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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersLLMを悩ませる"Excel文書"をうまく扱う方法
はじめに 株式会社ファースト・オートメーションCTOの田中(しろくま)です! 弊社では製造業向けのRAGを使ったチャットボットの開発を行っていますが、 RAGで読み取りづらいなと感じているドキュメントが"Excel文書"です。 LLMを悩ませる"Excel文書"とは ここで"Excel文書"と呼んでいるドキュメントは、 「構造化されたテ... 続きを読む
Xで見かける「45歳狂う説」について私が思ったこと - シロクマの屑籠
togetter.com 最近、「45歳狂う説」なる言説をSNSで見かける。 曰く、45歳まで独身だと狂ってしまう、いやいや、既婚でも狂ってしまう、等々。 だいたい「45歳で」「狂う」ってなんだ? って話ではある。「狂う」とは世間の言葉で、精神医療のテクニカルタームではない。だから野放しにしておいて構わないよう思われる... 続きを読む
人間が政治や権力に弱い動物であるさまは、ツイッターを見ればよくわかる - シロクマの屑籠
twitterがXに変わってから1年以上が経った。 Xのタイムラインを眺めていると、政治家や政府広報や大企業のステートメントが流れてくる。とりわけ、リポストをとおしてドナルド・トランプ氏やイーロン・マスク氏のそれが目にうつると、「ここは政治の舞台なんだな」と強く感じる。不特定多数が閲覧するメディアに政治家が... 続きを読む
インターネットで民主主義が加速して良かったですね - シロクマの屑籠
ビバ! デモクラシー! 兵庫県知事選、結果はどうあれ投票率の高さを鑑みれば民主主義が終わったどころか、真の民主主義が高らかに産声を上げたと言っていいだろう。あらかじめ地盤・看板・カバンを備えた既得権益者が勝つ時代は終わった。これからはblog、SNS、動画配信をフル活用した者が勝つ、選挙2.0の幕開けだ。— ... 続きを読む
『犬の日本史』をとおして自己家畜化と文化を振り返る - シロクマの屑籠
『犬の日本史』を生物学/歴史学的に読み解く 少し前に、ある人から拙著『人間はどこまで家畜か』に関連した話題として「犬の自己家畜化」の話と「日本社会・日本文化の進展」の話について、いろいろなご意見をうかがう機会があった。 犬は日本人にとって身近な動物だ。 しかし、その犬は日本でいつ頃からいて、昔はどん... 続きを読む
無礼にならずに「なめる/なめられる」から降りるのは難しい - シロクマの屑籠
p-shirokuma.hatenadiary.com 昨日の「なめる/なめられる」についての雑談は多くの人に読んでいただき、はてなブックマーク等で多くのコメントをいただき、勉強になりました。ただ、そこを眺めていて「なめる/なめられる」の構図から降りていると言っている人、自分は他人をなめることがないと言っている人も少なくな... 続きを読む
何代も続く商家を見ると、仕事は厳しく教えて能力のない、信頼ができない者には重要な仕事を回さない。ユダヤ人や華僑も似通ってる→信用の無い代は飛ばされて孫が養子になる
しろくま @whitebea40 何代も続く商家をしばしば見るけれど、やはりいい塩梅になっている。一族で仕事を回すけれども、その分厳しく教える。能力のない、信頼ができない者には重要な仕事を回さない。ユダヤ人や華僑も奇妙なほどに通っている。 x.com/yosuke_kinosit… 2024-10-30 13:14:10 木下洋介 @yosuke_kinosita 一... 続きを読む
なめる/なめられる についての話 - シロクマの屑籠
blog.tinect.jp 上掲リンク先の記事は、刺激的なタイトルのためか、はてなブックマークでも喧々諤々の様子になっている。私個人としては、海外でコミュニケーションをする際には、日本の標準的な構えよりも自己主張を強めにするとちょうど良い、逆に、日本の標準的な構えのままでは意思疎通に支障をきたすと思っていたの... 続きを読む
