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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users中島岳志さんに聞く、『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』刊行当時のこと(中島 岳志)
中島岳志さんに聞く、『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』刊行当時のこと 講談社現代新書創刊60周年記念インタビュー「私と現代新書」 今年、講談社現代新書は創刊60周年を迎えました。これを記念して、現代新書の著者の方々に、自著と、ご自身にとって特別な現代新書についてお話を伺うインタビューシリーズ... 続きを読む
AI編集者とつくろう!わたしの現代新書|講談社 現代新書 創刊60周年
60周年を記念して制作したサコッシュ・冊子・卓上カレンダー・ステッカーのセットが、フォロー&ポストで10名様に当たる! 応募方法 講談社現代新書公式X(@gendai_shinsho)をフォローして、わたしの現代新書でつくったあなただけの本を、以下の2つのハッシュタグ #現代新書60周年キャンペーン#わたしの現代新書をつけ... 続きを読む
新書の役割――「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たち(田野 大輔) | 現代新書 | 講談社(1/5)
DIG 現代新書クラシックス(7)群像×現代新書のコラボ企画「DIG 現代新書クラシックス」の第7弾(『群像』7月号掲載)は、甲南大学教授の田野大輔氏による、石田勇治『ヒトラーとナチ・ドイツ』(2015年刊)の紹介です。 「ナチスは良いこともした」と主張したがる人たちの心理とは? 不正確で一面的な情報に惑わされな... 続きを読む
なぜ中国人留学生は、日本人から「中国の歴史」を学ぶのか(天児 慧,鶴間 和幸) | 現代新書 | 講談社(1/5)
古代文明から現代の経済発展までを描いた「中国の歴史」全12巻が、10月から講談社学術文庫で刊行されました。2004年から05年にハードカバー版で刊行されたこのシリーズは、中国・台湾でも翻訳出版され、累計部数は150万部に達しています。壮大な中国通史の何が人々をひきつけるのか、今の中国を読み解くカギをどう歴史に... 続きを読む
ダーウィンの自然選択説が学問に与えた、革命的な影響とは?(木島 泰三) | 現代新書 | 講談社(1/2)
私たちは「自分の意志」で、あらゆる行動をしている——多くの人はそう思っているでしょう。しかし、私たちの行動は「遺伝子」あるいは無意識の「脳」に操られているのではないかという論争が昔から繰り広げられてきました。このような「自由意志」の問題に革命的な影響を与えたのが、ダーウィンの「自然選択説」だったと... 続きを読む
90年代的リベラルは菅政権の新自由主義の「加担者」になりかねない(松尾 匡) | 現代新書 | 講談社(1/4)
新しく発足した菅政権は、「生産性の低い」中小企業の淘汰を促進し、新自由主義的な「改革」路線を打ち出していくだろうと、経済学者・松尾匡氏は予想します。氏によれば、ここ数十年の「リベラル」の問題意識は、むしろこのような新自由主義路線に「加担」しかねないものです。人々の生活を脅かす新自由主義に対抗する... 続きを読む
90年代から続く日本の民主主義への不信感。宇野重規が考える乗り越え方(宇野 重規) | 現代新書 | 講談社(1/3)
投票率の低下、不透明な政策決定過程など、民主主義の危機を示す現象が相次ぐ日本。政治学者・宇野重規氏は、90年代以降の長期にわたる自公連立政権を通して国民の政治参加は拡大したのか、政治権力に対する責任追及は強化されたのか、大いに検証されるべきだと語ります。危機の時代の「新しい民主主義」とは? 重版... 続きを読む
宇野重規が読み解く政治の混乱。民主主義を諦めるにはまだ早い(宇野 重規) | 現代新書 | 講談社(1/3)
本来は、選挙も議会も民主主義とあまり関係がなかったと政治学者・宇野重規さんは言います。新型コロナへの対策の遅れや、富の集中が加速する社会のなかで、これまでの議会制民主主義への不信感は高まっています。私たちは未来に向けてどう民主主義と向き合えばよいのか? 民主主義を信条とする宇野さんが、新刊『民主... 続きを読む
