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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersニヒリストにならないための懐疑論(前編) - Skepticism is beautiful
懐疑この文章は2007年に超常現象同人誌『Spファイル5』に寄稿した文章です。3回に分けて投稿します。信じる事から脱したとき、純粋に超常現象を楽しめる道が見える超常現象は非常に楽しい。単純にワクワクドキドキすることもあれば、どんな仕組みが裏に隠れているのだろうと首を傾けて不思議に思うときもあります。時には爆笑したり、ツッコミを入れたくなったり、泣けたりする場合もありますね。ところで、ちょっと考えて... 続きを読む
シャープのプラズマクラスター掃除機について - Skepticism is beautiful
懐疑まず最初に確認しておきたいのは高濃度の『プラズマクラスター』が、「浮遊アレル物質のタンパク質を分解・除去」できるというのは、根拠のある話らしいということです*1。そういった前提を置いた上でも、件の掃除機の広告には問題があるという、消費者庁の判断は妥当なものだと思います。広告では以下のような宣伝をしていました。掃除機の中も、お部屋の中も、清潔・快適掃除機内部で浄化したクリーン排気に乗せて高濃度7... 続きを読む
『検証 予言はどこまで当たるのか』震災への言及も - Skepticism is beautiful
書評『検証 予言はどこまで当たるのか』は、文芸社から出版されたASIOS新刊です。発売日は10/3。古今東西の予言を検証するという内容の本です。安定のASIOS本なので基本は分かりやすく【伝説】パートと【真相】パートを持つ構成となっています。震災関係のデマや新たな震災が起こるという予言に触れた箇所もちょこちょこあります。 帯コピー2012年地球滅亡説から、マクモニーグル、ノストラダムス、聖書の暗号... 続きを読む
アラフォーオヤジは目標を達成できたのか? - Skepticism is beautiful
雑記事のあらまし話の始まりは昨年9月、幼稚園の運動会で短距離走をやることになり走ったのでした(保護者ががんばる競技の多い幼稚園なのです)。スタートしてみると全てがちぐはぐな感じで前に進みません。周りは20代の親も多い中、運動不足のアラフォーオヤジが残した結果はあまりに当然なビリだったのです。自分のあまりのふがいなさに納得いかず、絶対に1位(当然、目指しているのは6人とか8人とか一緒に走る中での1位... 続きを読む
僕たちはなぜ水伝なんかに悩まされるのか - Skepticism is beautiful
懐疑, 雑記水もごはんも桃も梨も答えを知っているとか最近、TwitterやFacebookで、僕らにとっては懐かしい「ありがとう」「バカヤロウ」実験が話題になっているそうです*1。詳しくはこちらのエントリなどを参照のこと→『桃は答えを知っている - 男の魂に火をつけろ!』。数年前はごはんを使った似たような実験もどきが話題になりましたが同じようなものですね。「水からの伝言」として知られる江本勝氏の一... 続きを読む
トンデモさんは自分に当てはまる言葉で他人を批判する - Skepticism is beautiful
懐疑, 議論スキーマ認知心理学では、物事を理解するために利用される知識の枠組みのことをスキーマ(schema)と呼ぶ。人は様々な経験の中で様々なスキーマを形成する。そして、話題によってさまざまなスキーマを切り替えてもいる。特に難しい話ではなく、誰もが無意識にやっていることだ。そして、何かを理解するためには必ず必要なことですらある。なぜならば、理解に必要な情報が十分そろっている物事など、まずないから... 続きを読む
『最強のクリティカルシンキング・マップ』 - Skepticism is beautiful
書評著者の道田泰司様より最強のクリティカルシンキング・マップ―あなたに合った考え方を見つけようを献本いただきました。ありがとうございます。 道田さんとの出会い僕は懐疑論者を自称しているわけなので、懐疑的思考とか科学的懐疑主義とかそういったことを意識する場面が多い方です。そんななかで、たぶん6年ぐらい前に初めて「クリティカルシンキング」という概念を知りました。今思えば、道田さんが本書で「教育系クリテ... 続きを読む
『もうダマされないための「科学」講義』にダマされるな - Skepticism is beautiful
書評著者の一人である片瀬さんから献本頂きました*1。ありがとうございます。目次は以下。『もうダマされないための「科学」講義』1章 科学と科学ではないもの 菊池誠2章 科学の拡大と科学哲学の使い道 伊勢田哲治3章 報道はどのように科学をゆがめるのか 松永和紀4章 3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題 平川秀幸付録 放射性物質をめぐるあやしい情報と不安に付け込む人たち 片瀬久美子 出版社の... 続きを読む
信奉者の説得についての経験談と思うこと - Skepticism is beautiful
懐疑, コミュニケーション何度か語っていることではあるけれど、僕は超常現象信奉者として、後には超常現象懐疑論者として掲示板上での議論を続けていた。話題は超常現象だけにはとどまらず、俗にいう「ニセ科学」の議論になったことも沢山ある。そういった歴史の中で、信奉者に説得を行ったことも少なくない。オープンの場で行ったこともあるし、メールでのやり取りのこともある。これから、何度か説得についての僕の思いを書い... 続きを読む
批判者に意識してもらいたい3つのこと - Skepticism is beautiful
議論, 懐疑ぼくは元超常現象信奉者で、信奉者としての議論経験も少なくない。そんな経験から、信奉者と議論する場合に、批判者として気を付けたいポイントをあげてみる。相手が純真な信奉者の場合は特に気を付けてほしいところ*1。 1. 信奉者をユニークな一人の人として扱うあたりまえのようで、あたりまえにできている人は少ない。信奉者の主張には、どっかで聞いたような話が多いのは事実。そして何度も見てきたような間... 続きを読む
モテるUFO女子力を磨くための4つの心得「懐疑本を読めない女をアピールせよ」 - Skepticism is beautiful
ネタこんにちは、恋愛マネジメントを専攻しているジーン・ヒングリー夫人です。私は学歴も知識もありませんが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテる女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。 1. あえて2〜3世代前のUFO本を飲み会に持っていくあえて2〜3世代前のUFO本を持っていくようにしましょう(ドナルド・キーホーの『Flying Saucer Are Real』や、... 続きを読む
反社会カルトとしてのホメオパシー - 地下生活者の手遊び
医療, オカルト タイトルは釣りでも煽りでもにゃーです。読めばわかる。 トップダウン感染パーティーは対岸の火事ではない - Skepticism is beautifulで紹介されている【感染パーティ】にゃんが、これはホメオパシーをかじった親が中途半端なホメオパシーの知識で行ったことだとか、親がホメオパシーの理論を自己流に解釈して行ったことなんかではにゃーことですにゃ。あとで引用するけれど、ホメオ... 続きを読む