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タグ jun-jun1965

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「大江健三郎がいた日本」の私     小谷野敦(作家・比較文学者) - jun-jun1965の日記

2023/03/23 このエントリーをはてなブックマークに追加 126 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 三島由紀夫 大江健三郎氏 谷崎潤一郎 小谷野敦 大江健三郎

(時事通信配信) 大江健三郎氏が亡くなられた。かつて谷崎潤一郎が死んだ時、三島由紀夫は、「谷崎朝時代」が終わったと評したが、私には、その少し前から始まっていた「大江朝時代」が今終わったと言いたいところである。大江氏は、東大五月祭賞を受賞し、「東京大学新聞」に発表された「奇妙な仕事」を、文芸評論家の... 続きを読む

津原泰水と私 - jun-jun1965の日記

2022/10/18 このエントリーをはてなブックマークに追加 21 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 川上 川上未映子 芥川賞受賞 選考委員 作家

私が津原泰水という作家を知り、いきなり電話で話して面倒なことになったのは、ちょうど十年前、2012年9月のことだった。二歳年下の津原は、当時川上未映子とトラブルの関係にあった。これは2010年に川上が新潮新人賞の選考委員に抜擢された時、津原が異を唱え(芥川賞受賞から三年で、早すぎるというのだろうが、これは... 続きを読む

作家の長者番付 - jun-jun1965の日記

2022/04/10 このエントリーをはてなブックマークに追加 31 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 長者番付 変遷 西村京太郎 作家 山田風太郎

新聞記事から、作家の長者番付の変遷を調べてみたが、2005年以降、発表されなくなったので、今どうなっているか分からないのは不便だ。死んだら除かれるから西村京太郎ではないだろうが、今は一位は誰なんだろう。〇は初登場。 1965 1,山岡荘八、2,松本清張、3,源氏鶏太、4,石坂洋次郎、5,山田風太郎、6,柴... 続きを読む

萩尾望都「一度きりの大泉の話」書評「週刊朝日」8月 - jun-jun1965の日記

2021/10/12 このエントリーをはてなブックマークに追加 13 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 萩尾望都 プチフラワー 大泉 書評 萩尾

一九九〇年前後、小学館の少女漫画誌『プチフラワー』に連載されていた萩尾望都の、少年への義理の父による性的虐待を描いた「残酷な神が支配する」を、私はなぜこのようなものを萩尾が長々と連載しているのだろうと、真意をはかりかねる気持ちで読んでいた。中川右介の『萩尾望都と竹宮惠子』(幻冬舎新書)を読んだと... 続きを読む

世間で人気が高いが私は乗れない映画 - jun-jun1965の日記

2021/10/08 このエントリーをはてなブックマークに追加 20 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 世間 映画 日記 人気

凱旋門、望郷、用心棒、隠し砦の三悪人、ゴッドファーザー、仁義なき戦い(その他やくざ美化映画全般)、東京物語(小津映画全般)、理由なき反抗、ジュラシック・パーク、フォレスト・ガンプ、マディソン郡の橋、愛人、ポンヌフの恋人、バグダッド・カフェ、ファーゴ(コーエン兄弟全般)、西部劇全般、イージー・ライ... 続きを読む

演劇評論家は嫌われる? - jun-jun1965の日記

2021/09/28 このエントリーをはてなブックマークに追加 20 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 日記

歌舞伎評論家・研究者の渡辺保のウィキペディアには「「田舎の人は演劇より北島三郎のほうが好きなんですよ」と差別発言をしたことがある」と書いてあった。今では「差別」は削除されている。 大学で演劇を研究して、こんなものは売れないと覚悟している人はいいのだが、一般向けに演劇の本を出したりして、その売れなさ... 続きを読む

「宇宙戦艦ヤマト」に関するありがちな誤解 - jun-jun1965の日記

2021/08/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 23 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 誤解 宇宙戦艦ヤマト 常見陽平 日記 駄本

必要があって、常見陽平の「ちょいブスの時代」をいうのをざっと読んだ。単に芸能人にちょっとブスなのがいるというネタを膨らませただけだが、恋愛論史も入っていて、当然論及されてしかるべき「もてない男」が無視されていなければ、私も駄本とまでは言わなかったであろう。 その中に、「宇宙戦艦ヤマト」について、最... 続きを読む

なぜ美少年趣味につきあわなければいけないのか - jun-jun1965の日記

2020/10/20 このエントリーをはてなブックマークに追加 27 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 豊崎由美 佐藤亜紀 半ば 長編小説 天使

佐藤亜紀の「天使」という、藝術選奨新人賞を受賞した長編小説は、第一次大戦を背景に、超能力を持つ少年を描いた作品だが、半ばまで読んでも面白くないので、文春文庫版の豊崎由美の解説を読んでみた。するとこれは、美少年が貴族的美青年へ成長していくのを舌なめずりしながら読むという美少年趣味の小説であるという... 続きを読む

高橋昌一郎と左巻健男 - 猫を償うに猫をもってせよ

2017/03/06 このエントリーをはてなブックマークに追加 45 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 高橋昌一郎 小谷野敦氏 理科 探検 先ごろツイッター

http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20160914 先ごろツイッターで、高橋昌一郎が『理科の探検』とかいう季刊雑誌に書いた文章を引いて私をバカにしたものが出ていて、その『理科の探検』のアカウントらしいものがそれをRTして「小谷野敦氏のレベル」とだけ書いた。 調べると、この『理科の探検』(rika tan)というのは、法政大教授の左巻健男という人が編集長である。図書... 続きを読む

「週刊現代」のインチキ取材 - 猫を償うに猫をもってせよ

2011/07/16 このエントリーをはてなブックマークに追加 35 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 週刊現代 ふれこみ 記者 米国 d.hatena.ne.jp

6日のことだが、『週刊現代』の高堀という記者から電話があった。震災後、私がストレスからお菓子類を食べ過ぎて太ってしまい、それをやめて散歩も始めたというブログ記事http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20110610 を見ての電話だという(もっとも後で、妻が見たなどと曖昧なことを言い始めた)。 そして、米国の研究者によると、現在盛んに使われている糖分ゼロというふれこみの... 続きを読む

jun-jun1965の日記 - 齋藤孝、その濫作の全貌

2005/08/02 このエントリーをはてなブックマークに追加 25 users Instapaper Pocket Tweet Facebook Share Evernote Clip 全貌 齋藤孝 日記

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