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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users【総選挙2014】どうしても投票することができませんでした(岸田繁) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by ajari(CC BY 2.0) 今回の選挙ですが、長期出張中及びあらかじめ選挙公示前から決まっていた私用を外すことが出来ず、どうしても投票することができませんでした。ちなみに、不在者投票なり何なり方法を模索してみたのですが、いろいろあってうまくいきませんでした。なので、この原稿の依頼は本来断るべきだったのですが、受けた時点では投票の可能性を探りながら日々の業務に追われておりまし... 続きを読む
【総選挙2014】沖縄から基地がなくならない本当の理由:沖縄選挙区で投票する前に考えたいこと(樋口耕太郎) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
撮影:初沢亜利 はじめに 本稿では、2014年の衆議院選挙に関する細かな分析は完全に割愛した。選挙において私たちがどのような行動をとるかは、私たちが社会をどのように解釈するか次第だ。このため、本稿は沖縄社会の基本的な構造についてのモデルを提示する構成となっている。沖縄選挙区に関心のない読者には適さないようにも見えるが、「沖縄問題はそのまま日本問題の縮図であり、日本と沖縄は入れ子構造になっている」、... 続きを読む
【総選挙2014】しがらみが消えた社会で人は投票しなくなる(松沢呉一) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Don McCullough(CC BY 2.0) 私の書くことを読んでも、今回の投票にはなんの参考にもならないことを最初にお断りしておきます。しかし、このまま投票に行かないでいると、大変な損をする時代が来ることだけはご理解いただけようかと思います。 「周りに自民党支持者なんていない。いったいどこに存在しているのか」と言う人がよくいて、そこから「不正選挙が行われている」などと言い... 続きを読む
【総選挙2014】老人ホームと選挙の話(高木成未) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
今回のように選挙が行われる際、老人ホームで生活する80代、90代の入所者が、どうやって投票に至るのか、考えたことがある人はほとんどいないかもしれない。あるいは、自分が老人ホームに入って、入所者の立場だったら……、と想像するのは、もしかしたら難しいことかもしれない。けれど、今回の衆議院選挙に当たって何かしらの参考になればと思い、私が働いている特別養護老人ホーム(以下、特養)の投票を巡る状況について、... 続きを読む
【総選挙2014】「良識ある不良市民」は議会政治の枠外で「横議・横行・横結」せよ!(外山恒一) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Tony Hisgett(CC BY 2.0) 目下最大の問題は「ラディカリズムの不在」である 「3・11」以来、あるいは「9・11」以来、さまざまの社会運動が盛り上がっている、かに見える。熱に浮かされたように能天気なお喋りを始めるリベラル文化人も後を絶たないが、私の目には現在は「停滞期」であるとしか映らず、ただ自他の士気を維持するためにさまざまの「賑やかし」をたまに試みつつ、状... 続きを読む
【総選挙2014】今、書き残しておきたいこと「独裁政権を作ってどうするのだ?」(小林節) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Jan Bommes(CC BY 2.0) 2年前に第二次安倍政権が発足して以来、驚かされる事ばかりだ。論点は沢山あるが、ここでは、特定秘密保護法の制定と集団的自衛権の解釈解禁に絞って、安倍政権の独裁的体質とそれを放任する私たちの愚民化を指摘しておきたい。 特定秘密保護法 まず、国家には高度な秘密があることは否定できない。例えばTPP交渉に臨むわが国の代表がどの線で妥協してもよい... 続きを読む
【総選挙2014】レジスタンスな日曜日(上田剛士 (AA=)) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com 突然始まりました、2014年衆議院選挙。 今回の選挙は「争点がわからない選挙」と言われています。 話題になっているのは、話題にならないこと。投票率もかなり低いのでは? との話。それこそ、前回を下回る低い投票率だろうと予想する人もいます。 低い投票率は自民党に有利だと聞くのですが(違う結果の予測データもありますが)、これは安倍さんにとって有利な選挙なのでしょうか。投票率が低... 続きを読む
【総選挙2014】テレビ局弾圧と独裁へのホップ・ステップ・ジャンプ――日本の民主主義が壊れて行く(古賀茂明) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
以下の記事は、「古賀茂明と日本再生を考えるメールマガジン」からの転載(若干の修正有り)です。 安倍氏に代わって出された問題文書 11月18日の安倍総理による解散表明後、解散前日の20日付けで発出されたある文書。私がそのコピーを見たのは、それから1週間近くも経った11月26日のことだった。 この文書の発出者は、自民党副幹事長の萩生田光一氏と報道局長の福井照氏だ。萩生田氏は、総裁特別補佐も務める安倍総... 続きを読む
