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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 usersウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』とプログラミング言語的世界観
ウィトゲンシュタインの『論理哲学論考』の解説本を読んでいて、 「これはプログラミング言語の世界観だ」 と思い、また気付いたところがあったので、記録する。 解説本とは、古田徹也『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 シリーズ世界の思想 (角川選書)』である。 今回、言及するのは、§2 「事実と事態、事態と物(対... 続きを読む
諸隈元シュタイン on Twitter: "『論理哲学論考』を全訳した方々の訳し方は、最終節に限っても、同じじゃいけないルールでもあるかのように皆さん違う 原文は「Wovon man nicht sprechen kann, darüber
『論理哲学論考』を全訳した方々の訳し方は、最終節に限っても、同じじゃいけないルールでもあるかのように皆さん違う 原文は「Wovon man nicht sprechen kann, darüber muss man schwei… https://t.co/zWS69AUT32 続きを読む
「語りえぬもの」とは何か?『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考 』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
「語りえぬものについては、沈黙しなければならない」 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』は、この一文で終わっている。 ウィトゲンシュタインは、この一文を証明するために『論考』を書いた。 すなわち、この一文が分かることは、『論考』が分かることに等しい。 何度も挑戦し、挫折し、さまざまな回り道をしてきた... 続きを読む
20世紀最大の哲学者の1人であるルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは絵文字推奨派だった - GIGAZINE
by Lidya Nada 1921年に21歳で「 論理哲学論考 (論考) 」を発表した ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン は、言語の限界について主張した人物であり、その哲学はコンピューター科学や人工知能、認知科学などの分野にも 影響を与えています 。20世紀で最も偉大な哲学者の1人であるウィトゲンシュタインは、コンピューターのコミュニケーションが生まれる以前から顔文字の重要性について強調してい... 続きを読む
ウィトゲンシュタインの読み方『哲学探究』入門: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
ウィトゲンシュタインを読むのは、認識の仕様が知りたいから。 中二病の宿題を終わらせる『論理哲学論考』で、彼がやりたいことを知った。日常言語を用いる限り、数学のように論理を引き出して直接扱うことは難しい。だから、せめて「ここまでは語り得ますよ」という限界を示すのだ。そして、言語の誤謬を避けるため、厳密に論理的なシンタックスに則った記号言語を構築してゆく。 これをリバースエンジニアリングすると、認識の... 続きを読む
宿題を終わらせる『論理哲学論考』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
ようやく読めた。岩波青で適わなかった宿題が、やっとできた。新訳はとても読みやすく、かつ、驚くだろうが理に適ったことに、横組みなのだ。 そもそもこれは、どういう本なのか、なぜこれが20世紀最大の哲学書なのか、そして、ずっとたどり着けなかったラストが、なぜ「語りえぬものについては、沈黙せねばならない」で終わっているのかが、わかった。わたしが難しく考えすぎていたんだ。 これは、数学なんだ。 哲学的なこと... 続きを読む