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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersミステリの住人 第6回『活劇小説 × 深町秋生』
今回のサブタイトルにある“活劇小説”という言葉を提唱したのは、2023年に亡くなった書評家の北上次郎である。北上は1981年に書かれた「活劇小説宣言」という小文の中で、背景や小道具にこだわり形骸化してしまった冒険小説が袋小路から抜け出すには肉体の復権しかないと論じ、肉体の闘争を核とする新たな冒険小説を活劇... 続きを読む
深町秋生・「天国の修羅たち」3刷 on Twitter: "TBSでやってる「情報7daysニュースキャスター」で「出稼ぎ日本人」の特集。とても興味深い。オーストラリアで収入が3倍になった美容師、
TBSでやってる「情報7daysニュースキャスター」で「出稼ぎ日本人」の特集。とても興味深い。オーストラリアで収入が3倍になった美容師、日曜の時給が4200円の工場労働者、年収300万円から8000万円になった米国の寿司職人など。… https://t.co/GjYjatzk2X 続きを読む
深町秋生・最新刊「鬼哭の銃弾」 on Twitter: "きつい二日酔いと背中の激痛のなか、外科医の待合室は「ミヤネ屋」が大音量で放送されてた。スマホいじってやり過ごそうと思ったら、壁に「
きつい二日酔いと背中の激痛のなか、外科医の待合室は「ミヤネ屋」が大音量で放送されてた。スマホいじってやり過ごそうと思ったら、壁に「携帯電話使用禁止」と記されていた。肉体の痛みより、ミヤネ屋が目に入ることのほうが苦痛。全国のクリニックは「世界ねこ歩き」とかを流しておくべきだよ。 続きを読む
深町秋生・重版「煉獄の獅子たち」 on Twitter: "五輪には追加で約三千億円。医療従事者には「ありがとう」が与えられる。すごいことだ。https://t.co/U0GJSNgoAw"
五輪には追加で約三千億円。医療従事者には「ありがとう」が与えられる。すごいことだ。https://t.co/U0GJSNgoAw 続きを読む
深町秋生「オーバーキルBC2」発売中。さんのツイート: "たとえ異世界なんかに吹っ飛ばされたとしても、誰もちやほやしてくれず、現実世界で身につけていたノウハウなどさっぱり役に
深町秋生「オーバーキルBC2」発売中。 @ ash0966 「果てしなき渇き」(累計57万部)「アウトバーン」シリーズ(累計40万部)「ダブル」(7万部)「バッドカンパニー」(5.6万部)、「ドッグ・メーカー」7刷「地獄の犬たち」3刷、5月中旬「オーバーキル・バッドカンパニー2」重版決定。 続きを読む
はげしく映画化希望 深町秋生『ショットガン・ロード』 - 関内関外日記
2017 - 07 - 17 はげしく映画化希望 深町秋生『ショットガン・ロード』 感想文 読書 ショットガン・ロード 作者: 深町秋生 出版社/メーカー: 朝日新聞 出版 発売日: 2016/05/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 山形の郷土料理である芋煮は、地方によって作り方が異なる。海沿いの 庄内地方 では味噌仕立てで、豚肉が用いられれる。彼女の出身地である ... 続きを読む
芋煮とエルロイ 深町秋生『探偵は女手ひとつ』 - 関内関外日記
2017 - 04 - 24 芋煮とエルロイ 深町秋生『探偵は女手ひとつ』 感想文 読書 「こだな大雨にさらさって、逆に特別料金もらいたいぐらいだべ。ギャンブルに挑む男が、そだなケチくさいこと言ってると、貧乏神にとりつかれっぞ」 芋煮とエルロイ、エルロイと芋煮。とくに意味はない。そうだろうか? それをつなぐ作家が一人いるじゃないか。 深町秋生 である。「ペロペロ芋煮っ娘」、あるいは ジェイムズ・エ... 続きを読む
現代カルチャー史を、血で彩ってきた鬼才たちの証言「怪奇まんが道」 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 続きを読む
地獄の釜で煮えられながら生きる人間たちの悲哀と憤怒。怪物的な傑作『薩摩義士伝』 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 続きを読む