【総選挙2014】戦後70年目を、どういう政権で迎えるのか(平野啓一郎) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com 今回の選挙は、後の時代の人たちからは、歴史的に決定的な意味を持つものとして振り返られるだろう。あそこで踏み止まるべきだった、なぜあそこでがんばれなかったのかと、変わり果ててしまった日本に生きる彼らは、今の有権者——つまりは私たち——に対して、しきりに首を傾げるに違いない。そして、このどことなく深刻さを欠き、熱狂もないまま自公の圧勝へと向かいつつある選挙は、苦い分析研究の対... 続きを読む
【総選挙2014】皆様って誰のことだよ?(赤木智弘) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
朝日新聞社提供 今回の選挙は自民党の圧勝という結果に終わることは間違いないであろう。それについてはとっくに諦めが付いている。だが、それでも自分なりに納得する投票をしたいと思い、いろいろ考えてはいる。そうした中でふと思ったことがある。 立候補者たちは選挙カーから「皆様のために頑張ります」とにこやかに手を振るが、はたして彼らの頭のなかにある「皆様」とは一体誰のことなのだろうかということだ。 まず、選挙... 続きを読む
【総選挙2014】教育は票にならないというのは本当か?(藤原和博) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com 論考というのではなく、「政治」に対する思いを書くだけなので少々荒っぽいが勘弁してほしい。 若者を代表する政党よ、いでよ! まず、なんで「若者」(といっても子供から50代までの、所謂「団塊の世代」より若い層)を代表する政党が現れないのか、不思議でしょうがない。 与党が最大多数をキープするために、老人に耳障りのいいことしか言えないのは当たり前だろう。野党が同じようなことを言っ... 続きを読む
【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Yuliya Libkina(CC BY 2.0) もう投票しなくていい。僕はもうあきらめた。 仮にこれから多少は投票する人が増えたとしても、おそらく50%には届かない。つまり有権者の半分以下の意思で、これから4年間の政治体制が決まる。しかも予想では自民単独で300議席以上。315議席を上回るとの見方をした新聞もある。ならばあと2議席で衆院定数の3分の2。 つまりどう少なめに見積... 続きを読む
【総選挙2014】多様な女性政治家が誕生するために、「女性代表」を求めなくていい(深澤真紀) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com/Electra-K-Vasileiadou 第二次安倍内閣で、安倍首相が成長戦略の柱の一つとして掲げていたのが「すべての女性が輝く社会」だ。 その改造内閣では過去最多の5人の女性閣僚が誕生し、さらに党三役の政調会長を入れれば6人となったのだが、彼女たちの思想や辞任問題などさまざまなニュースとなった。 そもそも「女性が輝く社会」というのは具体的なイメージがわきにくいし、「男... 続きを読む
【総選挙2014】もう投票しなくていい(森達也) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Yuliya Libkina(CC BY 2.0) もう投票しなくていい。僕はもうあきらめた。 仮にこれから多少は投票する人が増えたとしても、おそらく50%には届かない。つまり有権者の半分以下の意思で、これから4年間の政治体制が決まる。しかも予想では自民単独で300議席以上。315議席を上回るとの見方をした新聞もある。ならばあと2議席で衆院定数の3分の2。 つまりどう少なめに見積... 続きを読む
【総選挙2014】各党の経済政策の比較は金融政策を見よ(高橋洋一) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com 雇用が一番重要 政権を何で評価するかについて、いろいろな意見がある。筆者はかつて小泉政権と第一次安倍政権で官邸等勤務した経験があるが、政権運営としてもっとも重要だったのは、国民に職を与えられるかどうかだった。 雇用の増加は、自殺率の低下、強盗率の低下、生活保護率の低下などの社会環境面での好影響にもつながり、波及効果が大きい。このため、ここさえ押さえておけば、経済だけではな... 続きを読む
【総選挙2014】どうする!? 安倍総理の野望と景気対策(松尾匡) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com 「今のうち解散」説はなぜ間違いか 今回の衆議院解散について、野党やマスコミのみなさんから、こんなふうにその「本当の」意図を解説する声が聞こえます。 「マイナス成長のGDP統計が出てアベノミクスの失敗が明らかになり、今後景気が悪くなるにつれて支持率が下がっていくと見込まれるので、まだ支持率が比較的高い今のうちに解散して、向こう4年間の任期を確保したのだ」 ――はたして本当で... 続きを読む
【総選挙2014】経済論戦を機能させるためには(飯田泰之) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Yoshikazu TAKADA(CC BY 2.0) アベノミクスで若者の雇用環境は改善している 今回の解散総選挙の論点設定において、各政党・メディアともに様々な議論が提示されたが、いざ選挙戦が走り始めてみると与党が設定した「アベノミクス解散」に議論が収斂しつつあるように感じられる。各種調査においても、興味関心のトップは「景気」であることが多いようだ。その是非はともかくとして、... 続きを読む
