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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users歴ログは10周年ですがnoteに引っ越します - 歴ログ -世界史専門ブログ-
歴ログは「はてなブログ」での活動を停止します 「はてなブログ」にある「歴ログ-世界史専門ブログ」は2024年3月をもって完全に活動を停止し、noteにコンテンツを移行していきます。 また、noteでは新たな領域のコンテンツ発信を行なっていくつもりです。 歴ログの歩み 「歴ログ-世界史専門ブログ-」は、2014年8月、「は... 続きを読む
ドーナツの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
世界中の人を虜にする甘いドーナツの誘惑 ドーナツの消費量は世界で増加傾向にあります。 世界のドーナツ市場は2021年で157億8000万ドル(2兆3354億円)に達し、2028年にかけて年間3.4%で成長すると見込まれています。 日本では、かつてはミスタードーナツがどこでもありましたが店舗数が減り、その代わりにコンビニやス... 続きを読む
『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』書評―中世キリスト教会が「現代」を作った - 歴ログ -世界史専門ブログ-
「文化」を軸に"WEIRD"社会の発展を描くビッグ・ヒストリー 『WEIRD「現代人」の奇妙な心理』ジョセフ・ヘンリック著(白揚社)を読みました。 ご恵投いただいてから読了するのに1ヶ月以上かかってしまったのですが、かなり面白かったです。 上下巻あり、そこそこ値段はするのですが、本書の内容は通常の本の10冊ぶん以... 続きを読む
処女航海で沈んでしまった船・軍艦 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
Attribution: Bundesarchiv, Bild 193-04-1-26 / CC-BY-SA 3.0 鳴物入りの処女航海であっけなく沈没した船たち 処女航海で沈んだ船といえばタイタニック号が有名です。 超豪華で当時の最新の造船技術を取り入れたタイタニック号は、流氷に衝突して船底から浸水し、海水の流入に耐えきれず2時間40分後に沈没します。 事故... 続きを読む
2023年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
今年読んだ本のトップ10を選びます 2023年度ももうすぐ終わりですということで、毎年やっていますが、今年度に私が読んだ本の中で面白かった10冊というのを選んでみます。 今年読んだ本なので、2023年以前に発売された本も含まれています。あらかじめご了承くださいませ。 また面白かった私のYouTubeチャンネルで紹介し... 続きを読む
『宗教の起源』書評 - 宗教はすごく「気持ちいい」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
なぜ宗教ははじまり、なぜ人間に必要とされたのか 『宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』ロビン・ダンバー著(白揚社)を読みました。 タイトル通り、なぜ宗教は発生し、なぜ人間は宗教を必要とし、宗教の本質とは何なのかを明らかにしていく本です。 かなり面白かったので、今回ブログでも紹介したいと... 続きを読む
世界史の中の北海道史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
「世界史の中での北海道」という視点 北海道はご存知の通り、アイヌ民族の居住地でありましたが、近代以降幕府や政府が経済開発を進める中でアイヌ民族は日本人の支配下に組み込まれ政治的にも経済的にも抑圧されてきた歴史があります。 そのアイヌ民族はアイヌ民族という枠組みで自分達を認識するようになるのは日本の... 続きを読む
『反知性主義』(新潮選書)−アメリカという国のかたちと「特殊性」について考える - 歴ログ -世界史専門ブログ-
本当の意味での反知性主義とは何なのか 『反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―(新潮選書)』森本あんり著(新潮選書)を読みました。 2015年初版の本なので少し古いのですが、かーなり面白かったです。 反知性主義って日本では非常にネガティブな意味に使われますが、アメリカでは本来は非常に前向きな意味を持... 続きを読む
『琉球王国は誰がつくったのか』沖縄は海賊の島だった? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
琉球王国形成の典型イメージを変える一冊 『琉球王国は誰がつくったのか 倭寇と交易の時代』(七月社 吉成直樹 著)を読みました。 文字通り沖縄の琉球王国の成立に関する著作です。 従来は、琉球王国は沖縄本土の農業社会の発展によって力をつけた支配者が、山北、中山、山南の三王国を形成し、最終的に中山の尚氏が統... 続きを読む
「WWEとフェミニズム」ーアメリカン・プロレスにおける女性の歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
ようやく男女平等が近づいたWWE アメリカのプロレス団体最大手WWEは、大きな変革期にあります。 「男女平等」の変革への動きです。 長い間、女性の試合は男子選手の試合の前座的扱いで、セクシーさを売りにしたスタイルが人気でした。しかし今は男子と同じくメイン級へ、また技術やパワー、闘争心をむき出しした戦いで観... 続きを読む
「オーストリア継承戦争」「七年戦争」の流れを解説 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
戦争が比較的シンプルなものだった時代の感覚 戦争が今のように政治や経済、イデオロギーや宗教、少数民族問題や資源問題など複雑な問題を含むものになる前、18世紀の戦争はもっと戦争はシンプルなものでした。 ヨーロッパで行われる国家間戦争は、簡単に言うと領土と王権をめぐる戦いでした。自分の息のかかった、ない... 続きを読む
「古代に人力でどうやってこんな巨大な建築物を建てたんでしょうか」……古代の人もめちゃくちゃ重機使ってたのはもっと知られてもいいと思う。
歴ログ(世界史ブロガー・ライター)@YouTubeチャンネルよろしくお願いします @jimanalyze ちなみにこのクレーン車はローマ帝国崩壊後も使われ続け14世紀くらいまで使われてました。古代って我々が想像するよりもはるかにテクノロジー発展してたんですよね。 en.m.wikipedia.org/wiki/Treadwhee… 2023-05-31 08:45:43 リ... 続きを読む
