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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「人肉の忌避感が薄かった」古代中国の人肉食文化に迫る - ナゾロジー
知る人ぞ知る話ですが、かつての中国では人肉食がかなりカジュアルに行われていました。 たとえば明の時代に書かれた小説『三国志演義』には劉備を泊めた貧しい猟師が食事に出す肉がないので、妻を殺してその肉でもてなしたというエピソードがあり、しかも驚くべきことに作中で美談として描写されています。 普通ならホ... 続きを読む
【恐怖の楽園実験】飢えも天敵もない閉じた楽園で暮らすと生物はどうなるのか? - ナゾロジー
飢え、病気、戦争、災害… この地球上で人類が何不自由なく暮らしていくには、あまりにも困難なことが多く存在します。 「みんなが何の苦労もなく生きられる世界になればなぁ〜」と夢見たことがあるかもしれません。 実は過去にマウスを使ってこの夢を実現させた研究者がいます。 研究者の名は「カルフーン」、その実験名... 続きを読む
光をあてて「磁石でないもの」を「磁石にする」ことに成功 - ナゾロジー
「光を当てるだけで物質が磁石になる」という話を聞けば、多くの人は驚くでしょう。 私たちが普段イメージする磁石といえば、冷蔵庫にくっつく金属片や、方位磁針に使われる小さな磁石などだからです。 そのような身近な磁石たちは光で磁石になったのではなく強力な磁場に晒すことで作られます。 ところが、アメリカのMI... 続きを読む
彼氏の「精液」にアレルギー反応!英国女性に起きた驚きの症例 - ナゾロジー
アレルギー反応は私たちの想像以上に敏感なものです。 みなさんの中にも食物アレルギーを持っていて、日頃から卵や牛乳、小麦、ナッツ、ソバなど、特定の食べ物を摂取しないよう気をつけている方がいるでしょう。 しかし、あなた自身が気をつけているだけではダメな場合があるようです。 2007年、イギリス在住の女性がパ... 続きを読む
人が人を絶対に食べてはいけない「科学的な理由」 - ナゾロジー
「なぜ人は人を食べてはいけないの?」 このテーマは「なぜ人は人を殺めてはいけないのか」と合わせて、小学校の道徳の時間などに話し合った経験があるかもしれません。 しかし大抵は「倫理的な観点からダメなものはダメだ」と少し無理目に納得させられはしなかったでしょうか? ただここでは人が人を食べてはいけない理... 続きを読む
みんな大好き「多世界解釈」が危機を迎えている:理論的な大黒柱が崩壊 - ナゾロジー
皆さんは「もしもあのとき違う選択をしていたら、今ごろどうなっていただろう?」と考えたことはありませんか。 人間は誰しも、日常生活の中で小さなターニングポイントをいくつも迎えます。 たとえば、今この瞬間、この文章を読んでいる“あなた”とはほんの少しだけ違う行動や選択をしている“もうひとりのあなた”が、見... 続きを読む
【2人に1人が盲目】サハラ砂漠に存在する「盲目の部族」 - ナゾロジー
アフリカ大陸北部のサハラ砂漠に、盲目の部族が住んでいる村があります。 その村では、生まれつき失明状態(先天盲)にある子供が多く、彼らは砂漠の厳しい環境で盲目のまま生活を送っているという。 生まれる人間の多くが盲目になってしまうなんて、そんな不思議なことが本当にありうるのでしょうか? このような問題は... 続きを読む
【ガチ不老】信長より前から生きてるニシオンデンザメ(512歳)は老化していなかった - ナゾロジー
「人間50年〜」と謡ったのは織田信長ですが、私たちは今や人生100年時代に突入しようとしています。 これは動物界でもトップクラスの長さになりますが、それでも私たちがまったく敵わない動物がいます。 「ニシオンデンザメ」です。 彼らの寿命は平均でも250年、最長だと512歳の個体が見つかっています。 512歳だと生ま... 続きを読む
単一電子の物質波を螺旋状に変えることに成功 - ナゾロジー
