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人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users【試し読み】北村紗衣『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選』より(「プロローグ 死んでるヒマなんかなくなった」)|書肆侃侃房 web侃づめ
【試し読み】北村紗衣『女の子が死にたくなる前に見ておくべきサバイバルのためのガールズ洋画100選』より(「プロローグ 死んでるヒマなんかなくなった」) プロローグ 死んでるヒマなんかなくなった この本は女の子のための外国映画ガイドです。いやいやちょっと待って、なんでそんなものが必要なんでしょう? 自... 続きを読む
【素面のダブリン市民】第6回 クリスプスことポテトチップス(北村紗衣)|書肆侃侃房 web侃づめ
私は学生時代に3年半ロンドンに住んでいましたが、その間に身につけた一番悪い習慣は、食事がわりにポテトチップスを食べるという食習慣です。日本に住んでいると不健康な食習慣に見えるかもしれませんが、イギリス人もアイルランド人もランチなどによくポテトチップスを食べます。私が留学していた頃の統計では、イギリ... 続きを読む
カルチュラル・タイフーン2024のポスターへの批判 - 別冊Offshore / 山本佳奈子のblog
『DEBACLE PATH 別冊2』は非常に感化されるもので、この別冊の核といえる「パンク本座談会」(「現場」からの『パンクの系譜学』批判を中心に)を特におもしろく読んだ。ここで取り上げられている川上幸之介『パンクの系譜学』(2024年、書肆侃侃房)については私もモヤモヤと不満を抱えながら読んだので、その不満が... 続きを読む
北村紗衣 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』 : 子供騙しな子供向けフェミニズム|年間読書人
書評:北村紗衣『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(書肆侃侃房) 著者が嫌いだから貶しているのではない。 本稿のサブタイトルどおり、本書『お砂糖とスパイスと爆発的な何か 不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(以下『お砂糖とスパイス』と略記)の中身が... 続きを読む
【素面のダブリン市民】第5回 実在するアイルランド語ヒップホップトリオを題材にした新作映画『ニーキャップ』(北村紗衣)|書肆侃侃房 web侃づめ
アイルランドとことばと映画 アイルランドに住む人の大半は第一言語として英語を話しています。しかしながらもともと話されていたのはアイルランド語でした。アイルランド語は英語とは系統の違う言語で、アイルランドが英国の支配下にあった時代に、英語に押されて話者が激減したという経緯があります。現在、アイルラン... 続きを読む
【素面のダブリン市民】第3回 ブルームの日(北村紗衣)|書肆侃侃房 web侃づめ
先日、6月16日は「ブルームの日」(Bloomsday、ブルームズデイ)でした。ブルームの日というのはジェイムズ・ジョイスが1922年に刊行した小説『ユリシーズ』の主人公であるレオポルド・ブルームからとっています。ジェイムズ・ジョイスは1882年にダブリンで生まれたアイルランドの作家で、詩・戯曲・小説など幅広い分野... 続きを読む
【素面のダブリン市民】第0回 プロローグ(北村紗衣)|書肆侃侃房 web侃づめ
皆さんこんにちは。今日から『素面のダブリン市民』の連載を始めることになりました、北村紗衣です。ふだんはシェイクスピア、フェミニスト批評、舞台芸術史を研究している他、映画批評なども書いています。書肆侃侃房からは『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』を2019年に刊行し、もとになったウェブサイトwezzyの連載の... 続きを読む
知識人「言論男社会」の深すぎる闇…「呉座勇一事件」の背景にあったもの(後藤 和智) | 現代ビジネス | 講談社(1/7)
「呉座勇一事件」の衝撃 2021年2月、ベストセラー『応仁の乱』(中公新書、2016年)の著者・呉座勇一が、シェイクスピアを中心とする文学の研究者で、『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房、2019年)などのフェミニズム批評でも知られる北村紗衣をはじめ、多数の女性や「フェミニスト」「リベラル派」と目さ... 続きを読む
〔週刊 本の発見〕『お砂糖とスパイスと爆発的な何か−不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』
毎木曜掲載・第129回(2019/10/10) フェミニスト批評の知的快感 『お砂糖とスパイスと爆発的な何か−不真面目な批評家によるフェミニスト批評入門』(北村紗衣、書肆侃侃房)/評者:渡辺照子 私なりに批評の定義づけをさせてもらうとすれば、批評とは、何が面白いか、なぜ面白いかを他者にきちっと言語化して伝えるワザ... 続きを読む
フェミニスト批評本『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』の著者・北村紗衣さんが出来るまで 北村紗衣×坂本邦暢 - wezzy|ウェジー
フェミニズムに関係する本がたびたび話題になる今、6月に刊行された『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』(書肆侃侃房)もたいへん話題となっています。wezzyでの同タイトル連載の一部に加え、書き下ろし6本を収録している本書はどのように作られ、そしてシェイクスピア研究者であり、本書の著者である北村紗衣さんは、ど... 続きを読む
福岡の出版社、書肆侃侃房の挑戦 « マガジン航[kɔː]
いわゆる“本屋本”と呼ばれるジャンルが、近年では確立している。これは、書店経営者や書店員などの「本屋」に携わる人々の書く出版物として、大型書店などでは棚1本にまとめきれないほど数が増えている。直近の刊行物で言えば、大井実 『ローカルブックストアである:福岡ブックスキューブリック』 、辻山良雄 『本屋、はじめました』 、田口幹人 『まちの本屋』 などである。 列挙した上記三つの作品を通読してみると、... 続きを読む