タグ 三宅香帆
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「母殺し」は可能? 山岸凉子や川上未映子作品に見る母娘問題のカギ | 毎日新聞
母娘問題は「娘側の自立の問題と捉えた方がいい」と語る文芸評論家の三宅香帆さん=京都市南区で2024年6月12日、山崎一輝撮影 母が重い。 そんな言葉に象徴される「母娘問題」は2000年代後半以降、社会で注目されるようになった。でも、そのずっと前からフィクションの中で繰り返し描かれてきた、と文芸評論家の三宅香帆... 続きを読む
『セクシー田中さん』とは何の物語だったのか?ー実写ドラマが軽視したもの|三宅香帆
『セクシー田中さん』についての報告書が先日公開された。それについて色々と思うことがあったので、ちょっと今日は『セクシー田中さん』という作品そのものについて書いてみたい。 1.『セクシー田中さん』とはどういう物語なのか私が報告書を読んでもっともショックだったのは、薄々そんな気はしていたのだが、たぶんあ... 続きを読む
コスパとタイムラインに抗えるのは読書だけ? 大島育宙と読む『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 - 集英社新書プラス
「仕事に疲れて休みの日もスマホばかり見てしまう……」「働き始めてから趣味が楽しめなくなった……」。そうした悩みの根本を読書と労働の歴史から解き明かし、発売1週間で10万部を突破した『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆 著)。 その刊行を記念して、芸人・YouTuber・ラジオパーソナリティとして活... 続きを読む
大量の蔵書を保有するあなたにおすすめしたい本棚、それはマルゲリータ|三宅香帆
マルゲリータを……ご存知でしょうか……! 本棚。それは常にインテリア界隈でどこか隅に追いやられている、だがしかし本を大量保有する人にとっては頭を悩まさざるを得ない、重大問題でございます。本棚。多くの本好きの例に漏れず、私も常にひとり暮らしをし始めて以来「本棚をどうするか」問題を考え続けていました。 今... 続きを読む
年間500冊読む文芸オタク・書評家が全部で1万円以内で選ぶ、20代のうちに読んでいて心底よかった本10冊|みんなでつくる!暮らしのマネーメディア みんなのマネ活
こんにちは、書評家の三宅香帆です。 2024年現在、30歳の私は、年間約500冊の本を読んで生活しています。今回は、自分が20代のうちに読んでおいて良かった本を紹介します! 選定条件は「トータルの金額が1万円以内」であることのみ。ジャンルや出版年は関係なし。その中で、ただただ私が「この本は20代のうちに読めて良... 続きを読む
同人誌の企画中止につきまして|三宅香帆
私の同人誌企画およびそのアンケートにつきまして、ご批判を受け、同人誌企画は延期させていただきます。本企画のアンケートで傷つけてしまった方には、心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。 ご批判とはこちらのブログのことです。 そもそも企画の意図につきましてこれは私の個人的な興味なので... 続きを読む
『ダンジョン飯』とは「ケアの倫理」の物語である|三宅香帆
アニメが放送中で(オープニングの映像がとても素敵なのでそこだけでも見てほしい)、評判も上々だという。 私は『ダンジョン飯』を、徹頭徹尾、ケアの倫理の問題を扱った物語として読んだ。 そしてそんな物語がここまで人気になって、たくさんの人に読まれている状況にもすごく感動している。なぜならケアの倫理はーー多... 続きを読む
本や漫画を読まない妹から「家で『○○が面白かった』と言うと瞬時に『どこが面白かった?』と聞かれるの、威圧されてるみたいでイヤ」と言われショックだった
三宅香帆 @m3_myk 今年のお正月ショックだったこと、それは本や漫画を読まない妹に「我が家で『〇〇が面白かった』と言うと『どこが面白かった?』と瞬時に聞かれるの、威圧されてるみたいでイヤなの!」と言われた件…ど、どこが面白かった?って威圧なのか、すまん妹!他人の感想掘り下げたがるエンタメ好き大反省!! ... 続きを読む
書評家の私が魅せられた、喫茶店でゆっくりと本が読める街「京都」(文・三宅香帆) - SUUMOタウン
