タグ 苦海浄土
人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users「母は差別する側」と思ってた娘 数十年後に知った事情:朝日新聞デジタル
ずっと封じ込めていた水俣の記憶。40年余の歳月を経て、語り始めた女性がいる。故・石牟礼道子さんの「苦海浄土 わが水俣病」を読んだのは大学生の時。水俣病が伝染病だと恐れられていた当初、商店で小銭を受け取ってもらえなかった、恨みの言葉がつづられていた。お金を受け取らなかったのは母の店だ。知らなかった――... 続きを読む
皇后さまが「重く受け止めた」石牟礼さんからの手紙:朝日新聞デジタル
水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子さん(90)が10日、亡くなった。石牟礼さんは皇后さまと親交があった。2013年に天皇、皇后両陛下が熊本県水俣市を初訪問した際には、石牟礼さんが皇后さまにあてた手紙がきっかけになり、両陛下と胎児性水俣病患者とのお忍びでの対面が実現した。 石牟礼さんは同年7月の会合で、皇后さまと初めて顔を合わせた。後日、石牟礼さん... 続きを読む
作家 石牟礼道子さん死去 「苦海浄土」 | NHKニュース
「苦海浄土」など水俣病をテーマにした文学作品で知られる作家の石牟礼道子さんが10日午前3時14分に熊本市で亡くなりました。90歳でした。 続きを読む
訃報:作家の石牟礼道子さん死去 90歳 「苦海浄土」 - 毎日新聞
人間の極限的惨苦を描破した「苦海浄土(くがいじょうど)」で水俣病を告発し、豊穣(ほうじょう)な前近代に取って代わった近代社会の矛盾を問い、自然と共生する人間のあり方を小説や詩歌の主題にすえた作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日死去した。90歳。葬儀の日程は未定。 1927年、熊本県宮野河内村(現・天草市)に生まれた。家業は石工。生後まもなく水俣町(現・水俣市)に移り、水俣実務学校(現・... 続きを読む
石牟礼道子さん死去 水俣病を描いた小説「苦海浄土」:朝日新聞デジタル
水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日午前3時14分、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市の介護施設で死去した。90歳だった。葬儀は近親者のみで執り行う。 熊本県・天草に生まれ、生後まもなく対岸の同県水俣町(現水俣市)に移住した。短歌で才能を認められ、1958年、詩人谷川雁(がん)氏らと同人誌「サークル村」に参加。... 続きを読む
水俣病:一時金辞退300人弱 - 毎日新聞
関連記事 【水俣病特措法 まだ遠い最終解決】 09月07日 23時01分 水俣病の「患者」と「被害者」はどう違うの? 09月07日 23時01分 環境省が水俣病の治療法の臨床研究を始めるって? 09月07日 23時01分 石牟礼道子さんが皇后さまへの手紙に書いたこと 09月07日 23時01分 「苦海浄土」の“発表原稿見つかる モデルはあの写真家 09月07日 23時01分 チッソ、熊本県融資75... 続きを読む
東京新聞:石牟礼さん願い お忍びで実現 皇后さま 「胎児性水俣病患者に会ってください」:社会(TOKYO Web)
熊本県を訪問していた天皇、皇后両陛下が帰京の途に就かれた熊本空港一階ロビー。車いすに座り、皇后さまの到着を心待ちにしている高齢の女性がいた。 水俣病患者の世界を描いた「苦海浄土」の著者、石牟礼(いしむれ)道子さん(86)=写真、熊本市。天皇陛下とともにロビーに入ってきた皇后さまは、立ち上がった石牟礼さんに気づくと、歩みを止めて手を振りながらほほえんだ。 全国豊かな海づくり大会出席のため、両陛下は二... 続きを読む
『苦海浄土』を読む。そしておれは語りだす。 - 関内関外日記
感想文, 日記 「ああ、そういや、おれ、あんたの親父さんには悪いかもしれんけど、最近、水俣病の本、まあ小説なんだけども、読んどるんですよ」 と、おれ。 「ま」 と、声に出したか出さないか、キッとくちびるを結んで眉を吊り上げる母。息子だからこそわかる程度の変化ではある。それゆえ、母が怒りに似たなにかを溜め込んだな、というのが一目でわかる。彼女は怒りや鬱憤、憎悪、不愉快をいったんは溜め込むタイプの人... 続きを読む
足尾鉱毒事件と水俣病 - heuristic ways
石牟礼道子『苦海浄土 わが水俣病』(講談社文庫)の中に数ヵ所、足尾鉱毒事件への言及がある。 昭和三十八年、石牟礼氏は小冊子「現代の記録」を出し、「水俣はじまっていらいのチッソの長期ストライキ、その記録」を書くが、資金難のため「一冊きりで大借金をかかえる」(p 299)。その後に、「それから、足尾鉱毒事件について調べだす。谷中村農民のひとり、ひとりの最期について思いをめぐらせる」という文がある。 「... 続きを読む