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人気順 5 users 10 users 100 users 500 users 1000 usersトマ・ピケティ『資本とイデオロギー』 - 西東京日記 IN はてな
本書を「『21世紀の資本』がベストセラーになったピケティが、現代の格差の問題とそれに対する処方箋を示した本」という形で理解している人もいるかもしれません。 それは決して間違いではないのですが、本書は、そのために人類社会で普遍的に見られる聖職者、貴族、平民の「三層社会」から説き始め、ヨーロッパだけでは... 続きを読む
ピケティ『資本とイデオロギー』読書ガイド - 山形浩生の「経済のトリセツ」
目次: 目次: はじめに 1. 『資本とイデオロギー』の概略 1.1 .『21世紀の資本』のあらすじ: 1.2. 『資本とイデオロギー』の全体的な話 1.3. 『資本とイデオロギー』のあらすじ 第I~II部:歴史上の格差レジーム/奴隷社会&植民地 第III部:20世紀の大転換 第IV部(その1):政治的対立の次元再考——問題編 第IV部(その... 続きを読む
山形浩生はピケティの翻訳者としてふさわしくないという声が出ている
なぜか邦訳から8年たった今になって。 発端は英文学者の北村紗衣さんのようだ。 https://twitter.com/Cristoforou/status/1599968483911282688?t=6mV_u9bASYtdPmBDiBo2og&s=19 原書のフランス語からではなく英語版から重訳したのがよくないらしい。「翻訳文化が崩壊してもおかしくない」らしい。 論争の詳細はTwitterで... 続きを読む
イスラエルの歴史学者がピケティを痛烈批判「資本主義によって格差は飛躍的に改善した」 | 社会主義の掲げる「人類みな平等」こそ幻想だ
──あなたは「人間は平等という左派の主張は神話にすぎない」と指摘しています。平等な社会を実現しようとする左派の試みは幻想でしかないのでしょうか? 左派の場合は、「合理的思考」と「信じすぎるがゆえに現実をゆがめる信念」が混ざり合っています。大いなる思想は例外なくそういうものです。世界を変えようと思った... 続きを読む
トマ・ピケティ「私たちは今、フランス革命が起こる前と同じような状況にある」 | 社会は私が言う方向に進んでいる
「格差」を専門とするフランスの経済学者トマ・ピケティ。著書『21世紀の資本』でも知られる彼は、現在の社会とフランス革命時代を対比する。かつて貴族が税金を払いたがらなかったように、現代では巨大な多国籍企業、富裕層が自分たちの利益を守ろうと策を凝らしているからだ。 私たちに、この不平等な体制を変えること... 続きを読む
ピケティの新しい論文が物議を醸しそう
ピケティの今までの議論って格差は20世紀半ばにかつてないほど縮まっていたけど、後半になってまた開いたっていう話なんだよね。 これは大勢の人の実感にも沿っているので、彼の本はベストセラーにもなった。 20世紀半ばはそれぞれが福祉国家として十分に機能していたけど、グローバル化でそれが崩れたって話ね。 ピケテ... 続きを読む
ほとんどの人は本質的に善良であると、強力に性善説を推し進める一冊──『Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章』 - 基本読書
Humankind 希望の歴史 上 人類が善き未来をつくるための18章 (文春e-book) 作者:ルトガー・ブレグマン文藝春秋Amazonこの『Humankind』は、オランダで25万部以上の部数を重ね、『サピエンス全史』のハラリにも絶賛され対談をし、ピケティに次ぐ欧州の知性などと呼ばれる、オランダの若手寄りの(1988年生まれ)作家、ル... 続きを読む
トマ・ピケティ「欧米の左派政党は庶民ではなく、もはや高学歴者のための政党となった」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
経済学者トマ・ピケティ Photo: Vishal Bhatnagar / NurPhoto / Getty Images 経済学者トマ・ピケティ率いる研究チームが、戦後の有権者の投票行動について非常に大規模な分析を行ったところ、1980年代以降、欧米の左派政党の支持基盤は庶民から高学歴者に変化したことがわかった。同調査を踏まえ、ピケティが仏誌のイ... 続きを読む
この10年の日本で準富裕層~富裕層は100万世帯以上増加しているが、世帯全体の金融資産の中央値は減少している - 斗比主閲子の姑日記
私は富裕層&資産課税強化派というスーパーマイノリティです。 私が資産課税強化派なのはピケティのr>gを知って以来ですが(2014年ぐらいから?)、リーマンショック以降の日本の金融資産の偏在ぶりを見て、日本でもつくづく資産課税は強化すべきだと確信しています。 今日は私が見ている視界を共有するためにも簡単な数... 続きを読む