剣一本で時代の荒波に抗った最強の男と剣豪たち『柳生兵庫助』 深町秋生のコミックストリート
実銃や爆発物の扱い方(たとえばスパイ映画やゲームなんかによく登場するサイレンサーも、完全に音を消せるわけではなく、ボムボムとそれなりにでっかい音がする。人の家に忍びこんでは、誰にも気づかれずに、ピシュッピシュッと護衛を静かに射殺したりするが、じっさいはそう都合よくいかない)などだ。 続きを読む
もっとも肩の凝らない文学入門「有名すぎる文学作品をだいたい10ページぐらいの漫画で読む。」と、漫画で蘇る文学作品たち 深町秋生のコミックストリート
ドリヤス工場はその水木しげるの絵柄で、話題のアニメ作品のパロディを描くなどで注目を浴びた。ライトノベル風のツボを押さえた商業作品(平凡な高校生が超能力に目覚め、美少女ファイターが味方について、謎の組織とバトル。そんでもって恋愛に明け暮れる)『あやかし古書庫と少女の魅宝』(一迅社)は、残念ながら出オチみたいな話だった。内容と画がフィットしていないように感じられ、「なんかもったいないな……」と思った覚... 続きを読む
示現流開祖の剣士人生と薩摩の狂戦士たち。時代劇画の傑作「薩南示現流」 深町秋生のコミックストリート
だいたい下のほうにある「タブー」とか「裏社会」「絶望社会」というタイトルのついた、コアマガジン系のおどろおどろしいマンガ、それに山口組関係のもの(たいがい雑な内容)などをチェックするのがクセとなっている。そのなかにまぎれこんでいたのが、今回取り上げる剣術時代劇画『薩南示現流』(原作・津本陽 とみ新蔵)だった。これがめちゃくちゃにおもしろかったのだ! 狂気の残酷武士道コミック『シグルイ』を思わせるハ... 続きを読む
バットを担いでやってくる"あいつ"が加える非情な一撃。すっぽんぽんの闘病記「くも漫」 深町秋生のコミックストリート
当時、25歳だった私は埼玉県大宮で暮らしていたのだが、事故の翌朝に実家から急いた調子で電話がかかってきた。電話に出た瞬間、父が「ああ、よかった。大丈夫だ」と言った。あのビル火災の被害に遭っているのではないかと心配になり、わざわざ電話をかけてよこしたのだ。ビルのなかにはスケベな店舗が入っており、「あいつのことだから……きっと行ってるのではないか」と、不安に陥ったらしかった。 続きを読む
戦争はいかんです。腹が減ります。戦時における異色のグルメコミック「戦争めし」 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 続きを読む
深町秋生 前編 「ハイテク捜査が進むと犯罪小説もたいへん」|若き文学者の肖像|山内宏泰|cakes(ケイクス)
深町秋生さんのデビュー作『果てしなき渇き』はベストセラーとなり、2014年に「渇き。」として映画化され話題となりました。以降、深町さんは最近は警察か暴力団の話を書くことが多いそうなのですが、現代を舞台にしたクライム・サスペンスには制約が多すぎると言います。新たに挑んだのは敗戦直後の日本を舞台にしたスパイアクション小説『猫に知られるなかれ』。現代の制約から逃れたさきに待っていたのは、コーヒーひとつを... 続きを読む
『猫に知られるなかれ』 (深町秋生 著) | 今週の必読 - 週刊文春WEB
ふかまちあきお/1975年山形県生まれ。2005年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。同作は2014年に中島哲也監督作「渇き。」として映画化された。他の著書に『ヒステリック・サバイバー』『ダブル』など。 角川春樹事務所 1600円+税 これは壊れてしまった世界を我が手で繋ぎ合わせようとする者たちの物語だ。 占領体制下の東京で幕は上がる。戦争の生き残りたちは... 続きを読む
英国の女性冒険家とともに突入する未体験ゾーン。リアル日本再発見の旅「ふしぎの国のバード」 深町秋生のコミックストリート
私が高校生のときぐらいにできた施設だ。バブル末期のころ、官民一体の第三セクターによる運営でスタートした。当時は南陽にかぎらずこういう箱ものがボコボコできたのである。当初の入場料は映画一本観賞できるほどの値段。七つの温泉と大ホール、お土産コーナーやレストランもあるという……言ってしまえばスーパー銭湯のハシリみたいな施設だ。強気すぎる価格が災いしたのか、厳しい経営がずっと続きっぱなしで、最近になって行... 続きを読む
