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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users周辺民族の研究は、偉大な中華王朝を貶める? 政治をはらむ中国学界の不穏な動向(安田 峰俊)
「中華」は漢族だけのものではない。夷狄(いてき)と呼ばれた周辺民族の文化が融合し、中華は再生を繰り返してきたのである――。中国の歴史への新たな視点を示した『中華を生んだ遊牧民 鮮卑拓跋の歴史』(松下憲一著、講談社選書メチエ)が好評だ。舞台は、五胡十六国から隋唐時代にいたる中国の「大分裂時代」。鮮卑... 続きを読む
中国の「南」の民が「北」の民に抱く“警戒と反骨”…日本人が知らない「もうひとつの中国」を解明する(安田 峰俊)
中国の社会も歴史も、「南」から見なければわからない――。 『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』(講談社選書メチエ)で、歴史学者の菊池秀明氏は、福建・広東・広西などの華南地方こそが中国世界のフロンティアであり、ここに生きる人々の「越境のエネルギー」こそが中国近代史と経済発展の原動力だった、... 続きを読む
天安門事件から32年…あの時、中国の民主化運動が「失敗」に終わった4つの理由(安田 峰俊) | マネー現代 | 講談社(1/7)
今からちょうど32年前の1989年6月4日、北京の天安門広場をはじめ中国各地で、数百万人の若者が民主化を求めて声を上げた。世に言う「天安門事件」、中国では「八九六四」と呼ばれる出来事だ。しかし国内各所に波及した運動はことごとく弾圧され、中国では今日まで共産党による一党独裁が続いている。 はたして、天安門事... 続きを読む
9歳少年が一発で発見! 巨大都市近郊で恐竜のタマゴが何万個も…(安田 峰俊) | ブルーバックス | 講談社(1/3)
猛烈な抗議活動が続く香港。現地に飛んで精力的な取材を続ける大宅賞作家・安田峰俊氏からの最新報告は「恐竜のタマゴ」。読めば現地へ行ってみたくなるスケールの大きな物語です! 現在、私は大規模なデモ活動が繰り返されている香港を取材するついでに足を延ばして、その後背地に広がる広東省に来ている。 広東省の面... 続きを読む
「虐殺の痕跡」を辿るルワンダのダークツーリズムと、中国人の足跡(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
『八九六四』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した気鋭のノンフィクションライター・安田峰俊が、アフリカ大陸に進出する中国の実態を調査しに、「アフリカのシンガポール」と呼ばれるルワンダへと渡るルポルタージュ。第三回目は、ルワンダの「負の歴史」である虐殺の記憶をたどりながら、ルワンダ全土に広がる中国... 続きを読む
IT立国・ルワンダの首都を牛耳る中国人経営者たちの野心と本心(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
『八九六四』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した気鋭のノンフィクションライター・安田峰俊が、アフリカ大陸に進出する中国の実態を調査しに、「アフリカのシンガポール」と呼ばれるルワンダへと渡るルポルタージュ。第二回目は、ルワンダで巨大な縫製工場を経営する中国人女性社長の話から、なぜ中国がルワンダへ... 続きを読む
盗掘・密売の一方で…日本人研究者に訊く「中国恐竜、ここがスゴい!」(安田 峰俊) | ブルーバックス | 講談社(1/5)
盗掘が横行する一方で、世界的研究者も次々と輩出されるという中国の恐竜事情。いったいどういうことになっているのか、現地のトップ研究機関で学ぶ日本人に改めて事情を教えてもらう特別企画! 本連載ではこれまで、さまざまな角度から中国の恐竜について取り扱ってきた。 そのなかからは、大量の羽毛恐竜をはじめとし... 続きを読む
天安門事件を語って泣きじゃくる石平と焼酎を飲んだ話(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
「俺はいつになったら解放されるんだ…」 「中国人はこの思いをわかってくれない。でも、どれだけ身近な相手であっても、普通の日本人では絶対に理解できない」 冠婚葬祭の場以外で、57歳の男がワンワン泣いている姿を見たことがあるだろうか? 私は見た。しかも、相手は数多くの「反中本」の刊行で知られる、あの石平で... 続きを読む
