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新着順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「景気低迷で日本は失われた世代の若者の国になりつつある。」 By CHARLES HUGH SMITH – 道草
night_in_tunisia on Twitter 今日も猛暑か。いい加減にしてほしいわ。。。 5分前 マクロの話では清算主義大反対派だけど、自分自身の性格は超清算主義なんだな。マクロ環境を所与とすればミクロ的には清算主義が往々にして合理的なんだろうか。 5分前 アメリカからみた長期不況と日本の草食男子>http://bit.ly/cUcPT3 @tmpsoulcage さん、ありがとー! 1... 続きを読む
クルーグマン「誰も債務がわかっちゃいない」(NYT,2012年1月1日) – 道草
(Paul Krugman, “Nobody Understands Debt,” New York Times, January 1, 2012) 2010年とおなじく,2011年もアメリカ経済は専門的な観点では「回復」していたものの,破壊的なまでに高い失業率に苦しみ続けた.そして,2010年とおなじく,2011年の大半をとおして,ワシントンで行き交う会話のほぼすべては,雇用以外のことについやさ... 続きを読む
NHK Biz plus:ジョセフ・スティグリッツ・コロンビア大学教授へのインタビュー – 道草
以下の文は、NHK Biz plusの番組サイト、飯田香織経済キャスターブログから「7/31/2012 Joseph Stiglitz, Professor at Columbia University」の翻訳になります。誤字・誤訳の指摘はコメント欄にお願いします。 【世界経済】 ■まずは世界経済の現状をどう評価しますか? 弱っている。すごく弱っている。そして、すごく大きなリスクに直面している。ヨ... 続きを読む
ベン・バーナンキ「日本の金融政策に関する考察」 – 道草
以下は、Ben S. Bernanke, “ SOME REFLECTIONS ON JAPANESE MONETARY POLICY “の翻訳になります。 今回、この会議に招待していただき、金融政策に関して学ぶことができた教訓と今後の課題について話す機会を与えてもらったことに感謝します。金融政策の革新と実験の時代の後になって、その間はしばしば日本銀行が最前線に立つことになったわけですが、これまで... 続きを読む
クルーグマン「中国のバブルははじけるか?」(NYT,2011年12月18日) – 道草
(Paul Krugman, “Will China Break?” New York Times, December 18, 2011) こんな状況を考えてみよう:経済成長が続いているものの,それは実際の不動産価格が急騰することで過熱した建築ブームに頼っている.そして,あらゆる古典的な徴候からみて,バブルが生じている.信用の急速な成長が起きていて,そのかなりの部分は伝統的な銀行の融資からじゃなく... 続きを読む
クルーグマン「死ぬ自由」(NYT,2011/09/15) – 道草
(Paul Krugman, “Free to Die,” New York Times, September 15, 2011) アメリカが右傾化真っ最中だった1980年のこと,ミルトン・フリードマンは有名なTVシリーズ「選択の自由」でこの変化を代弁した.エピソードを重ねるたびに,この穏和な経済学者は,自由放任主義[レッセフェール]経済学を個人の選択と権限に同一視していった.この楽観的な思想は,... 続きを読む
クルーグマン「頭脳廃棄」(NYT,2012年4月29日) – 道草
(Paul Krugman, “Wasting Our Minds,” New York Times, April 29, 2012) 【大卒資格をもっている若者ですら,どうにもじぶんを求めていなさそうな経済へと出て行っている.Young people, even with a college degree, are entering an economy that just doesn’t se... 続きを読む
クルーグマン「犠牲者としてのギリシャ」(NYT,2012年6月17日) – 道草
(Paul Krugman, “Greece as Victim,” New York Times, June 17, 2012) 【誰の驕りのせいでこの危機が起きたって?】 ギリシャが落ち目になってから,ギリシャのあらゆるところについてここがダメあそこがダメという話をたくさん耳にする.そういう非難のなかには,正しいものもあれば間違ってるものもある――でも,どれをとっても的外れだ.そうだね,たしか... 続きを読む
