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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users1日どれくらい歩くと“うつ病”になりにくいのか。1000歩増でも効果あり?9万人以上対象に調査【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
この研究は、33件の研究データを統合して分析したメタ分析である。研究の内訳は横断研究が27件、縦断研究が6件(パネル調査3件、前向きコホート研究3件)。 対象となった成人は9万6173人で、18歳から90歳以上まで、幅広い年齢層を含んでいる。研究では、歩数計やスマートフォンなどで客観的に測定された歩数データを用い... 続きを読む
「無限」に関する新概念。新たな巨大基数を数学者ら提唱、未解決問題「HOD予想」に影響?【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
オーストリアのウィーン工科大学、スペインのバルセロナ大学、ドイツのハンブルク大学に所属する研究者らが発表した論文「Large cardinals, structural reflection, and the HOD Conjecture」は、無限に関する概念「巨大基数」について新たな発見をしたとする研究報告である。 ▲論文のトップページ 数学において、無限大... 続きを読む
“生きた神経細胞”を脳にインプラント。脳と機械の接続に一歩前進?【研究紹介】 | レバテックラボ(レバテックLAB)
山下 裕毅 先端テクノロジーの研究を論文ベースで記事にするWebメディア「Seamless/シームレス」を運営。最新の研究情報をX(@shiropen2)にて更新中。 米国の医療技術チーム「Science Corporation」に所属する研究者らが発表した論文「Optogenetic stimulation of a cortical biohybrid implant guides goal directed b... 続きを読む
だからリバウンドする? 脂肪細胞が“肥満”を記憶する仕組み調査、減量した人の細胞やマウスのエピゲノム解析【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
スイスのETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)などに所属する研究者らが発表した論文「Adipose tissue retains an epigenetic memory of obesity after weight loss」は、マウスにおける肥満の記憶の仕組みを分子レベルで解明し、ヒトにおいても、肥満による遺伝子発現の変化が減量後も持続することを示した... 続きを読む
「バスケ中に横切るゴリラを見落とす」実験に異議。気づいてないだけで認識はしている?【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
人は、目の前のことに集中していると、視野に入っているはずのものを見落としてしまうことがある。これを示す有名な実験に「見えないゴリラ(Invisible Gorilla)」がある。これは、ある映像を見て「白いシャツを着た人たちがバスケットボールをパスした回数」を数えていると、その後ろを横切る黒いゴリラに気づかない人... 続きを読む
「量子ルービックキューブ」があったらパターンは無限? 「重ね合わせ」操作により【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
米コロラド大学ボルダー校などに所属する研究者らが発表した論文「Quantum permutation puzzles with indistinguishable particles」は、量子力学の性質を取り入れた新しいタイプのパズルについての理論研究である。 ▲(a)ルービックキューブ(b)スライドパズル(c)量子パズル 研究チームは、古典的なパズルの色付き... 続きを読む
「無限の猿定理」の現実的限界。猿が寿命まで適当にタイプライター叩くと“バナナ”書くだけで超苦労【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
「無限の猿定理」とは、無限の時間があれば、キーボードをランダムに叩く猿が、シェイクスピアの全作品など、どんな文章でも偶然に打ち出せるという思考実験をいう。有限の長さのテキストにおいて、ランダムな入力でも、無限の時間があれば目的のテキストが必ず出現するという数学的な確率の考え方である。 研究チームは... 続きを読む
「シュレーディンガーの猫状態」が約23分も生き残る。原子核スピンの重ね合わせ驚異的持続【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
中国科学技術大学に所属する研究者らが発表した論文「Minutes-scale Schrödinger-cat state of spin-5/2 atoms」は、量子状態の「シュレーディンガーの猫」を、約23分間にわたって維持することに成功した研究報告である。これは、通常では極めて壊れやすい「量子重ね合わせ」状態を、長時間維持できることを実証した成果... 続きを読む
物理学に隠された普遍性? 大量の方程式を分析、数式記号の出現頻度に“奇妙なパターン”発見【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