「ホロコーストの生き残り」を主張した詐欺師 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
自らホロコーストの生き残りと称して売り込みをした人々 第二次世界大戦の重大な戦争犯罪としてホロコーストが挙げられます。 対象となったユダヤ人が非常に身近にいるためか、欧米では現代でも非常に関心が高いテーマであり、書籍、小説、映画などになってその凄惨な経験が語り継がれ続けています。 ところがあまりに関... 続きを読む
不幸な死に方をした独裁者の妻・愛人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
権力の渦中で死んだ独裁者の女たち 権力に憧れるのは男だけではありません。 豪華な宮殿や調度品に囲まれ、最高級の料理や衣服を楽しむ生活。下々の者をコマのように使える快感。常に讃えられ崇められる自己肯定感。独裁者のファーストレディであることは、何ものにも代えがたい魅力があったに違いありません。 しかし多... 続きを読む
ノルウェーの歴史(後編)-どうやってノルウェーは先進国になったのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
中立国から西側、環境・人権先進国へ ノルウェーの歴史の後半です。 前半では豪族が割拠する地域がキリスト教をコアにして中央集権化した後に、デンマークやスウェーデンとの協調の後に統合されていく様子をまとめました。 まだご覧になっていない方はこちらをどうぞ。 後半ではナポレオン戦争を機にスウェーデンの一部... 続きを読む
落雷に打たれて死んだ歴史上の人物10人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
とても低い確率の事故で死んだ有名な人もいる 落雷に当たる確率は100万分の1だそうです。 普通に普通に生きている分には「まずない」事象であると言えます。ただ絶対に起こらない事象ではなく、日本では年間約10名ほどが落雷で死亡しているそうです。 人間の長い歴史をさかのぼってみると、その低い確率の事故で死んでし... 続きを読む
【論争】サーン・アバスの巨人は古代遺跡かニセモノか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
Photo by PeteHarlow イングランドの地上絵は古代遺跡か17世紀に作られたものか サーン・アバスの巨人(Cerne Abbas Giant)は、イングランド・ドーセットのサーン・アバス村の丘にある地上絵。あまり観光資源のないドーセット地方の中で有名な観光スポットになっています。 描かれているのは棍棒を持った裸の男性で、立... 続きを読む
2022年読んで良かった「ベストブック」10冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
2022年度に読んで面白かった個人的ベストを発表します 早いものでもう年末です。今年度は「働き方改革」の人類史という本を執筆&出版したのですが、そのために読書の種類がやや偏ってる感が否めません。とはいえ、「これはすごい」という本はいくつもありましたので、ご紹介します。 ちなみに私が今年読んだ本というこ... 続きを読む
他国の領土にある「民族の精神的故郷」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
外国にある「我々の土地」 特にユーラシア大陸の、時期によって主要民族が大きく移り変わった場所では、過去の主要居住地と現在の主要居住地が大きく異なっていることは珍しくありません。 日本だと、例えば天孫降臨神話がある高天原、古都の奈良や京都といった地は、そこに例え馴染みがなくても、自分たちのルーツがあ... 続きを読む
ドクターペッパーの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
一部にコアなファンがいる炭酸飲料 ドクターペッパーを飲んだことがある方はどれくらいいるでしょうか。 私はありますが、たぶんこれまでの人生で3~4回くらいしか飲んだことがないと思います。それでもその独特の味を思い出すことができます。 チェリー味の甘いシロップに炭酸が入っているような味。やや薬っぽいような... 続きを読む
食あたりで死んだとされる世界史の人物10人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
国のトップの人たちも食あたりで死んでいた? 徳川家康の死因が「鯛の天ぷら」であるという逸話は有名です。 実際に死の直前に揚げた鯛を食べたのは事実ですが、鯛にあたって死んだということではなく、もともと胃がんを患っていたと考えられています。 今回の記事は「食中毒で死んだ人物」ですが、全員が食あたりで死ん... 続きを読む
「修道院領」を現在でも有する修道院 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
Photo by Livioandronico2013 かつては大勢力を誇った修道院領の残骸 修道院はかつてヨーロッパの各地に教会を中心に畑や醸造所などを含んだ広大な土地を所有していました。 建前上は教皇により支配されているため国王の統治は及ばず、修道院長を筆頭とした独自の組織で運営されていました。中世にはヨーロッパ各地にあ... 続きを読む
なぜ「内モンゴル」と「外モンゴル」は分裂しているのか? - 歴ログ -世界史専門ブログ-
1921年モンゴル革命と「二つのモンゴル」の成立 我々が「モンゴル」と言うと、通常それはウランバートルを首都とするモンゴル国のことを指します。 しかし中華人民共和国の北部には「内モンゴル自治区」という自治区があります。 いわばモンゴルは二つに分割されている格好です。現在では目立った統一運動はないのですが... 続きを読む
馬から落ちて死んだ世界史の国王15人 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
多くの人の命を奪った落馬事故 現代の交通事故に類する事故が、昔では落馬事故にあたったのかもしれません。 不注意や追突、飲酒運転などもあったでしょうし、今の自動車にはない「馬の機嫌」というものもあったので、自動車よりもよっぽど危険です。 落馬で死んでる人は歴史上数限りなくいますが、今回は落馬で国王を15... 続きを読む
チキンナゲットの歴史-健康食からジャンクフードへ- - 歴ログ -世界史専門ブログ-
アメリカが誇るファストフードの申し子 マクドナルドやKFCといったファストフードチェーンに行ったら、チキンナゲットはだいたい食べると思います。 外はカリっとして、中はふわっとした食感。味は、チキンと名乗っているので確かにチキンなのですがあまりチキンっぽい味ではなく、「チキンナゲット」としか形容できない... 続きを読む