「感動を与えたい」ために旅する若者をおっさんが叱る息苦しい話(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
無邪気ゆえに ――【中学生がアメリカ横断】を達成して 同世代に限らず、たくさんの人に勇気や夢を与えたい。 最近、こんなツイッター投稿がネットで炎上したのをご存知だろうか? 見ず知らずの人の家への宿泊を繰り返しながら1人でヒッチハイクでアメリカを横断するという、「中学生」とされる少年の挑戦が、悪い意味で... 続きを読む
新疆ウイグル「絶望旅行」を終えて帰国した大学生の本音(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
現地の事情を知ること自体難しい 中国の西北部に位置する新疆ウイグル自治区において、現地のウイグル族(ほか、主にテュルク系の少数民族)に対する深刻な人権弾圧が起きていることはさまざまなメディアで報じられている通りだ。 現地では漢民族の移住が進み、都市部のインフラが目覚ましく整備されるいっぽう、少数民... 続きを読む
安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(4/4)
いずれにしても、海外で危機に陥った邦人の救援は(たとえ事件原因が「自己責任」的なものであっても)日本国の義務として当然に課されているものであり、外務省の正当な業務なので、そこで使われる税金は「無駄使い」とは言えない。 そもそも私たちの祖国・日本国は、開催が義務でもない東京オリンピックの関連事業に数... 続きを読む
安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(2/4)
「拘束されすぎ」という批判に思うコト また、ネットでは安田氏について「何度も拘束されすぎている」と書かれる例もある。これらを受けてか、保守系識者の間では嘉悦大教授の高橋洋一氏が「プロとしての準備の不足」、政治アナリストの渡瀬裕哉氏が「能力不足のジャーナリスト」、元大阪市長の橋下徹氏が「3回も行って... 続きを読む
はてなブックマーク - 安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
政治と経済 安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4) 続きを読む
安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
「知る権利」を言うばかりではなく 最近、私はどうも心がザワザワしている。理由はまこと理不尽だ。複数のニュースアプリの通知で、下記のような文章が何度もスマホに送られてくるからである。 さらにツイッターを開くと、この「安田」氏は「ジャーナリスト失格」だの「ウソツキ」だのと散々な言われぶりである。私はた... 続きを読む
人気「中国史マンガ」古典から新作まで、比較してみたら分かったこと(安田 峰俊,現代ビジネス編集部) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)
昨今の日本で、中国のイメージは良くない。だが、中国嫌いを自認する人でも「いまの中国は嫌だけれど昔の中国は好き」といった意見を持つ人は案外多い。 日本人の間で、そんな「昔の中国」のイメージの原点は中国の古典だ。とはいえ、現代の人にとっては古典の『史記』や『三国志演義』それ自体というより、これらを題材... 続きを読む
中国のメディアは、北海道大震災を自国民にこう伝えた(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
4つの傾向 9月6日午前3時8分に北海道で発生した最大震度7の大地震は、40人以上の死者を出し、一時は道内の全域が停電状態に陥るという非常に深刻な被害をもたらした。その数日前に関西地方を襲った台風21号の被害と合わせて、日本の天災は中国メディアでも大きな話題となっている。 今回の記事では、北海道地震に対する... 続きを読む
大量殺人の方針は上海で決定…? オウムと中国の「知られざる絆」(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
7月6日に執行されたオウム真理教の元教祖・麻原彰晃(本名、松本智津夫)らの死刑は、中国でも大きく報じられた。かつて、地下鉄サリン事件が世界に与えたインパクトは強烈だ。 現代の中国の地下鉄では手荷物のX線検査が義務付けられ、ペットボトルの液体を目の前で飲まないと検査を通してくれないことすらあるが、こう... 続きを読む
北米の反日運動を煽る「チャイニーズ・フリーメーソン」の脅威(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