【総選挙2014】なぜ新聞やテレビは選挙中に“ウソ”をつくのか?(田中秀臣) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
© iStock.com 1 世論形成をする「依存効果」の罠 朝日新聞の慰安婦問題と福島第一原発に関する誤報は、世間の厳しい批判にさらされた。なぜ朝日新聞がそのような誤報を行ったのか、同紙の従来からの"左寄り"の姿勢が、事実を見えなくさせていたという指摘が多い。このような特定の思想が事実誤認を生んだり、また時には事実のねつ造にまで至ることがある。そして新聞やテレビなどの影響力はあまりも強いために、... 続きを読む
【総選挙2014】クソ民主主義にバカの一票(しりあがり寿) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
選挙めんどくせー、と思ってるそこのアナタ。ボクも全く同感です! それもねー、しばらく選挙はないかなと思ってたらよりによってこの師走の忙しい時にねー。 だいたい政策で選べとか言われても、専門家でも意見の分かれる景気対策を素人のボクがわかるはずがない。外交だ防衛だって僕らはホントに選ぶのに十分な情報を持ってるだろうか? 「人物で選べ」と言われても候補者なんて誰一人会ったことも話したこともない。誰が信用... 続きを読む
【総選挙2014】最高裁裁判官の国民審査で、一人一票反対派判事(3名)に×印を付けて、一人一票を実現しよう!(升永英俊) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
朝日新聞社提供 (1)衆院選投票日(12月14日)と同日に、最高裁判所裁判官国民審査があります。 査対象の5裁判官のうち、先月26日の最高裁判決によれば、一人一票に賛成の裁判官(無印)と、一人一票に反対の裁判官(×印)の一覧表は、下記のとおりです。 (2)衆院選挙では、2倍の1票の格差(住所による一票の価値の差別)があります。 たとえば、295個の小選挙区の中、最大人口の小選挙区は、北海道1区(4... 続きを読む
【総選挙2014】みな勝手に投票すればいい(東浩紀) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
撮影:津田大介 選挙について書くのは苦手である。あとで書くこととも関係するが、ぼくはそもそも、毎回選挙のたびに現れる、みな有権者の自覚をもつべきだ、国政に関心をもつべきだ、選挙に行くべきだというキャンペーンに強い違和感をもっている。選挙なんて、みな勝手にすればいいと思う。それでも、津田大介との友情を壊さないため、感想めいたエッセイだけ寄せたいと思う。 今回の選挙について、じつに多くのひとがじつに多... 続きを読む
【総選挙2014】安倍首相の「ティーナ」なニッポン(もんじゅ君) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
この2年間のクロスメディア戦略 総選挙を迎えて頭にぱっと思い浮かぶのは、安倍さんのとても上手なイメージ戦略のことです。 メディアとの結びつきといってもいいかもしれません。 もっと簡単にいうと、雰囲気づくり。 もうすぐクリスマス。みなさん、パーティを始めるまえに、部屋を飾りつけたり、音楽を流したり、ケーキを買ってきたり、玄関にスリッパを並べたり、暖房を効かせたりしますよね。そういうことが、この2年間... 続きを読む
【総選挙2014】私たちは「怒れない」から選挙に行けないのかもしれない(北条かや) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by yamauchi(CC BY 2.0) 「政治に関心があるのは、若者よりも年長者」 2年前の衆院選の時、私は東京にいて、投票日に選挙に行った。投票所が閉まる1時間ほど前だったが、20代はほとんどいなかった。周りの20代や30代の知人に聞くと、「土日くらい寝ていたい」と言う。平日は仕事でヘトヘトで、選挙に関心を向けるエネルギーはないそうだ。「便利な期日前投票がある」といっても、そも... 続きを読む
【総選挙2014】白熱しない選挙教室(瀧本哲史) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by 陳 ポーハン(CC BY 2.0) 金曜日の午後は京都大学で授業をやっている。後期は「意思決定論」というタイトルで、様々な素材を用いて、正義論、法的な問題解決思考、財務的な意思決定、ゲーム理論、統計などありとあらゆる学問の思考様式を提示して、一つの問題について様々なアプローチが可能であることと、その相対性について考えさせる。今週の授業は、週末に衆議院選挙を控えていることもあって、... 続きを読む
【総選挙2014】安倍自民党に「お墨付き」を与えるわけにはいかない(宮崎学) |ポリタス 「総選挙」から考える日本の未来
Photo by Toru Watanabe(CC BY 2.0) 2014年11月、急に吹いた解散風はうちわで煽いだから……というのは冗談にしても、国内はほとんど混乱せず、むしろ有権者の間ではあきらめムードが広がっている。メディアが連日「自民圧勝」「低投票率」などと早い段階から報じているのだから、やる気がなくなるのも当然である。 海外の主要メディアは早くからこの解散劇を分析しており、たとえば11... 続きを読む