ピケティ『21世紀の資本』: r>g は格差の必要 or 十分条件か? - 山形浩生の「経済のトリセツ」
21世紀の資本 作者:トマ・ピケティ発売日: 2015/04/27メディア: Kindle版 新年仕事始め前の小ネタ。ツイッターでこんなのみかけたのよ。 このツイ主は、浅田論文を読んでおくことでどういう知見を得るべきなのか、ここで採りあげているネット番組の問題提起に対してそれがどう関係してくるのかは明記していない。けれど... 続きを読む
格差の拡大は本当だろうか?——経済学者、格差の数字を見直す(The Economist より) - 山形浩生の「経済のトリセツ」
秋にピケティの新著が出たところで、エコノミストに格差についての議論を見直す研究についての話が出ていた。おもしろかったので勝手に翻訳。なお、途中の見出しはオリジナル通りで、全部ある有名な曲の歌詞から。(山形浩生) www.economist.com 2011年にニューヨークのズコッティ公園での抗議デモに何千人もが集結する10... 続きを読む
こんなろくでもない守護霊に憑依されても、あんな立派な学者になれるんですね! - 山形浩生の「経済のトリセツ」
2017 - 09 - 13 こんなろくでもない守護霊に憑依されても、あんな立派な学者になれるんですね! むしろ感想文 ネタ ピケティ 書評 経済 一応さあ、ピケティの関連本は一通りレビューしたいなとは思っててさあ、まあこの本もあることは知っていたんだけど、わざわざ定価で買って印税を一銭でも上納するなんて、霊的風紀維持法に違反するような気がするじゃない? だから古本で安く出回るまで我慢して、やっと... 続きを読む
英国の経済格差は日本よりどれだけ酷いか調べてみた - シェイブテイル日記
先週末のイギリスのEU離脱決定は今も世界経済に影を落としたままです。 イギリスでは、エリート社会と低所得者社会がもともと分断されているところに、この投票結果はさらに分断を強める結果になるだろうと報じられています。 そうすると、近年移民流入が続く英国の格差社会はかつての格差を超えて、さぞ酷いことになっているのだろうと思い、ピケティの所得データベースを使って実際のところを調べてみました。(図表1) ... 続きを読む
「たった62人」の大富豪が全世界の半分の富を持つ 〜あまりにも異常な世界の現実 ピケティ、クルーグマンも警告 | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]
大富豪が巨万の富を握り、庶民は重労働と薄給にあえぐ。そんな100年前の世界に、私たちは逆戻りしている。富める者はますます富み、一度落ちれば這い上がれない。これでいいわけがない。 ユニクロ柳井社長もその一人 もし、日本国民の半数が持っている資産と同じ額を、たったひとりが独占しているとしたら—多くの人は「いくら何でも、それはおかしい」と思うだろう。 実際には、日本でこのようなことは起きていないが、スケ... 続きを読む
『21世紀の不平等』――グローバル化のせいで何もできないか? / アンソニー・アトキンソン / 経済学 | SYNODOS -シノドス-
昨年話題になった『21世紀の資本』の著者ピケティの師匠にあたり、「不平等研究の父」とも言われるアトキンソン。「ピケティ旋風」から1年経った今、ピケティが問題提起した格差拡大の研究を継承・発展させたのが『21世紀の不平等』である。ピケティいわく、「平等な社会に向けた現実的ビジョン」とされる本書から、「グローバル化のせいで何もできないか?」の一部を転載する。 本書で私はOECD諸国での不平等を減らすた... 続きを読む
ピケティに「おまえが言うな」と過去のデフォルト黒歴史を指摘されたドイツ、強硬な態度がひるむ ショイブレとメルケルの個人的確執を、ギリシャ問題にまで持ち込むな! - Market Hack
例の『21世紀の資本』を書いたロックスター的経済学者、トマ・ピケティが、先週、「過去にデフォルトしたドイツが、ギリシャに説教する立場にない」ということを指摘し、そのあたりからドイツの強硬な姿勢にたいする周囲の目が、しらーっとしました。 (え、ドイツって、過去にデフォルトしたの?) そう思う読者も居るかと思います。 結論的には、しました。2回も(笑) それだけじゃありません。1953年には債務を50... 続きを読む
マーク・ソーマ 「ピケティの慨嘆 ~ヨーロッパはユーロ圏という名のモンスターを生み出してしまったのです~」(2015年3月10日) — 経済学101
マーク・ソーマ 「ピケティの慨嘆 ~ヨーロッパはユーロ圏という名のモンスターを生み出してしまったのです~」(2015年3月10日) ●Mark Thoma, “Thomas Piketty on the Euro Zone: ‘We Have Created a Monster’”(Economist’s View, March 10, 2015) トマ・ピケティ(Thomas Piketty)が... 続きを読む