カナダで中国人移民が急増 カナダ・トロント市郊外に「南京大虐殺犠牲者記念碑」が建つ――。 読者の多くは何のことやらさっぱり意味がわからないと思うが、中国本土から1万数千キロも離れたカナダの街で、そんな奇妙な事態が現在進行中だ。6月21日、現地の華僑団体「トロント華人団体聯合総会」と「カナダ中国洪門民治党... 続きを読む
ブラック企業勤務より10倍ヒドい「中国人技能実習生」の悲鳴(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
増える技能実習生の逃亡 外国人技能実習生制度の問題点は、ここで改めて述べるまでもないかもしれない。 私は近ごろこの問題を追いかけているが、「先進国・日本の優れた技術をアジアの若者に伝える国際貢献」という同制度のタテマエを本気で信じている人間は、当事者や関係者のなかにも誰もいないように見える。貝の殻剥きや弁当の箱詰めなど、技能習得とはほど遠い単純作業に従事する実習生も多い。 国外でのカネ稼ぎを求める... 続きを読む
あなたが「モテない男」かどうかを一瞬で判別するこの言葉をご存じか(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
この中国語、知ってますか? 中国語を学んだことがない人でも、生活のうえでいくつかの単語や文章なら聞いたことがあるはずだろう。「ニイハオ」、「シエシエ」のほか、単語や発音は不正確ながら、麻雀用語や中華料理店の「イーガーコーテル(=餃子一人前;一個鍋貼兒)」なども一部の人にはおなじみではなかろうか。 しかし、近年はもうひとつ。おそらく20代から40代のモテなくてカネもないダメ男の周囲のみに限定して、上... 続きを読む
はてなブックマーク - 「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
テクノロジー 「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) 続きを読む
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(2/3)
・ 日本は中国人の定住に向いている国だといえるか? ・日本の風俗店のサービスを楽しむというのはどういうものか? ・日本にいて経験したことのなかで中国よりも駄目だと感じた部分はなに? ・むかし中国を侵略した国はたくさんあるのに中国はなぜ日本だけを憎んでいるのか? ・日本のおかあさんたちはどうやって弁当を作っているのか? ・日本人は民度が高いのになぜ日中戦争のときにひどいことをしたのか? 総じて言えば... 続きを読む
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(3/3)
日本通の答え この回答の投稿者は、本人の自己紹介によれば日本生まれの中国人で、5歳で両親に連れられて中国に帰国。だが、その後も日本のアニメやドラマ、2ちゃんねるやニコニコ動画・amebaなど日本のネットコンテンツに深く触れてきたといい、中国人のなかでは相当な日本通のようだ。 彼が述べる日本の駄目なところは、こういった部分だ。 ------------------------------ 1. どん... 続きを読む
「日本のどこがダメなのか?」に対する中国ネット民の驚きの回答(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
中国で流行中の『知乎』 中国の質問サイト『知乎(チーフー)』をご存知だろうか。これは日本で言えば『Yahoo!知恵袋』のように、ユーザーの質問に他のユーザーが回答してくれる集合知型のウェブサイトだ。 中国では2005年からIT大手・百度(バイドゥ)が運営するQ&Aサイト『百度知道』などが存在したが、こちらはネタ質問やネタ回答・コピペ回答も多く、いまいち信用が置けなかった。 だが、2011年にサービ... 続きを読む
話題記事「深セン感動26歳」への中国共産党と人民たちの驚きの反応(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
「刺さった」のはおじさんだけではなかった 12月上旬、本サイト(現代ビジネス)上で、広東省の経済都市・深センを現地取材した26歳の若手ライターによる「 日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと 」と題した記事が大ヒットした事件はまだ記憶に新しい。 本記事については著作家の山本一郎氏や常見陽平氏らが熱い対応を示したほか、中国ライター業界でも山谷剛史氏や私(安田)がアンサーを述... 続きを読む