クルーグマン「労働者蔑視」(NYT,2012年9月20日) – 道草
富裕層の富裕層による富裕層のための政党の本音がいよいよ丸見えになってきた. みんなとっくにご承知のとおり,ボカラトンで支援者たちと懇談中にミット・ロムニーはこの国のほぼ半数と手を切る発言をした――連邦所得税を払ってない47パーセントの国民を引き合いに出して,「私の仕事は,こうした連中のことを慮ることではありません.個人の責任を引き受けて自分の人生は自分で面倒をみるべきだということを,彼らにわからせ... 続きを読む
黒田総裁の信頼性崩壊 BY LARS CHRISTENSEN – 道草
以下は、Lars Christensen”Mr. Kuroda’s credibility breakdown“(June 13, 2012)の訳です。誤訳等あれば御指摘頂けると幸いです。 なお、引用されている甘利大臣の発言及び日銀の議事録については、日本語のソースから該当箇所を抜き出しているので、英文とは若干異なる場合があります。 今朝、日経平均は6%も下落した。どんな観点から見ても、これは一日... 続きを読む
「日本で今何が起こっているのか? ~予想インフレ率の気になる急落~」 by Marcus Nunes – 道草
以下は、Marcus Nunes, “A visual take on Japan”(Historinhas, June 4, 2013)の訳。 直近のエントリーでラルス・クリステンセンが次のように語っている。 ここのところ日本では予想インフレ率が低下しているわけだが、その主たる理由は長期金利(長期国債の名目利回り)の上昇に対する日銀のあべこべな対応にあると私は考える。 日本銀行幹部-黒田総裁も含... 続きを読む
なぜみんな緊縮を支持するのかーひとつの仮説 – 道草
以下はNoah Smithのブログから、”Why do people support austerity? A conjecture“(May 13, 2013)の訳です。誤訳等あればコメント欄等で指摘頂ければ幸いです。 ポール・ローマーは、かつて「危機を無駄にするのはもったいない(A crisis is a terrible thing to waste)」と言った。危機は長く凝り固まった制度を... 続きを読む
クルーグマン「深刻な保守症候群」(NYT,2012年2月12日) – 道草
(Paul Krugman, “Severe Conservative Syndrome,” New York Times, February 12, 2012) 【ロムニーの発言を考えると,共和党がどこでまちがったか目星がつく.Mitt Romney’s words are a clue to what went wrong for Republicans.】 ミット・ロムニーはほんと言葉の天才... 続きを読む
NHK Biz plus:ポール・クルーグマン・プリンストン大学教授へのインタビュー – 道草
以下の文は、NHK Biz plusの番組サイト、飯田香織経済キャスターブログから「7/30/2012 Paul Krugman, Professor at Princeton University」の翻訳になります。誤字・誤訳の指摘はコメント欄にお願いします。 【世界経済】 ■まずは、世界経済の現状をどう評価していますか? 私は、我々が不況の中にいると言ってきています。それは1930年代とは違っ... 続きを読む
クルーグマン「ハイジャックされた危機」(NYT, 2011/08/11) – 道草
Paul Krugman, “The Hijacked Crisis” みんな,市場の混乱ぶりに怖い思いをしてるんじゃないかな.ムリもない.明らかに,2008年以来の経済危機は終わっちゃいないんだから. でも,感じるべきは恐れだけじゃない.怒りも感じてなきゃおかしい.いまみんなが目にしてる光景は,影響力ある人たちが危機の解決に取り組むかわりに危機を利用するときに現れるしろものだからだ. 1年半以上... 続きを読む
クルーグマン「まもなく終末」(NYT,2012年5月17日) – 道草
(Paul Krugman, “Apocalypse Fairly Soon,” New York Times, May 17, 2012) ユーロ,この政治的な結合なき金融の結合という巨大な欠陥つきの実験が,いかにあっさりと継ぎ目にそって瓦解しうるものなのか,いきなり見えやすくなった.ここで言ってるのは,ずっと先の見通しじゃない.瓦解は驚くほど急速に起こりうる.年単位じゃなく月単位でね.そのコス... 続きを読む
クルーグマン「反旗を翻すヨーロッパ人たち」(NYT,2012年5月6日) – 道草