日本ではピケティでr>gより大事なこと - シェイブテイル日記
ピケティの本の話題は多少下火になってきましたが、ピケティが編者となって今も構築が続いている世界各国の所得の詳細がわかるデータベース、The World Top Incomes Database があることをご存知でしょうか。 そのデータベースから、世界主要国での上位10%、下位90%の所得の変化をみるといくつも興味深い知見を得ることができます。 まず私達の多くが属する下位90%(つまり普通の成人)... 続きを読む
田嶋『高学歴貧困女子が読み解くピケティ』:意外や意外、ベスト級の解説書。色物に非ず! - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
高学歴貧困女子が読み解くピケティ (SAKURA・MOOK 2)作者: 田嶋智太郎出版社/メーカー: 笠倉出版社発売日: 2015/05/08メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る見た瞬間、まあろくでもない色物だと思うのは人情でしょう。高学歴貧困女子がこんな問題抱えているというのを、おちゃらけマンガをからめつつ、ピケティをいい加減につまみ食いしつつ書いて、『21世紀の資本』とは何... 続きを読む
ピケティが本当に伝えたかった3つの論点
トマ・ピケティの『21世紀の資本』(みすず書房)は、本人の来日もあり、現在そのブームはピークを迎えている。国会でもピケティの議論を援用した討論が行われ、書店にいけば関連書籍や雑誌の特集はまさに山積み状態だ。ピケティの主張自体は極めて簡潔であり、それは以下の三点にほぼ集約できる。 1)世界中で所得と富の分配の不平等化が進んでいる。2)その原因は(税引き後の)資本収益率(r)>経済成長率(g)にある。... 続きを読む
『21世紀の資本』訳者解説――ピケティは何を語っているのか / 山形浩生×飯田泰之 | SYNODOS -シノドス-
700ページ以上の大作、さらに経済専門書にも関わらず、世界各国で100万部以上を売り上げた『21世紀の資本』。現在、空前の「ピケティーブーム」だ。なぜ、こんなにも注目が集まっているのか。そして、ピケティはいったい『21世紀の資本』で何を語っているのか。訳者・山形浩生と、経済学者の飯田泰之が語る。紀伊國屋ホールで行われた「ピケティ『21世紀の資本』刊行記念 山形浩生×飯田泰之トークショー 訳者解説... 続きを読む
ピケティ、大御所2人と「格差」を語る | トレンド | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
コミュニケーションストラテジスト。読売新聞社経済部記者、電通パブリックリレーションズコンサルタントを経て、株式会社グローコムを立ち上げる。海外広報支援やパブリックスピーキングのコーチングなど、日本企業や日本人のグローバルコミュニケーション支援に携わる。これまで数百人の社長、企業幹部のコミュニケーショントレーニングやコンテンツ開発を手掛け、リーダーシップに必要な戦略的コミュニケーションのノウハウを蓄... 続きを読む
空き家の活用で「最貧困女子」問題を解決できないかと思案している件 - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ
2015-03-09 空き家の活用で「最貧困女子」問題を解決できないかと思案している件 空き家活用アイデア セーフティネット 社会的課題解決 ピケティ、川崎の事件、最貧困女子 ピケティの格差論や川崎の事件を受けてひとり親世帯が再びクローズアップされていること、そして新書大賞2015に選ばれた「最貧困女子」が話題であること、などなど”格差”や”貧困”というものが以前よりもリアルに感じられるようになっ... 続きを読む
【ビジネス解読】ピケティも驚く韓国の「経済格差」…中小の給料は大企業の4割、10人に1人が“最低賃金未満”(1/4ページ) - 産経ニュース
全世界で話題になっているフランスの経済学者、トマ・ピケティ氏が著した「21世紀の資本」。資本主義経済では、格差社会が拡大していることをデータで示し、経済書としては異例の150万部を超えるベストセラーになっているが、ピケティ氏もびっくりするかもしれない格差のデータが、お隣・韓国から発表された。それによると、大企業と中小企業との平均賃金の格差が最大10対4に拡大。さらに、10人に1人が法律で定められた... 続きを読む
仲正昌樹(第18回) – 月刊極北
仲正昌樹(第18回) – 月刊極北 PC教団化する“経済論客”たち 『Newsweek日本版』 私は『Newsweek日本版』の二月二十四日号の『ピケティ狂騒曲』という特集に、「ネタ化する学術書ブーム」という、ピケティ・ブームに論評する文章を寄稿した――タイトル自体は、編集部が付けたものである。タイトルから連想されるように、評判になっている、ピケティの『21世紀の資本』が、本の中身と乖離した、い... 続きを読む