タグ 特集ワイド
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users特集ワイド:日本を動かすのは「あの勢力」 陰謀論政党、なぜ躍進 「何でもアリ」広い間口 刺激的なウソの拡散力 | 毎日新聞
参政党の神谷宗幣代表の街頭演説に拍手を送る人たち=東京都千代田区で2024年10月26日午後7時49分、宮間俊樹撮影 「メディアは『あの勢力』に牛耳られている」「ワクチン接種は『あの勢力』に仕組まれたもの」――。こんな主張を掲げる政党が、今秋の衆院選で躍進した。つまり「陰謀論」に類する主張だが、論で終わるなら... 続きを読む
特集ワイド:「だらし内閣」「夢想家」…「情念」感じる手厳しさ なぜ「保守」は「石破嫌い」? | 毎日新聞
とりあえずは首相続投が決まった石破茂さん。今も昔も「保守」からは嫌われているようで……=国会内で2024年11月11日午後1時2分、渡部直樹撮影 ともかくも宰相の椅子に座り続けることになった石破茂さんである。その先行きは相変わらずの視界不良。筋金入りの憲法改正派ゆえ、護憲派の評判は芳しくないのは想像がつくが、... 続きを読む
特集ワイド:自民裏金 調査報道 「赤旗」日曜版スクープの内幕 「パー券、飲食なしで2万円」…記者の違和感発端 | 毎日新聞
インタビューに答えるしんぶん赤旗日曜版の山本豊彦編集長=東京都渋谷区で2024年10月11日、三浦研吾撮影 総選挙で自民党が大敗する大きな要因となった派閥の裏金問題。この問題を先んじて発掘し、報じてきたのが、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の日曜版だ。国内の優れた報道に贈られる日本ジャーナリスト会議(JCJ)... 続きを読む
特集ワイド:一線越えた「慰霊碑破壊」予告 関東大震災の朝鮮人虐殺、「否定派」が今年も集会 | 毎日新聞
「六千人虐殺は嘘(うそ)」などと記したプラカードを掲げながら帰途につく「否定派」集会の参加者。僕は彼らに取材しようとしたが、警察は根拠を示すことなく妨害し、取材がかなわなかった=東京・両国で2024年9月1日、吉井理記撮影 「なかったこと」に 101年前と変わらず 忘れたい失敗はだれにでもある。でも、ホント... 続きを読む
特集ワイド:都知事選報道、「女性」強調に違和感 「男の戦い」とは言わないはず… | 毎日新聞
東京都知事選が告示され、街頭演説を聞く有権者ら=東京都中野区で2024年6月20日午前11時10分、長谷川直亮撮影 なんだかモヤモヤしている。東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)に蓮舫さん(56)が立候補する話が持ち上がってからというもの、小池百合子さん(71)との「女の戦い」が各方面で、面白おかしく、はやし... 続きを読む
特集ワイド:円安と物価高 「波状攻撃」いつまで? 金融緩和、黒田日銀の大罪 | 毎日新聞
4月には一時1ドル=160円にまで進んだ円安。政府の為替介入とみられる動きもあり、現在は150円台だが……=東京都中央区で2024年4月29日午後2時18分、渡部直樹撮影 円安が続く。物価高も続く。スーパーで、たまの外食先で、値札とフトコロ具合をはかりにかけ、ため息をつく人も多かろう。いったいどうして? いつまで続く... 続きを読む
特集ワイド:今なお「虎に翼」求め続け 「途中経過の男女平等」に寅子の後輩たちは | 毎日新聞
なぜ、こうも女性たちの心を揺さぶるのだろう。放映が始まって2カ月近くたつNHK連続テレビ小説「虎に翼」のことだ。女性が法的に「無能力者」とされていた男尊女卑極まる時代に法曹界へと飛び込んだ女性たちを描いている。モデルとなったのは日本で初めての女性弁護士、三淵嘉子さん(1914~84年)。その後に続き、自ら... 続きを読む
特集ワイド:丹波哲郎 なぜ霊界にはまった? 身近な死と、戦争の体験と 評伝執筆・野村進さん「豪胆イメージ、実像は小心」 | 毎日新聞
それにしても、なぜあれほど霊界にはまったのか。評伝「丹波哲郎 見事な生涯」を書き上げたノンフィクションライター、野村進さん(67)に聞くと、幾多の理由の中で身近な人の死、不幸が大きいという。本人はひた隠しにしたが、自身の神秘体験も響いているのではないかと。「俺が来たからには、もう大丈夫だあ!」が口... 続きを読む