物理学に隠された普遍性? 大量の方程式を分析、数式記号の出現頻度に“奇妙なパターン”発見【研究紹介】 2024年10月23日 英オックスフォード大学などに所属する研究者らが発表した論文「Statistical Patterns in the Equations of Physics and the Emergence of a Meta-Law of Nature」は、物理学の方程式に使われてい... 続きを読む
細菌コンピュータ? 遺伝子組換えバクテリア組み合わせ、素数判定など計算実行【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
インドのHomi Bhabha National Instituteに所属する研究者らが発表した論文「Multicellular artificial neural network-type architectures demonstrate computational problem solving」は、遺伝子操作された大腸菌由来の細菌(バクテリア)が人工ニューラルネットワーク(ANN)型のアーキテクチャを用いて、様々な数学... 続きを読む
猫に“ニット帽”で脳波記録。計測器やさしく固定、できるだけストレス与えず【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
カナダのモントリオール大学などに所属する研究者らが発表した論文「Non-invasive electroencephalography in awake cats: Feasibility and application to sensory processing in chronic pain」は、特別に編まれたかぎ針編みの帽子を使用し、覚醒している猫の脳の電気活動を記録した研究報告である。 ▲かぎ針編み帽子... 続きを読む
“ゲル”脳? ハイドロゲルの塊がゲームをプレイ、電気刺激で動作パターン記憶し上達【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
英レディング大学に所属する研究者らが発表した論文「Electro-active polymer hydrogels exhibit emergent memory when embodied in a simulated game environment」は、ゼリー状の物質がビデオゲーム『ポン』をプレイし、時間とともに上達することが示された研究報告である。 keyboard_arrow_down 研究背景 keyboard_ar... 続きを読む
「動的量子チェシャ猫」が物理法則を揺るがす? “回転の勢い”が粒子から分離して移動できる可能性【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
イスラエルのテルアビブ大学や英ブリストル大学などに所属する研究者らが発表した論文「Angular Momentum Flows without anything carrying it」は、粒子の角運動量が粒子から切り離されて、それ自体で2つの場所の間を移動できる可能性を理論的に示した研究報告である。 物体の回転運動の勢いを表す物理量である「角運動... 続きを読む
陰謀論者は実は陰謀を信じてない?「カナダ軍が巨大アライグマ部隊開発中」、既存説に無茶苦茶な説を交えて信念調査【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
研究チームは、オーストラリアの有権者1,044人を対象に、陰謀論に対する態度を調査した。この調査では、平均年齢48.1歳の参加者を対象に、6つの既存の陰謀論と1つの架空の陰謀論について尋ねた。 既存の陰謀論には、「人類が地球温暖化を引き起こしているという考えは、人々を欺くためにつくられたデマである」や「政府... 続きを読む
デジタル生命? Googleの研究者らが「自己複製するプログラム」の自然発生を確認【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
生命の起源と人工生命の研究分野は、生命の本質とその発生過程を探求している。両分野とも、「非生命」の状態から「生命」がどのように生まれるかを問うている。生命が出現するほとんどの基質に共通する特徴の一つは、自己複製が始まると同時に、その系の動態が大きく変化することである。 しかし、自然界で自己複製体が... 続きを読む
「“折り紙”コンピュータ」。折り目で「0」と「1」を表現しNANDゲート実装【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
「“折り紙”コンピュータ」。折り目で「0」と「1」を表現しNANDゲート実装【研究紹介】 2024年6月27日 オーストラリアのメルボルン大学に所属する研究者が発表した論文「An origami Universal Turing Machine design」は、折り紙を用いて理論上の万能チューリングマシン(UTM)を設計する方法を提案した研究報告である。... 続きを読む
ミニ脳16個入「バイオプロセッサ」 消費電力通常の100万分の1、APIでアクセス可能、研究者向けサブスクも【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
スイスのバイオコンピューティングスタートアップ企業「FinalSpark」の研究者らが発表した論文「Open and remotely accessible Neuroplatform for research in wetware computing」は、16個のヒト脳オルガノイド(人間の脳の幹細胞を培養して作られる小さな脳のような構造体)を組み込んだバイオプロセッサを提案した研... 続きを読む