著: 三宅香帆 ゆっくりと本が読める街。それが私にとっての京都だった。 本はネット書店があればどこでも手に入るし、映画や観劇みたいにアクセス方法の限られたエンタメじゃない。本なんてどこでも読める。そう思っていた。昔の自分は。 でも違った。気づいたのは、大人になって――東京に3年住んでからだった。 上京後... 続きを読む
「新海誠が好きだった元カレ」がいた人々にインタビューしてみた|ペシミ|note
文化系女子と喋るとだいたい「新海誠が好きだった元彼」という謎の共通項が浮かび上がるのですが、世の文化系女子はみんな一度は新海誠好きな男子と付き合ったことがあるのでしょうか…………?????新海誠元彼、同一…人物なのか……?ってくらいみんな似てる — 三宅香帆|『それを読むたび思い出す』発売 (@m3_myk) Februa... 続きを読む
「我々はあほなのだろうか?」人工知能の研究で知られる松尾豊先生が書いた「なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか」という論文が普通に面白かった - Togetter
三宅香帆 @m3_myk 「なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか」というド直球タイトルの論文を見つけたのだが普通に面白かった……。まず論文のサマリーが「今回もまた締め切りぎりぎりになる。なぜできないのだろうか?我々はあほなのだろうか?」 ymatsuo.com/papers/neru.pdf pic.twitter.com/1M4cY4No3y 2021-09-23 2... 続きを読む
三宅香帆 on Twitter: "「なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか」というド直球タイトルの論文を見つけたのだが普通に面白かった……。まず論文のサマリーが「今回もまた締め切りぎり
「なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか」というド直球タイトルの論文を見つけたのだが普通に面白かった……。まず論文のサマリーが「今回もまた締め切りぎりぎりになる。なぜできないのだろうか?我々はあほなのだろうか?」… https://t.co/LlvV3Du6K2 続きを読む
ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈――|三宅香帆|note
ジェンダーSF文学としての最高傑作『大奥』――萩尾望都、山岸凉子、アトウッド、そしてよしながふみの文脈―― ※こちら『大奥』最終巻を読んでの感想になりますので、盛大にネタバレしてます。ご注意ください~。 「私たちはなぜ産む性として生まれてきたのか」。 ジェンダーSF文学作品がずっと考えてきたのは、その解けな... 続きを読む
働く女性の「キャリア観」って、こんなに時代によって違うの? 平成生まれが往年のOLマンガを読んで考えた|至高の無駄知識(寄稿:三宅香帆) - はたラボ ~パソナキャリアの働くコト
利益を追い続ける社会の中では、有益なものに時間を費やすことが正しく、利益に直結しないものは無駄であると言われがちである。しかし、一見すると「無駄」と言われてしまうものの中に、実は新しい発見や有益となり得る知識が存在するのではないだろうか。 多くの人が通り過ぎてしまう無駄知識の中に希少な価値を見出し... 続きを読む
外国ではアマゾンよりも本屋が好調? 本と書店の行く末とは|三宅香帆の文学レポート|三宅香帆|cakes(ケイクス)
外国ではずいぶん「本屋と街」の議論が活発になっているらしい。面白いな~と思ったのが、本屋がなんと「その土地の子どもたちへの学習支援」までしていること。要は、本屋を「本を売る場所」だけでなくて「教育の場所」にしてるのだ。 本は無限なのかもしれない 本屋に行くと落ち着くのは、そこに「未読」のものがたく... 続きを読む
2018年に出会った「最高!」な本ベスト10冊|わたしの咀嚼した本、味見して。|三宅香帆|cakes(ケイクス)
文芸批評、外国文学、日本文学、学術書、エッセイ、芸術論書。多彩なジャンルの中から三宅香帆が2018年に出会った「最高!」な本ベスト10冊をセレクト。冬休みのおともに、ぜひ。 2018年、どんな年でした? 嬉しかったり楽しかったりつらかったり大変だったり、まぁわたしもあなたもいろいろあったと思うんですが、いろ... 続きを読む