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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「常識をわきまえている政党だけを集めて国の統治に当たらせようとする考え方は危うい幻想だ」 | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
結論から言ってしまおう。中道政党だけを集めて新たな連立政権を組もうとするやり方を続けているかぎり、フランスがいま陥っている政治の危機から抜け出すことはできない。いわゆる「常識をわきまえている政党」だけを集めて国の統治に当たらせようとする考え方は危うい幻想なのだ。 ここで言っているのは、中道左派の「... 続きを読む
二国家解決を本気で望むなら、西側はイスラエル政府に制裁を科すべきだ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
イスラエル・パレスチナで二国家解決が実現する可能性はまだ残っているのだろうか。どのような条件が整えば、二国家解決は実行できるものになるのか。まずは希望を持てそうなことから書く。 それはイスラエルにもパレスチナにも、市民たちによる平和運動があり、それらの市民運動が粘り強く、想像力を働かせながら、平和... 続きを読む
ウクライナのEU加盟は「自由貿易と競争を崇める経済教」脱却のチャンスだ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
この記事は、世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載「新しい“眼”で世界を見よう」の最新回です。 ウクライナがEU(欧州連合)に加盟する可能性があるが、それを認めるべきだろうか。この問いの答えはイエスだ。ただし、それを機に欧州統合の構想を再... 続きを読む
トマ・ピケティ - 新しい“眼”で世界を見よう | クーリエ・ジャポン
世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載を掲載しています。 続きを読む
ピケティの指摘「貧困層を目の敵にするイデオロギーが公共サービスを劣化させている」(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース
この記事は、世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載「新しい“眼”で世界を見よう」の最新回です。 【画像】ピケティの指摘「貧困層を目の敵にするイデオロギーが公共サービスを劣化させている」 最初にはっきり言っておきたい。フランスの日刊紙「ル... 続きを読む
西側諸国は傲慢さを改め、BRICSと真面目に向き合うべきだ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
誰の目にも明らかだろう。ガザでの戦争がきっかけでグローバル・ノースとグローバル・サウスの溝がさらに深まるおそれが生じている。 イスラム圏の国々に限らず、グローバル・サウスの国々の多くにとって、イスラエルがパレスチナの飛び地を空爆し、民間人の死者が数千人も出たことは、20年前の米国のイラク攻撃で数十万... 続きを読む
トマ・ピケティ『資本とイデオロギー』 - 西東京日記 IN はてな
本書を「『21世紀の資本』がベストセラーになったピケティが、現代の格差の問題とそれに対する処方箋を示した本」という形で理解している人もいるかもしれません。 それは決して間違いではないのですが、本書は、そのために人類社会で普遍的に見られる聖職者、貴族、平民の「三層社会」から説き始め、ヨーロッパだけでは... 続きを読む
トマ・ピケティが分析した“正確なジェンダー格差”「賃金格差よりも問題なのは…」 | 文春オンライン
2013年に刊行されると、その後、世界各国で100万部以上を売り上げ、“今世紀で最も売れた経済専門書”ともいわれる『21世紀の資本』。 膨大な統計データをもとに、経済成長を期待して資本主義を放置すれば、世界に広がる「貧富の差」はますます拡大することを明らかにし、著者のトマ・ピケティは“21世紀のマルクス”とも評... 続きを読む
ピケティも称賛する若き経済学者が提唱─従業員に権力を与える「職場の民主主義」とは | いまの企業は「慈悲のある独裁状態」だ
ダニエル・チャンドラーは新著『自由と平等』で、格差のない社会を実現するために、企業内のヒエラルキーを見直し、従業員により多くの権限を与えるべきだと訴える。『21世紀の資本』で知られるトマ・ピケティや、ノーベル経済学賞受賞者のアマルティア・センらに高く評価された気鋭の経済学者を、英紙が取材した。 企業... 続きを読む
経済学者は現行の社会モデルや租税モデルが“持続不可能”だと気づきはじめている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」 経済学者は現行の社会モデルや租税モデルが“持続不可能”だと気づきはじめている ジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞した仏経済学者ガブリエル・ズックマン Photo: Ian C. Bates / The New York Times 続きを読む
裁判官の「見せかけの法」にだまされてはならない | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
この記事は、世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる連載「新しい“眼”で世界を見よう」の最新回です。 フランスの年金改革は、憲法院の「9人の賢人」がその合憲性を審査することになった(註:2023年4月14日、憲法院は年金改革法を大筋で合憲とする判断を... 続きを読む
もはやマクロン大統領は「社会国家の刷新」に取り組むフリすらしなくなった | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
まず言っておきたい。フランスのマクロン大統領は時代錯誤を犯しており、私たちの時間を無駄にしている。 マクロンが打ち出す政策は2020年代にまったく適合していない。まるで頭のなかは、1990年代から2000年代前半までの市場に幸福感が漂っていた時代で止まってしまっているかのようだ。2008年の金融危機や新型コロナの... 続きを読む
北村氏は一貫して版元を批判してる。ただ、訳者本人に対して悪感情がある..
