タグ 志田陽子
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersフィクションの中のセリフが人と社会を傷つけるとき ― 漫画「島耕作」問題を考える(志田陽子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
語られた言葉はフィクションの中のセリフだが、影響を受けるのは実在の人々である(写真:Natsuki Sakai/アフロ) できごと 講談社発行の漫画週刊誌「モーニング」46号(10月17日発売)掲載の「社外取締役 島耕作」(作:弘兼憲史)の中に、辺野古の米軍新基地建設に関連した登場人物のセリフがあった。講談社には市民に... 続きを読む
Mrs.の「コロンブス」 負の歴史をタブー視せず、アートと知を耕す鍬に(志田陽子) - エキスパート - Yahoo!ニュース
社会的にはやはりアウトである理由ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」の楽曲「コロンブス」のミュージックビデオに「歴史や文化的な背景への理解に欠ける表現」があったとして、レコード会社のユニバーサルミュージックがこのビデオ動画の公開を停止した。 問題となった映像では、コロンブ... 続きを読む
伊藤詩織さん中傷ツイート訴訟 勝訴判決に寄せて(志田陽子) - 個人 - Yahoo!ニュース
11月30日の裁判に関する写真に替えて「アフロ」から過去の写真を使用しています(写真:Rodrigo Reyes Marin/アフロ) 11月30日、伊藤詩織さんが漫画家・はすみとしこさん他2名を名誉毀損で訴えていた裁判で、東京地裁は、伊藤さんの訴えを認める判決を出した。この勝訴については、各紙が報じている。 リツイートも「本... 続きを読む
怒号は放置ですか? 「表現の不自由展」めぐる警察の矛盾 - 志田陽子|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
東京・大阪・名古屋、「表現の不自由展」妨害続く 東京・大阪・名古屋で開催予定となっていた「表現の不自由展」が3か所ともそれぞれ悪質な妨害を受け、開催困難な状態に陥っている。 2021年6月25日から東京・新宿区のギャラリーで開催される予定となっていた企画展「表現の不自由展・その後 TOKYO EDITION+特別展」は... 続きを読む
組織委の週刊文春への「抗議」は法的に成り立つか――知財と報道の自由(志田陽子) - 個人 - Yahoo!ニュース
今、最も公共性の高い文化事業で、知財による利益保護と報道の自由とが衝突している。(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 報道の自由を認める規定東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は、開会式の演出の企画案を報じた週刊文春に対し、「営業秘密を意図的に拡散し、業務を妨害した」「著作権法に基づく複製権を侵害... 続きを読む
組織委の抗議「大問題」「説得力弱い」 専門家ばっさり - 東京オリンピック:朝日新聞デジタル
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は、開会式の演出の企画案を報じた週刊文春に対し、「営業秘密を意図的に拡散し、業務を妨害した」「著作権法に基づく複製権を侵害している」などと抗議し、掲載誌の回収を要求した。こうした抗議に問題はないのか。 憲法学を研究する志田陽子・武蔵野美術大教授は「組織委の抗議... 続きを読む
<寄稿>憲法53条訴訟を考える 裁判所は無用の遠慮をやめよう 志田陽子(武蔵野美術大学教授):東京新聞 TOKYO Web
憲法53条は、「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いずれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」と定めている。 2017年6月22日、当時の衆・参両議院の議員が、53条の後段に基づいて内閣に臨時会の召集を要求した。内閣は約3カ月の間... 続きを読む
日本学術会議任命拒否問題がもたらしている言論空間の歪み(志田陽子) - 個人 - Yahoo!ニュース
言論の自由には、フラットな言論空間を必要だが…。(提供:Panther Media/アフロイメージマート) 「学問の自由」と同時に「表現の自由」の問題 日本学術会議の任命拒否を巡り、多くの識者・表現者が声を上げた。 当初は「学問の自由の侵害だ」という学者からの声明や談話が続いたが、時間を経るにつれ、この問題の影響... 続きを読む
「捏造」という言葉の重さについて――批判の自由か《排除》か / 志田陽子 / 憲法・言論法 | SYNODOS -シノドス-
近年、「捏造」(ないし「ねつ造」)という言葉によって研究者や文筆家を論難する発言が見られる。こうした発言を名誉毀損に問う裁判も起きている。ジャーナリスト・植村隆氏が提起した二つの裁判(2019年6月26日東京地裁判決・東京高裁で控訴審係争中、2020年2月6日札幌高裁判決、最高裁に上告手続き中)や、研究者グ... 続きを読む