ネオリベラリズムはなぜブルシット・ジョブを生み出してしまうのか(酒井 隆史) | 現代新書 | 講談社(1/6)
効率化をうたうネオリベラリズムが、非効率で不合理なブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)の増産に帰結してしまうのはなぜか? 社会思想史家にしてデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』の訳者でもある酒井隆史氏による、「日常的ネオリベラリズム」批判序説。 「効率化」が効率的だなんて実感はどこに... 続きを読む
ネオリベラリズムはなぜブルシット・ジョブを生み出してしまうのか(酒井 隆史) | 現代新書 | 講談社(1/6)
効率化をうたうネオリベラリズムが、非効率で不合理なブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)の増産に帰結してしまうのはなぜか? 社会思想史家にしてデヴィッド・グレーバー『ブルシット・ジョブ』の訳者でもある酒井隆史氏による、「日常的ネオリベラリズム」批判序説。 「効率化」が効率的だなんて実感はどこに... 続きを読む
支配エリートが進める現代版「帝国主義」と闘うにはどうすべきか?(松尾 匡) | 現代新書 | 講談社(1/3)
特にロシア革命後は「資本主義の全般的危機」の段階に入ったとされ、「全般的危機論」なんてのが大学の講義科目になっていたとも聞きます。 けれども一向に資本主義はつぶれてくれないので、資本主義の全般的危機の「第二段階」だ「第三段階」だと言って、しまいに「第四段階」になったとかならないとか、そんな議論がさ... 続きを読む
日本の支配エリートはコロナでもたない企業は潰れてよいと思っている(松尾 匡) | 現代新書 | 講談社(1/4)
この四半世紀にわたり追求されてきた政策の多くが、円高を背景とした国内産業の空洞化に帰結するものである、と経済学者・松尾匡氏は分析します。政策を立てる人々は、コロナ禍で起こる個人商店・中小企業の淘汰さえも、産業構造の転換として歓迎しているのではないか――そう考えざるを得ないエリートたちの言動に警鐘を... 続きを読む
左派ポピュリズムが日本で望まれ、「反緊縮」を装う新維新が躍進?(松尾 匡) | 現代新書 | 講談社(1/3)
2012年の安倍政権の登場は、トランプ政権成立に先駆けた、日本における右派ポピュリズムの始まりだったと、経済学者・松尾匡氏は主張します。今回は、安倍政権の成立から維新の会、れいわ新選組の登場に至るまで、日本における左右ポピュリズム勢力の動向を振り返ってみましょう。 第1回:私利私欲を度外視した公共的理... 続きを読む
新自由主義による悲惨な現実を解決できるのは、左派ポピュリズムです(松尾 匡) | 現代新書 | 講談社(1/3)
アメリカ大統領選やイギリスのEU離脱など、昨今の国際情勢を語るキーワードとなっている「ポピュリズム」。立命館大学教授の松尾匡氏が、いま世界中を席巻する「ポピュリズム」運動の実情、そしてその背景に迫りつつ、右派ポピュリズムにはない左派ポピュリズムの可能性について考えます。 「コントロールを取り戻せ!」... 続きを読む
呉座勇一の直言「再論・俗流歴史本-井沢元彦氏の反論に接して」(呉座 勇一) | 現代新書 | 講談社(1/4)
以前、私は現代ビジネスで、作家の井沢元彦氏が歴史学界を「専門バカ」と誹謗中傷しつつ、根拠の乏しい自説を「歴史ノンフィクション」と銘打って発表していることを批判し、氏の「仮説」の問題点を具体的に指摘した。 「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る井沢元彦氏の批判に答えて(2019.06.13) こ... 続きを読む
呉座勇一の直言「再論・俗流歴史本-井沢元彦氏の反論に接して」(呉座 勇一) | 現代新書 | 講談社(1/4)
以前、私は現代ビジネスで、作家の井沢元彦氏が歴史学界を「専門バカ」と誹謗中傷しつつ、根拠の乏しい自説を「歴史ノンフィクション」と銘打って発表していることを批判し、氏の「仮説」の問題点を具体的に指摘した。 「俗流歴史本」の何が問題か、歴史学者・呉座勇一が語る井沢元彦氏の批判に答えて(2019.06.13) こ... 続きを読む
「自己犠牲」や「指針」で、命をめぐる医療現場の困難は減らない(立岩 真也) | 現代新書 | 講談社(1/7)