北村氏は一貫して版元を批判してる。ただ、訳者本人に対して悪感情があるのは事実っぽい。そもそも、以下ツイートをRTしてからその呟きだし。 https://twitter.com/koheisaito0131/status/1599927813234393088 この山形浩生が日本では、トマ・ピケティとかアダム・トゥーズとか翻訳してるわけで。そりゃ歪んだ受容になる... 続きを読む
西洋諸国が志の高い構想を自分に課さなければ、民主主義の原則は世界に広まらない | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」 西洋諸国が志の高い構想を自分に課さなければ、民主主義の原則は世界に広まらない 続きを読む
左派政党の間の協定によって、フランスに「社会正義」と「公正な税負担」が戻ってくる | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」 左派政党の間の協定によって、フランスに「社会正義」と「公正な税負担」が戻ってくる 左派政党「不服従のフランス」のメランション党首 Photo: Denis Thaust / SOPA Images / LightRocket / Getty Images 続きを読む
マクロンが「傲慢な政権運営」をやめなければ、決選投票で敗れ去る可能性がある | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
2017年のフランスの大統領選では1回目投票で得票率が20~24%になった候補者が4人いた。フランスは政治やイデオロギーで国民が細かく分断した状態であり、決選投票に進む候補者を絞り込めず、さまざまな組み合わせが想定できるようになっているのだ。 今月のフランスの大統領選の1回目投票でも、有権者はギリギリまで決... 続きを読む
西側諸国の「正義」が口先だけかどうかをアジアやアフリカの国は“疑いの目”で見ている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
欧州に戦争が戻ってきた。それも壮烈無慙な戦争である。人口4500万人の国に、人口が3倍、軍備が8倍の隣国が攻め入ったのだ。 遠目には、いまの状況が1870年から1945年の間に3度繰り返されたフランスとドイツの国境紛争と比較できるのではないかと考える人もいるに違いない。クリミアとドンバスは自国のものだと言うロシ... 続きを読む
欧米諸国の考える「ロシアへの制裁措置」は“標的”を大きく見誤っている | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる好評連載。今月はウクライナへ侵攻しようとするロシアに対する欧米諸国の制裁措置の問題点について。 ロシアのような国家にはどのような制裁を科せば効果が出るのか──。ウクライナ危機がきっかけで、そんな古い議論... 続きを読む
地球全体で“不平等の断層線”が複数あることを認識しなければならない | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる好評連載。今月は『世界不平等レポート 2022』で明らかになった新しい三つの不平等について。 経済成長と市場の力で富が広まるのを待つ? 『世界不平等レポート 2022』が12月初旬に出版された。この報告書から何が... 続きを読む
トマ・ピケティ「私たちは今、フランス革命が起こる前と同じような状況にある」 | 社会は私が言う方向に進んでいる
「格差」を専門とするフランスの経済学者トマ・ピケティ。著書『21世紀の資本』でも知られる彼は、現在の社会とフランス革命時代を対比する。かつて貴族が税金を払いたがらなかったように、現代では巨大な多国籍企業、富裕層が自分たちの利益を守ろうと策を凝らしているからだ。 私たちに、この不平等な体制を変えること... 続きを読む
フランス大統領選への「貧弱な討論」を是正するには制度の“換気”が必要だ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
フランスの大統領選の第1回投票まで4ヵ月を切った。しかし、来年4月のこの大統領選では何を期待できるのだろうか。 この問いには二つの角度から切り込める。一つは2022年の大統領選自体について。もう一つは大局を見て、フランスの政治制度で大統領選が占める地位がどんなものなのかを考えるというものだ。 2022年の大統... 続きを読む
「飢えと貧困」の経済学者アマルティア・セン「中国が新たな帝国になるとは思っていない」 | 民主主義が飢餓を救う
2021年10月、社会科学部門でスペインのアストゥリアス皇太子賞を受賞したアマルティア・セン。ケンブリッジ大学トリニティー・カレッジ学長を務め、アジア人初のノーベル賞を受賞したという輝かしい経歴を持つ彼は、トマ・ピケティをはじめとする現代の経済学者たちに影響を与えてきた。87歳になったセンの功績を総ざら... 続きを読む
超富裕層の租税回避を防ぐために、そろそろ真剣に行動を起こすべきだ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
2014年の「ルクセンブルク・リークス」、2016年の「パナマ文書」、2017年の「パラダイス文書」、そして今回の「パンドラ文書」。オフショア金融に関する120万件近くの内部文書が新たに流出して発覚したのは、超富裕層の大規模な租税回避がいまだに続いている実態である。 ときおり正反対のことを言う人もいるが、この10... 続きを読む
中国の体制には「民主的で参加型の新しい社会主義」で対処するのが上策だ | トマ・ピケティ「新しい“眼”で世界を見よう」
世界的なベストセラーとなった『21世紀の資本』の著者で、フランスの経済学者であるトマ・ピケティによる好評連載。第2回は台頭する中国とどう対峙していくかについて。 中国共産党が今年、創立100年を祝ったが、西洋諸国はその中国の体制に対して、どんな姿勢で臨むべきなのか、いまだに腰が定まっていない。 単刀直入... 続きを読む
ピケティさん、「奴隷制」に関心を持ったのは何がきっかけですか? | トマ・ピケティが『資本とイデオロギー』で奴隷制の賠償問題を“蒸し返す”理由 | クーリエ・ジャポン
トマ・ピケティが『資本とイデオロギー』で奴隷制の賠償問題を“蒸し返す”理由 ピケティさん、「奴隷制」に関心を持ったのは何がきっかけですか? フランスの奴隷市(1620年)。格差社会の歴史において植民地主義や奴隷制は中心的な役割を果たしてきたとピケティは言う Photo: Hulton Archive/Getty Images 続きを読む