柔道王の名誉回復と男の星座「KIMURA 木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」 深町秋生のコミックストリート
『シャトゥーン ヒグマの森』で第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した増田俊也氏と会った。当時、氏は中日スポーツの記者でもあったが、印象的だったのは、やけにガッチリとした岩のような体格の持ち主であり、柔道や格闘技に異様に精通していたことだった。酒席の場で格闘ロマンあふれる話を披露してくれたのを覚えている。「やっぱ、スポーツ紙の記者だけあって、よく知っているなあ」と感心した。それ以来、... 続きを読む
アクション、グルメ、民俗学に狩猟。欲張りエンターテインメント『ゴールデンカムイ』 深町秋生のコミックストリート
政府の圧政に耐えかねた一部のアイヌたちが、金塊約75キロを軍資金としてひそかに貯めこんでいたが、ひとりの男がアイヌたちを皆殺しにし、北海道のどこかに隠したという。虐殺した男“のっぺらぼう”は死刑囚として捕まり、網走監獄にぶち込まれるが、決して金塊の在り処を喋ろうとしなかった。しかし、同じ死刑囚たちに在り処を記した暗号を刻みこみ、集団脱走させたという。単なる与太話かと思いきや、金塊の話は真実味を帯び... 続きを読む
まるで現代社会のような。西洋中世残酷物語「乙女戦争」の普遍性 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 毎日暑いうえに仕事が忙しい。終わらない。死にそう。 せめてマンガぐらいは穏当なものを読んで、心を癒したいと思っていたのだが、手に取ったのはブラッディかつ残酷物語の職人・大西巷一のベストセラー『乙女戦争』(双葉社)だった。 表紙には、ドーンと画に描いたような... 続きを読む
殺し屋女子が奏でるハードコアな血のメロディ。コミック界を爆音で突き抜ける快作「デストロ246」 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! しばらく高倉健の任侠映画ばかり見ていた。 礼儀正しくて水臭い。ヤクザの世界に生きてはいるが、できれば正業に力を入れ、カタギになってまっとうに暮らしたい……ヒトゴロシなどとんでもない。そんな正義感の健さん。しかし、調子こいた悪漢どもの嫌がらせと奸計に、じつに長... 続きを読む
日本的な情緒とたおやかな感性、徹底した再現力。さらなる高みへと到達した愛の物語「蝶のみちゆき」 - 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「今、最も読まれるべき漫画がここにある。知っているようで知らない時代、美しき遊女のお話。なんとも気負いのない絵と語りのうまさが際立つ/心が揺れる――。高浜寛の物語表現は描く度に高まってゆく。」(谷口ジロー) 「本作『蝶のみちゆき』の少なからぬ魅力はヒロイン・几... 続きを読む
大韓民国のフルメタル・ジャケット・ラブストーリー『フォーナイン ~僕とカノジョの637日~』 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 「大韓民国憲法 第2章 第39条 すべての国民は法律の定めるところにより国防の義務を負う」 「大韓民国兵役法 第1章 第3条 ……国民男子は、憲法とこの法律が定めるところにより兵役義務を誠実に遂行しなければならない」 うひょー。これはやばい。 読んでいて思... 続きを読む
2014年極私的ランキング・ベスト5 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! さて、年末であります。 今年も恒例の極私的ランキングの発表であります。1位から5位などとランキング形式になっておりますが、どれも等しくすばらしいので、ぜひ全部読んでいただきたいと思っております。今年も心を揺さぶられる作品にいっぱい出会えた。 ちなみに今年は... 続きを読む
マンガ界の重鎮の隠れた名作。やさぐれ集団がかもす酒と博打と紫煙のダンディズム。ちばてつや「男たち」 深町秋生のコミックストリート
南陽市出身、第三回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作家の 深町秋生さんが、毎回、独自の視点で気になる漫画・お勧めのコミックをセレクト! 続きを読む