新型コロナウイルスの感染者数の増大により、「医療崩壊」や「命の選別」が囁かれる。しかし、もっともらしい「指針」も美しい「自己犠牲」の物語も、命をめぐる現場の困難を減じる手立てにはならない。――「いのち」にかかわる社会学の第一人者による緊急連載第2弾。 「もの」は作れるし渡せる 前回(前回の原稿を書いた... 続きを読む
EU離脱の原点ーー「イギリス版ファシズム」という黒い歴史(河野 真太郎) | 現代新書 | 講談社(1/7)
ブレグジットと排外主義 2020年1月31日、イギリスは正式にEUから離脱した。この離脱を問う国民投票が行われたのが2016年6月23日。実に3年半の紆余曲折を経て国民投票の結論は実行に移された。 この投票結果について、当時から現在までずっと繰り返されている説明の「型」がある。それは、EUからの移民労働力によって自分... 続きを読む
EU離脱の原点ーー「イギリス版ファシズム」という黒い歴史(河野 真太郎) | 現代新書 | 講談社(1/7)
ブレグジットと排外主義 2020年1月31日、イギリスは正式にEUから離脱した。この離脱を問う国民投票が行われたのが2016年6月23日。実に3年半の紆余曲折を経て国民投票の結論は実行に移された。 この投票結果について、当時から現在までずっと繰り返されている説明の「型」がある。それは、EUからの移民労働力によって自分... 続きを読む
「この世界の片隅に」で主人公が振るっていた竹槍が意味するもの(一ノ瀬 俊也) | 現代新書 | 講談社(1/3)
軍や政府の「一億総特攻」のかけ声のなか、そのシンボルとなったのが、 特攻隊員、そして「竹槍」だった。現在公開中の映画『この世界の(さらに いくつもの)片隅に』にも登場する竹槍訓練を、人々はどのような思いで おこなっていたのか。話題作『特攻隊員の現実』の著者一ノ瀬俊也氏が 銃後の一億総特攻を描き出す。... 続きを読む
元経済ヤクザが総括「ゴーン氏は、もはやマフィアを超えた」(猫組長(菅原潮)) | 現代新書 | 講談社(1/6)
4件の罪で起訴されていた元日産会長、カルロス・ゴーン氏(65)が日本を密出国したのは昨年末のことだった。この逃亡劇は、日本国内は元より世界中でニュースとして報じられ、衝撃を与えているが、私は冷ややかだ。 ゴーン氏の犯罪内容を知悉した私は自著『金融ダークサイド』(講談社)でその悪質性を詳細に分析してお... 続きを読む
もしも1945年8月の日本にツイッターがあったら(一ノ瀬 俊也) | 現代新書 | 講談社(1/4)
もしもツイッターがあったら ツイッターについて。私は大学や日本史学といった〝業界〟のトレンドを知るのに使っている。多くのアカウントが私の知らない知識のみならず、本音をご本人が意識しているかどうかは別として、140字でぶちまけてくれるのでとても面白い。面白すぎて研究が手につかないくらいだ。 そんな時にふ... 続きを読む
Suicaはなぜ世界標準になれなかった?日本の「もったいない技術力」(山本 康正) | 現代新書 | 講談社(1/4)
日々、目まぐるしく進化するテクノロジー。GAFAやBATといった海外企業に押され、日本企業がグローバルに活躍できないのはなぜなのか? その疑問に対して「日本だけのテクノロジーには意味がない」と『次のテクノロジーで世界はどう変わるのか』を上梓した山本康正氏は主張する。 2020年代を生き残るために、企業が、個... 続きを読む
なぜ江戸幕府はオランダの高性能な消火ポンプを導入しなかったのか?(フレデリック・クレインス) | 現代新書 | 講談社(1/5)
いよいよ年の瀬。皆様にとって今年はどんな1年でしたでしょうか? 来年はオリパラもあり、大変にぎやかな年になりそうです。講談社現代新書も、変わらず「おもしろくて、ためになる」新書作りに邁進して参ります。 2019年最後の記事は『江戸の災害』を上梓されたフレデリック・クレインス氏による「江戸と消火ポンプ」... 続きを読む
映画「パラサイト」が描く、韓国のおそるべき「超格差社会」(金 敬哲) | 現代新書 | 講談社(1/3)
2020年1月10日に公開される韓国映画「パラサイト 半地下の家族」。2019年カンヌ国際映画祭で、最高賞にあたるパルムドールを受賞した傑作だ。そこには、上位1%の超富裕層と、その対極にある貧困層の暮らしぶりがリアルに描かれている。貧しさの象徴であり、映画タイトルにもなっている「半地下」が生まれた経緯は?そも... 続きを読む