タグ 公新書
人気順 10 users 50 users 100 users 500 users 1000 users日本の歴史上、最も有名な武家法「御成敗式目」はなにが画期的だったのか? 気鋭の歴史学者・佐藤雄基に訊く
1232年、鎌倉幕府三代執権の北条泰時により制定された初の武家法「御成敗式目」は、日本の歴史上「最も有名な武家法」とも称され、今なお広くその名が知られている。しかし、その内容が詳らかに知られてはいないだろう。 中公新書より刊行された『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』は、同法の主要な条文を詳しく解説、実... 続きを読む
統計からイデオロギーありきの歴史観を批判する「日本統治下の朝鮮」: ニュースの社会科学的な裏側
歴史学の通説は、文書や遺物など史料から得られた知見を積み上げて構築されて来たと素朴に思い勝ちだが、残念なことにそうでは無い。日本の左翼の歴史家はマルクス史観に沿うようになっていたはずだと言う思い込みから近現代史であれこれ断罪してきたし、韓国の民族主義的傾向の強い歴史家 *1 も日本の朝鮮半島統治が否定的な結論が維持されるように論を組み立てている。 中公新書の「 日本統治下の朝鮮 - 統計と実証研究... 続きを読む
ヒーロー不在の『応仁の乱』で37万部超。地味すぎる中公新書の快進撃
地味、硬い、文字が多い−−。この時代に「売れない」要素そろい踏みの、中公新書の売れ行きが絶好調である。『 応仁の乱 』の37万5000部(5月25日現在)は出版界最大の話題だ。編集長が語る新書というメディアのあり方とは。 編集長「中公は新書の極北」 「中公新書は数多くある新書のなかで”極北”だと思っています。昔ながらの新書ですね。つまり第一人者が、大きなテーマを、じっくり書く」 中公新書 の白戸直... 続きを読む