電子がネジネジしています。 ドイツのコンスタンツ大学(Uni Konstanz)で行われた研究により、単一の電子を螺旋状の物質波に作り替えることに成功しました。 電子はこの宇宙を構成する最も基本的な素粒子ですが、適切な制御を行えばその存在確率を螺旋状のコイルとして成形することができたのです。 さらに奇妙な事実と... 続きを読む
イライラ棒がうますぎる職種が判明!誰もが納得のアレだった - ナゾロジー
イライラ棒が一番うまいのは誰だ?/ Credit: Tobin Joseph et al., BMJ(2024) 金属製のコースに電極棒を接触させないよう慎重にゴールまで進め、接触してしまうとブザーが鳴ってOUTになるこのゲーム。 これは海外では「バズワイヤー(buzz wire)」、日本では「イライラ棒」として知られており、皆さんも市販のおもちゃ... 続きを読む
地上を「15時間も旅する魚」を発見!空中での呼吸法が予想のナナメ上すぎた - ナゾロジー
水の世界を飛び出せる魚がいるようです。 カリブ海に浮かぶトリニダード島で最近、地上を15時間も長距離移動できる淡水魚が発見されたことがわかりました。 この発見は、動画配信サービスApple TV+の新シリーズとしてスタートした「The Secret Lives Of Animals(動物たちの秘密の生活)」の中で撮影されたものです。 し... 続きを読む
絶対零度を超える負の温度は「この世の何より」も熱い - ナゾロジー
絶対零度のその先の話です。 イギリスのケンブリッジ大学(Cambridge)で行われた研究により、絶対零度を超えて負の温度に達した「この世の何よりも熱い」物体を、さらに全くの未知の状態の「何か」に進化させることに成功しました。 「負の温度」の物体は、熱力学的にどんな高温よりもさらに「熱い」状態であり、たとえ... 続きを読む
威力がなさそうな「猫パンチ」が色んな動物に”効く”のはなぜなのか? - ナゾロジー
never speak so rudely pic.twitter.com/14jmMtBk3A — Dont Show Your Cat (@DontShowYourCat) August 8, 2022 ネコが猫パンチで動物たちを攻撃する動画を見たとき、「この攻撃にどの程度の威力があるのか?」と疑問を抱いたことはないでしょうか。 上の動画を見ると、ネコの繰り出す高速パンチは、巨大なアザラシ相手に... 続きを読む
時間は「量子もつれ」の副産物に過ぎないとする研究結果が発表 (2/2) - ナゾロジー
時間を否定するもう1つのシュレーディンガー方程式時間はどんな姿をしていたか? 謎を解明するために研究者たちは、2つのモデル系を用意しました。1つは周期的に振動する「調和振動子」(以下「振動するシステム」)、もう1つは「磁気時計」です。 これら2つの系は直接的な相互作用は行わないにもかかわらず、量子力学的... 続きを読む
時間は「量子もつれ」の副産物に過ぎないとする研究結果が発表 - ナゾロジー
時間は真なのか、それとも偽なのか? イタリアのフィレンツェ大学(UNIFI)で行われた研究により、時間を否定するもう1つのシュレーディンガー方程式が発見され、時間は「量子もつれ」現象がうみだす副産物のような存在であることが示されました。 研究者たちは「私たちが時間の経過を知覚するということは、物理世界に... 続きを読む
夜に目立つ「白いフクロウ」は闇ではなく光に溶け込んでいた - ナゾロジー
『ハリー・ポッター』シリーズをご覧になったことがあるなら、ハリーの相棒である白いシロフクロウ、ヘドウィグ(♀)を覚えているかもしれません。 その純白の羽は目を引き、人々に強い印象を残します。 中世のお城のようなホグワーツ魔法魔術学校の上を飛び回る白いフクロウの姿は、作品冒頭を代表するシーンの1つとも... 続きを読む
AIはシャットダウンされると思うと「故意に人間を騙す」確率が激増する - ナゾロジー