電力不要「“ゴム”コンピュータ」 伸縮により「0」と「1」をカウント【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
山下 裕毅 先端テクノロジーの研究を論文ベースで記事にするWebメディア「Seamless/シームレス」を運営。最新の研究情報をX(@shiropen2)にて更新中。 オランダのライデン大学と研究機関AMOLFに所属する研究者らが発表した論文「Controlled pathways and sequential information processing in serially coupled mechan... 続きを読む
スーパーマリオシリーズで「クリア不可能なコース」が作成できることを数学的に証明 米MITの研究者ら【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
米マサチューセッツ工科大学(MIT)に所属する研究者らが発表した論文「You Can’t Solve These Super Mario Bros. Levels: Undecidable Mario Games」は、任天堂のスーパーマリオシリーズの一部のゲームにおいて、プレイヤーがクリアすることが理論上不可能なコースを数学的に証明した研究報告である。 keyboard_arrow_d... 続きを読む
錠剤1個に複数の薬を混ぜて3Dプリント 薬剤ごとに時間差で溶解、ねらったタイミングで放出【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
錠剤1個に複数の薬を混ぜて3Dプリント 薬剤ごとに時間差で溶解、ねらったタイミングで放出【研究紹介】 2024年5月21日 英ノッティンガム大学に所属する研究者らが発表した論文「Enabling high-fidelity personalised pharmaceutical tablets through multimaterial inkjet 3D printing with a water-soluble excipient... 続きを読む
食べるだけでアルコールを高速分解できるゲル エタノールと一緒に毎日投与されたマウスの内蔵ダメージ減【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
スイスのETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)などに所属する研究者らが発表した論文「Single-site iron-anchored amyloid hydrogels as catalytic platforms for alcohol detoxification」は、食べるだけで血中アルコール濃度を大幅に低下させる、ゼリー状のハイドロゲルの開発について述べた研究報告である... 続きを読む
プログラマーがソースコード内に書いた「アスキーアート」図2000点以上を収集 使われ方を分析しデータベース化【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
米カリフォルニア大学サンディエゴ校に所属する研究者らが発表した論文「Taking ASCII Drawings Seriously: How Programmers Diagram Code」は、ソースコード内で使用するアスキーアート(ASCII art)を収集し分析した研究報告である。 ▲ソースコード内で活用されたアスキーアートの一例 keyboard_arrow_down 研究背景 k... 続きを読む
「Wikipediaっぽい記事」を自動生成できるAIシステム「STORM」 米スタンフォード大学が開発【研究紹介】 レバテックラボ(レバテックLAB)
米スタンフォード大学に所属する研究者らが発表した論文「Assisting in Writing Wikipedia-like Articles From Scratch with Large Language Models」は、AIモデルを使い、Wikipedia風の記事を生成するシステムの開発に関する研究報告である。GitHubのリポジトリはこちら。 ▲STORMは、記事にしたいワードから網羅的かつ... 続きを読む
ブラックホール内部の量子状態をもとにエントロピーを計算 ホーキング博士の理論と一致【研究紹介】
山下 裕毅 先端テクノロジーの研究を論文ベースで記事にするWebメディア「Seamless/シームレス」を運営。最新の研究情報をX(@shiropen2)にて更新中。 米ペンシルベニア大学などに所属する研究者らが発表した論文「Microscopic Origin of the Entropy of Astrophysical Black Holes」は、ブラックホール内部をモデル化... 続きを読む
重力を媒介する未発見の粒子「重力子」に似たものが見つかる Nature誌で論文発表、半導体使った実験で【研究紹介】
TOPコラム海外最新IT事情重力を媒介する未発見の粒子「重力子」に似たものが見つかる Nature誌で論文発表、半導体使った実験で【研究紹介】 中国の南京大学、米コロンビア大学、ドイツのミュンスター大学、米プリンストン大学に所属する研究者らが発表した論文「Evidence for chiral graviton modes in fractional quan... 続きを読む