(Paul Krugman, “Those Revolting Europeans,” New York Times, May 6, 2012) フランスは反旗を翻そうとしている.ギリシャもだ.このときが来た. どちらの国も,日曜に選挙を実施した.この選挙は,事実上,いまのヨーロッパの経済戦略をめぐる国民投票となっている.そして,どちらの国でも,有権者たちは「もうお断りだ」と言っている.この投票が... 続きを読む
クルーグマン「ケインズは正しかった」(NYT,2011年12月29日) – 道草
(Paul Krugman, “Keynes Was Right,” New York Times, December 29, 2011) 「財政緊縮にふさわしい時期は,好況期であって,不況期ではない」――そう語ったのは,1937年のジョン・メイナード・ケインズだ.当時,ルーズベルトですら,このケインズの正しさを証明しようとしていた.ルーズベルトは,安定した景気回復をつづけていたところで時期尚早に... 続きを読む
クルーグマン「テクノクラートを騙る退屈で無情なロマン主義者たち」(NYT,2011年11月20日) – 道草
(Paul Krugman, “Boring Cruel Romantics,” New York Times, November 20, 2011) このところしょっちゅう聞かされてる言葉がある:それは「テクノクラート」だ.あるときは,罵倒に使われる――ユーロをつくりだした連中はテクノクラートで,人間や文化の要因を考慮に入れ損なったんだ,なんて言われる.またあるときは,称賛に使われる:イタリアと... 続きを読む
クルーグマン「日本再考」(2012年1月9日) – 道草
(Paul Krugman, “Japan, Reconsidered,” January 9, 2012) Eamonn Fingleton の日本に関する記事をどう評価してるか,大勢の読者から質問をもらってる.日本は,彼が言うほどうまくやってるんだろうか? えっとね,「ノー」だよ.――ただ,日本の低落が誇張されてることについて彼の言わんとしてることは正しい. 基本的に,Fingleton の論... 続きを読む
プレイボーイ・インタビュー:クルーグマンに聞く (part 1/3) – 道草
(“Playboy Interview: Paul Krugman“) ノーベル経済学賞をとるなんざ楽勝だな,なんて思えたりするもんかな? まあね,専門分野に大きな貢献をした40歳以下のアメリカ人経済学者に2年に1度与えられるジョン・ベイツ・クラーク賞ってのがあるんだけど,多くの経済学者がノーベル賞をとるよりちょっとばかり難しいと思ってる.両方をとった人物はこれまでに12名だけ.ポール・クルーグマ... 続きを読む
クルーグマン「おてがるポンコツ経済学」(NYT,2012年5月10日) – 道草
(Paul Krugman, “Easy Useless Economics,” New York Times, May 10, 2012) 【目下の失業に関して無策の理由をひねり出すのは,たんに無情かつ無益なだけじゃなく,長期的政策としても悪手だ.Making excuses to not do anything about current unemployment isn’t just cru... 続きを読む
クルーグマン「円には円を:デフレの罠」(2011年12月30日) – 道草
(Paul Krugman, “A Yen For Yen,” The Conscience of a Liberal, December 30, 2011) FT の記事で,ユーロに対する円の強さをとりあげている.対ユーロの強さは,円が「グローバルな金融の混乱からのがれる避難所として永続的な地位」を維持する一因になっている.うん,そう.自国通貨を保持している他の先進国と同じく,日本の負債は高水準... 続きを読む
クルーグマン「なにがヨーロッパを苛んでいるの?」(NYT,2012年2月26日) – 道草
(Paul Krugman, “What Ails Europe?” New York Times, February 26, 2012) 【ありがちな2つの説明,これを「共和党式物語」と「ドイツ式物語」と呼ぶとして,これらはたんに間違ってる.The two common explanations — call it the Republican narrative and the German ... 続きを読む
Q:国の借金って次世代の負担なの? A:場合による。 – 道草
政府債務って次世代への負担になるんだろうか?PaulKrugmanは違うと言ってるし、NickRoweによると正しいんだそうな。私は二人が違うことを言ってると思う。 Krugmanはこうだ。「2012年に目が覚めたら、9兆ドルの政府債務があったとしよう。これって債務が全くないことよりマズいのだろうか?さて、すべての債務は国内債務だとしよう(返済するのに外国人のために働かなくてもいいからね)、次にデ... 続きを読む