でもあり、今後の成り行きが注目されます... 続きを読む

『弱くても勝てます』 超進学校の「異常な」セオリー - HONZ

2012/10/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 725 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip セオリー 超進学校

いきなり言い訳になってしまうが、高橋秀実作品の面白さをレビューで伝えるのは、実は難しい。構成は徹底的に練られ、すべての章、すべての文が有機的につながっていて、その一部を取り出したところで、本全体が醸す、なんともいえない、そこはかとない面白さを伝えることができず、もどかしい気分になる。 なので、こう書くしかない。本書はとびきりに面白い。近年の作品の中では、一番ではないだろうか。もちろん小林秀雄賞を受... 続きを読む

『世界でもっとも強力な9のアルゴリズム』で頭を鍛える - HONZ

2012/08/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 728 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip サイエンス 本書 プログラミング コンピュータ 著者

著者の定義によると、アルゴリズムとは「問題を解決するために必要な手順を正確に規定したレシピ」である。コンピュータ・サイエンスを専門とする大学教授の手による本書は、現在当たり前のように使われている偉大なコンピュータ・アルゴリズムがなぜ必要とされたのか、どのように考え出されたか、そして、それが実際にどのような仕組みで動いているのかを教えてくれる。 このように紹介すると、コンピュータやプログラミングが苦... 続きを読む

 
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