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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users政治家にとってマクロ経済政策がなぜ重要か──第2次安倍政権の歴史的意味 | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
安倍以降の政権は、マクロ経済政策について政治の側から明確な指針を提示することができるか...... Franck Robichon/REUTERS <第2次安倍政権の歴史的意義とは、「政治によるマクロ経済政策の丸投げシステム」そのものを終わらせた点にある......> 第2次安倍晋三政権が、唐突にその終焉を迎えた。しかし、第1次安倍... 続きを読む
MMT(現代貨幣理論)の批判的検討(3)─中央銀行無能論とその批判の系譜 | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
<MMT派と正統派とは、基本的に水と油にように混じり合わないマクロ経済思考の上に構築されている。しかし、反緊縮正統派の側からは時々「少なくともゼロ金利であるうちはMMTと共闘できる」といった発言が聞こえてくる。それはなぜか......> ●前回の記事はこちら: MMT(現代貨幣理論)の批判的検討(2)─貨幣供給の内生... 続きを読む
数十年ぶりに正常化しつつある日本の雇用 | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
<アベノミクスによって需要不足がほぼ解消されたことで、社会全体の生産可能性の拡大が、実質賃金の増加という形で、人々の厚生にそのまま結びつき始めた...> 日本の賃金上昇が、ここにきてようやく本格化し始めた。厚生労働省の毎月勤労統計によれば、5月の現金給与総額は15年ぶりの伸びである前年比2.1%増となり、... 続きを読む
野口旭『アベノミクスが変えた日本経済』(ちくま新書) - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ
最近、野口旭さんと対談する機会があった。その成果は近日中に『WiLL』誌上で公開されるはずである。お互いにマクロ経済政策についての観点はまったく同じなので、それを踏まえて最近の政治情勢、経済政策の実際の動向への評価、また韓国、中国、アメリカの経済状況について意見を交わした内容になっている。 Newsweek日... 続きを読む
なぜ「構造改革論」が消えたのか | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
<日本の経済論壇をかつて支配した構造改革主義の政策命題が、現実そのものによって反証された> 日本経済に長期不況が定着しつつあった1990年代末から2000年代初頭の経済論壇を席巻したのは、何よりも「構造改革論」であった。テレビでは当時、ダウンタウンの松本人志が缶コーヒーを手にしながら「構造改革のキモは改革を構造することではなくて構造を改革することやね」としたり顔で語るコマーシャルがよく流されていた... 続きを読む
野口旭『アベノミクスが変えた日本経済』(ちくま新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期
4月 28 野口旭『アベノミクスが変えた日本経済』(ちくま新書) 7点 カテゴリ: 政治・経済 雇用の改善や株価の上昇をもたらしながら、物価目標が未達成となっているアベノミクス。安倍政権をめぐる党派的な対立が激しいこともあって、その評価は大きく割れているのが現状です。 著者はいわゆる「リフレ派」の一人とされる人物で、アベノミクスを評価する立場の人ですが、「日本経済が縮小均衡に陥った責任の大部分は... 続きを読む
健全財政という危険な観念 | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
<インフレ・ギャップが拡大してもいない中で行われる増税などの緊縮策は、1997年や2014年の日本の消費税増税がそうであったように、経済を確実にオーバーキルし、時には致命的な景気悪化をもたらす> 経済本の一ジャンルに、「財政破綻本」とか「国債暴落本」というものがある。その内容はどれも大同小異であり、債務の対GDP比などを示しながら、日本の財政状況が他国と比較していかに悪いかを読者に印象付けた上で、... 続きを読む
国債が下落しても誰も困らない理由 | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
<「国債金利上昇=国債価格下落によって生じるキャピタル・ロス」問題を考察する。結論からいえば、問題は何もない。それでも、国債下落金融危機論が根深いのはなぜなのか> 本稿は、「 日銀債務超過論の不毛 」(2017年5月8日付)の続編である。筆者はそこで、「異次元金融緩和の出口局面において、日銀の剰余金はマイナスとなり、そのバランスシートは債務超過に陥り、円の信認が毀損される」といった、いわゆる日銀債... 続きを読む
オルト・ライト・ケインズ主義の特質と問題点 | 野口旭 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
<トランプの側近中の側近、スティーブン・バノンの経済観は、「オルト・ライト・ケインズ主義」とでもいうべきものである。その特質と問題点とは> オルト・ライトすなわちもう一つの右派(Alt-right)とは、ドナルド・トランプが大方の予想を覆して米大統領選を勝利したとき、その政治的スタンスを表現するものとして、アメリカのメディア等で用いられるようになった概念である。それは政治的には、白人至上主義、反リ... 続きを読む
インタビュー:2年2%の目標未達、新たに期限設定を=野口専修大教授 | Reuters
[東京 28日 ロイター] - リフレ派の代表的論客とされる野口旭・専修大学教授は27日、ロイターのインタビューで、2年で2%の物価安定目標を達成できなかったことの説明責任は、日銀の黒田東彦総裁にあると指摘した。新たな物価目標の達成期限を設定すべきとの選択肢も示した。 野口氏はインタビューの中で、量的・質的金融緩和(QQE)そのものは「予想以上の大成功を収めた」と語った。 一方、「2年で2%のコミ... 続きを読む