ネトフリガンダム、しっかりガンダムしていて良かった - シロクマの屑籠
www.youtube.com ネットフリックスでフルCGオリジナルガンダムが公開されたと聞いたので、急遽、課金をした。ベーシックプランの月額加入料は980円で、この作品は全6話だから、それだけ観てもおつりが来るぐらいだろう。SNSでの評判も良さそうなので、週末に観てしまった。 はたして、視聴する価値のある『ガンダム』だ... 続きを読む
それは「知性」と「わかりやすさ」のパラダイムシフトだった - シロクマの屑籠
先日リリースされた『ないものとされた世代のわたしたち』について、お手紙をいただきました。読んでくださった方々に、改めてお礼申し上げます。色々なご指摘・ご感想をいただいていますが、そのなかに「知性」の変化についてお話があったので、拙著に書いてないことも含めて書いてみます。 いただいた感想に書かれてい... 続きを読む
元気のない時は気に入ったアニメの再視聴する - シロクマの屑籠
info.b-sideproject.jp 以前、podcastでお世話になったB-sideさんから、「世界メンタルヘルスデー」の企画として「自分のトリセツ」について一言寄せてとご依頼いただきました。 このコーナーでは、自分で自分のメンタルをメンテするのにいい方法*1を挙げていくわけです。podcastでご一緒させていただいた小原ブラスさん... 続きを読む
『東大ファッション論集中講義』が読みやすかった - シロクマの屑籠
東大ファッション論集中講義 (ちくまプリマー新書) 作者:平芳裕子筑摩書房Amazon ファッションの本は色々な方向性・難易度のものがあってとっつきにくい。 大きな書店の、ファッションのジャンルの棚を探せば望みの本に出会える気がするかもしれない。が、なかなかうまくいかない。なぜなら、ファッションの本は新書コー... 続きを読む
ないことにされたくないロスジェネ・オタク差別・web2.0の記憶 - シロクマの屑籠
ないものとされた世代のわたしたち 作者:熊代亨イースト・プレスAmazon 10月4日に発売される拙エッセイ『ないものとされた世代のわたしたち』は、「ないことにされたくない記憶」のまとまりになった。 というか、ほっといたら忘れられてしまったらなかったことにされてしまいそうだな……と思うことを書いている。 忘れら... 続きを読む
「市場に出ない」「理想の異性」について考える際の視点 - シロクマの屑籠
これから書くのは、できるだけ理想に近い異性とパートナー関係になりたい人に本来必要な視点なのに、世間では語られることの少ない(=たぶん人気もない)視点だ。そういう異性とパートナー関係になりたいけどどうすればいいのかわからない人に、こういう視点もあるんだよって知っていただけたらうれしい。 理想の異性は... 続きを読む
『ドカ食いダイスキ!もちづきさん』から始める歯切れの悪い意見 - シロクマの屑籠
この文章は、歯切れが悪い話として受け取っていただきたいし、少なくとも私はそう読んでもらえたらと願いながらこれを書いている。 歯切れの悪い話とは、アニメや漫画に登場する、なにやら依存症や精神疾患に当該しそうな登場人物の描写について色々と言う人についての話だ。たとえば最近では、『ドカ食いダイスキ!もち... 続きを読む
低感情社会、皆がニコニコしていなければならない社会 - シロクマの屑籠
p-shirokuma.hatenadiary.com 先週、怒鳴り声がどんどん社会のなかでストレスフルなものとみなされるようになり、他人に害をなすものとして浮かび上がってくる話をした。昭和時代には怒鳴り声、ひいては大きな声が溢れていたが、令和時代の日本社会はそうではない。令和の日本人は、自分が怒鳴られると大きなストレスを... 続きを読む
「怒鳴り声に無神経な年長者と繊細な年少者」問題について - シロクマの屑籠
