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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users春だヨ!はてなお花見座談会in2013 公開 - 長文スペース
桜満開の三月某日、東京都内。通称”はてなキセキの世代”からTM2501氏とあままこ氏をゲストに迎え、同人誌『ウェブニタス』に収録するつもりで座談会をセッティングした(結局ネット公開になったが)。よく知らないが、はてな論壇で「青の閃光」「ブルーデスティニー」と呼び声高い論客TM氏とは果たしてどんな人物なのか?と、私は戦々恐々で集合場所へと向かう。 会場に着きしばらく、降りしきる白い桜の下に現れたの... 続きを読む
【告知】4月14日の文学フリマin大阪でネット系文化誌『ウェブニタス』を頒布します - 長文スペース
4月14日の文学フリマin大阪でネット系文化誌『ウェブニタス』を頒布します。 第一号『maturing dead.』に続き、評論系同人誌作成は二号目となりました。 表紙と内容、参加スケジュールを紹介いたします。 この素晴らしい表紙をデザインしてくれたのは(@kinomiki_ http://blog.livedoor.jp/kinomiki_/)氏。 【参加予定】 2013年4月14日(日曜日) ... 続きを読む
批評的と政治哲学的、『会田誠・PAPS』論争への二つのアプローチ - 長文スペース
森美術館『会田誠 天才でごめんなさい』展に行ってきたけど、体験レポートを書く前に、抽象的な前提を整理しておく必要があると思った。 会田誠問題、二つのアプローチ 私は『表現の自由』はどこまで可能か?」という論点に関心があって、この問題の扱いには考え込むところがあった。一応、どう整理すると良いか、アプローチの仕方の分類はできたので、それを説明する。 「『表現の自由』はどこまで可能か?」という論... 続きを読む
山手線の駅周辺で、一番家賃が安い地域は? - 長文スペース
以下のサイトで、ある駅の周辺に、どのくらいの家賃の物件があるのか、家賃ごとに調べることができる。 http://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/station/ 例えば4万円以下の物件は、池袋駅周辺にどのくらいあるのかが分かる。 つまり家賃の安い物件の多い地域を調べることができるわけだ。 ちょうど引越しを考えていたので、真面目に調べてみた。 そこで上記サイトに項... 続きを読む
ハイデガーの『現存在』の意味 - 長文スペース
よく聞くけど、あまり知られていないハイデガーの『現存在』(『世界内存在』)なる概念。 木田元先生による、とても素晴らしい解説、そして大変説得的かつ示唆に富む人間観の仮説なので転載引用します。木田先生の解釈は、かの気鋭の哲学者・國分功一郎さんの話題作『暇と退屈の倫理学』の議論にも影響を与えているように思う。 −−− たとえば人間以外の動物は、そこに多少の幅、多少の厚みはあるにしても、いわばだけ... 続きを読む
山川賢一『エ/エヴァ考』:ド直球なエヴァンゲリオン評論 - 長文スペース
山川賢一『エ/ヱヴァ考』読了した。11月に出たエヴァンゲリオンについての評論本。いつも通り機能的で簡素に徹した文体で、するすると読めた。感想を書きたいが、著者とは私的にちょっと付き合いがあるので、ポジティブバイアスが加わるかもしれない。 エ/ヱヴァ考作者: 山川賢一出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2012/11/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 山川さんの... 続きを読む
11月18日の文学フリマに、評論誌『maturing dead.』を出品します。 - 長文スペース
こんにちは土塊です。2012年11月18日「第十五回文学フリマ」に、我々の評論同人誌『maturing dead.』を出品することになりましたので、内容を紹介いたします。サークル名は『maturing of the dead』、販売場所は『エ-27』です。 表紙がショボい点へのツッコミは勘弁な。 緊急座談会『00年代アニメの超克』 はてなダイアリーの俊英、あままここと天原誠(@ama... 続きを読む
飯田一史『ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略』 - 長文スペース
経営学系の著者が書いたライトノベルの批評・創作論。著者の飯田氏は、ライトノベルの構造構成を 1ライトノベル特有の要素の利用 2オタク・コンテンツ(オタク文化) 3エンターテインメント一般 という1を頂点としたピラミッド三層構造に分けている。さらにそのなかで「オタクがライトノベルに求めるニーズ」を1「楽しい」 2「ネタになる」 3「刺さる」 4「差別化要因」の4つに分けています。この要素×構造... 続きを読む
江藤淳『成熟と喪失』を読む 「母性」と「父性」という語に注目して - 長文スペース
「母性」なる概念が文化批評においてオタクの自己批判(内ゲバ)に転用されるようになったのは何時からか、が私の気になっている事の1つ。批評オタクだけでなくけっこう普通に使ってるよね。それで、有名な江藤淳の『成熟と喪失』(1967)にあたってみた。結論から言うと、江藤の「母性」論には、江藤自身の喪失感と、幼少期の思い出への憧憬のようなものが滲み出ている。「母性に依存する男はケシカラン!」と特定の階層を冷... 続きを読む
アメリカドラマと日本のアニメにおける、おっさんやおばさんの描かれ方比較 - 長文スペース
ラノベにオッサンが出る幕は有りや無しや http://togetter.com/li/227014 ↑を読むと、ライトノベルは「主人公の設定が子持ちのおっさんやおばさんがなのは稀」らしいですな。反論もチラホラ見られるけど、それは別の議論で処理してもらうとして。これに比べると、私が比較的好きな「アメリカ(≒世界)の危機系のアメリカドラマ」は、この命題が偽である度合いが質・頻度ともに高いです。 ... 続きを読む