特集ワイド:輝く都庁の下、食求め700人 困窮者増える一方、華やかイベントに違和感 | 毎日新聞
コロナ禍は明け、街ににぎわいが戻ってきた。日経平均株価は一時バブル期を超え、賃上げなど景気のいいニュースが流れる。だが、昨年の生活保護の申請件数はここ10年あまりで最多を記録し、今年に入っても増えているという。何が起きているのか、生活困窮者の支援現場を訪れた。 東京都庁(新宿区)の真下のスペースで毎... 続きを読む
特集ワイド:司法の保守本流が見た同性婚 憲法24条の「両性」は「男女」でなくてもいい 千葉勝美・元最高裁判事 | 毎日新聞
同性婚を認めるなら、現行の婚姻制度のコペルニクス的転回でしょう。でも、実は憲法24条(婚姻の自由)は支障にならないのです--。今の婚姻制度は違憲だとする同性婚訴訟が注目されているのは、ご承知の通りだ。ところが、司法の保守本流「調査官」出身のおカタい元裁判官を訪ねたら、そう言い切るから驚いた。千葉勝... 続きを読む
特集ワイド:平成から続く「党の空洞化」 政治改革先導、佐々木毅さん 頻繁な選挙「裏金」の一因?人材育たず | 毎日新聞
この30年間は何だったのか。残念、至極――。令和に至っても相も変わらぬ「政治とカネ」の問題について、平成の政治改革の旗振り役だった佐々木毅・東京大学元学長(81)を訪ねると、そう嘆息した。ところが、こう続けたから驚いた。「あの頃と今を同じように見ても、間違うね」。長く隠れていた問題の本質は、派閥ではな... 続きを読む
特集ワイド:裏金捜査、幕引きじゃない 政治とカネ、若狭勝さんの見立て 不記載「隠れみの」に、大きな標的狙いでは | 毎日新聞
自民党派閥の政治資金パーティー券を巡る裏金事件の捜査は区切りを迎えたかに見える。だが、「私の経験を踏まえると、これで終わるはずがない」と予測する元東京地検特捜部副部長がいる。元衆院議員でもある弁護士の若狭勝さん(67)。事件の話題になると、目の奥を光らせた。 東京都千代田区の法律事務所を訪れると、テ... 続きを読む
特集ワイド:島田雅彦さん、自民党にガツン 対米従属、保守でなく「保身」 「公益への奉仕」置き去り | 毎日新聞
自民党派閥の裏金事件で、関与が取り沙汰された派閥の幹部議員は立件されず、根本的な派閥解消は実現しそうにない。政治批判を重ねてきた作家、島田雅彦さん(62)は静かな口調に憤りをにじませる。「自民党は保守ではなく『保身』。党内調整が政治だと思っている彼らを政権の座から追放すべきだ」 島田さんが「世直し」... 続きを読む
特集ワイド:名ばかりの派閥解散宣言 御厨貴さんが見る自民党の病理 深刻な若手不在、「政治家刷新」を | 毎日新聞
自民党派閥の裏金事件を受け、岸田文雄首相は「派閥解散」を宣言した。しかし、派閥間では解散、事実上の存続と対応は分かれたままだ。「厳しい状況をやり過ごすためなのでしょう」。政治学者で東京大名誉教授の御厨貴さん(72)は「政治とカネ」の問題に取り組む自民党の姿勢を疑問視する。 「岸田の乱」と呼ばれた派閥... 続きを読む
特集ワイド:ああ、永田町 現金配って「地盤培養」 「オヤジは出しました」と地方議員が要求 元外相・田中真紀子さん | 毎日新聞
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で大揺れの政界に対し、ここ最近は静かだった「あの人」が噴火した。無所属で政治生活をスタートし、自民党時代は無派閥だった田中真紀子元外相だ。今後も与野党に改革案を提言していくつもりだという。相変わらずしれっとしている岸田文雄首相の人物評からこう切り出した... 続きを読む
特集ワイド:「つまらない」北朝鮮文学を邦訳した研究者 南北分断期、埋めなくては | 毎日新聞
「友」を翻訳した富山大学准教授の和田とも美さん。本棚には北朝鮮の文学作品などが約200冊並んでいる=富山市の富山大学で2023年10月27日午後3時46分、萱原健一撮影 北朝鮮で生きる人々の暮らしを描いた文学作品「友」の邦訳が今春、出版された。時代は、国民生活をなおざりにしてミサイル・核開発に突き進む前の1980年... 続きを読む
特集ワイド:許容する自民党と社会 杉田水脈衆院議員「人権侵犯」 「弱者の特権批判」で自己正当化 | 毎日新聞
差別的な発言で何かと物議をかもしてきた自民党の杉田水脈衆院議員(56)がついに「人権侵犯」と「断罪」されるに至った。ところが、杉田氏はその後も挑発的な発信を続け、自身を正当化するばかり。これに怒りが収まらないのがノンフィクションライターで差別問題に詳しい安田浩一さん(59)である。 杉田氏に対し、札幌... 続きを読む