ろくでなし子裁判・最高裁判決は何を裁いたのか ――刑事罰は真に必要なことに絞るべき(志田陽子) - 個人 - Yahoo!ニュース
一部有罪が確定した最高裁判決(女性器3Dデータ送信「ろくでなし子」被告有罪確定(2020年7月16日) テレ東ニュース公式チャンネル) 日本国憲法21条は「一切の表現の自由」を保障している。規制があるとしたら、誰かの権利(人格権や著作権など)を害しているか、社会の安全を害するような行為だ。しかし刑法175条は... 続きを読む
「誹謗中傷」と「批判」の違いとは何か? 美術批評の視点から|美術手帖
「誹謗中傷」と「批判」の違いとは何か? 美術批評の視点からSNSにおける誹謗中傷をめぐり、政府も悪質な投稿者の電話番号を開示できるようにする方向を示すなど、議論が高まりを見せている。そこでここでは、美術批評を軸に、「誹謗中傷」と「批判」の違いを武蔵野美術大学教授で憲法研究者の志田陽子が論じる。 文=志... 続きを読む
ネット中傷への法規制、議論が本格化――「木村花さん問題」を受けた対応に求められる熟慮(志田陽子) - 個人 - Yahoo!ニュース
「その発言、投稿しますか? その発言で他者の権利が侵害された場合は…」(写真:ペイレスイメージズ/アフロイメージマート) 法規制を求める議論の高まり女子プロレスラーの木村花さん(享年22)が23日、亡くなった。テレビ出演上での発言に関して、木村さんを非難する中傷が激化したことが理由と言われている。こうし... 続きを読む
強まる自粛ムードに異議 憲法学者が勧める批判的思考 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで迎えた憲法記念日。感染防止を理由に外出や営業の「自粛」ムードが強まっていることに、志田陽子・武蔵野美術大教授(憲法)は異議を唱える。憲法で保障された権利と、それを制約する「公共の福祉」のバランスをどう考えるべきなのか。 補償なく休業「強制」、おかしい ――今の... 続きを読む
「表現の自由」のための自律――緊急事態宣言と「集会の自由」 / 志田陽子 / 憲法・言論法 | SYNODOS -シノドス-
「表現の自由」擁護論者が「自粛」を呼びかける理由 この原稿を執筆している最中の4月6日夕方に、「明日(4月7日)、緊急事態宣言を発令する」との発表があった。今、世界中が新型コロナウィルスによる感染症と戦わねばならない状態に陥っている。残念ながら、この戦いには、この地上に生きる人すべてが、好むと好まざると... 続きを読む
「あいちトリエンナーレ2019」補助金交付で得るものと失うものーーハッピーエンドと言えない理由(志田陽子) - 個人 - Yahoo!ニュース
突然の方向転換3月23日、不交付とされていた「あいちトリエンナーレ2019」への文化庁補助金が、一転、交付されると発表された。大村秀章愛知県知事も記者会見を行い、このことを報告した。 文化庁の決定は、現在、文化庁ホームページで見ることができる。 令和元年9月26日報道発表・不交付決定 https://www.bunka.go.jp/... 続きを読む
AV販売停止の申請窓口設置、女優の「親に顔バレ」「結婚・就職で不都合」などに対応 - 弁護士ドットコム
いわゆるAV出演強要問題をきっかけに、業界の改善に向けて取り組んでいる「AV人権倫理機構」(代表理事:志田陽子)は2月20日、女優が出演作品の販売停止を申請できる窓口を設けたと発表した。同機構はこの日からホームページ(http://avjinken.jp/)を開設して、販売・配信停止の申請を受け付けている。 この窓口を設けた背景は、女優側から「作品の販売・配信を停止してほしい」と求める声が多かった... 続きを読む
幸福追求権、生命権、平和的生存権と安全保障 ――人権論の誤用に歯止めを / 志田陽子 / 憲法・言論法 | SYNODOS -シノドス-
2014年7月の閣議決定から1年が過ぎ、その合憲性に関して多くの議論が交わされてきた安全保障法案。政府は集団的自衛権行使の要件について、あくまで憲法9条の許容範囲内と主張し、前文の「平和的生存権」、13条の「生命・自由・幸福追求の権利」にも言及した。国民の人権が武力行使の根拠とされることの問題点について、武蔵野美術大学の志田陽子教授が指摘する。 11本の法案とそれぞれの憲法問題 ――今国会における... 続きを読む
広がる衝突と「文化戦争」――《むき出しの暴力》を防ぐために / 志田陽子 / 憲法・言論法 | SYNODOS -シノドス-
危惧されてきたもの 2015年1月、フランスで起きたシャルリー・エブド事件を報じるニュースを見て、まず連想したのは、かつてアメリカで頻発した人工妊娠中絶クリニックの医師殺害事件、そして2004年に起きた映画監督テオ・ファン・ゴッホ殺害事件だった。その後の関連事件の地理的広がりや一般社会・国際社会の反応は、今や比べ物にならない大きさになっているが、すべて宗教的価値感情が関わっている(少なくともそう見... 続きを読む