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人気順 5 users 50 users 100 users 500 users 1000 users[書評] ウイルスの意味論――生命の定義を超えた存在(山内一也): 極東ブログ
『ウイルスの意味論』という書名や『生命の定義を超えた存在』という副題からは、1980年代の日本のポストモダニズムの一群の書籍を連想させるが、本書の叙述は至って平易で、それでいて内容は最新のウイルス学までをカバーし、かつ、生命とは何かという難問を踏まえつつも、ウイルス学の基本をきちんとおさえている。中... 続きを読む
「ホロコーストをどう読むか」 - Apes! Not Monkeys! はてな別館
ロバート・イーグルストン(聞き手:鵜飼哲)、「ホロコーストをどう読むか―『ホロコーストとポストモダン』をめぐって」、『みすず』、2013年12月号『ホロコーストとポストモダン』、『ポストモダニズムとホロコーストの否定』などの邦訳書があるR・イーグルストンのインタビュー。 (……)ホロコースト否定論者たちは、プロパガンダ的主張、ヘイトスピーチ的主張をしますが、歴史学のルールにはまったく従っていません... 続きを読む
虚構の美学
国文学演習DⅠ 西田谷 洋 虚構の美学:太宰と三島 1 はじめに A ロマン主義とポストモダニズム 1)ロマン主義 ロマン主義の底流に流れているものは、内面性の重視、感情の尊重、想像性の開放といった特性であり、好まれる主題としては、「異国的なもの」「未知のもの」「隠れたもの」「はるかなるもの(特に、自分たちの文化の精神的な故郷、古代文化)」「神秘的なもの(言葉で語れないもの)」「夢と現実の混交」、... 続きを読む
日本のポストモダン教育学の原点?(続) - インタラクティヴ読書ノート別館の別館
http://d.hatena.ne.jp/shinichiroinaba/20100720/p3前半を書き直してみた。 日本の人文社会科学における「ポストモダニズム」の本格的受容はいつごろ始まったのであろうか? 「1968年」の余燼冷めやらぬ中、フランス文学出自の書き手を中心として、ジャック・デリダやミシェル・フーコーらの紹介は70年代から精力的になされてきたが、歴史学や社会学のアカデミック・... 続きを読む