特集ワイド:本質はヒューマンエラーでなく、国内産業の衰退 深刻、マイナ敗戦 経済学者・金子勝さんが分析 | 毎日新聞
マイナンバーカードの誤登録問題への批判は根強い。政府はヒューマンエラーを強調するが、経済学者の金子勝さん(71)は問題の本質に異を唱える。新型コロナウイルスで国産のワクチンや治療薬開発が海外メーカーに後れを取ったように、日本企業の技術力の問題だと喝破する。これぞ「マイナ敗戦」。国内産業が衰退した背... 続きを読む
特集ワイド:息をのむ虐殺の場面 関東大震災絵巻 「悲劇を直視」精神つなぐ 東京・新宿、高麗博物館で公開 | 毎日新聞
突然襲った激震に人々が逃げまどい、もうもうと火炎が立ち上る中、残虐な行為を繰り広げている――。関東大震災の朝鮮人虐殺の様子が描かれたと思われる希少な絵巻物が、発生から100年の節目に東京都新宿区の高麗博物館で公開されている。生々しい絵が、私たちに問いかけるものは何だろう。 絵巻物を見つけたのは専修大元... 続きを読む
特集ワイド:関東大震災100年 保阪正康さんの警鐘 14歳の父の眼前で起きた中国人虐殺 帝国主義国家、恐怖が爆発 | 毎日新聞
ジャーナリストの池上彰さんと対談する作家・評論家の保阪正康さん=東京都千代田区で2022年11月7日、幾島健太郎撮影 多くの朝鮮人や中国人が殺害された関東大震災から、今年で100年を迎える。ノンフィクション作家の保阪正康さん(83)の父・孝さんは、少年時代に虐殺の現場を目の当たりにして生涯その記憶に苦しみ続け... 続きを読む
特集ワイド:風船おじさん改め、先送りおじさん 時事芸人・プチ鹿島さんの岸田首相評 | 毎日新聞
後手後手、危機感の欠如 マイナ騒動に顕著 岸田文雄内閣の支持率が下げ止まらない。身内びいき、マイナンバーのトラブル……世論の不満は、どこにあるのだろうか。新聞14紙を読み比べ、最近は新政権が発足するたびに内閣の「名付け役」になっている時事芸人のプチ鹿島さん(53)に聞きに行くと――。 東京都内の事務所に鹿... 続きを読む
特集ワイド:マイナンバーカード、返納に同行 便利さより怖さ感じ 全国で300件超、保険証一体化に現場も苦慮 | 毎日新聞
街頭でマイナ保険証の廃止を訴えてチラシを配る人たち=東京・JR新宿駅南口で2023年7月1日午後2時3分、山崎明子撮影 マイナンバーカードを巡るトラブルが後を絶たない。制度への信頼が揺らぎ、カードを役所に返す人も続いていると聞く。そんな中、ツイッター上で<マイナカードを返納することにした>という投稿が目に留... 続きを読む
特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 記者たちよタブーを作るな 読売新聞東京本社元社長・滝鼻卓雄さん 83歳 | 毎日新聞
読売新聞東京本社の元社長。プロ野球・巨人の元オーナー。その肩書を聞けば、何だか「マスコミのドン」みたいだが、数年来付き合ってみると、そのイメージにそぐわない社会部どっぷりの記者に感じる。ジャーナリストの滝鼻卓雄さん(83)。久しぶりに会うと言った。「ジャニーズの性加害問題ってさ、もっと早く大手メデ... 続きを読む
特集ワイド:どうなる宗教法人解散請求 旧統一教会は今 鈴木エイトさんに聞く | 毎日新聞
旧統一教会への解散命令請求に向けた動きについて話すジャーナリストの鈴木エイトさん=東京都千代田区で2023年6月15日、宮間俊樹撮影 安倍晋三元首相が凶弾に倒れ、間もなく1年。事件を機に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)を巡る問題がクローズアップされるようになったが、教団は変わったのだろうか。そして、政治... 続きを読む
特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい 軍備増強は「静かな危機」 批評家・浅田彰さん 66歳 | 毎日新聞
「表現の不自由展・その後」の展示中止と現代社会、アートを巡る現状について話した浅田彰さん=京都市左京区のアートスペース「浄土複合」で2019年9月6日、森田真潮撮影 米誌タイムが上目遣いの岸田文雄首相の写真を表紙に掲載し、こう紹介した。<岸田首相が長年の平和主義を捨て去り、自国を真の軍事大国にすることを... 続きを読む