togetter.com この話は私の見聞きしている状況、特に我が家の子どもが感じていることとも一致していると感じた。 「自分が怒鳴られているわけでなくても、誰かが怒鳴っているのを見るだけでストレスがきつい」、という話だ。 このtogetterに対して、たくさんの人が「それは昔からストレスだったものだ」と述べている。確... 続きを読む
推しと宗教はどこまで同じで、どこから同じでないか - シロクマの屑籠
www.4gamer.net 少し前に、推しと宗教の共通性について宗教学の先生がお話している文章を読んだ。私はそれを読んである程度は納得できると同時にある程度からは納得できないものだった。ただし、くだんの先生は、私を説得するために「推しと宗教の共通性」についてしゃべっていたわけではない。それに、確かに私たちは推... 続きを読む
Xのスケールの大きさと、ファクト・秩序・平穏の生産過程について思うこと - シロクマの屑籠
fujipon.hatenablog.com 「四十代最後の夏が終わろうとしている」というブログ記事を書くつもりでしたが、fujiponさんの上掲記事を読んで、何か鳴き声をあげたくなったのでクマーとさけぶことにしました。 fujiponさんが上掲記事でおっしゃっているように、SNSを介して色々なことが起こるようになりました。その「色々な... 続きを読む
『パーティーが終わって、中年が始まる』にかこつけて日本社会を語ってみる - シロクマの屑籠
2024年7月は複数の原稿・ご依頼が重なり合い、生きた心地がしなかった。でも、phaさんの『パーティーが終わって、中年が始まる』には目を通してみたくなって、頑張った私へのご褒美として週末に読んだ。この文章では、前半で同エッセイについて簡単に紹介し、後半は同エッセイにかこつけて日本社会のパーティーが終わっ... 続きを読む
現代人がSNSの影響を受けるといっても色々 - シロクマの屑籠
20240704 - 退屈なエピローグはつづく 2024年初頭、まだ寒い京都のカフェで私は上掲リンクの筆者、ちろきしんさんにお会いしてお話する機会を得た。その前には、ちろきしんさんの同人誌制作を少しお手伝いするご縁もあって、その同人誌は90~10年代ぐらいにかけてのビジュアルノベルやエロゲーについて記したものだった... 続きを読む
RE:郊外都市には文化が無い (……本当に?) - シロクマの屑籠
anond.hatelabo.jp 「郊外都市には文化が無い」、というタイトルの文章がはてな匿名ダイアリーを読んだ。 タイトルが、なんだか大きな釣り針だ。ただし、この名古屋近郊に住んでいる筆者はあるていど誠実だ。というのも、 この街の文化と呼べるものに触れ合った記憶が無い。 生まれも育ちもここなのに郷土史とか一切知ら... 続きを読む
「向精神薬で自意識や虚無感の悩みが治る?」&「近代に根ざした自意識や虚無感は時代遅れでは?」 - シロクマの屑籠
物語のパターンは既に出尽くしてる問題に絡めてだけど、近代に流行した鬱屈とした自意識や虚無感、20世紀後半にいい薬がたくさん発明されたおかげで「心療内科にいってお薬を飲めばいいのに」で解決してしまって、物語としての強度を保てなくなってる。— 小島アジコ (@ajico_k) 2024年6月25日 6月25日、小島アジコさんが... 続きを読む
わかってもわからなくても、信仰は生活のなかにあるよ - シロクマの屑籠
blog.tinect.jp 黄金頭さんが、books&appsにて「おれたち日本人には『信仰』がわかるのだろうか」というタイトルの文章を寄稿してらっしゃった。そこに登場する宗教の話は、前半はドーキンスや無神論とその周辺の話、後半は吉本隆明や鈴木大拙などを引用した日本で宗教について真剣に考えた人の話だった。 日本人にとっ... 続きを読む
良いところも悪いところもあった映画『トラペジウム』 - シロクマの屑籠
※この文章は映画『トラペジウム』のネタバレを平然と含んでいます。心配な人はブラウザバックしてください※ 『トラペジウム』、褒めてる人もみんな微妙に褒め方違うし、違うのにみんな凄く思い入れと自信があるし、なんか感想がだんだん自分語りっぽくなっちゃうし(オレも実際そうだった)、なんかこう「ロールシャッハ... 続きを読む