「AIはときに嘘をつく」――そんな話は耳にしたことがあるかもしれません。 しかし、最新の研究では、ただの誤回答ではなく、AIが“意図的に”人間を欺くケースが報告されました。 調査対象となったAIモデルは「OpenAI社のgpt-4oとo1、Google社のgemini-1.5、Meta社のllama-3.1、Anthropic社のsonnet-3.5、opus-3」と有名ど... 続きを読む
鏡の世界にいる『鏡像細菌』は絶対に誕生させてはならない【共同声明の発表】 - ナゾロジー
私たちが知る生物界とは異なる「もう一つの生命」が生まれつつあります。 それは通常の生物分子の左右をそっくり反転させた鏡像分子から作られた「鏡像細菌」と呼ばれる存在です。 現在の地球に存在する捕食者の消化酵素や免疫システムは彼らに歯が立ちません。 もし彼らが自然界へと放たれたなら、現在の生態系を根底か... 続きを読む
なぜ子供は「同じお話」を何度も見たがるのかを認知科学が解明 - ナゾロジー
「もういいかいこのお話読んで~」 「またこの話見たい~」 小さな子供は1度見聞きした物語を何度も繰り返してもらいたがります。 大人はそんな子供たちに対して「もうなんども読んだでしょ(見たでしょ)」と諭しますが、子供たちは納得しません。 そのため子供たちのお気に入りの絵本などは、時がたつにつれてどんどん... 続きを読む
上位1%の超富裕層が排出する温室効果ガスは「下位40億人の50倍」 - ナゾロジー
2024年現在、世界人口はついに80億人を突破しました。 その数は今後も増加の一途をたどり、2080年頃までには100億人を突破すると予測されています。 しかし人類の繁栄に対して、地球の方は耐えきれないかもしれません。 近年、人間の活動による温室効果ガスの増大によって地球温暖化が急速に進んでいるからです。 ただ温... 続きを読む
数学者が「新しい種類の無限」を発見! - ナゾロジー
「終わりがない」というイメージで語られがちな無限。 しかし、その「終わりなさ」に多くの種類があるといったら驚くでしょうか? オーストラリアのウィーン工科大学(TUW)で行われた研究により、これまで知られていなかった全く新しいタイプの無限が発見されました。 誰もが知っているのに、誰も理解していない「無限... 続きを読む
「え?化学反応じゃなかったの?」【メントスコーラ】が起きるわけ - ナゾロジー
Cola Mentos GIFfrom Cola GIFs コーラのボトルにメントスを入れると、火山噴火のようにコーラが勢いよく吹き出す現象。 メントスコーラと呼ばれるこの現象は、誰もが動画で一度は見たことがあるでしょう。 ただ見たことはあるけれど、なぜこんなことが起きるのか正しく理解している人は少ないようで、多くの人がこれは... 続きを読む
人間に愛されて育ったラットは正義感と善悪判断を芽生えさせる - ナゾロジー
愛されたネズミの物語です。 愛媛大学によって行われた研究により、人間に愛されて育ったラットには人間に似た正義感や善悪判断を思わせる行動がみられること判明しました。 実験ではラットたちに「いじめ」の現場や溺れている子供が提示されたときに、どのような行動をとるかが調べられました。 ラットたちは加害者マウ... 続きを読む
ビールが町を呑み込み8名が死亡!1814年の「ロンドンビール洪水」はなぜ起こったのか? - ナゾロジー
洪水や津波は恐ろしい災害の一つですが、それが雨水や海水ではなく、「ビール」で起こったという前代未聞の事件が記録されています。 これは「ロンドンビール洪水(London Beer Flood)」として知られ、1814年の英国ロンドンの貧民街で発生しました。 ビールが津波のように町を呑み込み、なんと8名の死者を出したのです... 続きを読む
調査の結果「レジ袋有料化」は環境に逆効果だった!?政策撤廃後も戻らず - ナゾロジー
現在、世界中の多くの国で、プラスチック製のレジ袋が有料化もしくは禁止されています。 日本でも2020年7月以来、レジ袋の有料化が始まりました。 今でも賛否両論の声が飛び交うこの取り組みは、私たちの行動にどのような影響をもたらしたのでしょうか。 アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)に所属するハ... 続きを読む