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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 usersDaily Life:物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか
July 23, 2023 物理(学)帝国主義という言葉を使い始めたのはだれか (細矢先生のお名前を間違えるなどいくつか誤字を指摘いただきましたので修正しました。ありがとうございます) 「物理帝国主義」ないし「物理学帝国主義」という言葉は物理学と他の学問のある種の関係や物理学者の態度を指すことばとして漠然と用い... 続きを読む
Daily Life:統計的研究に体験談で反論する人と、体験談は証拠にならないと思う人とが話をするためのチェックリスト
October 22, 2015 統計的研究に体験談で反論する人と、体験談は証拠にならないと思う人とが話をするためのチェックリスト 以下のようなチェックリストを作ってみたので役に立ちそうだと思った方は使ってみてください。 統計的研究に体験談で反論する人と、体験談は証拠にならないと思う人とが話をするためのチェックリスト あなたは以下の主張のどこまでだったら(あるいはどれにだったら)同意できますか。 ... 続きを読む
Daily Life:演繹と帰納についてのノート
July 09, 2015 演繹と帰納についてのノート 以前他の分野の研究者の方と仕事をしていて、演繹というのを「普遍命題から個別命題を導く推論」と理解している方がいて、現代ではその意味で演繹を使うことはまずないです、とコメントしたことがある。しかしそういえば、演繹と帰納という言葉の用法はどのように変遷してきているのか、調べたことはなかった。今後綿密な調査は必要になると思うがとりあえず目立つものを... 続きを読む
Daily Life:『神は妄想である』書評(昔書いたもの)
May 15, 2014 『神は妄想である』書評(昔書いたもの) (リクエストがあったので、かつて『日経サイエンス』に掲載したドーキンス『神は妄想である』書評の長いバージョンを以下に再掲します。途中[ ] でくくってあるところは字数制限のため掲載バージョンではカットした部分です。初出:『日経サイエンス』2007年9月号、110ページ) 神は妄想である―宗教との決別 [単行本]リチャード・ドーキン... 続きを読む
Daily Life:『哲学入門』(1)
April 26, 2014 『哲学入門』(1) 哲学入門 (ちくま新書) [新書]戸田山 和久筑摩書房2014-03-05 戸田山和久『哲学入門』。いただいてから読み終わるのにずいぶん時間がかかってしまった。 すでに多くの人が指摘していることだが、『哲学入門』というタイトルではあるものの、一般に言われるところの哲学の全体像をつかみたいという人が読むように書かれた本ではない。しかし、戸田山さん... 続きを読む
Daily Life:クレジットと盗用
March 14, 2014 クレジットと盗用 最近研究における盗用の問題が世間で話題になっているようなので、この機会に、かつて『応用倫理学事典』(加藤尚武編、2007年、丸善)の項目として書いた「クレジットと盗用」という文章を以下に転載する。実際に掲載されたバージョンは字数制限の関係上この半分くらいに削られているので、以下は「長いバージョン」である。もっと簡潔な解説をもとめる方は『応用倫理学事典... 続きを読む
Daily Life:欠如モデルの由来と発展(その1)
February 23, 2012 欠如モデルの由来と発展(その1) 科学技術と社会の関わりを論じる場面で「欠如モデル」という言葉をよく目にする(しない?)が、一体どういう意味なのだろう。いや、典型的な用法は知っているけれども、もともとどういう意味の言葉として導入されたのだろう。そういう素朴な疑問からちょっと調査をしてみたので報告しておきたい。 以下の記述は、科学技術社会論は何についてどういうこと... 続きを読む